ノッティンガム(イギリス)のおすすめ観光情報！見所や人気ホテルなど

紳士の国・イギリスは、日本人の間でも人気の観光地です。移民問題などを切っ掛けに2020年1月31日にBrexit（EU離脱）を実現したものの、日本とは良好な関係を維持。例年、20～30万人ほどの日本人観光旅行者がイギリスに足を運んでいます。

イギリス観光と言えば大英博物館やバッキンガム宮殿などの有名スポットが人気ですが、ノッティンガムも要チェックです。好奇心をくすぐられる歴史的施設が多い上にロンドンに比べれば治安も良く、いろいろなエリアを回ってみたくなります。

そこで今回は、イギリス・ノッティンガムの特徴やおすすめの観光スポットなどをまとめてみました。イギリスへの観光旅行を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

ノッティンガム（Nottingham）は、イギリスのイングランド中心部に位置している街です。ノッティンガム大学とノッティンガム・トレント大学という2つの大学があり、多くの学生が住んでいる教育的エリアとして知られています。

レーン川やトレント川が流れていて、美しい街並みに定評があります。工業都市として発展し、織物業や鉄鋼・タバコ・医薬品などの製造業が盛んです。

ノッティンガムはロンドンから200kmほど離れた場所にありますが、ユニークな施設を多く擁する穴場的観光スポットです。

まずは、ノッティンガム観光の見所を紹介しましょう。

一つ目のノッティンガム観光のおすすめポイントは、ロビンフッド伝説です。

ノッティンガムの北方には、中世イングランドで仲間を率いて暴政に反抗していた伝説の義賊・ロビンフッドが住んでいたと言われるシャーウッドの森があります。

ロビンフッド関連の博物館や銅像などもあり、古典の世界観を楽しめます。

二つ目のノッティンガム観光のおすすめポイントは、スポーツ文化です。

イギリス全体が世界屈指のサッカー王国ですが、ノッティンガムでもサッカーが大人気です。

「ノッティンガム・フォレストFC」と「ノッツ・カウンティFC」という二つの古豪サッカークラブの本拠地であり、ホームスタジアムには多くのサッカーファンが集まります。

三つ目のノッティンガム観光のおすすめポイントは、ショッピング施設の充実度です。

ノッティンガムには、ビクトリアセンターやブロードマーシュなどの人気ショッピングモールがあります。

食料品からファッションアイテムまで多彩な商品が販売されており、地元の方や観光旅行者など多くの客で賑わっています。

ノッティンガムには、イングランドの歴史に触れられる魅力的な観光名所がたくさんあります。

ここでは、イギリス・ノッティンガムのおすすめ観光スポットを見ていきましょう。

Wollaton Hall and Park（ウォラトンホールアンドパーク）は、16世紀に建てられたエリザベス朝様式のカントリーハウス・ウォラトンホールに併設された自然公園です。

ウォラトンホールは、映画バットマンの「ダークナイトライジング」の撮影時に使われたロケーションとして有名。

公園内にはたくさんの鹿が生息していて、のんびりピクニックしたくなるほどのどかな時間を過ごせます。

City of Caves（シティ オブ ケイブズ）は、Broadmarshというショッピングセンターの地下にある洞窟です。

一人当たり7～8￡（およそ1,000円程度）の入場料を支払えば、毛皮を塩漬けする際に使っていた桶など、中世イングランドの時代の人々のリアルな生き様を見学できます。

静まり返った仄暗い洞窟の中には、ミステリアスな雰囲気が広がっています。プロの専属ガイドさんが英語で解説してくれるため、初心者の方でも充実した時間を過ごせることでしょう。

Ye Olde Trip to Jerusalem（ジ オールド トリップ トゥ エルサレム）は、12世紀頃から続いているイギリス最古のパブです。

店の奥が洞窟になっていて、当時のイギリス人の体格を反映した天井の低い店内で美味しい地ビールを楽しめます。

残念ながら、COVID-19（新型コロナウイルス）の感染拡大を防ぐため、営業を当面停止しています。来店前には、必ず公式サイトをチェックしておいてください。

Sherwood Forest（シャーウッドの森）は、ノッティンガムの北方に広がる国立自然保護区です。1,000年以上の歴史があり、Major Oakと呼ばれる樹齢800年の樫の木などを見に例年30万人以上の観光客が訪れています。

