城崎温泉のお土産おすすめランキング!人気のお菓子や名物を紹介
城崎温泉は兵庫県の北部、日本海に面した、古くから人気の温泉町です。日本海の豊かな海の幸と共に伝統ある温泉を楽しんだら、お土産もぜひ買って帰りましょう。この記事では、城崎温泉の人気のお土産を、ランキング形式でご紹介します。
目次
近畿屈指の名湯!城崎温泉のおすすめお土産を買おう!
城崎温泉は兵庫県北部にある温泉街です。日本海側に面しており、海の幸が楽しめる温泉街として人気です。
この記事では、城崎温泉の人気のお土産をジャンル別にランキング化してご紹介します。
兵庫•城崎温泉はどんなところ?
兵庫県豊岡市城崎町にある城崎温泉は、奈良時代の僧道智が717年に、ここで千日間の修行を行った結果湧き出したと伝えられる由緒ある温泉で、江戸時代には温泉番付で「西の関脇」(第二位)にランクインするほど知られていました。
宿に温泉があるというよりも、7つの外湯を巡って歩く「外湯めぐり」が主流で、浴衣を着て川沿いの温泉街をそぞろ歩きするのが最大の楽しみです。志賀直哉がこの地で『城崎にて』を執筆したほか、与謝野晶子・鉄幹夫妻や島崎藤村など、多くの文豪や文化人にも愛されてきました。
城崎温泉までは、神戸、大阪から特急列車や高速バスでアクセスできるほか、同じ豊岡市内のコウノトリ但馬空港経由でも行くことができます。
城崎温泉のおすすめお土産ランキングTOP3【お菓子】
温泉土産といえば、おせんべいやもなかといった和菓子です。日本海の海の幸を取り入れたお菓子は特に人気の商品です。軽くて持ち運びしやすいので、たくさん買って帰ることができるのも嬉しいポイント。
ご年配の方へのウケも良いので、職場での配り物にも重宝しそうです。
第3位.名産のかにを使った人気のお菓子「かに十割煎餅」
城崎をはじめとする兵庫県の日本海沿岸は、新鮮な松葉ガニの水揚げ地としても有名です。日本海の荒波にもまれたカニは最高のごちそうです。
カニ十割煎餅は、そんな松ガニをふんだんに練り込み、ミネラルたっぷりの海水とともに薄く焼き上げたおせんべいです。パリパリと軽い食感に、カニの香りが口いっぱいに広がり、何枚でも食べられてしまいそうです。
第2位.程よい甘さでお茶との相性抜群「だんじり太鼓」
ちょっと甘いものが欲しいという方には、「だんじり太鼓」はいかがでしょうか。城崎温泉の秋祭りで活躍するだんじりにちなんだおまんじゅうで、粒あんを繊細な薄皮に包んだものですが、他の薄皮饅頭と違うのは、表面を香ばしく焼き上げている点です。ほっくりとした餡子に、香ばしい薄皮がよく合います。
秋祭りの間だけ販売される期間限定商品なので、紅葉やだんじり祭りの季節にはぜひ買って帰りたい人気のお土産です。
第1位.一つずつ丁寧に作られた「大かにもなか」
昔ながらの和菓子店である齋藤製菓堂が作る「大かにもなか」は、一つ一つ手作業で焼き上げられています。城崎温泉名物松葉ガニの形、しかも特大サイズの16センチで、見た目にも迫力大です。お土産としての話題性もバッチリ。
小豆・抹茶・ゆず餡の3色セットで、1つ食べるともう満腹なので、シェアして食べるのがおすすめです。大きなカニに豪快にかぶりつきましょう!
