宮川朝市の営業時間は何時から?飛騨高山の名物グルメや楽しみ方を紹介
宮川朝市は飛騨高山を代表する朝市で、飛騨高山に宿泊する観光客は必ず朝訪れたいスポットです。この記事では宮川朝市の営業時間や名物グルメ・楽しみ方などの情報をご紹介します。宮川朝市は一日中やっているわけではないので、営業時間については行く前に把握しておきましょう。
目次
飛騨高山の「宮川朝市」について紹介!
宮川朝市は江戸時代中頃に始まった歴史ある朝市で、岐阜県高山市の宮川に架かる鍛冶橋と弥生橋の間の東岸沿いでほぼ毎日開催されています。石川県輪島市の輪島朝市・千葉県勝浦市の勝浦朝市と合わせて日本三大朝市に数えられており、高山市を代表するおすすめの観光名所になっています。
地元の飛騨高山宮川朝市協同組合により行われており、地元高山の方々と高山言葉での温かい交流が楽しめるのも観光客にとっては嬉しいポイントです。
この記事では宮川朝市について詳しくご紹介をしていきます。宮川朝市の営業時間や宮川朝市で手に入る飛騨高山グルメなど楽しみ方と合わせてご紹介するので、飛騨高山を訪れる予定のある方ぜひ事前にチェックしてみてください。
宮川朝市の営業時間は何時から?
「朝市」というのは朝に開催するから朝市と呼ばれているため、宮川朝市も一日中開催しているわけではないので、営業時間は事前にチェックして、観光計画を組むようにしましょう。
宮川朝市は4月~11月の期間は7:00~12:00、12月~3月の期間は8:00~12:00が営業時間になっています。基本的に毎日開催しているので、曜日を気にする必要はありませんが、毎日午前中しか開催していません。午後に観光に組み込んでも開催していないのでご注意ください。
高山市に宿泊する場合は、朝食の前後に訪れるのがおすすめです。朝の澄み切った空気で気持ちよく散策しながら宮川朝市に並ぶお店をゆっくり見て回れます。
東京からのアクセス方法
東京方面から高山へ行く際どのように行けばよいかアクセス方法にも触れておきます。東京駅から東海道新幹線に1時間40分程乗車し名古屋駅で下車します。名古屋駅でJR特急ワイドビューひだに乗り換え、約2時間25分で高山駅に到着します。高山駅からは徒歩10分程度で宮川朝市まで行けます。
複雑な乗り換えがないので、比較的簡単にアクセスできるでしょう。5時間~6時間かかりますが、高速バスやマイカーでもアクセスできます。高速バスは新宿駅西口から高山への直通バスが走っています。
住所 | 岐阜県高山市下三之町宮川沿い |
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営業時間・定休日 | 4月~11月:7:00~12:00 12月~3月:8:00~12:00 年中無休 |
アクセス | JR高山本線「高山」駅より徒歩10分 |
駐車場の有無 | 無 |
公式URL |
宮川朝市でおすすめの名物グルメやお土産
宮川朝市では高山の新鮮な野菜や果物・花・雑貨など売っているものの幅が広いのが魅力の一つです。その中でも飛騨高山の名物グルメや名物お土産も売っており、飛騨高山の魅力に触れられるとともにお土産もゲットできます。
ここからは宮川朝市で売っているおすすめの名物グルメやお土産について詳しくご紹介をしていきます。事前に欲しいものをチェックしてみてはいかがでしょうか。
NOIX DE COCOの「飛騨高山プリン」
NOIX DE COCOは高山にあるパン屋ですが、宮川朝市にも出店しており、「飛騨高山プリン」を販売しています。「飛騨高山プリン」と書かれた緑色の大きな看板が出ているのですぐわかるでしょう。飛騨高山プリンは滑らかさが特徴的で、美味しいと評判になっています。
地元高山の良質な卵や新鮮な牛乳をたっぷり使って丁寧に仕込み、可愛らしい小瓶に流し込んで低温でじっくり焼き上げた完全無添加のプリンです。上の方はしっかりしており、下に行くにしたがってクリーミーになっていきます。焼き具合で見事な味のグラデーションを楽しめるのも新鮮です。
