花魁淵の心霊現象!山梨の有名最恐スポットの噂や場所を紹介
山梨県には日本最恐の心霊スポットの1つともされている「花魁淵」というスポットがあります。様々な心霊現象が起こることで有名な「花魁淵」ですが現在は封鎖されており、近づくことができません。この記事ではそんな「花魁淵」の歴史や名前の由来等について紹介します。
目次
山梨の心霊スポット「花魁淵」を紹介!
山梨県にある有名な心霊スポットである「花魁淵」をご存知でしょうか。現在は花魁淵へ行くための道路が封鎖されており、立ち入り禁止となっているため、現地まで赴くことはできませんが、心霊マニアの中では日本最恐の心霊スポットの1つとされているのです。
そんな「花魁淵」がなぜ心霊スポットとされているのか、名前の由来や体験談などを紹介します。心霊スポットに興味がある方は是非目を通してみてください。
心霊スポット「花魁淵」とは?
まず「花魁淵」とはどこにあるのか、「花魁淵」の別名である「五十五人淵」と呼ばれる理由、現在はどうなっているのか、ということについて解説していきます。
前記でも説明しましたが、現在は立ち入り禁止となっており、現地まで行くことはできません。そのため、訪れた際は、フェンスを超えないようにしましょう。
花魁淵の場所
「花魁淵」は山梨県高洲市と北都留郡丹波山村の境に位置し、ちょうど一ノ瀬川と柳沢川との合流地点にあります。また、地元では花魁淵ではなく銚子の滝と呼ばれることが多く、かつては観光地の1つとして、多くの人が訪れていたそうです。
また、車で数十分の位置にキャンプ場などの施設もあり、シーズンを迎えると、大勢の人が訪れます。
別名「五十五人淵」とも呼ばれる
心霊スポットとして有名な「花魁淵」は別名「五十五人淵」とも呼ばれていました。この名称の由来はかつてこの地で、五十五人もの人が犠牲になったことから来ています。五十五人もの人が犠牲になった理由については後述します。
そんな「五十五人淵」とも呼ばれる「花魁淵」ですが、これには諸説あり、55人以上もの人が犠牲になった説、実は誰も犠牲になっていない説など様々な説があります。
花魁淵の現在
前記でも説明しましたが、現在の「花魁淵」までに至る道はがけ崩れなどが原因で厳重に封鎖されているため、立ち入ることができません。「花魁淵」に至るまでの道路の廃道化が計画されていることから、これからも通行可能となることは無いでしょう。
現地まで行くことはできませんが、近くに鍵がかけられているフェンスがあり、そのフェンスまで行くことは可能なので、訪れた際にはこのフェンスを超えないようにしましょう。
ちなみに「花魁淵」への道が封鎖された理由ですが、交通事故や崖崩れなどが多発したため、だといわれています。具体的な事故原因が不明な交通事故も多く、もしかしたら霊的な何かが原因なのかもしれません。
心霊スポット「花魁淵」の歴史
ここからは、「花魁淵」の歴史について紹介します。かつてこの地で何があったのか、また、「花魁淵」という名称の由来も解説します。「花魁淵」に興味がある人は是非目を通してみてください。
遊女が皆殺しになった事件
実はこの地が心霊スポットとなったのは戦国時代に発生したとある事件が原因と言われています。かつてこの地には戦国大名の1人である武田家が治めた土地であり、隠し金山がある場所でもありました。
しかし、武田家が滅びるきっかけである甲州征伐が原因で金山が閉山されることとなりました。その金山の秘密を守るために、金山労働者の遊女、合計55人が滝から突き落とされたのです。このことが別名「五十五人淵」と呼ばれる理由でもあります。
また、即死できなかった人の中には下流にある村まで流された人もいたのですが、武田家から花魁を助けるな、という命令が出ていたため、助けられずにそのまま亡くなった人もいたという話もあります。
事件の真相は?