カニは大きすぎるし日持ちもしない、買って帰るのはちょっと心配、という方も、もなかなら安心です!ちなみに、齋藤製菓堂には普通の「かにもなか」もあるので、食べきる自信がない方はそちらがおすすめです。
城崎温泉のおすすめお土産ランキングTOP3【スイーツ】
古くからの温泉地である城崎温泉ですが、最近は新しいスイーツもいろいろ開発され、新たな名物になっています。
伝統的なお菓子よりも最新のスイーツを楽しみたいという方には、こちらのお土産がおすすめです。
第3位.卵の黄身だけを使った濃厚な味わい「城崎温泉たまごプディング」
城崎温泉のプリン専門店「生萬」が販売する「城崎温泉たまごプディング」は、卵の黄身だけを使った濃厚で贅沢味わいが人気です。しっかりとした硬めのプリンは満足度も抜群です。
お豆腐のような四角い形で、和の器に盛っても映える、温泉街ならではのビジュアルも魅力のひとつです。ぜひお家のお気に入りのうつわで楽しみましょう。レアチーズのような食感の「Kimanプレミアム」も人気の商品なので、一緒に買って帰って食べ比べするのもおすすめです。
第2位.フルーツがたっぷり入ったふわふわの大福「ふわっとろっしゃ大福」
「豊岡わこう」堂の「ふわっとろっしゃ大福」は、「ふわっと」+「わっとろっしゃ」(但馬方言で「びっくりした!」という意味)を組み合わせて名付けられた大福です。
その名の通り、割ってみるとびっくり!さっぱりした餡と新鮮なフルーツがごろごろ入っています。繊細な白い生地からころんと飛び出すカラフルなフルーツは、SNS映えもバッチリ。
生地にコウノトリ米粉や地卵など地元の食材を使っているのもお土産としてポイントが高いところです。つぶあん、白あん、抹茶あんから選べ、中の果物も季節によって変わります。日持ちが短く要冷蔵なので注意が必要ですが、お取り寄せも可能です。
第1位.コウノトリ米の米粉を使った「城崎スイーツChaya 米粉チーズケーキ」
城崎を含む豊岡市は、絶滅したコウノトリの再定着に取り組み続けていることで有名です。日本国内のコウノトリが1971年に絶滅したのち、同じ種類のコウノトリをロシアから譲渡してもらい、人工飼育から野生化、繁殖を試みています。
城崎温泉には7つの外湯のひとつにコウノトリが傷を癒したという伝説のある「鴻の湯」があり、温泉とも縁の深い鳥です。
「コウノトリ育む農法」は、コウノトリの継続的な生育と定着を目指して、冬の田んぼにも水を張ったり、有機質肥料の使用、無農薬または減農薬などを行うエコで環境に優しい農法です。
そんな「コウノトリ育む農法」で生産された米粉を使った「城崎スイーツChaya 米粉チーズケーキ」は、2015年に開催されたミラノ万博でも紹介された人気スイーツです。米粉を使っているので、小麦アレルギーやグルテン不耐症の人にも安心して渡せるお土産です。
城崎温泉のおすすめお土産ランキングTOP3【グルメ】
甘いものは苦手という方は、おかずやお酒のおつまみにも最適なグルメなお土産はいかがでしょうか。城崎は日本海に面していて、名物の松葉蟹をはじめとして新鮮な海の幸が豊富です。
お土産でも楽しめる城崎グルメをご紹介します。
第3位.とれたての新鮮な魚を使ったおけしょう水産の「旬の干物セット」
城崎に2店舗を構える「おけしょう鮮魚」では、鮮魚のほかにも様々な水産加工品を取り扱っています。船内で冷凍した鮮魚をお店で購入して、そのまま発送できるので、荷物になったり傷んだりする心配もありません。
また、自家製の干物は軽くて持ち運びしやすく、日持ちもするので、お土産に最適です。獲ってすぐ干すことによって旨味が増したお魚は絶品!炙っておかずにしたり、お酒にもよく合います。季節によってホタルイカやカレイなど、日本海の豊かな恵みを堪能できます。
特におすすめなのが、のどぐろの一夜干しです。「日本海の王様」とも呼ばれるのどぐろ(赤ムツ)は日本海で獲れる高級魚として最近話題のお魚です。秋から冬が旬ですが、干物ならいつでも食べられます。
脂が乗った白身は、「白身魚のトロ」ともいわれ、うまみたっぷりです。お値段は少し張りますが、ここぞというときのお土産にぴったりです。
第2位.香住がに100%「かにの身入りかにみそ」
隣町香住町のマルヨ食品が生産する「かにの身入りかにみそ」は、香住港で水揚げされる紅ずわいがにのかにみそを100%使用したかにみその瓶詰めです。
