祟仁新町は京都駅すぐにある人気の屋台村!おすすめの屋台を紹介
京都駅からほど近い祟仁新町は、安くておしゃれな屋台が建ち並ぶ、いま大注目の人気エリア。流行に敏感な若者や外国人観光客で連日にぎわっています。新しい京都の魅力が詰まった祟仁新町。話題の祟仁新町で、とくにおすすめの人気の屋台をご紹介します。
目次
京都駅近くにある屋台村「崇仁新町」を紹介!
JR「京都駅」から徒歩5分ほどのところにある、「祟仁新町」をご存知ですか?リーズナブルに美味しい料理が食べられるおしゃれな屋台が目白押しの祟仁新町は、テレビでも何度も取り上げられ、京都の新しい名所になっています。
このエリアには、2023年に、1880年創立の、日本でもっとも古い芸術系大学の「京都市立芸術大学」が、移転してくることが決定しています。
京都駅至近の好立地でありながら、暗い歴史を持つ崇仁地区は、放置され続けてきましたが、ようやく、若者が集う活気溢れる街に、生まれ変わろうとしています。古都京都とは、また違った魅力が詰まった祟仁新町。人気の屋台村で、とくにおすすめの屋台をご紹介します。
崇仁新町にある屋台【1丁目編】
祟仁新町には、共有スペースのほかに、屋台が建ち並ぶエリアがあり、1丁目、2丁目、3丁目、4丁目と名付けられています。1丁目から4丁目まで、それぞれに個性的な屋台が4台営業しています。どのお店も陽気な笑い声や話し声で満ちていて、どこに入ろうか目移りするほどです。
そんな賑やかな屋台村、祟仁新町。まずは、一番東側、本部寄りにある祟仁新町1丁目の屋台4台を順にご紹介します。
安い串カツならここ「串カツやすし」
祟仁新町1丁目の一番北の橋にある「串カツやすし」。特製の衣を使った、揚げたてサクサクの串カツが1本100円の激安価格。明朗会計でビールにぴったりの串カツは、外国人観光客にも大人気。
串カツ13本で1000円のお得なセットは、ビールも合わせるとさらに100円引き。リーズナブルに酔いたい人にはぜひおすすめの屋台です。
和牛ホルモン串ともつ鍋が人気「黒毛和牛 天正」
京都御所の南で店を構える「天正」は、黒毛和牛の専門店。祟仁新町では、1頭買いで市場から仕入れた、黒毛和牛のホルモンを使ったホルモン串ともつ鍋がリーズナブルにいただけます。
どちらもムチムチとした歯ごたえがたまらない人気メニューで、とくにもつ鍋は、醤油ベースの出汁が絶品で、「ホルモンは苦手」という人でも虜になるくらい美味しいと評判です。
人気の坦々麺のお店「坦々麺専門店 煌力」
姉小路西洞院角にある人気担々麺専門店「煌力(ごうりき)」。お店では定番の5種類の担々麺に加え、季節限定のメニューが人気を呼んでいます。祟仁新町の「屋台煌力」では、担々麺のほかに、お酒によく合うおつまみも多数用意。1杯目のお酒から〆の麺まで全部面倒を見てくれます。
藁焼き・浜焼きがメイン「薄伽梵」
面白いネーミングの「薄伽梵」。はかぼんと読みます。四条河原町で人気の、藁焼きをメインとする炭焼きの炉端居酒屋「薄伽梵ハヂメ」が手掛ける屋台です。祟仁新町では、中央市場から仕入れる新鮮な魚介類を、藁焼きや炭火焼で提供。
もっちりとした肉厚のカツオのたたきや殻付きの帆立など、豪快な海鮮料理が人気を集めていますが、酒粕を使ったカレーも隠れたヒットメニューで、おすすめです。
崇仁新町にある屋台【2丁目編】
祟仁新町1丁目と背中合わせにある祟仁新町2丁目。こちらも崇仁新町1丁目に負けず劣らずの、安くて美味しい料理が訪れる人を魅了します。祟仁新町2丁目の屋台4台は、こちらです。
本格炭火焼鳥とおでんが美味しい「スウジン五」
「串カツやすし」と背中合わせにある「スウジン五」は、炭火で焼いた焼き鳥と、ひと手間かけたおでんが売りの屋台です。一風変わった屋号の「スウジン五」。
そこには、一に、京都タワーのふもと、祟仁新町で、二に、昔ながらの屋台の雰囲気を大切に、三に、時の流れに善い変化をもたらす新しい「ことやもの」を、四に、本格炭火焼鳥とひと手間かけたおでんと供に、五に、どんな時も「ここ」に来てくれる皆様に、笑顔で良きひと時を過ごしてもらえるように。
そんな真摯な願いがこもっています。
さまざまなお料理が食べられる「MAYUME」
