日光日帰り観光プラン！おすすめの観光スポットや見どころを紹介

日光市は、栃木県の北西部に位置しているエリアです。周辺を山々に囲まれた自然豊かな地域で、昔から山岳信仰の聖地として崇められてきました。

江戸幕府の初代将軍・徳川家康を祀る日光東照宮をはじめ、様々な景勝地を擁する観光地として有名です。東京からなら日帰り旅行も可能であり、気分転換の遠征におすすめです。

そこで今回は、栃木県日光市への日帰り観光プラン・おすすめ観光スポットなどの情報をまとめてみました。栃木観光に興味のある方は、ぜひ参考にしてください。

日光には非常にたくさんの観光名所があるため、日帰り旅行する場合はあらかじめ目的を決めて候補地を厳選しておくことが大切です。

まずは、日光の日帰り観光旅行のモデルプランを3つご紹介しましょう。

日光市でゆっくり食事を楽しみたい方には、「日光日帰り観光グルメプラン」がおすすめです。

日光さかえやの「揚げゆばまんじゅう」、かまやカフェ･デュ･レヴァベールの「NIKKO丼」などのご当地グルメを食べた後、日光珈琲でコーヒーやスイーツをオーダーして一服します。

関東でも指折りのグルメスポットである日光で、個性的な名物料理を楽しんでみてください。

日光市の観光スポットを散策したい方には、「日光日帰り観光アウトドアプラン」がおすすめです。

日光東照宮、華厳の滝、戦場ヶ原などの景勝地を巡る定番の観光コース。中禅寺湖の遊覧船に乗ったり、東武ワールドスクウェアでアトラクションを楽しんだりするのも良いでしょう。

季節の移り変わりによって様々な表情を見せる栃木ならではの大自然を満喫できます。

日光市でのんびりくつろぎたい方には、「日光日帰り観光温泉プラン」がおすすめです。

休暇村 日光湯本、日光 星の宿、鬼怒川温泉など、日光には長い歴史を誇る老舗温泉街が広がっていて、入浴や食事を楽しめます。

疲れている時には、温泉に浸かって心身ともに癒されてください。

日光にある観光スポットの多くは、全国的な知名度を誇っています。名前だけは知っていても、その詳細を知らない方が多いのではないでしょうか。

ここでは、日光のおすすめ観光スポットの見所について解説していきます。

日光東照宮は、元和3年（1617年）に建立された徳川家康公を祀る神社です。日本全国に点在している東照宮の総本社的存在であり、平成11年（1999年）12月にユネスコの世界文化遺産に登録されました。

境内には8棟の国宝、34棟の重要文化財を含む55棟の建造物が並んでいて、歴史に疎い方でもその美しさに言葉を失います。パワースポットとしても人気があり、北辰の道の起点・奥宮宝塔・上神道に行けば心身を清められます。

華厳の滝は、中禅寺湖由来の水が落下して形成されている大滝です。その落差は実に97メートル。圧倒的な迫力から、日本三大名瀑の一つに挙げられています。

大人570円、子供340円（幼児無料）の料金で乗れるエレベーターを利用すれば、観爆台から滝つぼを間近で観賞できます。春には新緑、秋には紅葉が周辺に広がり、四季折々の自然景観を楽しめるのも魅力的です。

中禅寺湖は、日光市の日光国立公園内にある巨大な湖です。およそ2万年前に男体山の噴火によって形成された堰止湖で、日本一標高の高い場所（約1,269メートル）にある湖として知られています。

一周は約25kmもあり、湖の周りを散歩しながら穏やかな景観を観賞できます。湖畔から遊覧船も出ており、水上から最高の眺めを楽しめます。

東武ワールドスクウェアは、鬼怒川温泉にある屋外テーマパークです。創立95周年の記念事業として、東武鉄道が5年の歳月と総工費140億円をかけて完成させました。

園内は6つのゾーンに分けられていて、エジプトのピラミッドやアメリカのホワイトハウスなど世界の有名な建築物を25分の1サイズで再現したミニチュアが展示されています。

金閣寺や東京ドームといった日本の施設もあり、和洋折衷の雰囲気を楽しめます。

戦場ヶ原は、中禅寺湖の北西部に位置している標高約1,400メートルの湿原地帯です。男体山の神と赤城山の神が中禅寺湖を巡って争ったという神話にちなみ、戦場ヶ原と呼ばれるようになりました。

