プーケットファンタシーはタイで人気の夜のテーマパーク！

プーケットはタイ南部にあり、タイで一番大きな島、そして世界有数のリゾート地として知られ、世界中から観光客の訪れる島です。きれいなビーチ以外に、観光スポットとして人気なのが、プーケットファンタシーです。

広大な敷地にエンターテイメントやディナービュッフェ、ショッピング、さらに動物園まである夜のテーマパークまであるプーケットファンタシーの魅力について紹介していきます。 

プーケットファンタシーはプーケットのメインであるパトンビーチから車で10分ほどの距離にある、約25万坪、東京ドーム約17個分の広大な敷地を構えるナイトテーマパークです。この広大な敷地の中には、スコータイ時代の王宮を模した建物や、黄金のレストラン、タイ伝統工芸品の販売、象乗り体験などタイの文化・魅力が詰め込まれています。

プーケットファンタシーの建物はタイの宮殿を模したものや、きらびやかな装飾がほどこされたものばかりです。また実際にタイの民族衣装を着て記念撮影を行ったり、タイの象徴ともいえる象達と写真を撮ることができます。

タイにはタイシルクや雑貨などの伝統工芸や、ココナッツを使ったお菓子などタイならではの特産品が沢山あります。

あまり知られていませんが、プーケットファンタシーには「タイガージャングルアドベンチャー」というミニ動物園があります。このタイガージャングルアドベンチャーには白クジャクやツノガエルなど珍しい動物に出会えますが、この動物園の主役は名前の通り、タイガー、しかも普通の虎ではなく、白い虎です。

館内の入り口がお土産グッズ売り場になっているため見逃しがちですが、入場無料で凛々しいホワイトタイガーや珍しい動物達との触れ合いが楽しめます。

プーケットファンタシーには「 ゴールデンキンナリー・ビュッフェレストラン 」という4,000席数が用意されているスケールの大きなレストランが併設されています。もちろんスケールの大きさは席数だけでなく、建物自体の装飾も圧巻です。

「キンナリ―」という半分人間・半分鳥のタイの神様をモチーフにした建物はとくに入り口がとても美しく、また、建物内部はヒンナパンの森をイメージした造りになっており、随所にキンナリーの像が設置された豪華絢爛でありながら幻想的な雰囲気の中で食事が楽しめます。

ビュッフェの内容はタイ料理を中心に、インターナショナルビュッフェが用意されています。

プーケットファンタシーのメインである「 象王の宮殿劇場 」ではタイの神話、カマラ王国の伝説「 ファンタジーオブキングダム 」をラスベガス式のショーで楽しめます。

まず圧巻なのがタイ族最初の王朝であるスコタイ時代の医師の宮殿を再現させた劇場です。ライトアップされた大きな象の彫刻、観客を迎え入れてくれます。もちろんショーの内容もスケールが違います。何頭もの象が曲芸を披露する場面や、アクロバットなワイヤーアクションに花火と、スケールの大きなしょーが楽しめます。

また、ただラスベガス式なショーではなく、しっかりタイの文化が盛り込まれたショーに仕上がっている、まさにタイの壮大なエンターテイメントと言えます。

総敷地面積約25万坪に、劇場・レストラン・手工芸品・ショッピング・タイの文化体験・動物園とタイの美と文化を集約させ、かつ最新テクノロジーを駆使し、一大エンターテイメントパークとしてタイを訪れる観光客から注目されている施設です。

豪華絢爛な劇場ショーをはじめとした一大テーマパーク、プーケットファンタシーの基本情報を案内します。

プーケットファンタシーの中央に位置し、スコタイ時代の絢爛な医師の王級を模した収容人数3,000席の最新式の劇場です。

収容人数4,000人の食事施設である、ゴールデンキンナリー・ビュッフェレストランは半人半鳥のキンナリーをモチーフとし、神秘的なヒンマパンの森を模した室内でタイ料理を中心としたインターナショナルビュッフェが楽しめます。

