布引観音(布引山釈尊寺)は長野の観光名所!見どころやアクセスを紹介

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「牛に引かれて善光寺参り」の布引伝説で知られる、長野県小諸の布引観音(布引山釈尊寺)は、長野では有名な観光名所。長野屈指のパワースポットでもある布引観音(布引山釈尊寺)の見どころやアクセス方法、他にも布引伝説や布引山釈尊寺の御朱印などもご紹介します。

布引観音(布引山釈尊寺)は長野の観光名所!見どころやアクセスを紹介

目次

  1. 長野の観光スポット「布引観音」について紹介!
  2. 布引観音(布引山釈尊寺)とは?
  3. 布引観音(布引山釈尊寺)の見どころ
  4. 布引観音(布引山釈尊寺)の御朱印
  5. 布引観音周辺のおすすめ観光スポット
  6. 布引観音(布引山釈尊寺)へのアクセス
  7. 布引観音で絶景を満喫しよう!

長野の観光スポット「布引観音」について紹介!

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TANAKA Juuyoh (田中十洋)

千曲川を見下ろす、岩山の中腹にある天台宗布引山釈尊寺。険しい山道を登った先にあるにもかかわらず、たくさんの参拝客、観光客が引きも切らない、長野では人気の観光名所です。

誰でも一度は耳にしたことがある、「牛に引かれて善光寺参り」の布引伝説発祥の地です。国の重要文化財や、県宝もある天台宗布引山釈尊寺と、そこに安置されてる「布引観音」について、知りたい情報を一挙に大公開。周辺のおすすめ観光スポットも合わせてご案内します。

これを読めば誰でも「布引観音」(布引山釈尊寺)通になれます。

布引観音(布引山釈尊寺)とは?

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長野有数の観光地にして人気のパワースポット「布引観音」(布引山釈尊寺)。「布引山釈尊寺」は、天台宗布引山釈尊寺が正式な名称です。「布引観音」は、洞窟を抜けた先にある「観音堂」に安置されています。

「布引山釈尊寺」の創建は、神亀元年(724年)。行基によって開かれましたが、天文17年(1548年)、焼失。弘治2年(1556年)に再建されますが、享保8年(1723年)に再び焼失してしまいます。現存する伽藍の大半は、江戸時代に再建されたものです。

歴史ある、由緒正しき「布引山釈尊寺」。いったいどんなところなのか、有名な布引伝説、「布引観音」の由緒など、「布引観音」(布引山釈尊寺)について、詳しくご紹介します。

長野県小諸市にある有名パワースポット

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日本各地にパワースポットはたくさんありますが、「布引観音」(布引山釈尊寺)もその一つ。しかも、かなり強力なパワースポットとして知られています。

懸崖造り(けんがいづくり)と呼ばれる、崖の中に建つ観音堂までは、巨岩あり、洞窟あり、滝ありと変化に富んだ険しい山道を15分ほどもかけて登らなくてはなりませんが、一歩足を進めるごとに、神経が研ぎ澄まされるような、静謐な雰囲気が増していきます。

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山道を歩いて疲弊しているはずなのに、精神的には満ち足りていくという、まさにパワースポットならではの感覚を実感することでしょう。

「布引観音」は、険しい崖を登り、寺務所を通って洞窟を抜けた先にあります。「布引観音」は、心を静める力があるとされており、精神集中のパワースポットとして有名で、勉強に集中したいとき、重大な決断を下すときなどに訪れるといいといわれています。

「牛にひかれて善光寺参り」の発祥の地

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Pexels

江戸時代に大流行した善光寺参り。一生に一度はと、多くの人が善光寺を訪れました。その善光寺とゆかりが深いのが、「布引観音」です。「牛に引かれて善光寺参り」という言葉を、聞いたことがある人は多いはずです。

この、「牛に引かれて善光寺参り」の発祥となったのが、牛に化身した観音様が、強欲な老婆を善光寺に導き改心させたと伝わる、布引伝説です。

布引観音のご由緒

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 White cloth
weinstock

布引伝説とは、働き者だけれど意地が悪く強欲な老婆が、千曲川で白布をさらしていると、どこからか一頭の牛があらわれ、白布を角に引っかけて走り出し、老婆が牛の後を追いかけると善光寺にたどり着き、さらに牛を追ってお堂に入ると、御仏の光りが満ち、老婆が改心したというものです。

実は、牛は観音様の化身で、改心した老婆は、家に帰ると岩山に観音様をお祀りし、毎日欠かさず朝夕に観音様を拝むようになったそうで、これが「布引観音」の由来です。今でも、「布引観音」の近くの岩山には、布引伝説の白布が岩になったと伝わる「布岩」があります。

布引観音(布引山釈尊寺)の見どころ

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長野有数のパワースポットであると同時に、観光名所でもある「布引観音」。布引山の山中という、気軽に訪れるにはハードルが高い立地ながら、老若男女を問わず多くの参拝客、観光客が訪れる人気の観光名所です。

