犬鳴山トンネルは大阪の心霊スポット!場所・恐怖の体験談などを紹介
大阪府泉佐野市にある犬鳴山トンネルは現在も使用されているトンネルでありながら、心霊スポットとして大阪周辺の人に知られるトンネルです。Google Mapに載っていない犬鳴山トンネルとはどのようなトンネルなのか、場所や恐怖体験談とあわせて紹介します。
目次
大阪の犬鳴山トンネルは恐ろしい心霊スポット!
大阪の南に位置する泉佐野市には犬鳴山という山があります。この犬鳴山にあるトンネル「犬鳴山トンネル」がとても恐ろしい心霊スポットと言われています。
犬鳴山トンネルの歴史について!
大阪泉佐野市にある犬鳴山には、大小48の滝があり、その滝のうち”行者の滝”は修行場として古くから使われており現在に至ります。さらに後ほど詳しく紹介しますが、七宝龍寺もあり、霊が多く集まる場所でもあります。
心霊スポットは通常、何かしら不幸な事件や事故が起きた場所であることが多いのですが、この犬鳴山トンネルに関しては記録に残るような不幸な事件・事故は起きておらず犬鳴山自体がパワースポットとして霊が集まるために、このトンネルが心霊スポットとして注目されるようになったという見方が主流です。
福岡県犬鳴峠にあるトンネルとは別物?
"犬鳴"というとホラー映画「犬鳴村」を連想する人も多くいます。この映画の舞台になった旧犬鳴トンネルは、福島県宮若市と篠栗町の堺をまだぐ犬鳴峠に実在するトンネルです。
「旧犬鳴トンネル」と呼ばれているように、現在は廃道(旧道)”犬鳴隧道”とともに封鎖され使用されていません。地元住人は絶対に近づかない危険な場所で、実際に殺人事件が発生したこともあり、旧道の入り口は頑丈な柵で覆われ、監視カメラがついている、全ての意味で危険なスポットです。
また、心霊スポット巡りが好きな人なら誰でも耳にしたことがある”地図にない・日本政府の統治が及ばない犬鳴村”というのは実在していました。しかしながら、現在犬鳴村はダム建設のためにダムの底に沈んだため、地図から消えてしまったことが理由です。
犬鳴山は有名な霊山
犬鳴山は葛城修験道の霊場としても知られており、犬鳴山にある七宝龍寺は修験道の零場としても使われていたため、日本の霊山の一つとされています。 霊験あらたかな場所であるため、パワースポット巡りに訪れる人も多い山です。
トレッキング・ハイキングも人気
うっそうとした森林と渓谷の美しさで知られている犬鳴山はハイキングでも人気のスポットです。新緑や紅葉は見事な景色で、また、至る所に修験道の行場があり神秘的な雰囲気にも包まれており、ハイキングを楽しむのに最適のコースになっています。
犬鳴山トンネルで起きた恐怖の体験談4選!
では実際に犬鳴山トンネルで起きた恐怖体験談を紹介していきます。さきほどお話しした通り、恐怖スポット・心霊スポットというのは何かしら事件や事故が起きた場所であることが多いのですが、犬鳴山トンネルに関しては過去の記録がありません。
ですので、犬鳴山トンネルでの恐怖体験談については事件や事故の裏付けがとれませんが、こういった恐怖体験をした人がいる、という紹介になります。
①幽霊の笑い声が聞こえる
犬鳴山トンネルは車で利用するためのトンネルで、歩道はありません。心霊スポット巡りでこのトンネルを訪れる以外は、車にの乗ったまま通過することになります。つまり、トンネル内を歩行している通行人はいないはずです。
ですが突然人の笑い声が聞こえたという、心霊現象でよくみられる恐怖体験談がこの犬鳴山トンネルでも多く聞かれます。体験談では笑い声が男だったり女だったり、男女の笑い声だったりと、まちまちなのが不可解ですが、そもそもトンネル内で通行人がいない場所から笑い声が聞こえること自体が恐怖です。
②トンネル入り口で「車に乗せて」と言われる
トンネル入り口や暗い夜道にポツンと人が立っており、不審に思って停車してみると車に乗せてほしいと言われた、という体験談もよく耳にします。犬鳴山トンネルでの体験談では、女性から声をかけられたという体験談が複数挙がっています。
犬鳴山トンネルでは車以外にバイクで通りかかった人が女性に乗せてと声を掛けられたと言う体験談もあります。誰も乗せる人はいないと思いますが、会話をするだけでも何かに取りつかれる恐れがありますので止めておきましょう。
③手に髪の毛が絡みつく