お店の横にベンチがあり、買ったらその場ですぐ食べられます。冬場になるとホットプリンとして販売しています。温かいプリンというレアなプリンですが、寒い冬に外で食べるのにぴったりなので、冬場のホットプリンもぜひご賞味ください。
飛騨高山よしま農園の「丸ごと赤かぶ漬」
「飛騨高山よしま農園」は無農薬自然野菜の栽培と無添加加工品づくりを主に行っている高山にある農園で、宮川朝市に出店しています。中でも「丸ごと赤かぶ漬」は最も人気のある商品で、お土産に買って帰る方も多くいます。
丸ごと赤かぶ漬は江戸時代から漬物に加工されており、飛騨の伝統的な漬物として長年親しまれています。 飛騨で古くから伝わる木樽を使った天然乳酸菌製法を用いて、完全無添加で漬け込んでいます。独特の酸味とコクが特徴で、漬物ファンにはたまらない一品です。
お店では試食も楽しめるので、お店の方の説明を聞きながら試食してみましょう。そのまま漬物としてももちろん美味しく食べられますが、丸ごと赤かぶ漬と相性の良い食品もあり、アレンジレシピも多く公開されています。ポテトサラダに入れたりサンドウィッチの具に入れたりしても美味しいので試してみましょう。
飛騨高山の伝統工芸「さるぼぼ」
「さるぼぼ」は飛騨高山で昔から作られている人形です。飛騨弁でさるぼぼは「猿の赤ちゃん」という意味になります。2008年に岐阜県郷土工芸品に指定され、飛騨高山のお土産として知名度を上げています。赤を基調とした猿の赤ちゃんのような可愛らしい形で、キーホルダーとしても持ち歩けます。
飛騨高山の名産品ということで、宮川朝市でもさるぼぼを販売しているお店があります。バリエーション豊富なデザインのさるぼぼがたくさん並んでおり、迷ってしまうほどですが、お土産に渡すと喜ばれる名産品なのでぜひゲットしてみてください。
宮川朝市で新鮮な野菜をGETしよう!
宮川朝市では地元高山の新鮮な野菜が購入できるのが宮川朝市の特徴にもなっています。野菜を販売しているお店は9店舗ほどあり、いずれも地元高山の農園を営む方々が採れたての新鮮野菜を店頭に並べています。
各農園で得意としている野菜を販売しているため、全ての農園で同じ野菜を売っているわけではありません。高山独自の伝統的な野菜もあるので、各お店の方から農園や野菜の特徴を聞きながら見て回ると良いでしょう。朝の早い時間帯に行く方が新鮮で品揃えも豊富でおすすめです。
宮川朝市を楽しむポイント
宮川朝市を楽しむにはいくつかのポイントがあります。ポイントを押さえておくとより充実した宮川朝市の散策を楽しめるので、チェックしてみてください。
早い時間帯に出かけよう!
宮川朝市へは早い時間帯に行くのがおすすめです。朝7:00もしくは8:00から開催していますが、野菜・果物などは新鮮な状態で朝から並んでいます。
新鮮で状態の良いものから売れていくため、遅い時間帯に行くとすでに売り切れていたり、鮮度が落ちてしまったりします。なるべく営業開始してすぐの時間帯に行くようにするとより楽しめるでしょう。
季節や天候に注意!
宮川朝市へ行く際、季節や天候にも注意を払う必要があります。4月~11月であれば朝7:00からやっていますが、冬季にあたる12月~3月は朝8:00からで終了時間は一年中12:00で変わらないので、1時間短い開催になります。
また、雨や荒天の時はお店の出店数が減ることがあるので、通常の宮川朝市の状態を楽しめない可能性があります。屋外のため傘を差しながら回ることになり、細かくお店を見て回りにくくなります。旅行計画があるので難しい面はありますが、晴れた日に行く方がより宮川朝市を楽しめるでしょう。
飛騨高山の「宮川朝市」へ行こう!
飛騨高山の「宮川朝市」についてご紹介をしてきました。宮川朝市は飛騨高山を代表するおすすめの観光名所になっており、地元の方のみならず観光客も多く足を運ぶ朝市になっています。朝から飛騨高山の名産品や名物グルメを楽しめるのでおすすめの観光スポットです。
何より地元高山の方々との交流を楽しみやすいという点で、高山に伝わる文化にも触れられるのではないでしょうか。時期や天候にも注意しながら、高山へ訪れる際はぜひ宮川朝市にも立ち寄ってみましょう。