ちひろ美術館は長野のおすすめスポット!入館料やアクセス•お土産も紹介
長野県には美術館や博物館がありますが、その中でもおすすめの「ちひろ美術館」は小さなお子さんも退屈せずに楽しめる美術館として人気があります。この記事では、長野のおすすめスポットちひろ美術館の入館料やアクセス方法・お土産について紹介をしていきます。
目次
安曇野ちひろ美術館で絵本の世界に触れよう
長野県の安曇野にある「安曇野ちひろ美術館」は、絵本作家である「いわさき ちひろ」さんの作品を見ることができる美術館です。大自然の中でゆっくりと過ごすことができ、小さいお子さんも楽しめるスポットが館内にはたくさんあります。この記事では、長野のおすすめスポット安曇野ちひろ美術館の入館料やアクセス方法、お土産について紹介をしていきます。
安曇野ちひろ美術館とは?
安曇野ちひろ美術館は、東京都にある「ちひろ美術館」の開館20周年を記念して1997年に長野県に開館しました。
いわさき ちひろさんの両親は長野出身で安曇野は小さいころから親しんだ心のふるさとともいわれています。美術館のある長野県安曇野松川村には戦後にちひろさんの両親が開拓農民として暮らした土地でちひろさん自身も安曇野の地を訪れて多くのスケッチを残してきました。
安曇野ちひろ美術館の周囲には北アルプスを望むことができる53,500㎡の安曇野ちひろ公園が広がり、清流や乳川(ちがわ)が脇を流れています。
絵本作家いわさきちひろさんの作品に触れられる
安曇野ちひろ美術館では、絵本作家のいわさき ちひろさんの作品に触れることができます。展示室は全部で5つあり、「ちひろの仕事」では、代表作や絵本の原画、初期童画、油彩などを展示しておりちひろさんの画業の全体像を紹介していきます。
別室にある展示の「ちひろの人生」を題材となっており、ゆかりのある品々や素描のスケッチ、影響を受けた画家の作品など、いわさき ちひろさんの人生を紹介していきます。
展示室をみることで、いわさき ちひろさんがどういう絵本作家だったのか、どのような画家から影響を受けて作品を生み出したのかわかるほか、優しい絵柄の作品に触れることで、どこか懐かしい気持ちを感じることができます。
世界の絵本作家の作品も展示
安曇野ちひろ美術館の展示室には、いわさき ちひろさんの作品だけではなく世界の絵本作家の作品にも触れることができます。
展示室の3と4にある「世界の絵本画家」では世界各国の代表的な絵本画家の作品を展示しています。コレクション作家の作品をはじめとしてさまざまな企画展も開催されているので、美術館に行く前にどういう企画展が開催されれているのかチェックしておくのもよいでしょう。
また、展示室5では「絵本の歴史」をみることができ、死者の書や時とう書、絵巻物、20世紀初頭の絵本にいたるまで、絵本のイラストレーションの歴史に関わりのある珍しい作品や資料を見ることもできます。
美しい自然も感じられる
安曇野ちひろ美術館では、美しい作品だけではなく長野の美しい自然も感じることができます。多目的スペースには大花壇や北アルプスを望めるガラス張りの空間がある、企画展やワークショップ、コンサートなどもイベントも随時開催しています。
隣接する安曇野ちひろ公園には、トットちゃん広場がありいわさき ちひろさんが表紙を描いた「窓ぎわのトットちゃん」の世界を表現した広場があり芝生に寝転んだり、四季折々の花をみたり川辺を散策したりと、のんびりと過ごすことができます。
また、「ちひろ黒姫山荘」にはいわさき ちひろさんが建てたアトリエを兼ねた山荘を復元し、生息された絵本なども展示されています。
安曇野ちひろ美術館のおすすめスポット
ここからは、安曇野ちひろ美術館のおすすめスポットを2つ紹介していきます。
北アルプスを眺めながらのんびり「絵本カフェ」
安曇野ちひろ美術館のおすすめスポット1つめは、北アルプスを眺めながらのんびりできる「絵本カフェ」です。
「絵本カフェ」では、北アルプスや田園風景など長野の尽くしい自然風景を眺めながら見てきた作品の余韻を味わい絵本を楽しむひとときを過ごすことができます。テーブルには季節の草花が飾られているので、訪れた時にどんな草花が活けられているのかにも注目してみてください。
「絵本カフェ」の利用時間は9時半から16時までとなっていて、入館した人のみが利用することができます。
3000冊の絵本が揃う「絵本の部屋」
安曇野ちひろ美術館のおすすめスポット2つめは、3000冊の絵本が揃う「絵本の部屋」です。絵本の部屋はコレクション作家を中心に国内外の絵本3000冊を読むことができます。
「絵本の部屋」には椅子やテーブルなど好きな場所でくつろぎながら絵本の世界に浸ることができます。中庭でも絵本を読むことができるので、天気が良い日には温かい日差しを浴びながら気になる絵本を読んでみてはいかがでしょうか。
