ガストは勉強禁止？ファミレスではゆったり長居できる方？

小さな子供からお年寄りの方まで幅広い年齢層が利用するファミレスでは、食事だけでなく勉強を目的に訪れる人がいます。

特に、全国展開しているガストは利用者が多く、テスト期間前になると学生が勉強している姿をよく見かけるといいます。

しかし、ガストを含めたファミレスすべての店舗で勉強が許可されているわけでなく、中には勉強を禁止している所もあり、それを知らずに勉強していると注意されることもあるでしょう。

ガストの店舗によって勉強を禁止していること、ガストで勉強している人のイメージなど、ファミレスで学習する人が気になる点をいくつかご紹介していきます。

ガストなどファミレスでは、テーブルの上に教科書やノートを広げて勉強している学生の姿をよく見かけます。従業員が注意する様子もなく、ガスト側は勉強を許容しているのかと思いがちですが、実際は勉強を禁止にしている店舗があります。

勉強を禁止にしているファミレスは店舗によって違います。ガストでもここはいいけど、あそこの店舗は勉強禁止！というように対応が違います。

勉強を禁止している店舗では入り口や店内に、「勉強禁止」と張り紙しているので注意してください。

また、ファミレスやガスト側が勉強を許容していたとしても、周りのお客さんには迷惑行為にあたる可能性もあります。本来ファミレスは飲食を目的としたお店になるため、勉強で長居したり、混雑時に行ったりしないよう注意が必要でしょう。

ファミレスやガストで勉強している人へのイメージは、一言でいうとあまり良くないのが実情です。本来ガストのようなファミレスは飲食店のため、オーダーが入るだけ利益に繋がります。

しかし、ジュースやポテトなどの軽食で何時間も勉強利用されると、店側にとってメリットは少なくなってしまいます。また、ランチや土日などガストが混む時間帯に長居すると、回転が悪くなるために店やお客さんに迷惑となります。

また、一生懸命に勉強する姿を見て思いきり会話ができなかったり、子連れで気を使ったりする人もいるようです。

ガストなどファミレスは小さな子供から利用できる飲食店なので、勉強目的の人には向かないかもしれません。

ガストなどのファミレスやファストフード店で勉強する学生の姿を多く見かけます。家や学校で勉強することもできるのに、なぜガストやファミレスといったお店でするのでしょう。

家で勉強を禁止されているわけでもないのに、わざわざ外に出てガストで勉強するには理由があるといいます。まず、家だとテレビやベッドといった勉強の妨げになる誘惑要因があります。

また、放課後に学校で勉強することもできますが、友だちとつい話してしまうため集中できないこともあり、一人でも気兼ねなく勉強できるガストやファミレスがいいと言う人もいるようです。

ガストやファミレスで勉強するメリットのひとつに、自由度の高さがあります。ガストではフリードリンクの利用ができるので、好きなタイミングでジュースやコーヒーを取りに行くことができます。わざわざボタンを押して従業員を呼ぶ必要もありません。

ちょっとした軽食やスイーツなどもあり、お手頃な価格で利用できるガストはお金のない学生たちの強い味方といえるでしょう。集中力が途切れたとき、糖分が必要なときにパパッとオーダーできるのも魅力です。

また、手をあげて従業員を呼び止めなくても、テーブル上にある呼び出しボタンひとつで注文できるため集中力の妨げにならず、勉強に向いているガストの特徴です。

ファミレスには小さな子供からお年寄りまで老若男女問わず訪れますが、ガストは小さな子供の利用が比較的少ないようです。子供は家とは違う環境にいるとはしゃいだり、ぐずったりしてしまいます。どうしても声が大きくなってしまうこともあります。

高級レストランの中には小さな子供の入店を禁止する場合もありますが、ファミレスはそういった制限はありません。ファミレスの中でも勉強しやすい環境なのが、小さな子供の利用が少ないガストというわけです。

ただ、ファミレスは家族連れで利用できるのが大前提のため、ガストで騒いでいる子供がいても仕方ないと諦めることも必要です。勉強を禁止していない店舗の中でも、小さな子供が少ないガストが人気のようです。

パソコンでレポートを書く大学生やスマホを使う人にとって、充電できるか否かは重要なポイントです。ファミレスのガストでは充電できるコンセントが各テーブルに設置されています。

勉強を禁止していないガストで長居する予定がある場合は、充電器を忘れずに持っていきましょう。また、テーブル席に2つのコンセントが用意されているガストもあり、スマホとパソコンを同時に充電することができます。

ただ、ガストの全店舗にコンセントが設置しているか不明なので、すかいらーくグループの店舗検索機能を使って調べてみてください。

勉強が禁止されていないガストであっても混雑する時間帯は、避けるのがおすすめです。大体ガストやファミレスで勉強する人の平均滞在時間は2～4時間のようで、早朝に少しだけ、深夜に4時間という具合だといいます。

