コストコのタコ!値段や冷凍保存方法・おすすめレシピなど紹介
タコはだれもが好きな食材で、刺身も美味しいし唐揚げやマリネなどにしても楽しめます。さらにタコ焼きが好物の人にとって大量のタコは魅力的です。コストコのタコは1匹丸ごと買って来れてお得です。コストコのタコの値段や保存方法、おすすめレシピを含めて紹介します。
目次
コストコで買えるタコについて紹介!
食料品から家電製品までなんでも人気商品が揃ってしまうコストコですが、海産物もちゃんと販売しています。日本人が好きな海産物として、タコは広く親しまれているでしょう。諸外国でも宗教上避ける地域以外は、世界中で味わわれています。
日本ではタコは古来から食生活に深く根付いている人気の食材なのです。刺身や寿司、煮だこ、酢だこ、酢味噌あえ、おでん、タコ焼きなどタコは食卓の人気者です。イカの吸盤には歯がありますがタコにはないので吸盤部分も好物の人は多いでしょう。
ところでコストコではどのようなタコが買えるのでしょうか、詳細を紹介しましょう。
コストコのタコ「刺身用ボイル真だこ」の特徴
コストコで販売されているのは「刺身用ボイル真だこ」です。つまり刺身で食べてもおいしいという品質の真だことなります。それではこの刺身用ボイル真だこの特徴についていろいろ紹介しましょう。
丸ごと一匹の大容量!
試しに近所のスーパーに行ってタコがどのように販売されているかを確認してみると、タコの足が何本かパックに入っているのが普通の姿でしょう。したがって海鮮物売り場のタコのパックを見てもタコがどのような形をしているのか想像できません。
ところがコストコのタコ売り場を覗いてみれば、丸ごと一匹のタコが大型のパックに入って販売されているので、タコの全貌が明らかになるのです。もっとも、あまりに大きすぎる場合には足を何本かカットしてダウンサイジングしています。
いずれにしても、たいがいのタコは丸々一匹が販売されていますので、頭も足も全て繋がっている本来の姿を確認できるのです。
コスパ最強のお得な商品
コストコで販売されている刺身用ボイル真だこの値段は100グラム当たり200円の前半といったところです。これがどのくらいの水準なのかというと、普通のスーパーマーケットでは100グラム当たり軽く300円を超す値段となります。
コストコでは1キログラム近い丸ごと一匹のタコが販売されていますので、数百円は確実に安く買えることがわかります。タコは決して安い値段の海産物ではないので、コストコの刺身用ボイル真だこはコスパ最強の強い味方なのです。
近所のスーパーでタコの足を1本だけ数百円で買ってくるのと、コストコで丸々一匹のタコを割安な値段で買ってくるのを比べれば、どちらが幸福度が高いかがすぐに分かることでしょう。
臭みが少なく美味しい
コストコの刺身用ボイル真だこは、タコ特有の臭みはほとんどなくしかも味わいは、ぷりっぷりとしていて美味しいのです。タコの旨みはその弾力性のある歯ごたえと切り離しては語ることができません。
タコの切り身を口の中に入れて歯で噛むと、弾力性のある歯ごたえのうちに簡単にかみ切れて、中からタコの旨みのたっぷり入った肉汁が溢れて来ます。タコの身は食感的にも美味しいばかりではなく、栄養価にも富んでいます。
タコは低カロリーでたんぱく質、特にタウリンが豊富に含まれています。さらに亜鉛も多く含まれており、美味しいだけではなく人が必要な栄養を補給してくれる貴重な存在なのです。
タウリンについて
タウリンは人間の身体にとって大変重要な働きをするアミノ酸の一種です。このアミノ酸はホメオスタシス作用という身体の恒常性維持に大切な作用をする物質となります。ホメオスタシスは例えば寒いところでも血圧や体温を一定に保つ作用です。
タウリンは、ホメオスタシス作用を有しており体内の機能が働き過ぎるのを制御したり、機能が低下した場合には改善させたりして、人間の身体が常に一定の生理作用の中で働くようにバランスをとっています。
タウリンという成分が発見されたのは約200年前ですが、その効果が研究されるようになったのは数十年前からです。もっとも人間の知恵でタウリンを多く含んだ食物、たとえばタコは昔から滋養強壮の意味でも食べられてきました。
コストコのタコ「刺身用ボイル真だこ」の詳細情報
続いてコストコで販売されている美味しい「刺身用ボイル真だこ」について詳細な情報を紹介します。
