スワンナプーム国際空港(タイ)の過ごし方！アクセス方法も紹介

タイのスワンナプーム国際空港はタイの玄関口として世界各国の航空便が往来しており、世界中の人々が訪れる空港です。年間4500万人を旅客を輸送する能力を持つ巨大空港で、アジアのハブ空港としても活躍しています。

そんなスワンナプーム国際空港は世界中の人々をもてなすために、タイを存分に楽しめる施設が詰まっており、単に飛行機の乗降場所というだけではなく空港自体も楽しめます。この記事では、乗継待ちや帰国便待ちで長時間を空港で過ごす方に、最後の最後までタイを楽しめる過ごし方をご紹介していきます。

スワンナプーム国際空港を代表するおすすめショッピングスポットをご紹介します。空港と言えば免税店ショッピングを思い浮かべる方も多いでしょう。スワンナプーム国際空港には、免税店ショッピングを楽しめる施設がたくさんあるので、自分の好みに応じた買い物を楽しめます。

タイ国内で巨大なショッピングモールを運営する「キングパワー」は、スワンナプーム国際空港内の免税店エリアで最も大きい売場面積を占めています。バンコク市内にもキングパワーの巨大免税店がありますが、空港店だけで事足りると言われるほど巨大で、豊富な品揃えを誇ります。

高級服飾ブランドや香水・化粧品・お土産物など何でも揃う免税店なので、タイらしいお土産からお得に楽しめるブランドショッピングまで存分に楽しめます。普段はブランド物を買わない方でも、海外旅行の思い出にいかがでしょうか。

「オートップ」とはタイ政府が推し進める「一村一品運動」のことで、全国76県7000以上の村が登録し、一村につき一種類の特産品を作っています。特に共通の規定がなかったため品質もバラバラでしたが、2001年にOTOPプロジェクトを立ち上げ、品質管理された特産品には「OTOP」マークが表示されています。

特産品は様々な商品があり、伝統工芸品・お菓子・お茶・美容アイテムなど幅広いラインナップです。タイ以外では買えない貴重な品々ばかりなので、ぜひお土産にいかがでしょうか。

「センツ・オブ・タイランド」はタイで人気のSPAブランド製品を集めたショップです。扱っているブランドはプラーン・ハーン・パンピューリ・マヤ・ボタニークなどで、SPAブランドとしてどれも最高級です。

最高級と言っても、一般人が手の出ないような商品ばかりではありません。石鹸のようにお土産として購入しやすい価格の商品もあるのでご安心ください。自分へのご褒美としてもおすすめです。

スワンナプーム国際空港でおすすめのグルメスポットをご紹介します。タイと言えばタイ料理が有名で、空港で最後までタイ料理を楽しめるお店がある他、おしゃれなカフェやバーで一息つけるお店もあり、様々な利用用途で楽しめるお店が揃っています。

「ザ・コーヒー・クラブ」はバンコク市内にもあるカフェですが、空港のフードコート内にも出店しています。白と黒を基調としたおしゃれな内装で、欧米風な雰囲気も漂っています。手軽に美味しいコーヒーで一息付けます。

カフェらしいおしゃれな食事もあり、早朝便で到着した方がモーニングとしてパンとコーヒーを頼むのが人気です。ランチメニューもあるので、日中便でも搭乗前におしゃれランチが楽しめます。

日本でもすでに多くの店舗があり人気のタイ料理レストラン「マンゴーツリー」は、もちろん本場タイにもあり空港にも出店しています。快適に過ごせると人気なので、マンゴーツリーでタイ料理の食べ納めをするのはいかがでしょうか。

定番のタイ料理に加えて、早朝に到着する方も多いため、通常のマンゴーツリーにはないサンドウィッチメニューもあります。タイ料理には無縁と思えるパンが意外にも美味しいと話題です。

「ビル・ベントリー・パブ」はイギリス風パブで、搭乗前にさくっとビールが飲める、お酒好きには嬉しいお店です。おつまみだけではなく、がっつり食べられる料理もあるので、いろいろな用途で利用ができます。

アメリカンサイズのハンバーガーがビールに合い人気です。タイ料理もあるので、このお店でも最後のタイ料理を楽しめます。

スワンナプーム国際空港でおすすめの癒しスポットをご紹介します。タイと言えば高級スパが日本より安く受けられるため、特に女性はスパを旅行目的にしている方が多いです。タイでは空港でもスパやマッサージを受けられる場所があり、旅の疲れを癒せるのでおすすめです。

「Express SPA」はスワンナプーム国際空港内に3店舗展開しています。椅子のみの店舗、ベッドがありタイマッサージやオイルマッサージが受けられる店舗と、店舗により施術内容が微妙に異なります。

