ヤリキレナイ川(北海道)は一級河川!場所・地図や名前の由来を紹介
北海道にある一級河川のヤリキレナイ川は、その名前の面白さから興味を持って見に行く方も多い川です。この記事では、ヤリキレナイ川がある場所や名前の由来について紹介していきます。その他の北海道にある面白い名前の川についても詳しく調べてみました。
目次
北海道の一級河川「ヤリキレナイ川」について紹介!
北海道には「ヤリキレナイ川」という面白い名前の一級河川があります。この記事では、北海道の「ヤリキレナイ川」の場所や名前の由来、観光スポットなどについて詳しく紹介していきます。
ヤリキレナイ川の場所や地図は?
ヤリキレナイ川は、 全長5キロほどの短い川になります。ヤリキレナイ川がある場所は北海道夕張郡由仁町で、上流は道道3号線の長沼町との境界付近にあり、「北海道中央種鶏場」のあたりにあります。
「北海道中央種鶏場」のあたりで、小さな用水路のようになっているヤリキレナイ川が確認できます。
ヤリキレナイ川は、そこから住宅地の外れを流れていって、生活道路の橋を何個もくぐっているため、色々な場所に「ヤリキレナイ川」という看板を見ることができます。
ヤリキレナイ川は広大な大自然がある北海道の一級河川ということで、かなり大きな川を想像して見に行く方も多いのですが、実際はそうではありません。どの部分もコンクリートブロックによる護岸工事が施されていて水量は少ないです。
ヤリキレナイ川の名前の由来
ヤリキレナイ川の名前の由来はいくつかの説があります。1つ目は、アイヌ語の「ヤンケ・ナイ(魚の住まない川)」が語源になったというものです。
2つ目は、アイヌ語の「イヤル・キナイ(片割れの川)」が語源になったというものです。
3つ目は、ヤリキレナイ川が明治時代に大雨が降るたびに氾濫してしまっていたため、川を見て「やりきれない」思いになる人々がことが多かったことから「ヤリキレナイ川」と呼ぶようになったというものです。
結局、これらの語源のどれが現在のヤリキレナイ川の語源になったかですが、これらすべてが語源になったのではないかとも言われています。
ヤリキレナイ川周辺の観光スポット
ここからは、ヤリキレナイ川周辺の観光スポットについて紹介していきます。
ヤリキレナイ川を見ることだけを目的に出かけると、水量の少なさや想像以上に規模が小さかったことでがっかりしてしまいやりきれない思いになることも多いですが、他に観光スポットがあれば話は別です。
ぜひ、ヤリキレナイ川周辺の観光スポットについてもチェックしてみてください。
癒しのガーデン「ゆにガーデン」
ヤリキレナイ川のある夕張郡由仁町には、癒しのガーデン「ゆにガーデン」があります。
「ゆにガーデン」は季節の花々が咲き誇る美しい英国風庭園です。「幸せ」をテーマにしたガーデンエリアで季節の草花が楽しめて、リナリアの丘や野菜畑など15か所のエリアにハーブや四季折々の花が咲いています。
無料Wi-Fiも利用でき、売店やカフェ・レストランもあるのでおすすめです。ガーデン結婚式にも対応しているので、気になる方はユニガーデンに問い合わせてみてください。
住所 | 〒069-1218 北海道夕張郡由仁町伏見134−2 |
電話番号 | 0123-82-2001 |
営業時間・定休日 | 月曜〜金曜 10:00〜17:00 土曜・日曜 9:00〜17:00 |
アクセス | 【車】札幌から車で約50分国道36号線 → 国道274号線または道道札幌夕張線 約40km 新千歳空港から車で約35分 国道337号線 →国道274号線 →国道234号線 約30km【路線バス】夕鉄バス「夕張方面行」 約60分 「由仁駅前」下車、タクシーで約5分 【JR】千歳線 「由仁行」 乗換2回 新千歳空港→南千歳→追分→由仁 約75分 由仁駅へ |
駐車場の有無 | 有り 800台 |
公式URL |
美肌の湯がある「ユンニの湯」
北海道夕張郡の温泉「ユンニの湯」は美肌の湯がある温泉として有名です。ユンニの湯では、褐色がかったコーヒー色の無味無臭の粘りのあるお湯が特徴で、肌がすべすべになります。
