かんざらしは長崎・島原の名物スイーツ!おすすめのお店や手作り体験も紹介
かんざらしは長崎・島原の名物スイーツです。この記事では、かんざらしをいただくことができるおすすめのお店やかんざらしの手作り体験ができる場所について紹介していきます。NHKのドラマの題材にもなったかんざらしの発祥のお店についても紹介しました。
目次
島原の名物スイーツ「かんざらし」について紹介!
長崎・島原の名物スイーツといえば「かんざらし」です。この記事では、島原の名物スイーツ「かんざらし」について詳しく紹介していきます。
かんざらしとは?どんな食べ物?
島原の名物スイーツ・かんざらしとは、白玉粉で作ったお団子を冷やして特製の蜜をかけて食べるという食べ物です。特製の蜜は、お店によって色々と違っていますが、基本的にはハチミツや砂糖が使用されています。
白玉粉の原料はもち米になります。島原では、かんざらしに使用している白玉粉・もち米を、大寒の日に水にさらすという習慣があありました。この習慣を「寒ざらし」というのです。
そのため、白玉粉は別名で「寒ざらし粉」とも呼ばれていて、白玉粉で作られている島原の名物スイーツは「かんざらし」という名前がついています。
かんざらしの美味しさの秘訣は湧き水?
かんざらしの美味しさの秘訣は、湧き水にあると言われています。白玉粉で作られたお団子は、島原の湧き水で冷やされています。
長崎県島原市は、いたるところで湧き水が湧いている水の都です。美味しい湧き水で冷やされたかんざらしは美味しいと評判で、観光客からも人気があります。
かんざらしが食べられるおすすめのお店
ここからは、かんざらしが食べられるおすすめのお店を紹介していきます。
ゆったりと過ごせれる「しまばら水屋敷」
かんざらしが食べられるおすすめのお店・1つ目は、島原駅から465mのところにある「しまばら水屋敷」です。
ゆったりと過ごせれる「しまばら水屋敷」は、かんざらしを食べたいという観光客が大勢訪れているお店です。「しまばら水屋敷」の人気メニューは「かんざらしと水出しコーヒーのセット」です。
お店のマスターが、かんざらしや水出しコーヒーについて丁寧に解説・説明をしてくれるのも「しまばら水屋敷」の人気の理由です。
かんざらしのほどよい甘さと冷たさが体に染み渡っていきます。島原の湧水を使用しているという水出しコーヒーもとても美味しいので、ぜひ味わってみてください。
住所 | 〒855-0804 長崎県島原市万町513 |
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電話番号 | 0957-62-8555 |
営業時間・定休日 | 11:00〜17:00 定休日は不定休 |
平均予算 | 1000円以内 |
アクセス | 島原鉄道島原駅より徒歩約7分 島原駅から465m |
公式URL |
優しい味わい「速魚川」
かんざらしが食べられるおすすめのお店・2つ目は、島原駅から206mのところにある「速魚川(はやめがわ)」です。「速魚川」では、優しい味わいのかんざらしをいただくことができます。
「速魚川」は、猪原金物店が運営しているギャラリーで、江戸時代の町屋がそのまま店舗になっています。とても風情ある場所でかんざらしを食べることができるということで、観光客からの人気も高いです。
「速魚川」では、かんざらしと同じく島原名物になっている具雑煮もいただくことができます。こちらもぜひ、かんざらしと一緒に食べてみてください。
住所 | 〒855-0045 長崎県島原市上の町912 |
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電話番号 | 0957-62-3117 |
営業時間・定休日 | 11:00~18:00 定休日は水曜日・第3木曜日 |
平均予算 | 1000円以内 |
アクセス | 島原駅から徒歩3分 島原駅から206m |
公式URL |
浜の川湧水のそばにある「銀水」
かんざらしが食べられるおすすめのお店・3つ目は、浜の川湧水のそばにある「銀水」です。「銀水」は、島原船津駅から326mのところにあります。
「銀水」は大正時代に創業したお店で、老舗中の老舗です。「銀水」はかんざらし発祥のお店で、かんざらしに使用する白玉団子と蜜瓶は、ずっと湧水にさらされています。
「銀水」は大正4年に入江ギンさんが始めたお店で、昭和30年に田中ハツヨシさんによって引き継がれました。しかし、田中ハツヨシさんが平成9年に亡くなってしまいそこからは閉店していました。