また、毎月第2・4同曜日には午前11時から「絵本の部屋」でおはなし会を行っていて、季節や展示に合わせた絵本の読み聞かせなどを親子で楽しむことができます。自由参加で料金も無料となっているので、開催日に訪れた際にはぜひ、おはなし会にも参加をしてみてください。
安曇野ちひろ美術館の入館料やお土産情報
ここからは、安曇野ちひろ美術館の入館料やお土産情報について紹介をしていきます。
高校生以下は入館無料
安曇野ちひろ美術館の入場料は、大人が800円、高校生以下は無料で入館することができます。美術館で高校生以下の料金が無料という場所はあまりないため家族旅行でも訪れやすい場所ではないでしょうか。
安曇野ちひろに頻繁に行きたいという人は年間パスポートが3,000円で購入することができます。こちらのパスポートは東京と長野の両館で1年間で何度も入館が可能となっています。
また、ちひろ美術館は子どもたちが人生で初めて訪れる美術館「ファーストミュージアム」として過ごせるように子供でも見やすい展示や木や布のおもちゃで遊ぶことができる「子どもの部屋」があるので、長野に来た際の小さいお子さんとの思い出作りにもおすすめです。
ミュージアムショップでお土産が買える
安曇野ちひろ美術館のミュージアムショップでは、お土産を購入することができます。木のぬくもりのある、ゆったりとしたスペースのミュージアムショップはもうひとつの展示室として季節や企画展に合わせた商品を展示し、販売をしています。
定番販売しているお菓子「りんごの天使(766円)」は、いわさき ちひろさんが好きだった長野県松本市老舗の「開運堂」製の美術館オリジナルお菓子でお土産にもちょうど良い大きさとなっています。
ほかにも、マグネットやトートバッグ、日常でも使いやすいメモ付箋などお菓子から文房具までさまざまなお土産を購入することができます。
絵本も購入可能
ミュージアムショップでは、絵本の購入もすることができます。いわさき ちひろさんの作品である「もしもしおでんわ(770円)」や「ゆきのひのたんじょうび(1,320円)」などの他にも企画展示している作家の絵本も購入が可能です。
絵本の種類も多くあり、赤ちゃんに人気の絵本から大人でも楽しめる人気の絵本まで数多くありますので、気になる絵本がないかぜひ、見てみて下さい。
いわさきちひろさんのイラスト入りグッズが人気
ミュージアムショップでは、いわさき ちひろさんのイラスト入りのグッズも人気があります。
イラストが描かれている「マグネット(5個セット/770円)」やマグカップ、クリアファイルといったグッズのほかにも、部屋に飾っておきたい色紙や額絵、ミニアートなども購入することが可能です。
また、いわさき ちひろさんも愛用の月光荘のスケッチブックを含め、色鉛筆やクレヨン、絵具などの画材も多く揃っています。
安曇野ちひろ美術館へのアクセス方法
ここからは、安曇野ちひろ美術館へのアクセス方法について紹介をしていきます。
JR信濃松川駅から車で約5分
安曇野ちひろ美術館は、長野県北安曇野群松川村にあります。最寄り駅は「JR信濃松川駅」となっていて車を利用する場合は約5分で着くことができます。徒歩の場合は30分ほどかかりますが、長野の自然を満喫しながら歩くことができるので時間に余裕がある人は徒歩で向かってみるのもおすすめす。
安曇野インターからアクセスするという場合は30分ほどで着くことができるので、車で長野観光を楽しむ際にはぜひ、安曇野ちひろ美術館にも立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
住所 | 〒399-8501 長野県北安曇郡松川村西原3358−24 |
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電話番号 | 0261-62-0772 |
営業時間・定休日 | [営業時間] 9:00~16:00 [定休日] 毎週水曜日 |
料金 | [大人] 800円 [高校生以下] 無料 |
駐車場の有無 | 駐車場あり |
アクセス | ●JR大糸線「信濃松川」駅から徒歩30分 ●JR大糸線「信濃松川」駅 からタクシーで約5分 ●長野自動車道「安曇野」I.C.より車で約30分 |
公式URL | 安曇野ちひろ美術館 |
安曇野ちひろ美術館で世界の絵本を楽しみませんか?
長野のおすすめスポット安曇野ちひろ美術館の入館料やアクセス、お土産情報などについて紹介をしてきました。
ファーストミュージアムとしても人気の高い安曇野ちひろ美術館は、赤ちゃんでも楽しめる工夫がされているので、家族旅行で訪れるのにもぴったりな場所となっています。長野に行った際には安曇野ちひろ美術館で、世界の絵本を楽しんでみてはいかがでしょうか。