55人もの花魁が犠牲となった「花魁淵」ですが、実は僧侶も犠牲となった、という説もあります。この時、花魁が突き落とされた場所を花魁淵、坊主が殺害された場所を坊主淵、と言われます。
一方で、前記の話は作り話である、という説もあります。というのも戦国時代には花魁という言葉自体存在しない上、付近に花魁が住めるような建物の痕跡が発見されていません。そのため、「花魁淵」と呼ばれるのには別の理由があるという説もあるのです。
しかし、付近の道路が使用されていた頃、原因不明の交通事故が相次いで報告されたといいます。それが霊の仕業なのかを証明する手段はありませんが、何かしらの出来事があったと考えられるでしょう。
花魁淵の心霊現象の噂
「花魁淵」には非常に多くの心霊現象の噂があります。ここからは、そんな心霊現象の噂について紹介します。好奇心が沸き立つ人もいるかもしれませんが、様々な意味で足を運ぶのはおすすめしません。
心霊写真が撮れる
心霊スポットでは定番の心霊現象の1つではありますが、写真を撮ると霊が移りこむ、とされています。特に滝壺付近の写真を撮ると、水面に複数の女性の顔が移りこむという噂もあります。
この心霊現象は、某テレビ番組でも取り上げられたことがあるほど、有名で、誰が見てもはっきりとわかるような女性の姿が移りこんでいます。見るのは自由ですが、決して実際に足を運んで写真を撮ってはいけません。
手招きする女性の霊
あくまでも噂ですが、夜間にこの地を訪れると、花魁の姿をした女性が現れ、手招きをしてくるのだそうです。そのまま手招きに誘われて進むと、崖から真っ逆さまに落ちるのだとか。あくまでも噂なので実際に起こったことなのかは判然としていません。
しかし、前記のような事件が起こったような場所なら、女性が手招きをしていても不思議ではない気がします。遊び半分で夜間に「花魁淵」を訪れるのはやめましょう。
か細い声が聞こえる
「花魁淵」を訪れた人の中には女性のか細い声を聴いた人もいる、と言われます。また、近くを車で通りかかった際、聞いていたラジオの曲が突然途絶え、女性の声が聞こえてきた、という噂もあります。
もちろん、近くに偶然女性がいたわけでも、車に同乗していた、女性の声でもありません。原因も声の主もわからない音声が急に聞こえてきたのです。その付近には「花魁淵」の看板が立てられていた、と言われています。
米軍の花魁目撃談の噂
この話は都市伝説になりますが、太平洋戦争末期、広島県に原子爆弾が投下されましたが、最初の標的は山梨県だとされていました。しかし、山梨県上空に差し掛かった米軍のパイロットは空一面に苦悶の表情を浮かべる花魁の姿を見たそうです。
その姿を見たパイロットは、山梨県への原爆投下を中止したといわれています。あくまでも都市伝説なので、真相はわかりません。しかし、このような都市伝説が生まれる程影響力が強い場所であることは確かです。
決して遊び半分でこの地に足を運ぶようなことを行ってはいけません。
心霊スポット「花魁淵」の詳細情報
ここからは「花魁淵」の詳細情報などについて紹介します。アクセス方法や具体的な場所を紹介しますが、現在現地まで行くことはできないため、決してフェンスを乗り越えて現地まで訪れてはいけません。
花魁淵へのアクセス
「花魁淵」へ続く道は現在封鎖されているため、現地までは車でも徒歩でも行くことができません。しかし、設置されているフェンスまで行くことならできます。中央自動車道勝沼ICからのアクセス方法を紹介します。
勝沼ICを出て国道20号に乗り、北東へ向かいます。約200m進み、左折して県道38号線に入り、最初の交差点を右折し、フルーツラインに乗ります。約7.5km進み、右折して国道411号線に乗ります。そのまま約24km走れば到着します。
花魁淵の基本情報
住所 | 山梨県甲州市塩山一之瀬高橋 |
アクセス | 中央自動車道 勝沼ICから車で約50分 |
花魁淵は心霊現象が起こる危険な場所だった!
山梨県にある最恐の心霊スポットである「花魁淵」を紹介しましたがいかがでしたか?かつて「花魁淵」で起こったことを把握すれば、この地が最恐と呼ばれる所以が分かるかと思います。とはいえ、この話は一つの説であるため、事実は定かではありません。
中には、すべて作り話である、という説も存在します。しかし、現実に様々な心霊現象が起きている、ということもあり、霊に関係する何かしらの出来事があったと考えられます。そのため、決して遊び半分で足を運んではいけません。