なんばの本屋さん！大型書店やカフェ併設のおすすめの本屋を紹介

大阪のなんば(難波)には話題に登るような人気の本屋が集結しています。なんばは本屋以外にも話題になることが多い活力のある街ですが、知的刺激を与えてくれる良質な本屋がたくさんあるのです。

なんばの街を歩いて、自分のお気に入りの本屋を探してみましょう。

なんばエリアは交通のターミナルになっており、なんばを訪れる人も多いので自然とあらゆるサービスの量が大規模になってきます。そしてなんばには人気の本屋が集まって来ているのです。

なんばには日本最大級の本屋から、さらにJR、メトロ(御堂筋線、千日前線、四ツ橋線)、近鉄、阪神、南海の私鉄3線が乗り入れていることもあり、駅近の本屋も多いです。

なんばに行って少し歩けば、本屋がいくつも目に付くはずです。

なんばには日本最大級とも言える大型の本屋やそれに準じる規模の大型書店があります。どうしてなんば地区にはこのような大型書店が進出できたのでしょうか。それはなんば地区は2000年代に入ってから再開発が盛んになったからです。

特に南海難波駅周辺において再開発が活発で、南海ホークス(現在の福岡ソフトバンクホークス)のホームグラウンドだった大阪球場跡地が大型複合施設のなんばパークスに変貌しています。

さらに難波駅前の南街開館跡地も再開発されているなど、なんば地区は2000年代以降新しい施設が軒並み出現したことが一因となっているのです。

ジュンク堂書店は「淳久堂」を親しみ易い表示にした店名です。ジュンク堂書店は大規模店舗を構える戦略で日本中に店舗展開をしていますが、大阪地区には7店舗あります。

堂島アバンザにある大阪本店の他に、難波店、天満橋店、梅田店、上本町店、近鉄あべのハルカス店、高槻店です。

ジュンク堂書店難波店は2009年7月にオープンしており、なんばエリアの中心的大型書店として10年以上君臨しています。2019年7月には10周年ということで、書棚をプチ･リニューアルし書棚にエンド台をつけたり通路を少し広げました。

とにかくジュンク堂書店難波店には大量の本が本棚に並んでいますので、本屋としても工夫をこらして話題の本や売れ行き良好書、スタッフおすすめ本などが目に付きやすいようにしてあります。

ジュンク堂書店難波店は、目当ての本が必ず見つかる豊富な在庫と、店内を散策しながら現在のトレンドが理解できる見やすい展示を両立すべく努力しているのです。

ジュンク堂書店難波店が目指すのは、本好きの人が知らず知らずのうちに「本の森」の奥へと彷徨いこんで行く体験を満喫できるようにしたいという願いです。

心斎橋の東急ハンズの地下1階にある喜久屋書店東急ハンズ心斎橋店は、売り場面積が200坪もあります。喜久屋書店のコンセプトは「いつでも、ちょっと立ち寄ってみたくなる」というもので、そのためのこだわりの品揃えを工夫しているのです。

文芸誌や雑誌を中心として、ビジネス関連書籍も充実しています。さらにユニークなのが、屋久島関連書籍を中心とした「心の癒しコーナー」が人気でおすすめの本がたくさん展示されています。

また面白いのが、サブカルチャーコーナーにある店長こだわりの「プロレスコーナー」です。ただ規模が大きいだけではなく、このような話題性のある品揃えがこの本屋の魅力です。

TSUTAYA EBISUBASHI(戎橋)は道頓堀のシンボルマークとなっているビルです。地下1階から3階までがBOOK＆CAFEスペースで、しかもSTARBUCKSが併設されており、目当ての本を購入したあとでゆっくりとコーヒーを飲みながら楽しめます。

さらに6階にあるイベントブースは200人収容可能で、アイドルなどが発売記念に訪れてイベントを催しています。

このTSUTAYA EBISUBASHIの本の品揃えは関西地区最大級を誇っており、さらにビル内にはコスメのコーナーもあり、一大商業施設となっているので、なんばの名所の一つとしておすすめです。

