金魚ちょうちんは柳井市(山口県)の名物!祭りなどおすすめ情報を紹介
金魚ちょうちんは山口県柳井市の名物です。この記事では、柳井市の民芸品「金魚ちょうちん」について詳しく紹介しました。夏の一大イベント「柳井金魚ちょうちんまつり」など、おすすめの情報も紹介したので、ぜひチェックしてみてください。
目次
柳井市の民芸品「金魚ちょうちん」を紹介!
山口県柳井市の民芸品といえば、「金魚ちょうちん」です。この記事では、山口県柳井市の民芸品「金魚ちょうちん」について詳しく紹介していきます。
柳井市ってどんなところ?
まず、山口県柳井市がどんなところなのかについて紹介していきます。山口県の東部に位置する柳井市は、瀬戸内海の室津半島のつけ根部分にある漁港です。人口は31000人ほどです。
柳井市の金魚ちょうちんとは?
山口県柳井市ではいたるところで、「金魚ちょうちん」を見かけます。柳井市の「金魚ちょうちん」とは、金魚の形をした提灯のことを言います。
柳井市の「金魚ちょうちん」は、基本的に「竹ひご」と「和紙」の2つの素材が使用されています。「金魚ちょうちん」の特徴的な紅色には、柳井の伝統織物「柳井縞」の染料が使われています。
山口県柳井市の「金魚ちょうちん」は、幕末のころに青森の「ねぶた」に着想を得てものです。柳井市の名物「金魚ちょうちん」は、まん丸な目と口が可愛らしいと人気があります。
柳井市を彩る金魚ちょうちん
ここからは、山口県柳井市を彩る金魚ちょうちんについてより詳しく紹介していきます。
「白壁の町並み」に並ぶ金魚ちょうちん
山口県柳井市は「白壁の町並み」となっています。実は、柳井市は江戸時代には周防の国屈指のにぎわいを見せていた「楊井津(やないつ)」の場所で、今でも当時の商家の家並みが200mに渡って連なっているのです。
その商家の家並みは白壁で、「白壁の町並み」として有名です。その「白壁の町並み」を歩いていると、必ずと言っていいほど金魚ちょうちんが目に入ってきます。とても綺麗なので写真を撮影することをおすすめします。
夏の夜はライトアップも
柳井市の「白壁の町並み」は、夏の夜になるとライトアップされます。2020年のライトアップ予定期間は、2020年08月01日から2020年08月31日となっています。
昼の景色から一変して、とても幻想的な町並みに様変わりするので、ぜひお昼の「白壁の町並み」と夜の「白壁の町並み」の両方を見て楽しんでください。そして、やはりライトアップされた「白壁の町並み」も写真を撮影することをおすすめします。
消火栓や看板にも金魚ちょうちんデザイン
柳井市では、消火栓や看板にも金魚ちょうちんデザインがあります。仕切弁に正面から見た「金魚ちょうちん」が描かれていたり、角型の消火栓にも正面から見た「金魚ちょうちん」がカラーで描かれています。
金魚ちょうちんが描かれている仕切弁や角型の消火栓は、「白壁の町並み」を歩いているとすぐに見つけることができるので、足元も気にしながら歩くことをおすすめします。
また、柳井駅から「白壁の町並み」に歩いていく途中にも、カラフルな金魚ちょうちんが描かれた消火栓があります。こちらは、金魚ちょうちんが口から大量の水を出しているデザインとなっています。
柳井市にはいたるところに金魚ちょうちんがデザインされている看板があるので、ぜひチェックして見てください。
夏の一大イベント「柳井金魚ちょうちんまつり」の見どころ
ここからは、夏の一大イベント「柳井金魚ちょうちんまつり」の見どころについて紹介していきます。「柳井金魚ちょうちんまつり」に興味がある方は、ぜひチェックしてください。
柳井金魚ちょうちんまつり」は毎年、8月13日に行われています。8月3日にはプレイベントとして、「金魚ちょうちん点灯式」や「金魚すくいチャレンジ」「金魚すくい体験コーナー」などがあるので、ぜひプレイベントから楽しんでください。
また、残念ながら雨天の場合には、一部イベントが中止となってしまうので注意してください。
会場を練り歩く「金魚ねぶた」
夏の一大イベント「柳井金魚ちょうちんまつり」での見どころは、何と言っても会場を練り歩く「金魚ねぶた」です。
「金魚ねぶた」は、本来は「灯籠」として作られたものと言われていて、いつ頃から「金魚ねぶた」がねぶたに組み入れられたものなのかははっきりとはわかっていません。
