大和温泉は諏訪のおすすめ銭湯！特徴や料金･アクセスなど紹介

長野県の諏訪は屈指の温泉大国です。待ちのいたるところに温泉が湧いていて、あちらに共同浴場があります。

今回は、その長野県の諏訪の中でも、多くのひとにおすすめとなっている「大和温泉」についてピックアップしてご紹介します。

これほどまでに「大和温泉」がおすすめなのはどうしてでしょうか。また「大和温泉」の料金やアアクセス方法などもご紹介するので、「大和温泉」へお出かけ前にぜひチェックしてください。

長野県諏訪市にはたくさんの観光名所が集まっています。

きれいな諏訪湖、諏訪大社などの見どころもありますし、日本酒などでも有名なので多くの人が年間を通して訪れるおすすめのエリアとなっています。

それに加えて、諏訪市はいたるところに知る人ぞ知る温泉があります。実は共同温泉の数は、温泉で有名な大分県の別府についで2位になるほどです。

沢山の温泉があることで人気の諏訪ですが、その中でも「大和温泉」は、諏訪市の中でもぜひ訪れるべき温泉としておすすめになっています。

ここでは、諏訪氏の「大和温泉」の魅力やおすすめの理由をご紹介します。知れば知るほど「大和温泉」が有名になっている理由が分かることでしょう。

諏訪市にある「大和温泉」は、秘湯のような雰囲気のある温泉で、民家の路地の奥にあります。かなり入り込んだ住宅街に位置しているので、「大和温泉」の看板が掲げられていますが、見落とすこともあるのでしっかりと探してみてください。

この「大和温泉」は、実は個人経営の温泉で、雰囲気は共同浴場に限りなく近いといってもよいでしょう。温泉の質はかなり良いので、しっかりと楽しむことができます。

「大和温泉」のある諏訪市の小和田地区にある共同浴場のほとんどが、地元の人限定で温泉に入ることができます。

しかし、この「大和温泉」に限って、地元以外の人も受け入れているというのも、「大和温泉」が人気になっている理由として挙げることができます。

さらに「大和温泉」の魅力をあげるとすれば、そのレトロさにも人気があるようです。

「大和温泉」という看板から入っていく道は、まさに普通の民家の中に溶け込んでいく感じがする道で、いかにも下町っぽい「ゆ」と書かれた暖簾をくぐることになります。

ワンちゃんが飾られている貯金箱の下にある入浴料を払う箱にお金を入れれば、入浴できるシステムになっています。その方法もかなりレトロですが、「大和温泉」自体もレトロで独特な雰囲気になっています。そのことは、また以下でご紹介します。

次に、ここでは諏訪・大和温泉の泉質や特徴をご紹介します。諏訪の地元の人たちが毎日のように使用している温泉なので、きっと肌に良いことでしょう。早速、大和温泉の泉質や特徴を見てみましょう。

大和温泉の泉質は、単純硫黄泉(アルカリ性低張性高温泉) といわれています。PH8.8となっているので、弱アルカリ性です。弱アルカリ性の温泉は、肌の弱い人にもある程度対応していることになります。

また、大和温泉の泉温69度のかけ流しになっています。浴槽の中は、約39.3度から40度前後に調整されてお湯が張られている状態です。トロっとしたお湯でなめらかなので、この温泉のお湯を好む人も多くいます。

大和温泉の中は、硫黄のにおいが少しプンとする程度で、温泉感を味わうこともできます。

大和温泉の泉温69度なので、他の温泉よりも温泉の湯が熱く感じるかもしれません。最初は様子を見ながらゆっくりと温泉に入ることをおすすめします。  

また、お湯の色は美しいエメラルドグリーンの色なので、贅沢感抜群の温泉に入る気分が味わえます。他ではなかなかこのエメラルドグリーンの色の温泉に入る機会が少ないのではないでしょうか。大和温泉でリッチな気分を堪能してください。

諏訪の大和温泉には、まだまだ他とは違った見どころがたくさんあります。

最初にこの大和温泉を訪れて、少し戸惑ってしまう人もいるほど、個性的な温泉となっています。ここでは、諏訪の大和温泉の見どころをもっとご紹介します。

温泉というと、ヒノキや大理石で造られた浴槽を連想する人が多いのではないでしょうか。諏訪の大和温泉の浴槽は、公共温泉でありながらステンレス製の浴槽なので、自宅にいるようなき分が味わえます。実際ステンレスの浴槽を見て、少し戸惑う人もいるようです。

このステンレス製の浴槽に、エメラルドグリーンの温泉の湯がたっぷりと入れられているので、より温泉の湯がキレイに見えます。 実は、このエメラルドグリーンに見えるのは、周りのタイルの緑が反射してエメラルドグリーンに見えるだけです。実際は、少し黄みがかった透明のお湯です。

この温泉は蛇口をひねって、お湯をドバドバと入れながらの入浴も可能です。 かなり厚いので気を付けてください。

大和温泉の浴室は、一面が丸いタイルでおおわれていて、レトロ感抜群になっています。高い位置に小窓がついているだけなので、外からの視線などを全く感じることなく、ゆっくりと温泉を楽しむことができます。

また、大和温泉の特徴といえば、男女の仕切り壁にたくさんの魚の模様のガラスブロックがあることです。魚が泳いでいるようにも思えて不思議な気分が味わえます。

脱衣室も浴槽もきれいに管理されているので、公共の温泉とはいえ清潔に使うことができます。公共の温泉が苦手な人の中にも、この大和温泉であれば利用可能という人もいるほどです。

まさに住宅街の中にある「大和温泉」ですが、しっかりとアクセス方法を知っておかないと迷ってしまうもしれません。

「大和温泉」に行くのであれば、JR上諏訪駅駅を目指してここを起点とすると一番わかりやすくなります。上諏訪駅の「霧ヶ峰口」からは徒歩であれば15分ほどでつくことができます。

また、バスでの移動を考えているのであれば、上諏訪駅の「諏訪湖口）から市内循環外回り線の「かりんちゃんばす」に乗って、「総合福祉センター」で下車します。ここからは徒歩1分です。

また車で大和温泉を目指すにしても、いったん上諏訪駅を目指してください。

上諏訪駅の東口である「霧ヶ峰口」を出て国道20号線を走ります。川の直前に歩道橋があるので、この道を右折します。湯小路交差点を過ぎ。Y字路を右に20mほど行くと大和温泉の看板を見つけることができます。

大和温泉の看板は住宅街に溶け込んでいるため、ゆっくりと走行しないと見落とすことがほとんどです。

諏訪にはたくさんの良質の温泉がありますが、その中でも地元以外の人でも受け入れてくれる「大和温泉」をご紹介しました。

温泉好きの人は、ぜひ一度訪れてほしい隠れ家的温泉です。このエリアの温泉は、地元の人以外の人が入ることができる温泉はないので、ぜひ「大和温泉」に足を向けて温泉を制覇しましょう。旅の疲れも癒すことができます。