心霊スポットを車で走行中に窓を開ける、さらには窓から手を出すという行為は、良くないことが起きる不吉な行為とされています。窓から手を出していたら小さな切り傷が沢山ついていた、カミソリのような鋭利な刃物で襲われたような痛みが走った、等々恐ろしい体験談をよく耳にするからです。
犬鳴山トンネルを走行中に窓から手を出した人は、これら心霊スポットでの恐怖談を知らなかったのかもしれませんが、長い髪の毛がまとわりついていた、というのはまさに恐怖談です。
別の意見も紹介すると、トンネル内で窓から手を出すのは心霊スポットに関わらず危険だと言う注意に尾ひれ背びれが付いた、という説もあります。いずれにしても、走行中に窓を開けて手を出す行為は危険なのでやめましょう。
④車のバックミラーに幽霊の姿が見える
夜の道を車で走っていてふとバックミラーを見ると、そこにいるはずのない人が映っていたという恐怖体験談は全国にあります。犬鳴山トンネルでバックミラー絡みの恐怖体験談では、少年が映っていたという話です。
先程もお話ししたように、犬鳴山トンネルは車で走行するためのトンネルなので補導はありません。また、山中のトンネルに人、ましてや少年がいるということ自体、ありえないといっても過言ではありません。
バックミラーに映っていた少年が車を追いかけていたのか、ただぼーっと佇んでいたのかまでの詳細は体験談にないため不明ですが、怖い事に変わりはありません。
犬鳴山トンネルの場所や行き方について!
犬鳴山トンネルへの行き方を解説します。犬鳴山トンネルはGoogle Mapには載っていませんが、現在も普通に使われているトンネルです。バスや電車を利用する、公共交通機関で行く場合と車で行く場合の2パターンの行き方を紹介していきます。
公共交通機関で行く場合
まずは電車で最寄り駅まで行きます。犬鳴山トンネルへ行く最寄り駅は南海本線「泉佐野駅」またはJR阪和線「日根野駅」です。どちらの駅からもバスで犬鳴山へ向かうことになります。
泉佐野駅に到着したら、駅の2番バス乗り場から南海バス「犬鳴山行き」に乗り、終点で下車します。終点のバス亭からは徒歩で犬鳴山トンネルまで向かうことになります。府道62号線に「犬鳴山不動尊本堂 七宝滝寺」の案内板があるので、その道を進み続けると犬鳴山トンネルに辿り着きます。
途中で道が別れるので七宝滝寺とは別の道を進みましょう。犬鳴山バス停から犬鳴山トンネルまでの道のりは約3.5km、徒歩で約1時間です。片道3.5kmなので当然ながら往復では7km、2時間の行程になりますので、それなりの体力と覚悟、気力が必要になると言えます。
車・バイクで行く場合
車・バイクで犬鳴山トンネルへ向かう場合、阪神高速道路4号湾岸線を走り、「泉佐野北インターチェンジ」で高速をおります。インターチェンジからは道なりに45分ほどで犬鳴トンネルに到着します。
住所 | 大阪府泉佐野市大木8 |
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アクセス | 泉佐野駅より車で約30分 |
犬鳴山トンネルは何時ごろに行くと心霊現象が起きやすいの?
心霊現象に起きやすい・遭遇する確率の高い時間帯は犬鳴山トンネルに限らず、どの心霊スポットでもやはり日没後といえます。犬鳴山トンネルへの生き方で紹介した公共交通危難を利用しての夜の訪問は無理ですので、車やバイクで行くことになります。
ですが、夜道は視界が悪い事、また野生動物に遭遇し思わぬ交通事故を起こす可能性がある事も念頭に置き、安全運転を心がけましょう。
また、注意が必要なのが、犬鳴山トンネルは現在も使われており、普通に車が通行しているという点です。通行で利用する人たちの邪魔にならないよう、配慮が必要です。
犬鳴山トンネルへ行く際の持ち物
犬鳴山トンネルへ行く際に持って行くべきもの、用意した方が良いものを紹介します。それは懐中電灯です。昼間に行く際でも犬鳴山トンネルは歩道がなく暗いため、足元がおぼつかない場合があります。また、一緒に行った友人との目印にもなりますので必ず携帯しましょう。
懐中電灯以外には地図も可能なら用意していった方が良いといえます。スマホの充電が切れてしまったり、圏外になってしまってアプリの地図が開けないといった際に役立ちます。
犬鳴山トンネル周辺の一緒に行きたいスポット2選!
