マックは腐らない?ハンバーガーやポテトが腐らない理由とは
マックの商品は腐らないという噂があります。果たして本当なのでしょうか。今回はマックのハンバーガーやポテトが本当に腐らないのか、そして体に与える影響はどうなのか。実際のマクドナルドの回答に基づいて考えてみます。少しでも疑問に思っている人など、参考にしてください。
目次
マックが腐らないって本当?
マックのハンバーガーやポテトが腐らないという噂を聞かれたことがあるでしょうか。その噂は本当なのかどうなのか、わからないままで、不安に思っている人もいることでしょう。
今回は、マクドナルドの公式の回答をもとに、マックのハンバーガーやポテトが本当に腐らないのか、スポットを当てて考えてみます。
なぜマックが腐らないという噂があるのか
どうしてマックのハンバーガーやポテトは腐らないという噂があるのでしょうか。まず、その原因についてご紹介します。少しでも疑問に思っている人は、きっと謎が解けることでしょう。
ファストフードは腐らないという考え
「マックなどのファーストフードは腐らない」という考えが、一部の人の間で広がっています。
ファーストフードには、たくさんの添加物や防腐剤が入っているので、10年やそれ以上の年月、放置していても腐らないだろうという、事実ではなく考えだけででた噂が広がっています。
実験する人が続出
「マクドナルドなどのファーストフードは腐らない」という噂を聞いて、自分でも試してみようと実験する人が続出しています。実際に自分で実験した結果から、マクドナルドは腐らないという噂を流しています。
実際の実験結果が出ているインターネット上とサイトもありますし、実験する環境などもそれぞれなので、「マックは腐らない」という噂は、一概にうのみできないことになります。
マックが腐らない噂に公式が回答!
それでは、マクドナルドは「マックは腐らない」という噂にどのような回答をしているのでしょうか。気になる公式解答を見てみましょう。
保存料・防腐剤は一切不使用
マックのようなファーストフードには、保存料や防腐剤がたくさん使われているというイメージがあり、腐らないという考えに繋がっていますが、マクドナルドの公式解答によると、マックのハンバーガーやポテトには、一切の保存料や防腐剤は使われていません。
ということは、マックのハンバーガーやポテトが腐らないという噂とは違っていることになります。確実に時間がたてば腐ることになります。
菌や水分・温度変化によって腐敗する
マクドナルドの公式解答によると、ハンバーガーは長い間放置しても腐らないという噂は事実ではありません。 「腐敗は腐敗させる細菌がいること、細菌が増殖するための水分や温度、栄養分があることが必要です」と答えられています。
つまり、ハンバーガーの保存方法や菌や水分・温度変化によって、ハンバーガーのバンズなどは腐敗するので、確実に腐っていくことになります。
噂は全くのデマだった
マックは腐らないという噂と、実際に実験した人の結果、そしてマクドナルドの公式解答を合わせると、マックは腐らないという噂はデマであることが分かります。
保存料や防腐剤を使っていないものが、10年やそれ以上腐らない状態で、そのままの現状を保てるわけがありません。
マックのハンバーガーやポテトは体に悪い?
次に、よく聞く噂ですが、「マックのハンバーガーやポテトは体に悪い」というのは本当でしょうか。どうして体に悪いという話になったのでしょうか。調べてみましょう。
使われている材料は安全
マクドナルドの公式解答によると、マックで使われているハンバーガーのバンズのコムギは、生産国で栽培管理されたものを政府が輸入し、国内の製粉メーカーで小麦粉に加工されるようになっています。輸入段階でも農薬の残留がないことが確認されているので、確実に質の良い小麦粉を使っていることになります。
また、 気になる遺伝子組み換えの小麦粉も一切されていません。小麦粉を輸入している国は、アメリカ、カナダすが、この2カ国では遺伝子組み換え小麦の商業栽培は行われていないため、確実に遺伝子組み換えの小麦粉は使っていません。
マックのハンバーガーのお肉ですが、 ハンバーガーパティは牛肉100%と指定されています。タマゴやパン粉などのつなぎやうま味調味料などの食品添加物も一切使っていない牛肉100%なので、安心して食べられます。
つなぎを使っていないということは、牛肉のこね具合を調整することで、ハンバーガーのパティーをつくっているということです。また、時にハンバーガーパティーにミミズ肉が使われているという噂がありますが、そういう事実は全くありません。こちらも噂となっています。
また、気になる牛肉の原産地ですが、オーストラリア、ニュージーランドで放牧した健康な牛の肉だけを使用しています。 食品安全と品質保証制度のもと、農場では餌となる牧草や水までも管理されています。
また、マックで使用する牛肉となるすべての牛に、個体識別番号と農場識別番号がデータ化された電子タグが装着されています。徹底的に管理されていますし、全国出荷者証明書(署名入り)が付いています。このように管理された牛肉なので、安心していただくことができます。
マクドナルドで使われているポーク肉はどうなのでしょうか。こちらもマクドナルドの公式解答によると、ポーク肉の品質と安全について保証されています。
マクドナルド全世界共通の食品管理システムが導入されていて、マクドナルド品質管理担当者や第三者機関が定期監査を行っています。そこで合格が出たポークだけが使用されているので、このポークも安心していただけます。
白身魚のフィレオフィッシュのフィッシュポーションは、前処理して身だけにしたスケソウダラを、日本とタイの工場で加工して作っています。魚はアラスカ沖ベーリング海で撮れた、アメリカ産のスケソウダラです。
寒いところでとれるスケソウダラですが、マクドナルドは資源にも配慮をして、その地域だけで撮れたスケソウダラだけを使用してフィッシュポーションをつくっています。味や利益だけを考えるのではなく、世界の環境にも配慮をしていることが分かります。
マクドナルドのハンバーガーに使われている卵は、国内産のものを使用しています。 この卵も品質チェックがなされていて、卵の包装工場、採卵鶏、ヒナ、飼料に至るまでサルモネラ検査を定期的に実施しています。
また、使用する卵は、バンズの大きさに合わせて型に入れて焼き上げています。人工的に作られた、安っぽい感じがするという声もありますが、ひとつひとつの卵を丁寧に焼き上げて、ベストの状態でバンズに乗せて提供されるように工夫されているのが事実です。
食べ過ぎに注意する
マクドナルドのハンバーガーやポテトなどが腐らない、そして安心して食べることができることが分かりましたが、食べ過ぎると体に悪いのはあたり前です。限度を超えた食べ方をしないように注意しましょう。
マックのハンバーガーはどのくらい放置しても大丈夫?
マクドナルドのハンバーガーやポテトは、原材料も安心ですし、安全に作られていますが、長時間放置していると腐っていきます。その日の気温や保存方法によって、どのくらい放置して良いのか異なってきますが、できるだけアツアツの状態のうちに食べるようにしましょう。
また、その日のうちに食べられないために、冷蔵庫などに入れて保管しているとしても、早めに食べてしまうことをおすすめします。万が一、何日も保存していているのであれば、食べない方がベストかもしれません。マックは腐らないという噂はデマということを念頭に置いておきましょう。
噂にとらわれずにマックを美味しくいただこう!
気になるマックは腐らないという噂を調べてみました。実際に、防腐剤など一切つかっていない商品であれば、腐らないという噂がデマであることが分かります。
マクドナルドの食品は、高い基準をクリアしているものばかりなので、時間を置けば腐っていきます。自分の健康のためにも、食べ過ぎに気を付けながら、できるだけ早めに、そしてアツアツのできたての状態で美味しくいただくようにしましょう。