沖縄ぜんざいのおすすめ店!金時豆とかき氷のふわふわスイーツを味わおう
沖縄は独特の食文化と異国情緒があります。沖縄に来たら必ず食べたくなるといわれているのが沖縄の定番スイーツ「沖縄ぜんざい」のかき氷です。夏こそ食べたい沖縄ぜんざいのおすすめのお店やおすすめの甘くなくて冷たくて美味しいかき氷など紹介します。
目次
金時豆とかき氷の冷たいスイーツ「沖縄ぜんざい」について紹介!
「ぜんざい」は小豆を砂糖で甘く煮て、お餅やお団子にして食べる「温かいデザート」を連想されるかと思いますが、沖縄の「沖縄ぜんざいは冷たい、かき氷スタイルのことをいいます。冷たいかき氷の上の上に、一度冷やした黒糖で似た金時豆やあずき豆をたっぷり載せます。
沖縄の定番スイーツ「沖縄ぜんざい」を美味しく食べられるお店を紹介します。
沖縄ぜんざいとは?一般的なぜんざいとの違い
関東ではお餅に白玉団子などに汁気のない餡を添えたものを「ぜんざい」といいます。汁気のあるものは「しるこ」です。
関西では粒餡を使った汁気のあるものが「ぜんざい」で、汁気のあるこし餡を使ったものを「しるこ」、汁気のないお餅や団子に添えたものは別の名前で区別しています。「ぜんざい」とは一般的に甘く煮た小豆に餅や白玉などが入った温かいスイーツです。
沖縄のぜんざいはまったく違ったもので、砂糖や黒糖で甘く煮た豆と押し麦がトッピングされた冷たいスイーツのかき氷になります。
沖縄ぜんざいの起源
沖縄では甘く煮た豆には金時豆が使用されることが主で、もとは緑豆で作られていたといわれています。緑豆は漢方としても使われるような食材で、食欲のない時や食べ過ぎた時など、涼を呼ぶための民間療法使われていました。
第二次大戦後にアメリカ軍の物資として出回ってたカリフォルニア産の金時豆が、煮ても型崩れもしないで綺麗に仕上がり使いやすかったので次第に主に使われるようになりました。沖縄では本来、甘く煮た押し麦や緑豆や金時豆を入れたお菓子を「ぜんざい」「あまがし」と呼びます。
冷蔵庫が普及されるとかき氷にトッピングされるようになったのが沖縄ぜんざいの起源です。
沖縄ぜんざいが美味しいおすすめのお店【北部エリア】
沖縄ぜんざいが美味しいおすすめの北部エリアのお店をみていきましょう。
メニューはぜんざいのみ!「新垣ぜんざい屋」
新ぜんざい屋さんは創業70年の歴史のある老舗のざんざい屋さんです。地元の人もぜんざいといえ「ここ新垣のぜんざい」というほど、いつも地元の人で賑わっています。
お店のメニューは氷ぜんざいのみで、沖縄ぜんざいの専門店です。ぜんざいのシロップは金時豆を特製のザラメでゆっくりと煮込み、豆の風味と甘さ控えめのかき氷なので飲み干す方が多いくらい美味しいです。
メニューは1つなのに食券の販売機には、1人前から20人前まで、ワンプッシュで買うことができます。大人数で集まることが多い沖縄ならではの販売機です。
住所 | 沖縄県国頭郡本部町字渡久地11−2 |
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電話番号 | 0980-47-4731 |
営業時間:定休日 | 12:00~18:00(売り切れ次第終了) 定休日: 月曜日(祝日の場合は翌日) 臨時休業あり |
平均予算 | ~999円 |
アクセス | 沖縄自動車道 許田IC~国道58号線~県道84号線 本部方面より33分 |
駐車県の有無 | 無 |
公式URL |
ミルクぜんざいが人気!「ひがし食堂」
ひがし食堂は創業40年以上の老舗のお店で、名護の天然水を使ったぜんざいが有名で、地元民だけでなく観光客も訪れるほどです。食堂なので沖縄ぜんざいのほかにも沖縄そばや定食もあります。
おすすめはミルクがたっぷりかかった「ミルクぜんざい」です。氷は名護の水を使われ、かき氷を食べていくと中から金時豆とお餅が出てきます。
住所 | 沖縄県名護市大東2丁目7−1 |
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電話番号 | 0980-53-4084 |
営業時間:定休日 | 11:00~18:30 定休日: 正月1〜3日 |
平均予算 | 999円 |
アクセス | 東江2丁目から、ビール工場を背にして 川を渡って中学を過ぎてすぐ右折するとお店の看板が見えます |
駐車県の有無 | 有 3台分 |
公式URL |