そんな「布引観音」と、「布引山釈尊寺」の見どころについてご紹介します。

桜や紅葉の名所として有名

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千曲川に挑む岩山に建つ「布引山釈尊寺」は、樹々に囲まれ、春は桜、秋は紅葉の名所としても知られています。「布引観音」付近の桜は、山の中のため市中より開花が遅く、例年4月中旬から下旬頃に見ごろとなります。

「布引観音」の桜は駐車場から「観音堂」までの参道脇の至る所で見ることができますが、とくにおすすめは懸崖造りの「観音堂」とその周りに咲く桜、そして樹齢100年を超える枝垂れ桜です。

紅葉は、11月上旬から始まり、中旬にかけてが見ごろです。麓の駐車場から見上げる岩山の紅葉の美しさは、まさに絶景です。さらに、朱塗りの「観音堂」と燃えるような紅葉の取り合わせは絶妙で息をのむばかりの美しさです。

崖の上にある観音堂は圧巻の景色!

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京都の清水寺とも並び称される「布引山釈尊寺」。よくもこんな所にと、感心を通り越して唖然とするほかはないような険しい山奥の崖に建てられた「観音堂」は、神々しさをも湛えています。

「信州の耶馬渓」とも称される、険しくも美しい参道を登り、本堂を通り過ぎ、洞窟を抜けた先に「観音堂」はあります。

「観音堂」それ自体も見ごたえは十分ですが、「観音堂」内には、1258年に造られた入母屋造り板葺の仏殿型厨子の宮殿があり、鎌倉時代建築の特色を示す美術建築物として、国の重要文化財に指定されています。

「牛岩」と呼ばれる石

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「布引山釈尊寺」へは、駐車場からごつごつとした岩肌がむき出しになった参道を登っていきますが、「観音堂」の巨岩の壁には、牛の姿が浮かびあがって見える岩があり、「牛岩」と呼ばれています。

布引伝説の「牛に引かれて善光寺参り」のから名付けられたもので、この岩をなでると、善光寺参りのご利益があるといわれています。

「牛岩」のほかにも、馬に似た「馬岩」もあり、他にも何かに似た岩はないかと、岩肌をじっくり観察してみるのも面白いです。

布引観音(布引山釈尊寺)の御朱印

「布引観音」(布引山釈尊寺)は、信濃三十三観音霊場の第二十九番札所にもなっており、御朱印を拝受する熱心な参拝客も多いです。それほど信心深くはなくても、せっかく大変な思いをして布引山に登ったなら、ぜひとも参詣の記念に御朱印をいただきたいものです。

「布引観音」(布引山釈尊寺)の授与所は?御朱印のいただき方は?「布引観音」(布引山釈尊寺)の御朱印情報はこちらです。

御朱印の授与所

「布引観音」(布引山釈尊寺)の御朱印の授与所は、本堂脇の寺務所です。授与所には2匹の可愛い猫がいて、参拝者を温かく迎えてくれます。中でも黒猫に出会えると運がいいのだとか。寺務所では御朱印と一緒に、牛を追いかける老婆の絵と、「縁起」と書かれた紙片も拝受します。

秘境ながら人気の観光地、パワースポットである「布引観音」(布引山釈尊寺)で御朱印を拝受するのには、時期にもよりますが多少時間がかかります。急ぐ場合や、待ち時間を短くしたい場合は、最初に御朱印帳を務所に預けてから拝観し、その後で受け取る方法がおすすめです。

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布引観音周辺のおすすめ観光スポット

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Nietjuh

「布引観音」(布引山釈尊寺)それ自体も見どころ満載で、つぶさに鑑賞していると、時間がいくらあっても足りないくらいですが、「布引観音」(布引山釈尊寺)周辺には、ほかにもとっておきの観光スポットがあります。

「布引観音」(布引山釈尊寺)を訪れた際には、こちらの観光スポットもぜひお忘れなく。

旅の疲れを癒そう「布引温泉」

「布引観音」の布引伝説から、近在にある温泉は、「布引温泉」と呼ばれています。そんな「布引温泉」の中でも、「布引観音」(布引山釈尊寺)のある小諸にあり、人気が高いのが、「布引温泉こもろ」。

歴史ある城下町を見下ろす高台にある、天然温泉の宿です。浅間山を望む絶景の露天風呂は岩造り。険しい参道を登り下りした後の疲れた体を癒すには絶好のスポットです。

宿自慢の絶景と料理を楽しみつつ、宿泊してゆっくりと温泉を楽しむのもいいですし、手軽な日帰りプランを利用するのもおすすめです。ナトリウム塩化物泉、源泉100%のお湯は、体が芯から温まると評判です。

下記には、「こもろ」の日帰り温泉プランについて詳細をまとめてありますが、「布引観音」(布引山釈尊寺)周辺には、「こもろ」のほかにも、「布引温泉」を名乗る温泉宿や温泉施設がいろいろありますから、ぜひお気に入りの場所を探してみてください。

