クライストチャーチ(ニュージーランド)の観光スポット！人気名所も紹介

ニュージーランドの南に位置するクライストチャーチは、ニュージーランドでトップクラスの人口を誇る都市です。19世紀にクライストチャーチの植民地化を進めた移民団のアイルランド人リーダーの出身大学の名前が都市名の由来となっています。

イギリスの統治下で経済発展を遂げたクライストチャーチは、その街並みがイギリスにそっくりであることで有名です。国内に700ヶ所以上のイギリス式庭園があることから、観光客から「庭の街」という愛称でも親しまれています。

今回は、そんなクライストチャーチの観光スポットを詳しく調査していきましょう。

クライストチャーチでの観光に慣れていない時には、まず定番の人気観光スポットに訪れてみることをおすすめします。以下では、クライストチャーチの定番観光スポットを、4ヶ所紹介しましょう。

2011年の大規模な地震で損壊されてしまった荘厳な大聖堂の修復期間中の代わりとして、2013年に建設された「カードボード大聖堂」は、大人気の観光スポットです。

紙という身近な素材で建設されている珍しい建物で、美しく光を通す豪華な屋根のステンドグラスは大きな見どころとなっています。

1855年に州政府によって建設された「ハグレイ公園」は、世界でトップクラスの規模の緑豊かな公園です。遊歩道がしっかり整備されており、地元の人々も愛用する人気スポットとなっています。

また、予約無しで利用できる上に料金がリーズナブルなゴルフ場もあるので、ゴルフ好きにはたまらない観光スポットでしょう。

クライストチャーチの歴史と伝統の象徴の観光スポット「クラウスとチャーチ」は、2011年に地震被害を受けた元の大聖堂の隣にある建物です。

ステンドグラスやメタリックかつ温かみのある巨大オブジェ、地元の人々も愛する広場などは観光の良い思い出になるでしょう。

クライストチャーチ植物園は、30ヘクタールという驚くほど広大な植物園です。園内には見応えのある10種類の優雅な庭園で、約250種類以上の草花に出会えます。日本で最近注目されている多肉植物も、じっくり観察できるでしょう。

また、施設内にはエイボン川もあり、古風な欧風の小船で渡ることができます。

クライストチャーチ観光におすすめの人気スポットはまだまだあります。以下では、クラウスとチャーチの観光ルートにぜひ加えたい、現在注目が集まっている名4つ取り上げましょう。

クライストチャーチの街の歴史に興味がある人には、「カンタベリー博物館」が特におすすめです。どっしりとした煉瓦作りの大きな博物館で、ニュージーランドの原住民マオリ族やカンタベリーエリアの開拓の歴史などを学べる展示を楽しめます。

ケンブリッジテラスとオックスフォード地区の境にあるエイボン川に架けられている荘厳な橋は、「追憶の橋」と呼ばれています。

第一次大戦中に兵士たちが出兵時にこの橋を渡ったことから、大戦で命を落とした兵士たちを偲び、現在の立派な橋が作られたのです。橋の上に立つと、戦争の悲しさを深く考えさせられるでしょう。

カンタベリー大学の学び舎を活用している「クライストチャーチアートセンター」は、アートだけでなくショッピングも楽しめる人気観光スポットです。

聖人たちを描いた大きなステンドグラスアートは、多くの観光客を魅了しています。また、ハーブ石鹸や個性的なシャツなどを販売しているお店も巡ることができ、予約を入れればニュージーランドの伝統的なソフトキャンディー、ファッジも作れるのです。

掌にリアルな人間の顔が描かれた巨大オブジェが目印の「クライストチャーチアートギャラリー」も、観光中にはぜひ寄りたいスポットです。

スタイリッシュなデザインの館内では、ニュージーランド出身の現代アーティストの作品を間近で眺められます。毎月個性的な企画展も開かれています。

クライストチャーチ観光では、後悔の無いお土産選びをしたいものです。そこで、以下ではクライストチャーチでおすすめのショッピング向け観光スポットも、2つ紹介しましょう。

歩行者専用の通りを丸ごと活用した可愛いショッピングモール「ニューリージェントストリート」では、カフェ巡りも楽しめます。

1932年から営業しているこのモールは、ニュージーランドの穏やかかつレトロな街並みを再現しており、観光気分が盛り上がるでしょう。

また、広大な敷地内を循環運航している可愛いトラムもあるので、疲れを気にせず買い物を楽しめるでしょう。

クライストチャーチの中心街からアクセスしやすい「」は、ファッションやバス用品などを主に扱っている人気ショッピングストリートです。

地元の人気アーティストやデザイナーを支援している「HAPAセントラル」の店舗では、最先端のニュージーランドアートの作品を購入することもできます。

アーティスティックな街クライストチャーチのお土産には、ぜひ地元のアーティストのアート作品を選んでみてください。

クライストチャーチに興味があるけれども、行く方法が分からないという人もいるでしょう。実は、クライストチャーチに日本から直行できる飛行機は無いため、クライストチャーチに行くには一度乗り換える必要があります。

様々な乗り換え方法がありますが、最もおすすめの乗り換え地点はニュージーランドの中心地オークランドでしょう。日本からは直行便で行くことができ、移動時間は約11時間です。

また、オークランドからクライストチャーチまでの移動時間は約90分です。他にも、オーストラリアや中国、シンガポールと言った国で飛行機を乗り換える移動ルートもあります。

クライストチャーチに到着した後は、効率よく素晴らしい観光スポットを巡りたいでしょう。クライストチャーチには、観光にぴったりの交通手段が複数あります。以下では、特におすすめの交通手段を紹介しましょう。

クライストチャーチ観光中の移動手段で迷っている人は、ぜひ参考にしてみてください。

クライストチャーチ内をコスパ良く散策したい時には、クライストチャーチ中を走っているバスやトラムが特におすすめです。町の中心には巨大なバスターミナルがあり、運賃は現金やICカードなどで支払えます。

さらに、観光スポットが多い中心エリアでは、無料のシャトルバスを利用することもできるでしょう。リーズナブルな運賃の長距離移動用バスも多いため、クライストチャーチ以外の都市にも移動しやすいのです。

ドライブスポットも多いクライストチャーチ郊外の観光では、レンタカーという移動手段もおすすめです。車をレンタルする場所だけでなく、返却する場所も多いクライストチャーチでは、安心してレンタカー観光ができるでしょう。

また、郊外にはガソリンスタンドもたくさんあるため、ガス欠になる心配もありません。空港からの予約も可能なので、運転免許がある人はぜひレンタカーを利用してみてください。

2019年にはモスクでテロ襲撃事件があったクライストチャーチですが、基本的に治安に問題の無い観光向けの都市とされています。夜間も人通りが多いエリアでは観光客も問題無く歩くことができるでしょう。

しかし、観光客を狙う置き引きやぼったくり、スリといった犯罪は増加しているため、観光中の貴重品の管理は徹底するようにしてください。また、人気の無いエリアには1人で出歩かないようにしましょう。

特に、人通りが少ないリンウッド地区は観光客には向かないエリアとされています。さらに、ニュージーランドでの警察の電話番号は「111」です。不意のトラブルに備えて、必ず覚えておきましょう。

穏やかな雰囲気で治安も良いクライストチャーチには、個性的な魅力を持つおしゃれな観光スポットが多くあります。無料の観光スポットが多いので、コスパ良く海外旅行を楽しみたい人にもおすすめです。

また、クライストチャーチはニュージーランド南部の観光地巡りに適した位置にあります。ニュージーランド南部での旅行を予定している人は、ぜひクライストチャーチを観光ルートに入れてみてください。