ただ、江戸時代の末期には、すでに「金魚ねぶた」が存在していたことがわかっています。「柳井金魚ちょうちんまつり」が行われている会場を堂々と練り歩く様子はとても面白いです。
8月13日の祭り当日には、10基ほどの「金魚ねぶた」が登場して、「白壁の町並み」だけでなく柳井駅を結んでいる「麗都路(れとろ)通り」を練り歩きます。
「金魚ねぶた」は普通に歩くだけでなく、時には荒々しく練り歩いているので、ぜひ近くを通る時には注目して見てみてください。
祭が盛り上がる「金魚ちょうちん踊り」
夏の一大イベント「柳井金魚ちょうちんまつり」の見どころの2つ目は、祭が盛り上がる「金魚ちょうちん踊り」です。「金魚ちょうちん踊り」は柳扇会によるもので、とても面白い踊りなので、ぜひチェックしてみてください。
フィナーレを飾る「打ち上げ花火」
夏の一大イベント「柳井金魚ちょうちんまつり」の見どころの3つ目は、「打ち上げ花火」です。「柳井金魚ちょうちんまつり」では、フィナーレを「打ち上げ花火」が飾ります。フィナーレで打ち上がるふるさと花火は871発で、柳井市のみんなが盛り上がる熱いお祭りに終わりを告げます。
花火が871発となっている理由は、「やない(871)」の語呂合わせです。とても綺麗な花火なので、ぜひ「柳井金魚ちょうちんまつり」をフィナーレまで楽しんでください。
金魚ちょうちんを満喫!柳井市のおすすめ観光スポット
ここからは、金魚ちょうちんを満喫できる柳井市のおすすめ観光スポットを詳しく紹介していきます。
館内にも金魚ちょうちんが!「柳井市町並み資料館」
おすすめ観光スポット1つ目の「柳井市町並み資料館」は、周防銀行本店として1907年に建築されました。「柳井市町並み資料館」は当時の銀行の姿を保っていて、2000年に国の登録有形文化財となっています。
「柳井市町並み資料館」の館内には金魚ちょうちんがあります。それが「お鐘金魚」で、重厚な金庫の前にあります。
黄金色の「お鐘金魚」は頭の上から硬貨を入れることができるようになっていて、お金を入れると「チャリーン」という音色が聞こえます。しばらくすると、下の取り出し口から入れた硬貨が返ってきます。
「チャリーン」という音色を聞くと運が巡ってきて、お金に幸せがついてくると言われています。また、「お鐘金魚」の体を通した硬貨を大事に持っていると良いことがあるとも言われているので、ぜひ「お鐘金魚」に硬貨を入れてみてください。
住所 | 〒742-0022 山口県柳井市柳井津442 |
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電話番号 | 0820-23-2137 |
営業時間・休業日 | 10:00~17:00 休館日は月曜日・木曜日、 年末年始 |
アクセス | JR山陽本線柳井駅から徒歩で5分 |
駐車場の有無 | 有り |
公式URL | https://www.city-yanai.jp/site/kanko-shisetsu/machinamishiryokan.html |
金魚ちょうちん制作体験「やない西蔵」
おすすめ観光スポット2つ目は「やない西蔵」です。JR山陽本線柳井駅から徒歩10分のところにある「やない西蔵」では、金魚ちょうちん制作体験をすることができます。
「やない西蔵」は、大正時代末期に建築された建物で、昭和55年頃まで醤油蔵として使用されていました。しかし、1998年に所有者より寄贈された後で改修工事され、2001年4月にギャラリー及び体験工房として複合型観光施設に生まれ変わりました。
「やない西蔵」では、金魚ちょうちん制作体験を30分・900円で楽しむことができます。金魚ちょうちん制作体験ができる時間帯は10時から16時までです。ぜひ、「やない西蔵」で金魚ちょうちん制作体験をしてみてください。
住所 | 〒742-0021 山口県柳井市柳井3700-8 |
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電話番号 | 0820-23-2490 |
営業時間・休業日 | 9:00〜17:00 (祝日の場合は翌日が休み) 年末年始 |
アクセス | JR山陽本線柳井駅から徒歩で10分 |
駐車場の有無 | 有り |
公式URL | https://www.city-yanai.jp/site/kanko-shisetsu/yanainishigura.html |