値段と内容量
コストコのタコは100グラム当たり250円前後となっています。また1パックで売られるタコは丸々1匹が基本となっていますが、あまりに巨大な場合は適度に足をカットして全体が1キログラム前後になるように調整しているのです。
もちろん、小ぶりのタコも販売されていますので例えば750グラムくらいのタコのパックもあります。そこそこの大きさでも足りる場合は、いろいろと探してみれば適当な大きさのタコのパックが見つかるはずです。
ところで値段なのですが、最近タコの漁獲量にも関係しているのでしょうが、値段は上昇していると言えます。またコストコのタコは色を鮮やかに保ったり、保存期間を長くするためにミョウバンや亜硫酸塩などを使用していません。
一般的なスーパーマーケットで売られているタコにはミョウバン、亜硫酸塩、ph調整剤などが使用されており、色が鮮やかに保持されてしかも保存期間が長くなるようにしているのです。
しかしコストコではこのような添加物を加えていないので、逆に品質管理にコストを要するようになってしまい、価格が上がる要因になりました。しかしながらそれでも一般のスーパーよりは低価格で提供しているのです。
添加物については次の原材料のところで解説します。
原産国と原材料
コストコで販売されているタコの原産地はモーリタニアです。日本で消費されるタコの多くはモーリタニアで獲れたものになっています。モーリタニアはアフリカ北西部にある国で、モーリタニアイスラム共和国と言う国名です。
財務省が発表した2015年の貿易統計では、日本のタコの輸入先の第一位はモーリタニアで全体の36%です。第二位はモロッコの34%、第三位は中国の16%となっています。モーリタニアは日本企業が援助して港湾が整備されたのが大きな理由です。
モーリタニアは1990年代半ば以降に、日本向けに輸出する真だこ漁が行われるようになりました。現地の一般消費者はタコを食べる習慣がなく、水揚げされたタコはもっぱら日本に送られているのです。
ところで原材料ですが、真だこと食塩と酸化防止剤の3つだけです。しかも酸化防止剤というのはビタミンCを使用しているのであって、特殊な添加物で保存期間を延ばそうとしているのではありません。
このように色を鮮やかに保ったり、保存期間を延ばすために余計な添加物を加えていないのでコストコのタコは美味しさを保っているのです。
消費期限
コストコのタコは保存期間を延ばすために特殊な添加物を加えていないので、消費期限は購入日を含めて3日間となっています。しかもこの間の保存方法は要冷蔵で4℃以下の冷蔵庫で保管する必要があるのです。
なお、食べる際に加熱する必要はなく、そのままカットして刺身として食べられます。
コストコのタコの調理方法を紹介!
それではコストコのタコの調理方法を紹介しましょう。これまでにも紹介している通りにコストコではタコを丸々1匹、そのまま販売しています。通常見たことのない部位についてもそのままついているので驚く人もいるかも知れません。
しかしながらカットしてしまえば見慣れたタコになりますので、下記の解説を参考にして調理してみましょう。
内臓は下処理済み
丸々1匹のタコというと、当然頭もついています。そして改めて見るととても愛嬌のある顔とは言えませんが、実はこの頭は本当はタコの胴の部分で内臓が入っている部位です。そして内臓はすでに取り除かれていますので安心してください。
鮮度を保つためにも内臓は早めに取り除いておいた方が、保存のためにもよいのです。海産物なので当然内臓も覚悟しなければならないのですが、実際上はさばくときに苦手な人もいることでしょう。
コストコのタコは内臓を下処理して取り除いてあるので、あとの調理が簡単にできます。
取り除く部分
コストコのタコは下処理として内臓を取り除いてあるのです。これ以外に取り除く部分と言えば、目の部分を取り除きます。もともと眼球は下処理で取り除いてくれてますが、胴の下にあるメノ部分に残っている目の跡をくり抜いて取り除きます。
なお、胴体と腕の境目のところには「カラストンビ」というごりごりとした物体が入っているのですが、これもコストコで下処理段階で取り除いてあるのです。このように下処理がしっかりされているので、改めて取り除く部分は少ないです。
カット方法
