全国のおすすめツーリングスポットランキング！関東の名所･絶景も紹介

バイクツーリングに出かけませんか。日本全国には、バイクツーリングで出かけていただきたいおすすめの観光スポットがたくさんあります。

そこでこの記事では、全国のバイクツーリングにぴったりのおすすめ観光スポットを地域別にご紹介していきます。いずれも日本を代表する名所や絶景ポイントばかりです。

これからご紹介するおすすめツーリングポイントの中から出かけてみたい場所を見つけて、ぜひ、お気に入りのバイクを走らせましょう。

関東には、絶景を満喫できるおすすめのツーリングスポットがたくさんあります。その中でも、人気のスポットを4つ厳選しました。あなたの気になる場所はどこでしょうか。

東京湾アクアラインは、東京湾を横断して神奈川県川崎市と千葉県木更津市を結ぶ高速道路です。ほぼ中央には海ほたると呼ばれるパーキングエリアがあり、休日には多くの観光客で賑わう人気観光スポットのひとつです。

神奈川県側から海ほたるまではひたすら長いトンネルを走りますが、海ほたるから千葉県方面に抜ける道は、まるで海の上を走っているかのような気分を満喫できます。余裕があれば千葉県一周にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

箱根大観山は、湯河原と箱根の間に位置する標高1015mの絶景スポットです。スカイラウンジの展望台からは、富士山や芦ノ湖をはじめ、遠くは三浦半島や房総半島、海の向こうには大島などを一望できます。

道路の状態は良好で、ところどころ景色が眺められる展望台や、一息つけるベンチなどが整備されているので、バイクツーリング初心者でも快適なツーリングが楽しめます。晴れた日の休日に、お気に入りのバイクで颯爽と出かけましょう。

奥多摩湖は、多摩川と小河内ダムでせき止めてつくった人工湖です。湖の周囲は豊かな自然に恵まれ、四季折々の美しい景観を楽しむことができます。また、近くには魅力あふれる観光スポットが点在し、ツーリングにとてもおすすめのエリアです。

奥多摩町から檜原村へと続く奥多摩周遊道路には、沿道に広がる美しい景色を楽しめるスポットや駐車場がたくさん。途中にある夢の滝は、ツーリングの疲れを癒せるヒーリングスポットです。ぜひ、東京とは思えない豊かな自然を満喫してください。

いろは坂は、日光市街と中禅寺湖を結ぶくねくねとしたカーブが特徴の、日本の道百選にも選ばれる道路です。上り専用の第2いろは坂と下り専用の第1いろは坂があり、48箇所のカーブがあることからいろは坂の名付けられました。

日光といえば紅葉の名所として有名。10月から11月にかけての紅葉シーズンは、紅葉狩りを楽しむたくさんの人たちで賑わいます。また、第２いろは坂の終点付近にある明智平からは、中禅寺湖や湖から豪快に流れ落ちる華厳の滝を一望できます。

続いて、関西地方のおすすめツーリングスポットを4箇所ご紹介します。歴史を感じられる街道や四季を満喫できるコースなど、バイクツーリングで出かけていただきたいおすすめスポットがあります。ぜひ、気心知れた仲間と出かけてください。

高野龍神スカイラインは、和歌山県の高野町と田辺市を結ぶ約42.7kmのドライブウェイです。紀伊半島にある山の尾根を縫うように走る道路で、バイクツーリングを楽しみたい人に人気です。

路面はきれいに整備されているので快適で、ツーリングそのものを楽しめるカーブが延々と続きます。また、途中にあるごまさんスカイタワーからは、紀伊山地の山々や紀伊水道の絶景を一望できます。紅葉シーズンもおすすめです。

さざなみ街道は、滋賀県大津市から琵琶湖東側を北上し、長浜市へと続く道路です。湖では日本一の広さを誇る琵琶湖の雄大な自然や、近江の歴史ある街並みなど、四季折々の風情ある景観を楽しむことができます。

また、国宝である彦根城をはじめ、安土城などの歴史ある建築物が数多く見られ、バイクツーリングで歴史にふれてみたいライダーにおすすめです。一息入れたくなったら琵琶湖湖畔にバイクを止めて、静かな琵琶湖の波の音に耳を傾けてみましょう。

淡路島は、兵庫県の南にある瀬戸内海に浮かぶ最大の島です。周囲約203kmに及ぶ淡路島には、バイクツーリングで訪れていただきたい人気の観光スポットがたくさんあります。バイク好きなら島一周にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

中でもおすすめなのが、断崖から海に浮かぶ島々の絶景を眺められる生石公園です。旧日本軍が築いた砲台も見られ、ツーリングの休憩ポイントとしてもおすすめ。そのほか、日本最古とされる伊奘諾神宮（いざなぎじんぐう）も見逃せません。

比叡山ドライブウェイは、滋賀県大津市から比叡山山頂を結ぶ約8kmの有料道路です。比叡山の山腹を走るワインディングロードで、バイクツーリングを満喫するにはおすすめのスポットです。

比叡山ドライブウェイの中腹にある夢見ヶ丘からは、眼下に広がる雄大な琵琶湖を一望することができます。また、道の途中にも、雄大な風景が眺められるさまざまな場所が点在しています。お気に入りのバイクで、延暦寺までの道のりを楽しみましょう。

太平洋に面した東海地方には、どのようなツーリングスポットがあるのでしょうか。東海地方は温泉が満喫できたり、自然や歴史にふれられるスポットに溢れています。あなたならどの場所へとバイクで出かけますか。