「布引観音」(布引山釈尊寺)観光で疲れた体を、温かい温泉と絶景が癒してくれること請け合いです。

所在地

長野県小諸市大久保620-3

電話番号

0267-22-2288

営業時間・休業日

10:00~20:00(19:30受付終了)

無休

アクセス

東京方面

関越自動車道「藤岡JCT」で上信越自動車道「小諸I.C.」へ

「小諸I.C.」から車で10分

中央自動車道で「諏訪I.C.」へR20で下諏訪町

R142で「布引温泉こもろ」へ

関西方面

中央自動車道「岡谷JCT」から下諏訪町へR142

中央自動車道「更埴JCT」から「小諸I.C.」

電車の場合、「小諸」駅から無料送迎あり(要予約)

料金

大人(中学生以上)600円 

小学生500円 

幼児 無料

駐車場の有無

あり

公式URL

https://nunohikionsen.info/index.html

駐車場前の絶景スポット「布引渓谷」

千曲川沿いに広がる「布引渓谷」は、川沿いの道路や駐車場からも絶景が眺められるおすすめの観光スポットです。「布引観音」(布引山釈尊寺)へ続く参道は、「信濃の耶馬渓」「信濃耶馬渓」とも呼ばれる「布引渓谷」の一部です。

参道の途中には、先述した、「牛岩」や「馬岩」のほか、布引二段滝、見返り地蔵、不動滝などのほか、善光寺へ通じているといわれている「善光寺穴」など、見どころが満載で、四季折々の美しい自然、千曲川の清流とともに、目を楽しませてくれます。

所在地

長野県小諸市大久保

電話番号

0267-22-1700(長野小諸観光課)

営業時間・休業日

アクセス

「小諸I.C.」から6km、車で8分

JR小海線「小諸」駅からタクシーで7分

しなの鉄道「小諸」駅からタクシーで7分

料金

駐車場の有無

あり

公式URL

テキスト

布引観音(布引山釈尊寺)へのアクセス

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RyanMcGuire

険しい山の中のある「布引観音」(布引山釈尊寺)。参道は歩くしかありませんが、駐車場までは、車や公共交通機関で行くことができます。

レンタサイクルを利用すれば、布引山の山頂まで自転車で乗ることができますが、ここでは、自動車や公共交通機関を使ったアクセス方法をご紹介します。秘境の寺「布引観音」(布引山釈尊寺)へのアクセス方法はこちらです。

車での行き方

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Free-Photos

「布引観音」(布引山釈尊寺)には駐車場がありますから、参道付近まで車で行くことができます。

東京方面からは、関越自動車道を走り、「藤岡JCS」で上信越自動車道に進み、小諸ICを右折して北国街道、国道141号に入り、国道18号に進みます。押出入口交差点を左折して、県道153号を進んで右折すれば、布引観音駐車場に到着です。小諸ICからの所要時間は、約10分です。

「布引観音」(布引山釈尊寺)の駐車場は、それほど広くはありませんから、桜の時期や紅葉の時期は満車の場合も少なくありません。場合によっては、布引渓谷の駐車場を利用するのもいいでしょう。

公共交通機関での行き方

station
Free-Photos

公共交通機関を利用する場合は、JRもしくはしなの鉄道の「小諸」駅が最寄り駅です。駅からはタクシー、レンタカー、レンタサイクルを利用します。駅から「布引観音」(布引山釈尊寺)の駐車場までは、距離にして約6kmなので、体力に自信がある人は歩いても行けます。

しかし、その後に待ち受ける約15分の山道を考えたら、よほどの健脚の人以外は、タクシーやレンタカー、レンタサイクルを利用するのが無難です。レンタサイクルなら駐車場まで約25分。

自転車好きなら、そのまま山頂まで登るのも気持ちがいいです。レンタサイクルは、電動アシストつきもありますから、布引山の上り坂も心配いりません。

所在地

長野県小諸市大字大久保2250

電話番号

0267-22-1234(観光協会)

営業時間・休業日

終日

無休

アクセス

・小諸I.C.から 6km 8分

・JR北陸新幹線「軽井沢」駅で下車、しなの鉄道しなの鉄道線へ

または、JR北陸新幹線「佐久平」駅で下車、JR小海線へ

いずれも「小諸」駅下車タクシー7分 徒歩10分

駐車場の有無

あり(普通自動車10台)

公式URL

http://www.kanko.komoro.org/midokoro/nunobiki.html

布引観音で絶景を満喫しよう!

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Free-Photos

険しい崖に建つ「布引山釈尊寺」。参道の景観や歴史ある建造物を含め、「布引観音」は、一見の価値があります。美しい渓谷美と豊かな温泉とともに、ぜひ「布引観音」(布引山釈尊寺)を満喫してください。

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