「ユンニの湯」のお湯は、炭酸水素イオンを多く含んでいるので肌がつるつるになると評判です。露天の他にも、主浴槽や週替わりのハーブ湯ジャグジーなどがあっておすすめです。
「ユンニの湯」は宿泊することもできるので、ユンニの湯に泊まってみるのも良いでしょう。
住所 | 〒069-1218 北海道夕張郡由仁町伏見122番地 |
電話番号 | 0123-83-3800 |
営業時間・定休日 | 【日帰り入浴】 6:00~8:00 10:00~22:00 【浴場】 6:00~8:00 15:00~0:00 |
アクセス | JR室蘭本線「由仁駅」下車 タクシーで5分 |
駐車場の有無 | 有り |
公式URL |
ヤリキレナイ川以外にも!面白い名前の川
実は、北海道にはヤリキレナイ川以外にも、面白い名前の川があります。ここからは、ヤリキレナイ川以外の面白い名前の川を紹介していきます。
オバケ川
北海道浦河町郡浦河町には、オバケ川という名前の川があります。オバケ川は日高幌別川の途中にあり、全長は4キロほどです。
オバケ川の川幅はそこまで広くなく、小川といった印象を受ける本当に小さな川です。この辺りは車も多く通らないので、自然の静けさの中でオバケ川のせせらぎの音を聞くことができます。
では、なぜオバケ川がそう呼ばれているのかですが、これについてははっきりとしたことはわかっていないようです。ただオバケ川は、ヤリキレナイ川の名前の説のようにアイヌ語由来ではないということはわかっています。
浦河町立郷土博物館によると、オバケ川という名前の由来には諸説あるようです。オバケ川の由来の1つに「この場所で不思議な音が聞こえた」というものがあります。
真冬に山の中へ木を切りに行った人が鈴の音や人の声を聞き、その他の音も聞いたけれど、音がするだけで何も見えなかったというエピソードがあったようです。
そうした出来事から、オバケ川と呼ばれるようになったのでは、というのが一番有力と言われている説です。
住所 | 〒057-0171 北海道浦河郡浦河町字西舎 |
営業時間・定休日 | 24時間 |
アクセス | 浦河町字西舎の国道236号まで道道1025号を進む左折して国道236号に入る(帯広の表示)西舎橋(交差点) を左折して道道746号 に入る(オロマツブ/キャンプ場の表示) |
駐車場の有無 | 無し |
オカネナイ川
北海道にはオカネナイ川という、ちょっと切ない名前の川もあります。このオカネナイ川の名前の由来も諸説あるのですが、オカネナイ川はアイヌ語の「オ・カニ・ナイ(金を採る川)」が語源になったのではと言われています。
金を採る川は、日本語で考えるとお金無い(オカネナイ)川と真逆の意味になりますが、オカネナイ川では金が取れたのでアイヌ語の「オ・カニ・ナイ(金を採る川)」からオカネナイ川になったのではと考える人もいるようです。
住所 |
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営業時間・定休日 | 24時間 |
アクセス | 旭川市から行くルート中央橋通と道道37号から東鷹栖4線の道央自動車道に入る士別市20丁目の東本通まで 道央自動車道を進む 名寄市字豊栄まで進む音威子府村 字物満内の国道40号まで行く |
駐車場の有無 | 無し |
北海道の「ヤリキレナイ川」を見に行くなら周辺の観光スポットも楽しもう
北海道の「ヤリキレナイ川」の場所や名前の由来について説明してきましたが、いかがだったでしょうか。「ヤリキレナイ川は」、 北海道夕張郡由仁町にある全長5キロほどの短い川になります。
北海道の「ヤリキレナイ川」の名前の面白さに興味を持って、実際に「ヤリキレナイ川」を見に行く人は多いですが、想像以上に水量が少なく規模が小さかったことでがっかりしてしまう人は多いです。
そのため、「ヤリキレナイ川」を見にいくのであれば、「ヤリキレナイ川」周辺の観光スポットも訪れることをおすすめします。北海道には面白い名前の川は多いので、ぜひ「ヤリキレナイ川」以外の川も探してみてください。