浜名湖は、静岡県浜松市と湖西市にまたがる、周囲約114kmの汽水湖です。浜名湖でおすすめなのが、ぐるっと浜名湖を一周するバイクツーリングです。

まず、東名自動車道「三ケ日IC」を降りたら地震厄除けの神社として知られる細江神社で、旅の安全を祈願しましょう。それから、舘山寺ロープウェイで浜名湖を一望。浜名湖オルゴールミュージアムでは手作り体験が楽しめます。

舘山寺温泉にたどり着いたら鰻料理を堪能し、合わせて温泉も楽しみましょう。浜名湖ガーデンパークで一息入れたら、東海道の新居宿で歴史にふれてみてはいかがでしょうか。想像するだけでもワクワクが止まらないおすすめのルートです。

伊勢神宮は、三重県にある日本を代表するパワースポットとて知られています。お伊勢さんなどの愛称で親しまれ、年間を通してたくさんの参拝客が訪れる人気の観光スポットです。

お正月には、伊勢神宮へと初詣ツーリングを楽しみましょう。お正月から伊勢神宮を訪れて御朱印やお守りをいただけば、いやが上にも年始の気分が盛り上がります。参拝の後は伊勢うどんを味わったり、赤福もちなどのお土産を買って帰りましょう。

香嵐渓は、愛知県豊田市に位置する渓谷です。年間を通して四季折々の自然にふれられる人気の観光スポットです。中でもおすすめなのが、渓谷一面があかね色に染まる紅葉シーズンで、バイクツーリングに絶対おすすめです。

香嵐渓には約４０００本もの楓があり、11月に開催される香嵐渓もみじまつりではライトアップが行われ、たくさんの紅葉狩りを楽しむ観光客で賑わいます。また、３月中旬から４月上旬ごろにかけて薄紫色の絨毯のように咲くカタクリを鑑賞できます。

伊豆半島は、静岡県東部に位置する半島です。南へと約50kmにわたって突き出す伊豆半島には、バイクツーリングで愛車と一緒に出かけていただきたい魅力ある観光スポットがたくさんあります。

中でも、熱海や伊東など伊豆半島には数多くの温泉があります。繁忙期を避ければ予約なしに宿泊できるので、ぜひ気軽に出かけてみましょう。そのほか、断崖にかかるスリル満点な城ヶ崎海岸門脇吊り橋や、絶景が楽しめる石廊崎もおすすめです。

これまでご紹介してきた関東・関西・東海の各地方以外にあるおすすめのツーリングスポットを3箇所ご紹介します。お近くの人や遠距離ツーリングを考えてる人は、ぜひ参考にしてみてください。

四万十川は、最後の清流として知られる高知県を流れる一級河川です。激しく蛇行を繰り返す川として有名な四万十川では、ライダーに人気の穴場スポット・沈下橋に出かけましょう。

沈下橋は、普段は川面の上にかかっていますが、川が増水した時にはあっという間に水面下に没します。欄干がなく橋の幅が狭いので、渡る時には注意が必要ですが、山と川、そして沈下橋が織りなす昔ながらの風景を堪能できます。

やまなみハイウェイは、大分県別府市と熊本県阿蘇市を結ぶ日本百名道のひとつに数えられる県道です。約50kmにわたる道のりには、バイクツーリングでおすすめのスポットが点在しています。

やまなみハイウェイで最も高い位置にある牧ノ戸峠では、九重連山や阿蘇連山の雄大な姿を一望できます。また、朝日台レストランでは、ツーリングの途中で一息入れたり、大分の郷土料理などを楽しむことができます。

日本海オロロンラインは、小樽市から稚内市までの北海道の西側をひた走る、約380kmにも及ぶ道路です。年間を通して様々な見どころにあふれ、走るだけでも北海道を十分満喫できます。

美しい夕日が見られる黄金岬やどこまでも原野が広がるサロベツ原野、やがて進むと海の向こうに見える利尻富士など、北海道ならではの見どころ満載です。途中温泉やグルメなどを堪能しながら、ぜひ日本海オロロンラインを走破してみてください。

「バイクツーリングに出かけたいけれど、ツーリングには何ccのバイクが向いているのだろう」。ツーリング初心者なら誰でも抱く疑問です。ちなみにccとは排気量の大きさを表す単位で、大きければ大きいほどバイクの推進力がアップします。

もっとも小さい50cc以下の排気量の原付バイク。比較的簡単に免許の取得ができ、バイクの価格が手頃です。しかし、高速道路を走れない、2人乗りができないなどの制限があることから、あまりツーリングには適していません。

ツーリング初心者なら排気量125cc以下の原付二種がおすすめです。これなら2人乗りが可能です。しかし、高速道路は走れないので近場のツーリングに向いています。

排気量250cc以下の軽二輪は、2人乗りはもちろん高速道路の走行が可能。また、車検がないためコスト面に優れています。しかし、バイクのサイズがやや小ぶりなため安定感に欠けるので、長距離移動にはストレスを感じる場合があります。

400cc以下の普通二輪なら、安定感と加速感がともない遠出のツーリングにおすすめです。しかし、車検が必要であったり、バイク自体の価格が高価になるので、初心者向きではありません。

400ccを超える大型二輪は、ベテランのライダーが憧れるバイク。安定感と加速感が抜群です。しかし、難しい試験があるため免許取得率が低く、取得のための費用が大きくかかります。また、取り回しが難しくバイクの価格が高価といったデメリットがあります。

いかがでしたか。日本全国には、自然を満喫したり歴史にふれられたりできる、バイクツーリングで出かけていただきたいおすすめのツーリングスポットがたくさんあります。

今回ご紹介した中から気になるスポットを見つけて、早速あなたの愛車と一緒に出かけましょう。いつまでも想い出に残るツーリングが実現できること間違いなしです。