心霊スポット巡りで犬鳴山トンネルが観光のメインだとしても、犬鳴山には犬鳴トンネル以外に人気の見どころスポットがありますので、せっかく犬鳴山を訪れるなら、一緒に行くのにおすすめの場所を紹介します。
①犬鳴山にある寺院「七宝瀧寺」
「七宝瀧寺」は西暦661年に開基された、近畿三十六不動、役行者の札所です。霊山の中でも日本国内最古とされています。山門からすでに古くから栄えたという雰囲気が感じられ、巨大な不動明王や行者の滝など見どころの多いお寺です。
犬鳴山に眠る主人想いの義犬伝説があり、金銀の七宝に例えられた寺なのでパワースポットとしても人気があります。ですが、道が整備されていないので運動靴で訪れる事をおすすめします。
また山の中なので売店などはありません。水やタオルなど簡単なハイキング向けの準備をしておいた方が無難です。
住所 | 大阪府泉佐野市大木8 |
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アクセス | ・電車・バスの場合 南海本線「泉佐野駅」JR阪和線「日根野駅」より 犬鳴山行南海バス終点下車、山門まで150m ・車の場合 国道26号線、泉佐野警察署東交差点を東へ10km 阪和道「上之郷IC」下りる 阪神高速湾岸線「泉佐野南IC」より国道481号線経由 |
②日帰り温泉も人気「犬鳴山温泉」
犬鳴山散策の拠点としても人気の秘境ムード満載の風情ある温泉です。単純硫黄泉は美肌効果もあるお湯は犬鳴山のハイカー達やパワースポット巡りの人達を癒してくれる人気の温泉です。
犬鳴山温泉には宿泊しなくても温泉だけできる旅館もありますので、日帰り観光も可能です。温泉街自体は小さいので自然を感じながら温泉街散策もおすすめです。
住所 | 大阪府泉佐野市大木犬鳴 |
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アクセス | ・電車・バスの場合 JR阪和線「日根野駅」より南海バスにて 犬鳴山温泉下車 ・車の場合 国道26号線泉佐野警察署東交差点を東へ10km 阪和自動車道「上之郷IC」下りる |
心霊スポットからの帰り道にやった方がいいこと!
心霊スポット巡りはほとんどの場合夜に行います。そして犬鳴トンネルで心霊現象にである確率の高い時間も日没以降です。つまり、心霊スポットに行ったあとまっすぐ家に帰ってしまいがちですが、そのまま帰るのはやめた方がよいでしょう。
心霊スポットでは自覚が無くても霊が憑いていることが多々あります。そのまま帰ると例も一緒に家に連れて帰ってしまうことになります。連れて帰らないための対処法として「寄り道をする」という方法があります。なるべく人の多い繁華街や24時間営業のスーパーなど他の人がいる場所に寄り道してから家路につきましょう。
なぜなら、人ごみには必ず霊感の強い人がいるもので、霊は霊感の強い人に引き寄せられる習性があるからです。また、帰宅したら玄関に塩をまき、必ずお風呂に入ってから就寝しましょう。
犬鳴山トンネルでのマナー
犬鳴山トンネルに限らず、心霊スポット巡りの際には気をつけなければいけないことが数点あります。まず、大きな声で騒いだり場所を汚したりしない、という点です。心霊スポットと言われている場所には少なからず霊がいます。その霊がなぜそこにいるのかというのは、誰も知る由もありません。
大声で騒いだり、お酒やお菓子を食べ散らかしてそのままにして帰ることは霊を逆撫でする恐れがあります。心霊スポットに限らずどこでも言える事ではありますが、静かに訪れ、汚さずに帰りましょう。
犬鳴山トンネルに行く時は気を付けよう!
仲間たちとの心霊スポット巡りはよい思い出になり、人気もあります。ですが恐怖スポット・恐怖スポットと言われる場所はそういわれる由縁がつきものです。犬鳴山トンネルを訪れる際は一人では行かず、マナーを守り、自己責任のもと訪れてください。