日光のかき氷が人気！天然氷を使ったおすすめのふわふわかき氷を紹介

今年も暑い季節がやってきました。夏の食べ物といえば「かき氷」、猛暑で熱した体に、頭がキーンと痛くなるほどの冷たい「かき氷」を流し込みたいですね。

かき氷といえば「日光」、外出自粛が解除された今、”3密”を避けつつも「かき氷のメッカ」と言える日光を訪れてみたいものです。

観光地でもある日光は、「日光東照宮」がもちろん有名ですが、「食」においても十分それ目的で行く価値のある街となっています。

中でも「かき氷」は、日光で産出される「天然氷」を、専門のかき氷機で冷やした器にカキ盛りつけるため、綿や雪のようなふわふわとした食感になります。全国にファンがいるというのも納得です。

現在、日光市には「天然氷」を生産している「蔵元」と呼ばれるものは、４代目徳次郎、松月氷室、三つ星氷室の3軒あります。天然氷は人工池にミネラルたっぷりの湧き水を貯めて15センチの厚さになるまで、ごみ（主に落ち葉）や雪を頻繁に払います。

うまくいかなかった時などやり直すこともあるようです。上記の3軒は、この昔ながらのきびしい伝統製法を、100年の間守ってきたのです。

日本全国には、天然氷を生産貯蔵している事業所は現在5軒のみです。そのうちの3軒が栃木県の日光市に集まっていることでも、かき氷の本場は日光であるといっても過言ではないでしょう。

自店のみならず、他のかき氷販売店にも、自前の氷室でつくられる「天然氷」を提供しているほど、日光市では有名な「かき氷」専門店です。

ふわふわのかき氷はもちろん、地元産の「イチゴ」や厳選した「メロン」「マンゴー」を用いたシロップやトッピングがとても美味しいと評判です。

 「松月氷室 」のかき氷の魅力は、ふわふわでおいしいのはもちろん、じつはその美しさにあります。テーブルに運ばれて来ただけで、目を奪われしばし見とれてしまうほどで、思わずその姿を写真に収めたくなるなるよなフォトジェニックさがここにはあります。

公式HPには、現在は（2020/06/14）12時開店となっていますが、夏本番ともなると開店11時に早まるようです。超人気店ゆえ夏休みには、整理券が発行されるほどで、開店前早めに店に行かれることをおすすめします。

最近日光駅前に移転したことでアクセスもしやすくなり、「日光茶屋」のかき氷ファンにも好意的に捉えられているようです。

なんといっても日光茶屋のかき氷の魅力は、そのふわふわ感にあります。口の中に入れるとフワーと溶けてなくなる感覚がたまりません。

シロップは自分で少しずつかけて食べる方式の「日光茶屋」のかき氷、ガラスの器に盛られた真っ白なかき氷はもちろん「綿菓子」のようにふわふわ、別の器に用意されたシロップをかけると、みるみるしみ込んでいく様子がたまらない瞬間です。

「日光茶屋」を訪れるには鉄道が便利です。東武日光駅を降りて200メートルというのも「かき氷」を目当てに行く場合にはありがたい距離です。

車で行く場合には駅に近いということもあり、駐車スペースは3台分と少なく、近くの有料駐車場を探すことも頭に入れておいた方が賢明です。

 「四代目氷屋徳次郎 和人堂 」では、400円～500円と日光三大氷室のかき氷が、とにかくお安い価格で食べられるお店です。昔懐かしいメロン味、レモン味、イチゴ味、練乳シロップをかけて食べる、ふわトロのかき氷は頭がキーンとなりません。

この店では、日光天然氷の自然なふわふわ感を崩さないためと、より際立たせるために、一度かき氷にシロップをかけてから、その上からもう一度氷をカキ盛りするという方法をとっています。このため氷のうすい繊維がより清涼感を促してくれます。

「 和人堂 」を訪れる際には、念のため下記に記した公式URLをクリックして、開店状況その他をお確かめください。駅から近いため、車でも電車でもアクセスの利便性が高いです。

東武日光駅から1分以内（徒歩30秒）に店舗を構える、「日光さかえや」は「揚げゆばまんじゅう」で有名なお店ですが、夏本番ともなると「かき氷」が一気に売り上げの上位を占めるようになります。

それもそのはず、本場日光の天然氷をつかった、”ふわふわとろとろ”のかき氷で、お客さんの食の関心をわしづかみにします。

日光天然氷（ 三ツ星氷室  ）のふわふわかき氷に、これでもかと地元日光さんのいちごがゴロゴロと詰め込まれ、イチゴと相性抜群の自家製練乳シロップがどろりとまんべんなくかけられた芸術品、これが美味しくないわけがありません。

来店にあたり、「日光さかえや」はほぼ駅前に店舗が位置しますので、お車よりは鉄道を利用したほうが良いでしょう。お車で行かれる場合は、市営の駐車場がお安く利用できます。

なお時節柄（コロナ関連）、ホームページで定休日や営業時間を確認のうえ行かれた方が賢明です。

今年の夏も暑いです。30度を超えると「かき氷」が爆発的に売れるというのもわかります。家庭でお子さんとの”かき氷つくり”も楽しいのですが、今年は一度、「次元の違い」を感じさせる本場「日光天然かき氷」をぜひ味わいに行きましょう。