さまざまな金魚ちょうちんグッズを販売「木阪賞文堂」
おすすめ観光スポット3つ目は「木阪賞文堂」です。「木阪賞文堂」は、さまざまな金魚ちょうちんグッズを販売しているお店です。「木阪賞文堂」はとてもレトロな文具店で、柳井駅から550mのところにあります。
「木阪賞文堂」での一番の人気商品は、「金魚ちょうちんノート」です。金魚ちょうちんを正面から見たようなデザインとなっていて、とても可愛らしいです。
そのほかにも、マスキングテープ・ステッカー・付箋・定規など、色々な文房具に金魚ちょうちんのデザインがされているので、ぜひチェックしてみてください。
住所 | 〒742-0022 山口県柳井市柳井津452 |
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電話番号 | 0820-22-1878 |
営業時間・休業日 | 11:00~17:00 |
アクセス | 柳井駅から550m 徒歩7分 |
駐車場の有無 | 有り |
公式URL |
お土産にも人気!柳井市の金魚ちょうちんスイーツ
ここからは、お土産にも人気がある、柳井市の金魚ちょうちんスイーツを販売しているおすすめのお店について紹介していきます。
あさひ製菓「金魚最中」
大正6年に創業したあさひ製菓は「鳩子サブレ」や「月でひろった卵」が美味しくて有名な会社です。あさひ製菓は柳井駅から2631mのところにあります。
あさひ製菓では、山口県柳井市の民芸品である「金魚ちょうちん」を形取った「金魚最中」が販売されていて、とても人気でおすすめです。ただ、「金魚最中」は夏季限定商品で、8月にしか販売されていないので注意してください。
あさひ製菓の「金魚最中」の値段は、1個130円・5個入りが750円・8個入りが1200円となっています。ぜひ、あさひ製菓の「金魚最中」をお土産に購入してみてください。
住所 | 〒742-0021 山口県柳井市柳井5275 |
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電話番号 | 0820-22-0757 |
営業時間・休業日 | 9:00~18:00 |
アクセス | 柳井駅から2631m |
駐車場の有無 | 有り |
公式URL |
エスパリエカゲツ「おとぼけ金魚」
エスパリエカゲツは柳井駅から419mのところにあるお店です。エスパリエカゲツは和菓子・洋菓子なんでも置いてあるお店で、おすすめです。
エスパリエカゲツで販売されている「おとぼけ金魚」は、柳井名物の金魚ちょうちんをモチーフにした、ちょっと明るい金魚です。
「おとぼけ金魚」の中にはいちごムースとバニラムースが入っています。いちごムースは甘酸っぱくてたっぷりと入っていますが、あっさりとしていてとても食べやすいです。おいしい金魚なので、ぜひお土産として購入してみてください。
住所 | 〒742-0031 山口県柳井市南町1丁目9−5 |
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電話番号 | 0820-22-7070 |
営業時間・休業日 | 9:00~19:30 定休日は元旦 |
アクセス | 柳井駅から419m |
駐車場の有無 | 有り |
公式URL |
柳井の可愛い金魚ちょうちんに癒されよう!
山口県柳井市の金魚ちょうちんについて詳しく紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。山口県柳井市は、山口県の東部に位置する市で、瀬戸内海の室津半島のつけ根部分にある漁港です。人口は31000人ほどで、いたるところに名物の灯篭「金魚ちょうちん」が飾られています。
柳井市は江戸時代には周防の国屈指のにぎわいを見せていた「楊井津(やないつ)」の場所で、今でも当時の商家の家並みが200mに渡って連なっています。その商家の家並みは白壁で、「白壁の町並み」として有名なのですが、その場所に金魚ちょうちんがずらっと並んでいます。
柳井市では毎年8月13日に、夏の一大イベント「柳井金魚ちょうちんまつり」が開催されています。フィナーレでは「やない(871)」の語呂合わせの数・871発の花火も打ち上がって、とても綺麗です。ぜひ、山口県柳井市の可愛い金魚ちょうちんに癒されてください。