タイの歴史ある建物を模した建物が並ぶショッピングエリアです。タイシルク・革製品・手工芸品・タイ陶器・宝石、タイ雑貨などどれもタイを代表するお土産が並びます。路上でのショーや象乗りも楽しめます。ビール・ガーデンも併設されていますので、路上での大道芸をながめつつビールでくつろぐこともできます。

また、フェスティバル・ビレッジ内にある「ハヌマンの洞窟」では、子供向けのゲームやミニショーが開催されています。

シミラン・エンターテイメント・センターはアンダマン海の国立海洋公園シミラン諸島の海底に住む生き物たちをキャラクターにした、深海アーケードとショッピング・アトラクションです。シューティングなどミニゲームやショッピングが楽しめます。

カマラ王国の12の神話をモチーフにした神秘的な演出のもと、ホワイトタイガーを始めとする珍しい動物たちに出会える施設です。

プーケットファンタシーは パトン・ビーチ(PatongBeach)から車で10～15分、プーケットタウンからは車で約30分の距離に位置しています。 公共の乗り物で向かうのは難しいため、ホテルへの送迎サービスを利用するか、タクシーを利用します。

また、カオラックに滞在している場合は、往復送迎バスを利用することができます。ただしカオラックからの送迎バスは混載となります。

プーケットファンタシーのチケットはショーのみ、夕食付、送迎付きの3タイプに分かれます。

象王の宮殿で開催される「 ファンタジーオブキングダム 」の観劇チケットのみの場合の料金です。子供・幼児の区別は年齢よりも身長が優先されますので注意しましょう。プーケットファンタシーでの幼児の区分は身長が100cm以下であることが条件です。

また、100cm以下の子供の場合、劇場での観劇は大人の膝の上になります。もし、100㎝以下の幼児でも座席が必要な場合は、1,800バーツを支払う必要があります。

劇場には中央にシアターゴールドシートが用意されています。追加料金を払うことでより快適にショーを楽しむことができます。

「ゴールデンキンナリー」でのインターナショナルビュッフェ付き観劇チケットの料金です。大人・子供・幼児の区分は年齢で表示されていますが、子供・幼児料金は、実際には身長が優先されます。

子供（4才～12才）は身長が101～140㎝いないであること、幼児は身長100㎝以下が条件です。3才児であっても、身長が101㎝以上ある場合は子供料金となりますので注意しましょう。

プーケットファンタシーの夕食ビュッフェは「ゴールデンキンナリー」のインターナショナルビュッフェの他に、 「スリヤマス・シーフードビュッフェ」 も用意されています。ロブスターなどの海鮮をバーベキューやソテーで楽しめる特別ビュッフェは別途、アップグレード料金が必要になります。

プーケットファンタシーでの注意点をいくつか挙げておきます。

「 ファンタジーオブキングダム 」を観劇する際、スマホやビデオカメラは持ち込み禁止となっています。ゲートで係員に預け番号札を受け取り、ショー終了後に番号札と預けた機器を引き替えますので、番号札は無くさないようにしましょう。

「ファンタジーオブキングダム」終了後はプーケットファンタシー内も帰り道もかなり混雑します。送迎付きチケットを購入している際は自分の乗るマクロバスが分からず混乱することもありますので、プーケットファンタシーに到着した時点でマイクロバスの発車場所を確認しておくとよいでしょう。

プーケットファンタシーの閉演時間は23：30ですが、時間を過ぎてもゲームコーナーやお土産物屋が閉まることはありません。うっかり夢中になり過ぎて自分の乗り合いバスの最終便に乗り遅れないよう、時間を頭にいれておきましょう。

世界的に有名なタイのリゾート地、プーケットで一味違ったひと時が過ごせるプーケットファンタシーは大人も子供も楽しめるきらびやかな空間です。タイでの思い出に楽しい夜を過ごしてみてください。