全国の安産祈願が有名な神社！参拝時のマナーやポイントも紹介

日本全国に安産祈願で有名な神社があります。この記事では、元気な子供を産みたいという方におすすめできる、全国の安産祈願で有名・人気の神社を紹介していきます。

ここからは、安産祈願で有名な神社【関東5選】を紹介していきます。人気の有名神社を紹介して行くので、元気な子供を産みたいという方はぜひチェックしてみてください。

中央区にある東京水天宮は、古くから安産や子供を授けてくれる神様として広く信仰されていて人気があります。2018年には、江戸鎮座200年を迎える記念事業として、社殿の建て替えが行われました。

有名な東京水天宮では、十二日に一度めぐってくる日が「戌の日」に参拝すると良いと言われていて、妊婦さんは5カ月目の戌の日を目安にご祈祷・帯祝いを行うと良いとされています。

帯祝いとは女性が安産を祈って神社に参拝することで、東京水天宮の初穂料は8000円です。ぜひ、東京水天宮で安産祈願をしてみてください。

東京の「大國魂神社（おおくにたまじんじゃ）」では、柄杓を奉納して祈願するという安産祈願がされています。大國魂神社は1900年以上の長い歴史がある神社で、東京都・埼玉県・神奈川県の一部にあたる武蔵国の総社としてこの地を守護してきた神社でもあります。

そのため大國魂神社の御本殿には、武蔵国の一之宮～六之宮までの神様がお祀りされているので、関東最強という厄除けのパワースポットとも言われています。

また、大國魂神社では底の部分に穴の空いた「柄杓」を奉納すると良いと言われています。穴の空いた柄杓を奉納すると、穴から水が流れ落ちるように赤ちゃんがスルっと出てきて安産になると言われているのです。

大國魂神社での安産祈願の御祈祷は、5000円からとなっています。また、腹帯を一緒に御祈祷・授与していただくことができますので、子供を授かりたい女性にとてもおすすめです。

腹帯の初穂料は2000円となっているので、ぜひ大國魂神社でご祈祷してもらってください。

千葉にある「諏訪神社」の中には、境内に摂社・姫宮神社があります。その姫宮神社が安産の神とされています。

実は、千葉の「諏訪神社」は昔から子供の成長の神様としてだけでなく、安産祈願の神様として地元の方から大変信仰されてきました。そのため、「七五三参り」をする人も多い人気の神社です。

ぜひ、「諏訪神社」で安産祈願をしてもらってください。

埼玉の「高麗水天宮」は5のつく日に参拝することがおすすめの神社です。「高麗水天宮」は約1300年前から日高市新堀に鎮座している神社で、高句麗から渡来した高麗王若光を主祭神として祀っています。

濱口雄幸・若槻禮次郎・斉藤実・小磯国昭・幣原喜重郎・鳩山一郎などが「高麗水天宮」を参拝した後に総理大臣になったため、「出世明神」とも呼ばれています。

水が汚れを洗い流し生命を育むことから安産だけでなく、子育て・無病息災・水難除けに霊験あらたかと言われている人気の神社です。5の付く日は高麗水天宮の縁日とされていて、特別な祈願をすることが可能なので、ぜひ5の付く日に訪れてみてください。

神奈川の「鶴岡八幡宮」は、母と子の守り神として有名かつ人気の神社です。

「鶴岡八幡宮」の御祭神の一柱には神功皇后がいらっしゃるのですが、神功皇后は応神天皇を身籠もった状態で戦に出かけて勝利したと言われています。さらに、源頼朝が妻・政子の出産の際に鶴岡八幡宮で祈願をしたことからも、守り神と言われています。

ぜひ、「鶴岡八幡宮」で安産祈願をしてみてください。

ここからは、安産祈願で有名な神社【関西4選】を紹介していきます。

京都にある「御香宮神社（ごこうのみやじんじゃ）」は安産守護と子育てに良いとされている神社です。

主祭神は神奈川の「鶴岡八幡宮」と同じ神功皇后で、安産祈願は御祈祷のみであれば6000円、岩田帯付きで7000円、コルセット付きで9000円となっています。

ぜひ、岩田帯付き・コルセット付きで御香宮神社にて安産祈願してみてください。

京都の「梅宮大社」は安産祈願をするお祭りもある神社です。「梅宮大社」は、日本最古の酒造の神が祀られていて、子授・安産の御利益があるとして有名です。

「梅宮大社」で安産祈願をすると、おさがりの品をいただけるのですが、内容は御札・御守り・御米・お菓子・梅酒・絵馬などです。絵馬は、無事に子供が生まれたら成長を願って奉納することになっています。

「梅宮大社」では毎年3月の第1日曜日に、女性が子供を授かることと授けと安産祈願・産業繁栄を祈願して、梅・産祭（うめうめまつり）というお祭りが行われます。神酒及び神苑の梅より造った梅ジュースを無料でいただけるので、ぜひ参加してみてください。

大阪で女性が安産祈願する神社といえば「住吉大社」が有名です。「住吉大社」では、誕生石を腹帯に挟んで祈願します。

安産の信仰も集めている住吉大社では、第四本宮の祭神「神功皇后」が子供を身ごもったまま出陣した際に、住吉大神の神徳により無事帰還したと言われているのです。

第四本宮（神功皇后様）へ参拝した後に、誕生石の柵の中から小石を1つ拾って、誕生石の絵が描かれた紙に大切にくるんでください。安産守と書かれた三角の包み紙に入れて、腹帯に挟んで御守とすると良いとされています。