この商品が普通のかにみその瓶詰めと一味違うのは、みそに加えてとかにの身も入っている点です。その比率は、驚きの1:1!なんと半分がカニの身という豪華な一品です。
お酒のアテにも良し、ほかほかご飯にかけても良し、また海苔と一緒に軍艦巻きにしてもおいしい贅沢な「かにの身入りかにみそ」は、一度食べたら病みつきの人気のお土産です。
第1位.大正10年創業老舗蒲鉾店の「城崎ちくわパン」
大正十年に城崎で創業した超老舗かまぼこ店は、アゴは現在も地物を使い、その他の魚は北海道の契約工場からのもののみを使用しているこだわりのかまぼこ店です。近隣の小中学校にも卸しているという安心安全の品質が人気で、ちくわやかまぼこ、天ぷらなどを主に製造しています。
そんな二方蒲鉾が新境地に挑戦したのが、城崎温泉街にある「パン工房グリーン」とのコラボ商品「城崎ちくわパン」です。二方蒲鉾では日〜水・金のみ、パン工房グリーンでは土曜日のみの限定販売で、ネット通販には対応していない現地販売限定の商品です。
販売日はすぐに売り切れてしまう人気商品なので、手に入れたい方はぜひ早めに来店しましょう。
城崎温泉のおすすめお土産ランキングTOP2【民芸品】
食べ物もいいけれど、思い出に残る一品が欲しい!という方は、城崎特産の民芸品がおすすめです。伝統ある温泉地ならではの、洗練された和雑貨がおすすめです。
第2位.好きな色や柄を選べる「てぬぐい」
温泉にはつきものの手拭いですが、どうせなら家に帰っても使える素敵な柄を選んでみてはいかがでしょうか。城崎温泉のお土産屋さん「まるさん物産」では、オリジナルの柄の手拭いが100種類以上揃っています。
城崎温泉の風景をモチーフにしたものや、季節に合わせた限定柄もあるので、行くたびに買いたくなってしまいそう。
軽くて使いやすいので、お土産にもぴったりです。本来の用途のほかにも、額に入れてインテリアにしても素敵です。また、冬の外湯巡りには襟巻き代わりにするのも粋です。地酒を手拭いで包んで両方お土産にするのも喜ばれそうです。いろいろな使い方ができる手拭いは、城崎温泉のお土産でイチオシのお土産です。
第1位.300年以上の歴史をもつ「麦わら細工」
日本全国でも他に類をみない麦わら細工は、江戸時代の享保年間に、城崎温泉に来たある湯治客がはじめたものといわれています。細く切った麦わらを染色して箱や独楽などに貼り、鮮やかな模様を描き出したもので、
長年の技術の進歩と明治時代に城崎を訪れた画家たちの刺激によって、美的にも技術的にも高度な細工が生み出されました。麦わらのツヤのある質感と鮮やかな色彩、幾何学的な模様で、レトロなのに古臭さのない独特のデザインを生み出しています。
現代では独楽や箱といった伝統的な小物だけではなく、ピアスやポストカードなどの親しみやすい小物も売られています。
また、「城崎麦わら細工伝承館」では、うちわやしおりなどの小さな小物に自分で細工を施せる麦わら細工体験もできるので、ぜひ自分のセンスで世界にひとつだけの麦わら細工を作るのもおすすめです。
城崎温泉のおすすめお土産ランキングTOP2【温泉グッズ】
せっかくの温泉街なので、温泉を家でも楽しめるグッズも買って帰りたいものです。城崎温泉で人気の温泉グッズも最後にご紹介します。
第2位.お家で温泉気分を味わえる「城崎の湯」
城崎温泉の成分を再現した入浴剤も、お土産として人気です。
お家に帰っても温泉気分を楽しめる入浴剤は、小分けのものやボトル入りのものがありますが、小分けのものはお菓子と組み合わせたりして配り物にするのも便利です。
第1位.見た目のインパクトが良い「入浴両」
ユーモアのあるお土産をもって帰りたいという方におすすめなのが、こちらの「入浴両」です。「入浴料」と「一両、二両」の「両」をかけたしゃれっ気のあるこの商品、実は中身は入浴剤です。
家でお留守番していた家族や、休み中仕事を替わってもらった同僚に、「お代官様、どうかこれでお許しを...」と言いつつ差し出せば、笑って許してもらえるかもしれません。
城崎温泉のお土産はコレで決まり!
古くからの伝統と、海の幸に恵まれた城崎温泉は、お土産のバリエーションも豊富です。ご年配に喜ばれそうなおまんじゅうから最新のスイーツ、レトロな伝統工芸からユーモアあふれる商品まで、何を買おうか迷ったら、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
数々の文豪も愛した城崎温泉の雰囲気を、ぜひ自宅でも楽しみましょう!