はりこし亭は中棚荘のお蕎麦屋さん!メニューやアクセスを紹介

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はりこし亭は、中棚荘のお蕎麦屋さんです。この記事では、人気店であるはりこし亭のおすすめメニューや建物・「はりこし亭」という名前の由来について詳しく紹介しました。はりこし亭のアクセス方法についても紹介したので、ぜひチェックしてください。

はりこし亭は中棚荘のお蕎麦屋さん!メニューやアクセスを紹介

目次

  1. はりこし亭で美味しいお蕎麦を食べよう!
  2. はりこし亭とは?
  3. はりこし亭の建物
  4. はりこし亭のおすすめメニュー
  5. はりこし亭へのアクセス方法
  6. 中棚荘のお蕎麦屋さん・はりこし亭での食事を楽しもう!

はりこし亭で美味しいお蕎麦を食べよう!

はりこし亭は、美味しいお蕎麦を食べることができる人気店です。

この記事では、美味しいお蕎麦を食べることができる人気のお店・はりこし亭について詳しく紹介していきます。

はりこし亭とは?

ここからは、はりこし亭がどのようなお店なのか、詳しく紹介していきます。

詩人•島崎藤村ゆかりの宿「中棚荘」に併設

はりこし亭は、詩人•島崎藤村ゆかりの宿「中棚荘」に併設されています。「中棚荘」は文豪・島崎藤村も愛した温泉旅館で、島崎藤村が温泉削掘を手伝ったことでも知られています。

今も昔も、多くの文化人に愛されている温泉旅館です。

「中棚荘」には雑木林に囲まれた露天風呂があります。また、地場の食材を生かした創作会席料理もとても人気です。レトロな面影を残す大正館と、快適設備の平成館があります。

はりこし亭の名前は「千曲川のスケッチ」に由来

はりこし亭の名前は、島崎藤村の「千曲川のスケッチ」に由来しています。

島崎藤村は「中棚荘」のある小諸市に6年間住んでいました。島崎藤村は6年間、小諸市で暮らした様子について「千曲川のスケッチ」などに記しています。

「千曲川のスケッチ」の中に、「君はまだハリコシなどという物を食ったことがあるまい」という一節があるのですが、これは「はりこしまんじゅう」のことを言っています。「ハリコシ」とは、そば粉を原料とした焼き餅のことなのです。

ここから、はりこし亭という名前になりました。

絶品の蕎麦が味わえる人気店

はりこし亭は、絶品の蕎麦が味わえる人気店です。はりこし亭の横田総料理部長は、京都の老舗懐石料理「たん熊」で修行した方です。

はりこし亭では、横田総料理部長が毎日打つそばに使われるそば粉や、料理の基本となる塩などをチェックしています。「一期一会」の心を常に持ち続け、「美味求真」のこだわりを貫いています。

また、野菜も自家産のものをなるべく使用するようにし、生産者の顔が見えるものを使うというこだわりがあります。

例えをあげると、北御牧の「白土ばれいしょ」・朝鮮人参・自家産の完熟梅を使った梅ジュース・地元農家自家製の「りんごジュース」・中棚荘のオリジナルワインなどです。

藤村の「にごり酒」・生吟醸酒(要冷蔵)は、地元の造り酒屋に特注しています。島崎藤村の「千曲川のスケッチ」には、島崎藤村が愛飲していたという「にごり酒」がという言葉が入った詩があります。その詩がこちらです。

「千曲川いざよふ波の岸近き宿にのぼりつにごり酒にごれる飲見て草枕しばし慰む」

「岸近き宿」とは、中棚荘のことです。この詩にちなんで、藤村藤村の愛飲した「にごり酒」を再現して、飲むことができるようになっています。

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はりこし亭の建物

ここからは、はりこし亭の建物について詳しく紹介していきます。

藍染の染物屋として使用されていた

はりこし亭の建物は、江戸時代末期から明治時代初期に建てられたものです。築145年の古民家を移築したということがわかっています。

元は藍染屋さんだったので、藍染の染物屋として使用されていました。旧北国街道に建てられていた建物を解体・移築・再生して、現在のはりこし亭の建物になりました。

平成18年に国の登録有形文化財に指定

はりこし亭は、平成18年(2006年)に国の登録有形文化財に指定されました。登録有形文化財登録基準は3つあります。1つ目が、国土の歴史的景観に寄与しているものです。2つ目が、造形の規範になっているものです。3つ目が、再現することが容易ではないものです。