コストコが下処理をしてくれているおかげで、基本的にはあとはハサミでもすぱすぱとカットしていけます。敢えてカットの順番を説明すれば、まず胴体(通常頭と言われている部分)と腕(通常足と言われている部分)を切り離します。
次に腕を半分に切り、4本ずつの束にしてしまい、さらに1本ずつに切り分けるのです。次に水かき部分を切り取り、腕の先端を切ります。ここまでできたらあとは個々の足や胴をカットしやすくなるのです。
ちなみに刺身にするには、足の吸盤がついていない部分を手前に置いて、薄く包丁で切っていけば刺身が出来上がります。なお、包丁で切るときに左右に動かしながら切るとさざなみ切りとなり、表面に段々ができてしょうゆがからみやすくなるのです。
コストコのタコの保存方法
コストコのタコは丸々1匹が提供されるので、いくらタコ好きな人でも1kg近くあれば1回では食べきれないことがあるでしょう。刺身の他にいろいろと手を変え品を変えて調理をしてもさすがにお腹がいっぱいになるはずです。
すると急に困るのが、大量の残ったタコをどうするのかという問題です。大ぶりのタコだからこそ楽しめるタコ料理ですが、それと背中合わせの残ったタコの保存について考えておかなければなりません。
冷凍保存がおすすめ
実はタコは冷凍しておけば劣化しにくい食材です。当日必要な部分だけを切り取って使用して、残った部分は早めに冷凍保存をしてしまいます。冷凍保存する際に気をつけることは、次回の調理で使用する分の大きさに切っておくことです。
それをラップですぐにくるんで空気を遮断するようにして冷凍します。ラップで包んだあとにジップロックに入れて空気を吸い出しておけば完璧です。もしもあと2回に分けて食べる予定ならば、2つに分けてから冷凍します。
ところで冷凍すれば保存がきくといっても、できれば1ヶ月以内に解凍して食べると食感が悪くならずにすみます。
コストコのタコを使ったおすすめレシピ
コストコの美味しいタコを使ったおすすめレシピを紹介します。刺身以外にも美味しい食べ方はたくさんありますので、好みに応じてトライしてみましょう。
さっぱり美味しい「マリネ」
コストコのタコを刺身用に切ったものをさらに半分くらいに切り分けて、マリネ液に浸しておくとさっぱりとした味わいのタコマリネが楽しめます。マリネ液はオリーブオイルにレモン汁などの酸味のある液を加えて作ります。
好みに応じて各種ビネガーで調整してみるとよいでしょう。マリネとしてつけ込んでおく時間も惜しい時には、レモンとオリーブオイルを振りかけただけで「カルパッチョ」としても美味しく食べられます。
好みに応じて野菜類を小さめにカットしたものを付け合わせると見た目にも華やかになります。
おしゃれな一品「アヒージョ」
アヒージョはスペイン料理の一種で、オリーブオイルとニンニクで食材を煮込んだ料理です。特にタコとの相性がよいのでアヒージョは是非とも試してみたいレシピです。タコは一口大にぶつ切りにしておくのがコツとなります。
作り方はオリーブオイルをフライパンに注いでニンニクを入れて中火にします。鷹の爪、アンチョビ、タコを入れて煮込むのです。塩で味を調えて火からおろしてオレガノをふりかければ出来上がります。
定番タコメニュー「たこ焼き」
タコと言えば定番のタコ焼きが人気です。最近は家庭用たこ焼き機が普及しており、タコ焼き用の粉や天かすなども市販されているので、タコがあれば豪華なタコ焼きを作れるのです。
よく市販のタコ焼きを買ってどこにタコが入っているのかいぶかしがるケースもあります。しかしコストコのタコを使用してタコ焼きを自分で作れば、タコがはみ出すような豪華なタコ焼きを楽しめます。
コストコのお得なタコを活用しよう!
タコ好きの人は多いでしょう。タコは一口食べると、ぷりぷりとした歯ごたえと濃厚な旨みを味わうことができます。まさにつまみによし、おやつにもよし、もちろんおかずにもよしなのです。
ところでタコは値段が高いことが気になります。美味しいのですが値段を気にしてなかなかたくさんは食べられないのが正直なところです。そこでコストコのタコの登場となります。コストコのタコは高品質の上に値段が安いのです。
これで値段を気にしないで、存分にタコが味わえます。丸々1匹の提供となるので、自分で好きな大きさにカットして調理できます。コストコのタコを活用してタコをとことん楽しみましょう。