三条新町にある「まゆめ」は、大皿に盛ったおばんざいがカウンターに並ぶ、落ち着いた雰囲気の居酒屋割烹。丁寧に作られた美味しいおばんざいと美味しいおつまみ、日本全国から選りすぐった日本酒が訪れる人を温かく迎えます。
祟仁新町の屋台「MAYUME」では、手を抜かないおばんざいや、名物のハンバーグ、カニやフグなど、店と同じ料理がリーズナブルにいただけます。もちろん厳選した日本酒も取り揃えているので、日本酒派も満足できます。
中華料理が味わえる「屋台清華園」
地元崇仁地区で36年の歴史を誇る「精華園」。餃子や唐揚げ、春巻きといった、誰もが大好きな定番メニューがちゃんと美味しい、庶民的な中華レストランです。
祟仁新町の「屋台清華園」では、崇仁地区のソウルフード、レバテン、ミノテンや牛すじの煮込みが大人気。ビールにぴったりの屋台ならではの名物料理は、一度は食べてみたい京都の新名物です。
京都の美味しい食材を楽しめる「A・COOP Labo」
「A・COOP Labo」は、JA全農グループの「エーコープ京都中央」直営です。地産地消をスローガンとする全農直営だけあって、地元産を中心とした食材はどれも新鮮。屋台村の「A・COOP Labo」は、自慢の京野菜や京都産の肉を鉄板焼きで楽しめます。
その他にも、お酒のつまみから、ガッツリ系の食事まで、素材にこだわった体に優しい料理が揃います。
崇仁新町にある屋台【3丁目編】
祟仁新町3丁目は、祟仁新町2丁目と、通路、飲食スペースを挟んだ向かい側です。崇仁新町1丁目2丁目が、比較的お腹に溜まる食事系だとしたら、祟仁新町3丁目は、お酒好きにはたまらない大人向けのラインナップ。祟仁新町3丁目の人気屋台はこちらです。
ここでしか味わえない京都の味「KYOTO CRAFT STAND」
通路と飲食スペースを挟んで「屋台清華園」の向いにあるのは、京都にこだわったドリンクスタンド「KYOTO CRAFT STAND」。京都で焙煎したコーヒー、京都で挽いたお茶、京都のクラフトビールなど、ここでしか味わえない特別なドリンクが勢ぞろいしています。
京都の記念、祟仁新町ならではの体験というなら、まずは「KYOTO CRAFT STAND」が一番です。
飲み物メインなので、ガッツリと食事をしたい人には不向きですが、ビールによく合うタコ焼きや、抹茶を使ったオリジナルスイーツなど、ドリンクと一緒に楽しめる軽食はあります。
燻製料理が自慢「Shakers」
香り高い燻製と、本格的なバーにも匹敵するカクテルの数々。祟仁新町きってのおしゃれスポット「Shekers」。ハイセンスな若者や海外からの旅行者、地元に住む外国籍の人たちに大人気の屋台です。
燻製は、何年も研究を重ねた、店自慢の逸品で、祟仁新町に来たからには一度は食べてみる価値があります。ドリンクは、ALL500円と嬉しい低価格。
スタンダードなカクテルはもちろん、マスターオリジナルのカクテルなどもあり、豊富なラインナップで、好みを伝えれば、一人一人にぴったりのカクテルを作ってもらえます。
焼きたてソーセージが美味しい「炭火焼ソーセージ酒場Salumeria」
ミシュランガイド京都・大阪編で、2017年、2018年と2年連続ビブグルマンに選ばれた、行列の絶えない人気店「炭火焼ソーセージ酒場Salumeria」。そんな名店のソーセージを使ったホットドッグが、祟仁新町3丁目の「炭火焼ソーセージ酒場Salumeria」の看板メニューです。
炭火で焼いた太めのソーセージはスモーキーでジューシー。パリッとした皮の歯ごたえもたまりません。シンプルなバンズとピリッと辛い粒マスタードとの相性も抜群。ビールが欲しくなる、大人のための絶品ソーセージです。
お酒のおつまみにピッタリ「el pollo Patata」
スペイン語で鶏を意味する「pollo」とじゃが芋を意味する「patata」を店名にした「el pollo Patata」は、その名の通り、鶏料理とじゃが芋料理がメインの、スペイン風バルです。
フライドポテトに生ハムとスクランブルエッグをトッピングしたメニューは、柚子風味のオリジナルクラフトビールにぴったり。香り高い樽出しウィスキーのハイボールも人気メニューの一つです。
崇仁新町にある屋台【4丁目編】