続いてなんばのおすすめ本屋の駅近編を紹介しましょう。

旭屋書店なんばCITY店はその名の通りに、なんばCITYの中にあるのでアクセスがとても便利です。旭屋書店は全国チェーン店ですが、このなんばCITY店にはすごいアピールポイントがあるのです。

それは西日本随一の鉄道コーナーです。広いフロアの中に鉄道に関する雑誌バックナンバーや雑貨類、DVD、CDなどなどがずらりと並んでいます。鉄道ファンにとってはまるで楽園のような場所なのです。

ちなみに雑誌バックナンバーは鉄道ピクトリアル200タイトルを始め2000冊があります。またDVD･ブルーレイはビコム、パシナ倶楽部、テイチクの展望シリーズを中心に1200タイトルもあるのです。

ブックファーストなんばウォーク店は地下鉄四ツ橋線なんば駅を出てすぐの大阪ミナミの地下街「なんばウォーク」にあります。入口近くはおしゃれなファッション雑誌で飾ってあり、旬の新刊･話題書も豊富に揃っています。

豊富な品揃えで、明るくスピーディな対応を心がけて来店を待っているのです。

リブロなんばウォーク店もなんばウォークにありますが、なんばウォーク3番街北通りの虹のまちのほうです。リブロなんばウォーク店は日本橋駅から近いロケーションとなっているので、日本橋駅を使う人に特に便利です。

さらに夜の22時まで営業しているので、会社帰りや一杯飲んだ後でも利用できます。

続いてなんばエリアの中古品および古本のおすすめ本屋を紹介します。

ブックオフ大阪難波中店は、中古のCD、レコード、DVD、ブルーレイ、ゲームや携帯電話、デジタル家電、ヘッドホン、イヤホン、携帯電話等も手に入ります。

また、当然のことながら書籍、雑誌、コミックなどの古本も豊富に揃っているので、欲しかった本が格安で入手できます。

BOOKOFF PLUSなんば戎橋店は、戎橋筋商店街のアーケード街の中に位置しているので、なんばをぶらぶらするついでに寄れるので大変便利です。しかもブックオフの豊富な品揃えの中から欲しかった本や中古品が選べます。

なんばには、本屋の他にもおしゃれな雑貨を販売している店があります。

全国的に展開している、おしゃれな雑貨が見つかるVILLAGEVANGUARDのなんばパークス店です。1998年に解体された大阪球場の跡地に、南海が「未来都市なにわ新都」をコンセプトとして再開発をしました。

建物はキャナルシティ博多や六本木ヒルズを手掛けたアメリカ人建築家のジョン･ジャーディの設計になります。地球上の大峡谷に似せた建物の外観はダイナミックで、壁面は壮大な時間と地層を模しているのです。

ちなみに2014年にアメリカCNNの「世界で最も美しい空中庭園トップ10」にも選ばれています。

いよいよ、なんばのおすすめ本屋の最終コーナーになりました。ここではなんばの文具関係の書店を紹介します。

くまざわブックストアは全国チェーンの本屋で、新刊や話題書はもとより、旬のベストセラーからライフスタイルを充実させる実用書および文具、雑誌などの多彩な品揃えとなっています。

とくになんばパークス店は充実した文具が魅力です。さらに文具コーナーの真向かいにはTULLY'S COFFEEが店を構えていますので、ブックとコーヒーが融合した他にはないカフェシーンを演出できます。気になる本をカフェでゆっくり見ることができます。

全国チェーンの本屋の丸善の高島屋大阪店です。丸善はしゃれた文具を扱っていることでも有名で、ここに来ればいわゆるガジェットも見つかります。丸善で手に入れた文具は長い間自分の分身のように大切に使えるという人が多いのもうなづけます。

大阪の文化圏は北の梅田周辺と南は難波のあたりに二分されます。なんばは伝統的な大阪の味わいを醸し出しているのと、新しい文化を積極的に取り入れている二面性も有しています。

そして何と言っても「なんば」は活気に溢れているのです。このなんばにある本屋さんも、一歩足を踏み入れると五感を直撃する知的好奇心の再起動を促してくれます。なんばには規模を誇る大型書店から、趣味の分野に特化した本屋さんまであります。

毎日の生活で頭の栄養が欠乏してきたと感じたら、迷わずなんばの本屋さんへ出かけてみましょう。