サムイ島(タイ)のおすすめ観光スポット！行き方やベストシーズンも紹介

微笑みの国と呼ばれるタイの南に位置ずる「サムイ島」は、一年を通して気温が20℃以下にならない常夏の島です。1900年代後半から観光業に力を入れ始め、現在では人気の高い南国リゾート地となりました。

サムイ空港もあるので、日本からもアクセスしやすいタイの観光地です。今回は、そんなサムイ島の観光スポットを詳しく紹介していきましょう。

それほど大きな島でないサムイ島では、人気の観光名所を効率よく見て回ることができます。以下では、サムイ島の観光でぜひ訪れたい人気おすすめスポットを、6種類取り上げましょう。

島民のほぼ全員が敬虔な仏教徒であるサムイ島では、煌びやかかつ鮮やかな「ビッグブッダ寺院」が島の象徴的建物となっています。アルカイックスマイルの全身黄金色の巨大仏像は、その迫力と荘厳さで観光客を魅了しているのです。

高さは約12ｍという黄金の仏像の周囲には、鳴らすと願いが叶うとされる鐘がいくつも吊るされています。訪れた時には、ぜひ鐘を鳴らしてみてください。寺院からの景色やカラフルな寺院の外観も見どころの一つでしょう。

サムイ島の人気寺院「ワット･プライ･レーム」も、観光におすすめのインスタ映えスポットです。寺院の中央にある巨大な池の中には、異国情緒あふれるカラフルな巨大千手観音像や布袋像が安置されています。

タイや中国の雰囲気も纏っている巨大像は、池の上に浮かんでいるようで幻想的です。日本では、この2つの像の画像がインスタで大注目されました。寺院の中では、釈迦の足跡を見学できます。

夏にサムイ島を観光したい人には、ダイナミックなサムイ島の滝「ナムアンの滝」を強くおすすめします。島の西側中央にあるナムアンの滝は、山の中にある穴場の天然プールとして地元の人々からも人気です。

水は冷たく透明度が高いので、水着やシュノーケルなどを持参すれば、楽しく泳ぐことができるでしょう。ダイナミックに流れる滝の様子も、記憶に残る絶景です。

サムイ島には豪華な仏教寺院がたくさん存在していますが、立派な金色の寺院「レムソー パゴダ」も観光客から人気です。サムイ島の住民たちから慕われていたという、人望の厚い僧侶デーンさんが創り上げた寺院で、現在も多くの地元の人々が訪れています。

仏舎利が安置されているお堂「パコダ」は、細かい黄金のタイルで全体を装飾されており、その豪華さに驚かされるでしょう。寺院からはパコダの黄金の輝きと太陽の光が重なる、神秘的な景色を眺められます。

サムイ島北にあるボプートビーチ近くにある巨大マーケット「フィッシャーマンズ ビレッジ」も、観光客におすすめの買い物スポットです。

しっかり整備されていて歩きやすい道路沿いには、中国やフランスなどの建築様式で建設された華麗な建物が並んでいます。日中は19世紀のレトロな雰囲気が残る中国系のお土産店で、可愛いお土産を購入できるでしょう。

また、夜間には世界各国の料理が食べられる様々な飲食店で、美味しいディナーを楽しめるのです。金曜日にはナイトマーケットが歩行者専用となり、より賑わいます。美しい彫刻が施された石鹸や、タイで採掘された宝石など個性豊かな品を販売するお土産店も魅力です。

野性的なジャングルの奥にあるアクティビティスポット「ラマイ･ビューポイント」も、サムイ島観光におすすめです。大きな岩をそのまま展望台のように創り上げた施設で、ケーブルカーで一気に岩の頂上まで行くことができます。

サムイ島を囲む海のパノラマを楽しめるだけでなく、頂上から地上までジップラインで下るというスリリングな遊びもできるのです。付近にはアットホームなカフェもあるので、のんびりしたい人にもおすすめできます。

常に気温が高めで美しいビーチスポットが多いサムイ島には、海水浴のために訪れる観光客も多いのです。以下では、そんなサムイ島で特に人気のビーチスポットを、6つ細かく紹介していきましょう。

サムイ島の人気ビーチの1つである「チャウエン･ビーチ」は、サムイ島の東側中央にある純白の砂浜が魅力的なビーチです。遠浅のエリアが広いので、小さい子供と一緒でも安心して遊べるでしょう。

ビーチ周辺には観光客向けのお土産店や飲食店がたくさん並んでおり、買い物やグルメも堪能できます。また、高級感のあるリゾートホテルや、カジュアルなバンガロータイプのホテルなどもビーチのすぐ近くにあるのです。