個性的な屋台が顔を揃える祟仁新町4丁目。祟仁新町の一番西、祟仁新町3丁目と背中合わせの場所にあります。崇仁地区のソウルフード専門の屋台もある祟仁新町4丁目は、祟仁新町を訪れたら、ぜひ覗いてみて欲しいおすすめのエリアです。
タイ料理が味わえる「タイ小屋chicken hut」
「KYOTO CRAFT STAND」と背中合わせにあるのが、タイ料理の「タイ小屋chicken hut」です。屋台ながら本格的なタイ料理が楽しめる「タイ小屋chicken hut」は、はんなりとした京都にいることを忘れてしまいそうなほど、刺激的で生命力にあふれています。
グリーンカレーやカオマンガイなど、人気のタイ料理のほか、ビールにぴったりの生春巻きなどおつまみも豊富。アジアン好き、パクチー好きにはたまらない屋台です。
気軽に天ぷらを食べられる「TEMPRANO」
ちょっと珍しい、天ぷらとワインが楽しめる「TEMPRANO(テンプラーノ)」。ダジャレっぽいですが、「TEMPRANO」とは、スペイン語で「スリーディ、早い」という意味。「テンプラーノ」は、高級なイメージの天ぷらを、ファストフード感覚で食べられる天ぷらスタンドです。
人気メニューは、サーロインをレアに仕上げた「名物 牛天」。その他にも、毎日若狭湾から仕入れる天然魚介や旬の野菜、地元京都の食材を使った天ぷらなど、豊富なメニューが並びます。値段は1本80円からと、超リーズナブル。 ごま油と天ぷら油をブレンドしたオリジナルオイルが、軽い食感の秘訣です。
長年バーテンダー兼ソムリエとして活躍してきた店主が厳選したリーズナブルなスパークリングワインと、天ぷら専門店の技を受け継いだ本格的な天ぷらの見事なコラボレーションが楽しめます。
ぶた肉料理の専門店「ぶた小屋Bonus」
「ぶた小屋Bonus」 は 、京都のブランド豚「京の都もち豚」と、豚肉に合う焼酎を取り扱う豚肉料理専門店です。秘伝のタレをたっぷり使った名物トンテキや、箸でつまむとホロリと崩れてしまうほど柔らかいスペリブなど、豚肉好きならず、肉好きなら一度は食べて欲しい絶品グルメが目白押しです。
豚キムチやトンカツ、豚汁などの定番料理から、台湾のソウルフード魯肉飯(ルーローハン)など、お酒の後にぴったりの〆料理も充実。しっかり飲んで、しっかり食べたい人におすすめの屋台です。
ちょぼ焼きがおすすめ「やきやき崇仁新町」
お好み焼きやたこ焼きの元祖ともいわれる「ちょぼ焼き」は、崇仁地区のソウルフード。決して高級な食べ物ではありませんが、どこか懐かしく、思わず手が出る一品です。かつて崇仁地区にはたくさんあった「ちょぼ焼き」屋ですが、現在はちょぼ焼き専門店は崇仁地区には1軒もありません。
祟仁新町の「やきやき祟仁新町」は、崇仁地区に久々によみがえった「ちょぼ焼き」専門店。観光客に混ざって、子どものころを懐かしむ地元の人も多く集まっています。
崇仁新町は期間限定で終了する!
「祟仁新町」は、京都市立芸術大学の移転に先立ち、崇仁地区の活性化のために、地域、民間、学識が連携して設立した「一般社団法人渉成楽市洛座」が運営する、期間限定の商業企画です。
オープンは2018年1月25日。開業早々から注目を集め、SNSでも話題です。人気沸騰中の祟仁新町ですが、営業は2020年8月31日で終了します。人気の屋台が16台も軒を連ねる祟仁新町。今しか行けない京都の人気エリアの、気になる位置情報はこちらです。
住所 | 京都府京都市下京区上之町19−6 |
電話番号 | 075-708-2985 |
営業時間・定休日 | 17:00~23:00 ・祟仁新町2丁目 「A・COOP Labo」月曜定休 ・祟仁新町3丁目 「炭火焼ソーセージ酒場Salumeria」火曜定休 ・祟仁新町4丁目 「やきやき祟仁新町」水曜定休 ほかは定休日なし |
駐車場の有無 | 周辺に有料駐車場あり |
崇仁新町で美味しいグルメを味わおう!
歴史のダークサイドに沈んでいた崇仁地区ですが、ようやく人々の笑い声が響く、明るく楽しい街に生まれ変わろうとしています。
京都駅からも徒歩で訪れることができる祟仁新町。営業期間はあと半年もありません。訪れるなら今しかない、期間限定の京都名所に、ぜひ足を運んでみてください。