そんな「銀水」でしたが、平成28年8月6日におよそ20年ぶりに復活し、大きな話題となりました。銀水復活の実話を元に、NHKでは「かんざらしに恋して」というドラマが放送されました。
ぜひ、そんな歴史のある「銀水」のかんざらしを食べてみてください。
住所 | 〒855-0811 長崎県島原市白土桃山2丁目1093 |
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電話番号 | 0957-63-4610 |
営業時間・定休日 | 10:00~17:00 |
平均予算 | 1000円以内 |
アクセス | 島原船津駅から326m |
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かつて理髪店だった「青い理髪舘 工房モモ」
かんざらしが食べられるおすすめのお店・4つ目は、かつて理髪店だった「青い理髪舘 工房モモ」です。「青い理髪舘 工房モモ」は、島原駅から271mのところにあります。
「青い理髪舘 工房モモ」は、とても雰囲気ある空色の木造二階建てのお店で、大正12年に建てられました。登録有形文化財にも指定されています。
「青い理髪舘 工房モモ」のかんざらしは、他のお店に比べて少し小さめの器で提供されるので、ぜひ他のメニューと一緒に注文してみてください。レアチーズケーキやコーヒーがとても美味しいのでおすすめです。
住所 | 〒855-0045 長崎県島原市上の町888-2 |
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電話番号 | 0957-64-6057 |
営業時間・定休日 | 【月】 10:30~17:00 【火~日】 10:30~19:00 定休日は木曜日、 第1・3水曜日 |
平均予算 | 1000円以内 |
アクセス | 島原駅から徒歩5分 島原駅から271m |
公式URL |
島原の郷土料理も堪能できる「天下の味処 ほうじゅう」
かんざらしが食べられるおすすめのお店・5つ目は、島原の郷土料理も堪能できる「天下の味処 ほうじゅう」です。霊丘公園体育館駅から446mのところにあります。
様々な長崎・島原名物の料理をいただける「天下の味処 ほうじゅう」では、美味しいかんざらしを食べることができます。
ふぐの押し寿司・具雑煮・かんざらしがセットになっている定食があるので、ぜひこちらを注文して食べてみてください。
住所 | 〒855-0803 長崎県島原市新町2丁目243 |
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電話番号 | 0957-64-2795 |
営業時間・定休日 | 11:00~24:00 |
平均予算 | 1000円以内 |
アクセス | 霊丘公園体育館駅より徒歩5分 霊丘公園体育館駅から446m |
公式URL |
かんざらしの手作り体験ができる場所は?
島原には、かんざらしの手作り体験ができる場所もあります。かんざらしの手作り体験ができる場所を紹介していきます。
無料の休憩所「しまばら湧水館」
無料の休憩所「しまばら湧水館」では、島原名物の「かんざらし」手作り体験をすることができます。約30分程度で美味しいかんざらしを作ることができて、とてもおすすめです。
手作り体験は10時・11時・13時・14時・15時・16時の時間帯にやっています。手作り体験は1人500円と安いので、興味がある方はぜひかんざらしを手作りしてみてください。
長崎・島原名物のかんざらしを食べてみよう!
長崎・島原の名物スイーツ「かんざらし」をいただくことができるおすすめのお店や手作り体験ができる場所について紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。
かんざらしという名前の由来は、白玉粉・もち米を大寒の日に水にさらすという習慣があることから来ています。この習慣を「寒ざらし」というので、白玉粉を使ったスイーツについても「かんざらし」という名前がついています。
島原は湧き水がとても豊富な水の都で、かんざらしも湧き水でしっかりと冷やされています。かんざらしの美味しさの秘訣は湧き水にあるとも言われています。ぜひ、島原のかんざらしを食べてみてください。