4階コンコースGにある店舗は唯一個室のマッサージルームを完備しています。部屋内にシャワーも完備しており、オイルマッサージを受ける場合には利用が可能です。バンコク市内で受けるよりはやはり高くなりますが、フライト前に疲れを癒したい方にはおすすめです。

「ミラクルトランジットホテル」はタイで唯一のトランジットホテルです。乗り継ぎをする方のために設計されており、6時間～12時間までのお部屋のご予約が可能です。

部屋は通常の宿泊と変わらないクオリティで寛げる部屋になっており、空港を出なくても24時間営業のレストランやインターネット、サウナなどを利用できます。長い乗継時間でも退屈することなく疲れを癒しながら待てます。

スワンナプーム国際空港はアジアでも有数のハブ空港のため、航空会社ラウンジがたくさんあります。ラウンジというと航空会社の有料会員の方やビジネスクラス以上に搭乗する方の特典のようなイメージがありますが、お金を払えば誰でも利用できるラウンジがあります。

「ミラクル・ファーストクラス・ラウンジ」「ミラクル・ラウンジ」のミラクル系と言われるラウンジはその一つです。食事や飲み物が用意されており、落ち着いた空間でゆっくり過ごせます。シャワーもあるので、深夜便の方にはおすすめです。

タイで買うべきおすすめのお土産をご紹介します。スワンナプーム国際空港には、旅行中買い忘れたお土産も買えるように、お土産物もたくさん販売しています。タイらしいお土産を買って、タイの魅力を伝えましょう。

ココナッツチップスは1mmくらいの厚さで、パリパリした食感が病みつきになる美味しいお菓子です。ココナッツ・サトウキビ・塩のみで作られており、シンプルなのに美味しいと人気で、原材料を見ると健康や美容にも良さそうなので、女性へのお土産にもおすすめです。

ハーンはタイで有名なSPAブランドで、最近ではアジアを代表するブランドとして、女性を中心に人気が急上昇しています。高級感があるのにお手頃価格で、お土産にぴったりです。ハーンの石鹸には9種類あり1個190バーツ程度です。色と香りが違うので、好みの一つを選んでみましょう。

ドライフルーツと言えば、アジアでは人気お土産の一つですが、タイでもドライフルーツは人気でお土産需要が多いです。定番のマンゴーなどのトロピカル系をはじめとして、種類豊富なドライフルーツが並んでいるので、変わり種にチャレンジしてみるのも良いでしょう。

スワンナプーム国際空港への直行便は、日本の多くの主要都市から就航しており、アクセスがとても良いです。東京（成田・羽田）・関西・中部・新千歳・仙台・福岡・沖縄から直行便があり、タイ国際航空・全日空・日本航空などが運行しています。飛行時間はだいたい6時間～7時間ほどです。

スワンナプーム国際空港からタクシーに乗る場合、タクシーは2種類あります。リムジンタクシー（定額タクシー）とパブリックタクシー（登録タクシー）があり、各々乗る場所や乗り方が異なります。

リムジンタクシーはターミナル2階より乗車しますが、到着階にある専用申込カウンターで申し込みする必要があります。日本語が通じる場合もありますが、基本は英語対応です。

専用申込カウンターから車寄せまでポーターが荷物を運んでくれます。バンコク市内まで約900～1900バーツとやや高いですが、 タイ空港公社が運営しているため安心です。

パブリックタクシーは 到着ロビーの1つ下の階であるターミナル1階より乗車可能で、24時間乗車できます。レーン番号を発券する端末が複数設置されており、発券されたレシートに書かれているレーン番号のタクシーに乗ることになります。

バンコク市内までは約250～350バーツで、 リムジンタクシーに比べ安いですが、メーターを回さないドライバーもいるので注意が必要です。ドライバーは日本語は一切わからないので、英語で行先や行先の電話番号を書いたメモを用意しておくとよいでしょう。

スワンナプーム国際空港では、空港内どこでも無料のWi-Fiが繋がるようになっています。スマホの電源を入れたら、まずは接続できるWi-Fiを表示し、「＠AirportAISFreeWiFi」を探します。＠AirportAISFreeWiFiをクリックするとログイン画面が出てくるので、Resisterをクリックします。

個人情報登録画面に切り替わるので、名前や連絡先・パスポート番号を入力すると登録確認画面に切り替わり、ユーザーネームとパスワードが付与されます。最後にConfirmをクリックして完了です。ユーザーネームとパスワード画面はスクリーンショットを撮っておくとよいでしょう。

スワンナプーム国際空港でどのような楽しみ方があるかご紹介してきました。スワンナプーム国際空港は楽しめる施設がたくさんあるので、少し早く空港に着いて、最後のショッピングやマッサージ・食事を楽しむことをおすすめします。