居心地のいいガストでも周囲の状況や混雑に合わせて、利用する時間帯を決めるのがおすすめです。長居となるとガスト側の利益にも影響し、迷惑をかけてしまう恐れがあります。

快適に勉強でき、周囲にも迷惑をかけない時間帯はいつでしょうか。ガストやファミレスで勉強するにあたり、どの時間帯が適しているのか少しご紹介します。

勉強を禁止していないファミレスやガストの利用には、早朝・深夜の時間帯がおすすめです。ランチやディナーの時間帯はガストに限らず、どこの飲食店も混み合います。店側は回転率を上げたいので、勉強で長居するのは迷惑行為となりかねません。

ガストの場合、早朝の6時からモーニングメニューを実施しています。早朝は比較的お客さんが少なく、小さな子供もほとんどいないので集中しやすい時間帯といえるでしょう。また、朝は集中力が増す時間といわれています。

一方、ディナーのピークを過ぎた21時からの深夜帯も人が少なく勉強しやすいといいます。ただ、ガストではビールやハイボールなどのアルコール飲料も扱っているため、週末は賑やかかもしれません。

ガストを含むファミレスは平日でもランチタイム時は混み合う傾向にあります。お得なランチメニューは土日祝日を除く平日のみの実施となり、10時半から17時までと長時間になりますが、特に混み合うのは11時～14時でしょう。

ランチメニューを実施していない休日であっても、ランチの時間帯は大変混み合うことが予想されます。ガストで勉強する場合は周囲の状況を見て、混雑してきたら退店するようにしましょう。

ガストには一人用のカウンター席がないため、テーブル席を占拠する形になります。回転率にも影響することになり、お店側にも迷惑をかけることになるので特にランチ時は注意が必要です。

勉強を禁止されていないガストということが前提にありますが、従業員や他のお客さんの迷惑にならないよう、ガストで勉強する際の注意点を4つご紹介します。

参考書や教科書を片手に食事する分には、何も問題はないでしょう。しかし、空のお皿を横にノートや教科書、パソコンなどを広げていると状況によっては気持ちのいい印象ではないようです。

混雑している時間帯を避け勉強していても、少なからず品のいい行動には見えないといいます。あくまで図書館や学習室ではない飲食店を利用しているということを念頭に置く必要があります。

特に混んでいるときの利用に気を付けたいのが、広いテーブル席を1人で独占しないことです。ソファー席など複数利用に適した場所は、小さな子供やファミリー向けとなります。

1～2人用の小さめなテーブル席の利用に留めておきましょう。平日の深夜帯や早朝のような利用者の少ない時間帯であれば、広いテーブルを使ってもいいかもしれませんが、あくまでも周囲の状況に合わせた判断が必要です。

狭いテーブルだと食器が邪魔になるため、食事が済んだら片付けてもらうなどしてスペース確保するのも手です。

ガストやファミレスで勉強するなら気を付けたい注意点のひとつに、ドリンクバーのみで長居しないことが挙げられます。ガストのドリンクバーは食事を注文しなくても、単体で399円と大変リーズナブルです。

もちろんドリンクバーのみの利用でも問題はありませんが、勉強で長時間の利用となるとマナー的にいい印象ではありません。勉強を禁止されていない店舗であっても、本来は飲食店であるということを覚えておきましょう。

勉強利用で長居するなら食事とセットで注文する方が得策といえます。食事とセットでの注文ならドリンクバーは219円と格安になり、全68種類のドリンクが飲み放題です。

他のテーブル席にいる友達に大声で話しかけたり、あちこち行き来したり、他のお客さんや従業員の妨げになるような迷惑行為はしないようにします。迷惑行為が行き過ぎると、「勉強禁止！」のルールが設けられるかもしれません。

先述したようにドリンクバーだけで長居せずに、休憩がてらデザートや食事を注文する工夫も必要です。また、勉強でわからないことがあって友達に電話をかけるのも控えましょう。

店内で電話するのはマナー的にあまりいい印象を与えません。電話するにしても最短で済ませるか、席を外すなどして周囲に配慮した行動をとります。

案外忘れがちなのが消しゴムのカスや筆記用具で汚してしまうことです。飲食店は衛生面が非常に大切で、お店の印象にも大きく影響します。消しゴムのカスやシャーペンの芯などのゴミは、一カ所に集めるなどしておきましょう。

また、テーブル上だけでなくイスや足元にもゴミが散らかっていないかチェックします。座るときに足元に目が行きやすいため、ゴミが落ちていると店舗のイメージに影響が出ることも予想されます。

消しゴムのカスはふきんで掃除するのが手間という声もあるようです。帰るときに紙ナプキンに包んだり、ゴミ箱に捨てたりして従業員に迷惑をかけないようにしましょう。

リーズナブルでボリューミーなのがサイドメニューの定番「山盛りポテトフライ」です。値段は299円ですが、1人で食べるには量が多いので友達とシェアするのがおすすめです。