子供が無事生まれた後は、お礼参りにて誕生石の小石をお返しになると良いでしょう。ぜひ、「住吉大社」で安産祈願をしてみてください。

京都の「敷地神社」は、わらの安産お守りが貰える神社です。「敷地神社」では他の神社とは違って「祈祷」がありません。

祈祷済のお守りセットを購入して、「敷地神社」にお参りするのが「敷地神社」での安産祈願となっています。

お守りセットは4000円か7000円となっていて、値段の違いは腹帯があるかないかの違いです。セットの内容は、安産御神札・安産御守・赤ちゃんの産着・お祝いのお菓子・九ヶ月九日安産祈願 申込書・お礼参り用封筒となっています。

わらの安産お守りをもらえるので、ぜひ「敷地神社」で安産祈願してみてください。

ここからは、安産祈願で有名な神社【東海4選】を紹介していきます。

静岡にある「音無神社」は、安産の神が祀られていることで有名かつ人気の神社です。御祭神は「豊玉姫命（とよたまひめのみこと）」という名前の女性の神様で、お産が軽かったことから「安産の神」「育児の神」として祀られています。

「音無神社」では、安産祈願として出産前に底の抜けた「柄杓」を納めます。

「音無神社」には妊娠中の女性に見えるという御神木もあるので、こちらもぜひチェックしてみてください。

愛知にある「富士浅間神社」は、安産や子供の成長にご利益があるという神社です。富士山を信仰の対象とする神社「富士浅間神社」は、大須商店街の中にあります。

子供を授かった女性が安産祈願に多く訪れる神社なので、ぜひ訪れてみてください。

三重にある「春日神社」は子孫繁栄のご利益があると言われている人気の神社です。

境内に敷き詰められた栗石には、安産のご利益がある石とされていて、妊娠した女性から重宝されています。「春日神社」には子孫繁栄以外にも、事業繁栄・厄除け開運のご利益があるので、ぜひ訪れてみてください。

岐阜には地元の参拝客が多い「伊奈波神社」があります。「伊奈波神社」は、もともとは水害を防ぐ神社として信仰されていたのですが、最近では安産祈願に訪れる女性もとても多く人気があります。

「伊奈波神社」では、犬の安産にあやかって妊娠5ヶ月目の「戌の日」にお参りすることで、母体の安全と無事出産をお祈りしてくれます。安産祈願の際に腹帯をお祓いしてくれるので、ぜひ持っていくようにしてください。

「伊奈波神社」でも、さらしタイプのみ用意されています。

ここからは、安産祈願で有名な神社【その他3選】を紹介していきます。

山梨にある「山中諏訪神社」は山中明神安産祭りが行われる神社です。御祭神は建御名方命・豊玉姫命で、安産・子育て・縁結・子授・子宝という女性に嬉しいご利益がたくさんあるのでとても人気があります。

「山中諏訪神社」では毎年9月の4日～6日にかけて、関東屈指の子授け・安産の御利益があると言われる「安産祭り」が行われます。「夜祭のみこしをかついだ氏子の女性には安産が約束される」と言われているので、ぜひみこしをかついでみてください。

宮崎には女性に人気の神社「都萬神社（つまじんじゃ）」があります。御祭神は木花開耶姫命（このはなさくやひめのみこと）で、毎年11月19日にお祭りも行われています。

実は、木花開耶姫命は「日本で最初に結婚式を挙げた」と伝わる神様なのです。そんな神様のご利益にあやかりたいと、結婚をしたい女性が多く訪れています。

安産祈願の際にご祈祷をお願いする場合は、電話などで事前に予約していくようにしてください。

北海道には地方からの参拝も多い人気の神社・「西野神社」があります。

「西野神社」では、公式ホームページで「安産祈願戌の日」「病気平癒申の日」「子宝祈願子の日」を公開しており祈祷お申し込みフォームもあるので、ご祈祷をお願いする場合はぜひこちらから申し込んでみてください。

安産祈願が終了すると、安産祈願の御札・安産御守・安産狛犬・腹帯をいただけます。

ここからは、安産祈願をする際に覚えておきたいポイントを紹介していきます。

安産祈願の参拝時の服装は、基本的にはフォーマルウェアです。カジュアルすぎる格好、例えばジーパンなどはやめた方が良いでしょう。

女性はスニーカーなども避けて、体に負担の少ないパンプスなどを履くことをおすすめします。

安産祈願時には初穂料と、のし袋を用意するようにしましょう。初穂料をのし袋に入れてお渡しするというのがマナーになっています。

のし袋には安産祈願を受ける妻・女性の名前だけでなく、夫・男性の名前も書いておきましょう。夫婦で安産祈願を受ける場合には、二人分の初穂料が必要なので注意してください。

神社側で初穂料が設定されてることがほとんどなのですが、もし設定されていない場合は1人5000円以上を納めるようにすると良いでしょう。

安産祈願の時期は、女性・妊婦さんが妊娠5ヶ月目を迎えた「最初の戌の日」に行くものとされています。

これは、一度に子供をたくさん産む犬にあやかったもので、多くの人が妊娠5ヶ月目の最初の戌の日に安産祈願のために神社に訪れています。

神社によっては、安産祈願のご祈祷をやっていないという場所もあります。お参りのみの際には、安産祈願のお守りを購入していくというのもおすすめです。

安産祈願のお守りを持っているだけで、心強くなるものです。ぜひ、安産祈願のお守りを持ち歩いてみてください。

全国の安産祈願が有名かつ人気の神社について紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。安産祈願が有名な神社の中には、安産祈願だけでなく子供の成長のご利益がある神社も多いです。

ぜひ、安産祈願が有名な神社を参拝しに行ってみてください。