また、６月には毎年開催される島の一大イベント「サムイ・カーニバル」の会場となります。観光客も参加できる賑やかなお祭りなので、ぜひ６月に足を運んでみてください。

活気あるサムイ島の街「チャウエン」の南にある「ラマイ･ビーチ」は、全長2kmの人気ビーチです。透明度の高さは、数多くの人気ビーチがあるサムイ島でトップクラスとされています。

リーズナブルな価格でロングステイができる宿泊施設もあるので、夏の間はずっとこのビーチで過ごすというファンも多いのです。夜間には美味しいカクテルが飲めるバーやお土産店なども現れ、賑やかなナイトビーチとなります。

サムイ島の北中央にあるビーチ「メナム･ビーチ」は、特に子供連れの観光客からの人気が高いビーチです。ビーチ近くにあるメナムというのどかな街には、アットホームな飲食店が並んでおり、治安を心配せずに子供と海水浴ができます。

地元の親子連れも多いビーチなので、地元の人との温かい交流も期待できるでしょう。また、付近のタオ島やバンガン島に向かうボート乗り場もあるので、島巡りの拠点にもぴったりのビーチです。

綺麗なビーチで心を落ち着かせたい人には、透明な海水が美しい「チョンモン･ビーチ」がおすすめです。サムイ島の東海岸の岬の奥にある穴場ビーチで、他のビーチと比べると静かに過ごすことができます。

干潮時に歩いて向かうことができるファン・ヤイ島でも、穏やかな時間を過ごせるでしょう。

• 「ボプット・ビーチ」は、サムイ島北の元漁村のビーチです。フランスの統治下にヨーロッパ人の移民が急増したことから、現在もビーチ周辺には欧風の豪華な家が立ち並んでいます。おしゃれな大人向け飲食店が多く、カップルからの人気が特に高いビーチです。

空港から近いビーチを探している場合は、「ビッグ･ブッダ･ビーチ」がおすすめです。サムイ島を代表する観光スポット「ビッグブッダ寺院」を眺めながら、優雅な海水浴を楽しめます。比較的静かなビーチなので、海辺でゆったり過ごすこともできます。

サムイ島には、観光にぜひおすすめしたい飲食店がたくさんあります。以下では、サムイ島観光ではぜひ訪れたい魅力たっぷりのレストランを、3つ紹介しましょう。

「ザ･ジャングル･クラブ･レストラン」は、大人も子供も楽しめる絶景レストランです。山も多いサムイ島で、山からの絶景を眺めながら、開放的な気分で地元の美味しい料理を味わえます。

赤く可愛いソファクッションがあるテラスでは、爽やかな山の風を感じることができるでしょう。

地元の大衆食堂のような雰囲気の「ミトラサムイレストラン」では、スパイシーで癖になる本格派タイ料理を手頃な価格で楽しむことができます。特に、サムイ島の名物シーフードをシンプルに調理したメニューは、多くのグルメな観光客を唸らせているのです。

新鮮かつ栄養たっぷりのサムイ島の魚介類を提供している「サムイ シーフードグリル＆レストラン」も、おすすめの飲食店です。高級ホテルのようなデザインの店内では、見た目も美しいフレッシュなシーフード系タイ料理を堪能できます。

ココヤシの名産地でもあるサムイ島には、南国のゆったりした雰囲気があります。そんなサムイ島に行って癒されたいけれど、移動ルートがイメージできない人も多いでしょう。

日本からサムイ島に行くには、まずバンコクのスワンナプーム国際空港に向かい、飛行機を乗り換えてサムイ空港に行く方法がおすすめです。サムイ空港はバンコクとタイの空港の飛行機のみを受け入れているため、日本からは直接サムイ空港に行くことはできません。

スワンナブーム空港を使うことで、荷物をサムイ空港に直接配達してもらえる「バゲージスルー」というサービスを利用できます。

なお、格安航空会社の飛行機を利用する場合は、まずバンコクの「ドンムアン空港」に移動し、その空港からスワンナプーム空港に向かうことになるので注意してください。また、日本からサムイ島への移動時間は、約2~3時間と見積もっておくと安心でしょう。

最もサムイ島の魅力が伝わってくる時期に、サムイ島観光に行きたいものです。サムイ島の観光シーズンは、2月から9月の間とされています。5月から11月の雨季にも湿度がそれほど上昇せず、海風も強く吹くサムイ島では、常に気温は高めなものの快適に過ごせるのです。

しかし、10月から1月は気候が不安定になりやすいため、観光には2月から9月の期間が適しているでしょう。ちなみに、サムイ島の大きな魅力であるビーチのベストシーズンは6月頃とされています。

今回は、タイの人気観光島サムイ島の人気観光スポットを調査しました。夏や春の季節が観光シーズンとなっているサムイ島は、長期休暇中の学生にもおすすめできるリゾート地です。

サムイ島観光に興味が湧いた人は、ぜひ今回紹介したスポットに訪れてみてください。