手で簡単につまめる手軽さも人気の理由ですが、手に油がついて教科書やノートが汚れてしまうため、フォークを使うと清潔です。甘いものが苦手な人、安くてボリューミーなものが食べたい人にピッタリでしょう。

「山盛りポテトフライ」だと多過ぎるという人には、「ちょい盛りポテトフライ」199円がいいでしょう。量に違いがあるだけでマヨネーズとケチャップのソースは同じです。

深夜や小腹が空いたときの食事はできるだけヘルシーに済ませたいものです。そこで一押しなのが「明太子と大葉の和風スパゲティ」となります。カロリーは542kcalとそこまで高くなく、他のパスタよりヘルシーだといいます。

パスタの上にクリーミーな明太子と海苔、大葉が乗っており、自分で絡めていただきます。明太子は辛めですが、甘みのある和風ソースと相まっていい塩梅に仕上がっています。

勉強に疲れたら糖分が欲しくなります。そんなときにおすすめなのが「チョコバナナとマスカルポーネのパンケーキ」です。ふわふわしたパンケーキの上にねっとりしたバナナとマスカルポーネクリームを乗せています。

はちみつ入りのメープルシロップとチョコレートソースを絡めると、より一層甘さが増し、疲れた頭と身体を癒してくれるでしょう。

ガストの店舗によりますが、100円をプラスすればソフトクリームをトッピングすることができます。別添えになるので好みの食べ方ができるのも高ポイントです。「チョコバナナとマスカルポーネのパンケーキ」は599円です。

ガストで大人気のメニューのひとつ「チーズINハンバーグ」599円です。小さな子供からガッツリ食べたい学生までの幅広い年齢層に支持される鉄板メニューとなります。ジューシーなハンバーグの中からとろりとチーズが溶け出します。

チェダーやモッツアレラ、パルミジャーノ・レジャーノなど10種類ものチーズをふんだんに使用した贅沢なハンバーグは、食べごたえ十分な一品といえるでしょう。

濃厚なデミグラスソースとともに白ごはんが進みます。「チーズINハンバーグ」でスタミナをつけて勉強する人も多いかもしれません。

大人な和風スイーツがお好みの人にぴったりなのが「お濃い抹茶ババロアと白玉あずきの盛り合せ」です。身体にいい栄養素を含んだ抹茶にはカリウムやビタミンB、きなこには大豆イソフラボンや食物繊維があります。

濃厚な抹茶のババロアと白玉、あずきをいただける一皿でソフトクリームも付いています。店舗によってはバニラアイスに変わるようです。

黒蜜ときなこが振りかけられ、和の統一感を演出しています。和風スイーツが好きな人におすすめのガストデザートメニューのひとつです。値段は399円とリーズナブルになっています。

勉強だけでなく、普段からガストを利用するならアプリのクーポンを積極的に使いましょう。ガストに限らず、すかいらーくグループで利用できるクーポンも探せるのでファミレスをよく使う人は持っていて損はないといいます。

折り込みチラシでもクーポンはありますが、いつも持ち歩くスマホにアプリをインストールしておけば「忘れた！」なんてこともなく気軽に利用できます。

さらにTポイントも貯められるのでアプリと一緒に活用するとスマートです。アプリはイヤという人には無料登録できるオトクーポンがおすすめです。クーポンがメールで送られてくるシステムになっています。

近所に勉強できるガストがない、他に勉強できるファミレスを見つけたいという人におすすめのファミレスを2店ご紹介します。長居するとなると同じ店に行きづらいものなので、店を変えるのもひとつの手です。

ガスト同様すかいらーくグループであるジョナサンでも、先述したアプリでクーポンが使えます。ジョナサンはドリンクバーが充実しており、30種類以上ものドリンクが飲み放題という嬉しい内容となっています。

ドリンクバーのみだと399円、セットにすると199円～とリーズナブルです。レインフォレスト認証のコーヒー豆を使ったコーヒーや野菜ジュース、抹茶ラテなど種類が豊富で飽きさせないドリンクとなります。

また、いろんなジュースをミックスしたオリジナルドリンクを作れるのもファミレスの醍醐味です。組み合わせは無限ですが、飲み残しのないように気を付けましょう。

セブンスポットに登録するとWi-Fiが使えるというデニーズは、パソコンを使ってレポート作成したり、調べものしたりする人に向いているファミレスです。ファミレスの中でもガストに次いで勉強にぴったりな店だといいます。

ドリンクバーは単品で399円ですが、セットにすると259円となります。また、朝6時から11時までの時間帯は料理とセットで218円のモーニングドリンクバーとなり、早朝に勉強したい人に一押しです。

ガストなどファミレスでは勉強できる店舗がありますが、禁止されているところもあります。ランチなど混雑時の長居は避け、少人数向けのテーブル席の利用が無難です。

消しゴムのカスを後に残さないなど、周囲に配慮しながら勉強するようにしましょう。また、ドリンクバーだけでなく、食事メニューの注文もした方がいいようです。勉強させてもらっているという意識が大事です。