広さ約400ヘクタールの一部がラムサール条約に登録されていて、街中では見られないような美しい野鳥や植物を観賞できます。ハイキングにおすすめの観光スポットですが、近年ではクマの目撃例が増えているので注意が必要です。

栃木の人気観光地である日光市には、ご当地グルメが充実しています。現地で食べる丼物からテイクアウト可能な和菓子まで種類も豊富。日帰り観光旅行時のお土産におすすめです。

ここでは、日光のおすすめグルメスポットについて解説していきます。

日光さかえや 揚げゆばまんじゅう本舗は、東武日光駅のすぐ目の前にある人気和菓子屋です。日光産のゆば、国内産の豆乳を使って作った日光の名物料理・揚げゆばまんじゅうを1個200円で販売しています。

ちなみに揚げゆばまんじゅうとは、あんこを天ぷらの衣で包んだユニークなお菓子のこと。外側はサクサク、中はふんわり甘い独特な食感を楽しめます。

かまやカフェ･デュ･レヴァベールは、日光街道沿いにある1967年創業の老舗洋食レストランです。地元の食材を使ったハンバーグやパスタなど美味しいランチメニューが充実しています。

中でも、前日光和牛の自家製ローストビーフを真空低温調理法で仕上げた「NIKKO丼（Mサイズ1,800円）」が大人気。日光名物の揚げゆばと温泉卵が付いていて、美味しい上に栄養豊富でとてもヘルシーです。

日光珈琲 御用邸通は、日光東照宮近くの田母沢御用邸の正門に続く道沿いに建っている人気カフェです。太い梁が特徴的な古民家風の飲食店で、オリジナルブレンドコーヒーやチーズケーキなどのドリンク・スイーツメニューを提供しています。

栃木産のとちおとめを使ったイチゴ味のかき氷がおすすめ。天然水を凍らせた羽毛のような氷にイチゴのシロップをかけて食べると、最高の清涼感を満喫できます。

近場に活火山が多いため、日光は日本でトップクラスの日帰り温泉施設数を誇る一大温泉地帯となっています。宿泊料金がかからず、温泉施設を安く利用したい時に大変便利です。

ここでは、日光のおすすめ温泉スポットについて解説していきます。

休暇村 日光湯本は、湯ノ湖のほとりにある温泉旅館です。奈良時代に開湯したといわれる日光湯元温泉の源泉から引いた良質の温泉をはじめ、湯本の大自然を体感できます。

吐水口から出た時は無色透明ですが、時間の経過と共に白濁化していくのが特徴的。12:00〜15:00の時間帯なら日帰り入浴にも対応しており、大人900円・子供500円で露天風呂に入れます。

日光星の宿は、大谷川の近くに建っている人気温泉旅館です。豊富な自然に囲まれた場所にあり、客室からは日光の雄大な山々を一望できます。

敷地内には2つの池を配した庭園があり、風流な景色を眺めながら庭園露天風呂で優雅なひと時を過ごせます。入浴料1,000円で日帰り入浴も可能。たまに出没する野生の鹿も見所の一つです。

鬼怒川温泉は、日光市の鬼怒川上流域に広がる伝統的な温泉街です。およそ40ものホテル・旅館があり、年間200万人以上もの観光客が訪れています。

バブル崩壊や東日本大震災の影響により、一時は宿泊客が壊滅的に激減しましたが、現在ではインバウンド施策が功を奏し順調に訪問客数が回復しています。

鬼怒川温泉駅から徒歩圏内にある鬼怒川パークホテルズでは、大浴場の日帰り入浴が可能です。入浴料は大人880円、子供550円。水辺のカフェテラスで豪勢なランチを食べられるプランもあり、日帰り旅行に最適です。

JR東日本は、日光東照宮の拝観料込みで電車の切符代が通常より安くなる日帰り観光旅行用の電車ツアープランを提供しています。

また、日光東照宮や中禅寺湖などの観光スポットを巡る日帰りバスツアーに対応している大手旅行会社も少なくありません。

これらのサービスを活用すれば、初心者の方でも安価に日光の名所を回れるため非常におすすめです。

今回は、栃木県日光市の日帰り観光モデルプランやおすすめ観光スポット等を紹介いたしました。

自然が豊富で世界遺産に登録されている文化財もある日光は、関東でも人気の観光スポットです。長期宿泊している時間が無い時は、日帰りで日光まで足を運んでみてはいかがでしょうか。