はりこし亭は、これらの基準を満たすとして、国の登録有形文化財に指定されたのです。はりこし亭の「梁」を見ると、再現することが容易でないということを実感することができるはずです。

また、南側の通り土間や厨房の位置は、今も昔のままとなっています。はりこし亭の建物には、30cm角の通しの大黒柱などに欅(けやき)がふんだんに使われています。これは、幕末に小諸藩に染め物を納入した時に、代金の代わりに城内の立ち木を譲り受けたものと言い伝えられています。

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はりこし亭のおすすめメニュー

ここからは、はりこし亭のおすすめメニューについて紹介していきます。

①天ぷらも美味しい「天ぷらそば•うどん」

はりこし亭のおすすめメニュー1つ目は、天ぷらも美味しい「天ぷらそば•うどん」です。

はりこし亭の天ぷらは、揚げ方が素晴らしいと評判です。天ぷらには、「天使の海老」という気になるメニューがあります。この「天使の海老」は、レア気味に揚げられていてプリプリで、衣はサクサクでとても美味しいです。

ぜひ、はりこし亭で、「天ぷらそば•うどん」を注文して食べてみてください。

②はりこし亭特製「くるみそば」

はりこし亭のおすすめメニュー2つ目は、はりこし亭特製の「くるみそば」です。

「くるみそば」はとても濃厚な味がします。濃厚かつ甘いくるみのタレがかかったそばと、辛いネギを一緒に食べるだけで美味しいです。

そこに、お蕎麦のつゆの塩気が加わると、また違う美味しさになります。

はりこし亭の「くるみそば」の値段は、1300円と他のメニューと比べて少し高いです。ただ、その金額を支払う価値はあるという美味しさなので、ぜひはりこし亭の「くるみそば」を味わってみてください。

③ランチにぴったり「花かご膳」

はりこし亭のおすすめメニュー3つ目は、ランチにぴったりの「花かご膳」です。

京都で修行した、料亭仕込みの横田料理部長の味を堪能するのであれば、そばだけでなく小鉢が味わえる「花かご膳」がおすすめです。

ぜひ、「花かご膳」をランチに食べてみてください。

④そばの香りを楽しめる「ざるそば」

はりこし亭のおすすめメニュー4つ目は、そばの香りを楽しめる「ざるそば」です。

はりこし亭の「ざるそば」は、そばの本来の香りを楽しむことができるので、そば好きの方におすすめです。ぜひ、はりこし亭の「ざるそば」を味わってみてください。

はりこし亭へのアクセス方法

はりこし亭へのアクセス方法を紹介していきます。

はりこし亭の住所は、長野県小諸市古城乙1210です。

はりこし亭の営業時間は、ランチが11時30分から14時までです。ディナーは17時30分から21時までです。定休日は毎週水曜日となっています。

小諸駅から車で約10分

はりこし亭は、小諸駅から644mのところにあります。小諸駅から車で約10分です。駐車場もあり、30台分の駐車スペースがあるので、車でアクセスするのがおすすめです。

電車でアクセスする場合は、タクシーでアクセスすることをおすすめします。

また、はりこし亭にはバイク専用駐車場もあります。はりこし亭にバイクでアクセスする予定の方は、ぜひバイク専用駐車場を使用してください。

住所

〒384-0802 

長野県小諸市古城乙1210

電話番号

0267-26-6311

営業時間・定休日

ランチ 11:30~14:00
ディナー 17:30〜21:00(L.O.20:30)
定休日は毎週水曜日

平均予算

1000〜2000円

駐車場の有無

有り

30台分の駐車スペース有り 

バイク専用駐車場有り

アクセス

小諸駅から644m

公式URL

https://nakadanasou.com/meal/harikoshi/

中棚荘のお蕎麦屋さん・はりこし亭での食事を楽しもう!

中棚荘のお蕎麦屋さん・はりこし亭について詳しく紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。

はりこし亭は、詩人•島崎藤村ゆかりの宿「中棚荘」に併設されています。はりこし亭という名前は、小諸市に6年間住んでいた島崎藤村が、小諸市で暮らした様子について記した「千曲川のスケッチ」に出てくる「ハリコシ」という言葉に由来しています。

はりこし亭は絶品のお蕎麦をいただくことができるお店で、天ぷらなども美味しいと評判です。ぜひ、中棚荘のお蕎麦屋さん・はりこし亭での食事を楽しんでください。

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