沖縄ぜんざいが美味しいおすすめのお店【中部エリア】
沖縄ぜんざいが美味しいおすすめの中部エリアのお店をみていきましょう。
インスタ映えする「米八そば」
沖縄中部泡瀬(あわせ)にある名前の通り沖縄そばのお店です。沖縄そばのお店なのですが、沖縄ぜんざいが有名で、提供されるぜんざいはインスタ映えするようなアート作品になっています。
食べるのがもったいないようなぜんざいは、ついつい写真を撮りたくなるようなアートでレパートリーもたくさんあるといわれていて、注文するとどんな作品が出てくるかはお楽しみにです。
住所 | 沖縄県沖縄市泡瀬5丁目29−6 |
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電話番号 | 098-938-3266 |
営業時間:定休日 | 11:00~18:00 定休日: 木曜日(祝日は営業) |
平均予算 | 999円 |
アクセス | 国道329号線を北上、ファミリーマート高原小学校前店過ぎて右折し美里工業通りを入って六筋目 |
駐車県の有無 | 有 |
公式URL |
甘さ控えめで美味しい「鶴亀堂ぜんざい」
鶴亀堂ぜんざいは沖縄県中部にある座喜味城跡(ざきみじょうせき)の前にある、沖縄でも有名なお店です。鶴亀堂のかき氷は細かいパウダースノーのような氷と、煮込んだ甘さ控えめの金時豆がトッピングされているのが特徴です。
ぜんざいやちむん(陶器)や琉球ガラスに盛り付けられ、器も一緒に楽しむことができるのでおすすめになります。
住所 | 沖縄県中頭郡読谷村字座喜味248−1 |
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電話番号 | 098-958-1353 |
営業時間:定休日 | 10:00~17:30 定休日:水曜日 |
平均予算 | 999円 |
アクセス | 那覇より国道58号線を北上。読谷村喜名より左折、県道12号線に入り座喜味城跡案内板に従い進む |
駐車県の有無 | 有 |
公式URL |
沖縄ぜんざいが美味しいおすすめのお店【南部エリア】
沖縄ぜんざいが美味しいおすすめの南部エリアのお店をみていきましょう。
有名なぜんざい専門店「富士家 泊本店」
富士家のぜんざいは那覇市内でも有名な沖縄ぜんざいを提供してくれるお店です。富士家では金時豆の煮汁を凍らせて作ったかき氷を使用する特徴があります。
ほんのりと色が付いている氷と金時豆の相性はよく、甘さ控えめであっさりとした味です。沖縄の暑い夏には欠かせないおすすめの冷たいスイーツになります。
住所 | 沖縄県那覇市泊2丁目10−9 |
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電話番号 | 098-869-4657 |
営業時間:定休日 | 10月~6月 11:00~19:00 7月~9月 11:00~20:00 定休日:無 |
平均予算 | 999円 ディナー:2,000円~2,999円 |
アクセス | 美栄橋駅から車で6分 |
駐車県の有無 | 有 |
公式URL |
老舗の人気店「千日」
千日は沖縄の那覇の下町にある沖縄ぜんざいの老舗です。一歩店内に入ると、懐かしい雰囲気があります。
千日のおすすめは「アイスぜんざい」で、小豆を使わず甘く煮た金時豆が使われいます、オーダーしてから氷を丁寧に削り始めるので、氷を削る光景も楽しめます。
住所 | 沖縄県那覇市久米1丁目7−14 |
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電話番号 | 098-868-5387 |
営業時間:定休日 | 11:30~20:00 [冬期] 11:30~19:00 定休日:月曜日 |
平均予算 | 999円 |
アクセス | 旭橋駅から車で6分 |
駐車県の有無 | 有 |
公式URL |
沖縄らしいスイーツを堪能しよう!
人気の沖縄のスイーツは、暑い沖縄で食べるといつもより一層、美味しさがプラスされたように感じます。乾いた喉を潤すのはドリンクだけではなく、沖縄ぜんざいでほんのひととき涼んでください。
沖縄には老舗から人気のあるお店まで幅広く沖縄ぜんざいを提供しているお店も多いです。沖縄に訪れた際は、お店によってぜんざいも異なるので、ぜひ沖縄ぜんざい巡りに挑戦してみてはいかがでしょうか。