ウーパールーパーの唐揚げの味は？素揚げや天ぷらなどの食べ方もある？

世の中には色んな食材と色んな料理が存在します。今回紹介するのは「ゲテモノ」と称されるウーパールーパーの唐揚げ。どんな味がするのでしょう。

食べられるお店やなども紹介します。

ピンク色のボディに独特のフォルム。顔の横から出ているエラ、そして愛くるしいつぶらな瞳の目を持つ「ウーパールーパー」は１９９５年にメキシコからペット観賞用として日本に初上陸しました。

もとはサンショウウオの仲間である突然変異から現在のウーパールーパーの個体が誕生したと言われます。名前はそれぞれで、アホロートル、メキシコサラマンダーとも呼ばれています。

ある特定の年代の人なら分かるかもしれませんが、ウーパールーパーは過去にとあるCMで使われ、それからペット観賞用として絶大な人気を誇る存在でした。ペットショップや水族館には必ずといっていいほど展示・販売されていて、その愛くるしい顔つきから癒し系ペットとしてブームを巻き起こしました。

しかし時は経ち、そのブームもいつしか終わりを告げました。今でも人気はほどほどにあるようですが、当時は一匹5000円〜という値段でした。今では手に入れようと思えばもっと安価で手に入るとか。

ブームが去ったあと、彼らは食用専用として大量に日本にやってきました。そしてそれは唐揚げにして食べると美味なんだとか。こういう珍しい生き物を調理して料理として出す事を「ゲテモノ系」と称されますがウーパールーパーの唐揚げはまさにゲテモノ系の代表格とも言えます。

ウーパールーパーはその独特のフォルムと元々ペット様で認知されたせいからかあまり食用としての認知度が低いです。そしてウーパールーパーを食べようとするならば唐揚げが一番メジャーな食べ方です。独特の臭みを持っているのですが唐揚げにする事によりその臭みを消す事ができますので唐揚げが一番美味しいという認知が必要です。

ですので、おすすめの食べ方は唐揚げオンリーです。素揚げや刺身は向いていません。そして食中毒の危険性も考えられるので、生食は絶対にやめましょう。

ここからはウーパールーパーの唐揚げで有名なお店の紹介です。

珍獣食のお店として有名な宝雪酒坊（ほうせつしゅぼう）。見た目は普通の居酒屋さんですが、気さくで元気な店主が笑顔で出迎えてくれるアットホームなお店。

と、思いきやここで有名な料理はなんとウーパールーパー。そしてもちろん唐揚げです。店主の方が

「揚げる前のウーパールーパーみたい？インスタ映えするで〜！」

と元気に接客してくれる。死んでお皿の上にへたっているウーパールーパーのフォルムもまさに独特、、、インスタ映えするかどうかは別として一風変わったお店感が半端ないです。

これまでどんな味かと説明しませんでしたがウーパールーパーは唐揚げするととても淡白な白身魚のような味がします。頭から尻尾まで丸ごと食べられますが、内臓は取り除いて調理するのが基本です。コリコリ＆カリカリの食感はついついお酒を飲みたくなる味。

醤油で味を付けた片栗粉の衣でさっと揚げて出来上がり。食材自体のインパクトが強いので調理方法は至ってシンプル。

お店の名前からして怪しい雰囲気を感じるその名も「珍獣屋」一体どんな珍獣達が待ち受けているのでしょうか。

和酒＆猟師料理と書かれたお店、珍獣屋。ウーパールーパーの唐揚げだけでなくとてつもない数の珍獣食を楽しめるお店です。うさぎ、ダチョウ、すっぽん、ひよこ、ラクダ、ピラニア、サソリまで。もうどこから仕入れているのか不明すぎる食材の数々。

そしておすすめメニューはというと。

・ワニ刺身

・蛇のぶったぎり網焼き

・カエルの唐揚げ

・ゴキブリの唐揚げ

・オオグソクムシの丸揚げ

・子供ワニの手一本揚げ

そして

・ウーパールーパーの唐揚げ

インパクト絶大のこのお店。料理はどれも美味しいとの事ですが、ゴキブリ（食用）の唐揚げ、オオグソクムシの丸揚げはかなりの勇気が必要です。

これまで紹介してきたお店のレポートとしはウーパールーパーは唐揚げで食べると美味しいです。しかしながらご飯のおかずというより、お酒のおつまみの方が合います。

普段の食に飽きたら、ウーパールーパーなどの珍獣系、ゲテモノ系料理を楽しんでみる新しい舌の開拓をしてみてはいかがでしょうか。