ロビンフッド一味が隠れ住んでいた森という逸話もあり、夏場にはアーチェリー大会などのロビンフッドフェスティバルが開催されます。

可愛らしい野生動物も多く息づいていて、素敵な景観をゆっくり楽しめます。

観光だけでなく留学先としても人気の高いノッティンガムには、様々な文化施設もあります。

ここでは、イギリス・ノッティンガムのおすすめ観光施設を見ていきましょう。

National Justice Museum（ナショナル・ジャスティス・ミュージアム）は、City of Cavesの近くにある歴史博物館です。

イギリスの司法制度をメインに取り扱っていて、法廷や独房などを見学しながら犯罪者が裁かれていく過程を知ることができます。

ショッキングな資料などは展示されていないので、子供連れでも気軽に立ち寄れます。

Nottingham Castle（ノッティンガム城）は、ノッティンガムの高台の上に建っている巨大な城塞です。

11世紀に建築された後、王家の居城として使われていましたが、17世紀のイングランド内戦時に大破。19世紀に復元され、ノッティンガム城博物館として一般公開されるようになりました。ロビンフッドの宿敵であるノッティンガムの代官が住んでいた地としても有名です。

2018年から大規模な改修工事を行っており、現在は閉館しています。2021年から再オープン予定なので、詳細は公式サイトをチェックしてください。

Green's Windmill（グリーンズウィンドミル）は、ノッティンガムの東部にある巨大な風車です。

製粉所の設備であり、実際に風車に上って穀物が小麦粉に変わる過程を体験見学できます。

なお、イギリス政府の要請により、COVID-19（新型コロナウイルス）の感染拡大防止のために一般見学が当面禁止されています。詳細は公式サイトをチェックしてください。

ノッティンガムにはオシャレで快適な宿泊施設がたくさんあり、世界中の観光旅行客から好評を博しています。

ここでは、イギリス・ノッティンガムの観光時におすすめのホテルを見ていきましょう。

Hilton Nottingham Hotel（ヒルトン ノッティンガムホテル）は、ノッティンガム駅から徒歩15分、街の中心部に位置しているホテルです。

宿泊料金の相場は80￡程度。100年以上の歴史を誇る建物を利用していて、伝統的な気品が漂っています。テレビ、デスク、インターネット等を完備しています。

ビクトリアショッピングセンターのすぐ近くにあり、買い物に便利。上層階から見渡すノッティンガムの街並みも最高です。

mour hotel（ムーア ホテル）は、ノッティンガム北部のシェアウッドビジネスパーク近くにある6階建てのホテルです。

インテリアデザイナーのアマンダ・ローザさんが設計したエレガントな外観のホテル内には、テレビ、インターネット、冷暖房などが完備されています。ベビーベッドやペット用の宿泊設備もあり、家族旅行に最適です。

宿泊料金は10,000円程度。レストラン・バー・ラウンジで美味しい食事を楽しめるサービスにも対応しており、コストパフォーマンス抜群です。

De Vere Orchard Hotel（デ ヴィア オーチャード ホテル）は、ノッティンガム大学の近くにある人気ホテルです。

宿泊料金は10,000円程度。薄型テレビ、インターネット、冷暖房を完備。フィットネス、レストラン、会議室などもあり、長期滞在にもおすすめです。

Wollaton Hall and ParkやNottingham Industrial Museumなどの観光スポットが近郊にあり、アクセス性抜群です。

まず、日本から飛行機に乗ってロンドンのヒースロー空港に向かってください。料金は13万円前後。フライト時間は12時間程度です。

ヒースロー空港近くのGreat South West Road Hattonからバスに乗ってRichmondに向かい、鉄道を乗り継いでWest Hampstead→Luton Airport Parkway→Nottinghamで下車してください。

ヒースロー空港からトータル3時間程度でノッティンガムに着きます。

今回は、イギリス・ノッティンガムの見所やおすすめの観光スポットなどを紹介いたしました。

イングランドの伝説や景観を楽しめるノッティンガムは、ロンドンに引けを取らないほど魅力的な観光地です。イギリスを観光する際には、ぜひノッティンガムにも足を運んでみてはいかがでしょうか。