碓氷峠見晴台はハイキングにおすすめ!紅葉や車・バスの行き方も紹介
軽井沢を代表する観光名所、碓氷峠見晴台は、かつての交通の難所、旧碓氷峠にある絶景スポット。旧軽井沢銀座、通称旧軽銀座から続く道は、ハイキングにもおすすめです。人気の観光名所、碓氷峠見晴台の魅力を大公開。紅葉の時期やアクセス方法、おすすめの休憩スポットもご紹介。
目次
ハイキングにおすすめの碓氷峠見晴台について紹介!
旧軽井沢銀座通り、通称旧軽銀座通りの先にある二手橋を渡るハイキングコースの先には、絶景が待つ展望台、碓氷峠見晴台が。軽井沢きってのビュースポット、碓氷峠見晴台からは、四季折々、大自然の魅力あふれる南アルプスや八ヶ岳、浅間山が、パノラマで見渡せます。
旧軽井沢から続く遊歩道は、森林浴をしつつ、絶景を楽しめる絶好のハイキングコース。碓氷峠見晴台を目指すハイキングコースについて、詳しくご紹介します。
碓氷峠見晴台とはどんな場所?
長野県と群馬県の県境にある碓氷峠見晴台。旧碓氷峠見晴台とも呼ばれます。美しい景色や夕焼けで有名な碓氷峠見晴台とは、いったいどんなところなのでしょうか。日本人のみならず、海外からの観光客も虜にする、碓氷峠見晴台の魅力についてご紹介します。
旧碓氷峠の絶景が広がるスポット
江戸時代、交通の要となる五街道の一つとして整備された中山道。碓氷峠を通るルートが、その本道とされていました。碓氷峠は、中山道きっての難所として知られ、「馬も越せない」と言われる険しい山道を多くの旅人が苦労しながら辿っていました。
明治期に新道が整備され、大正期には、トラックも通れるようになり、碓氷峠は、正規の交通ルートとしての役目を終え、旧碓氷峠と呼ばれるようになりました。
かつては旅人を苦しめた旧碓氷峠ですが、旧軽井沢を訪れる著名人や、外国人避暑客の間で、絶好のビュースポット、サンセットスポットとして有名になり、浅間山、剣ヶ峰、妙義山などの山々を望む碓氷峠の絶景は、全国的に人気を集めるようになりました。
ハイキングスポットとして人気
碓氷峠見晴台、またの名を旧碓氷峠見晴台は、旧軽井沢から旧碓氷峠を辿るハイキングコースのゴールにあります。標高約1200mの見晴らし台からは、晴れた日には遠く南アルプスや八ヶ岳まで一望でき、眼前に広がる雄大な山々は、神秘的な美しさで見る者を圧倒します。
このように、かつては難所として恐れられた旧碓氷峠ですが、現在は、多くの観光客が訪れる人気のハイキングコースになっています。
碓氷峠見晴台の見どころ4選!
美しい自然と絶景に囲まれた碓氷峠。見どころは、それこそ数え上げればきりがありませんが、ここではとくに厳選して、碓氷峠見晴台周辺のおすすめスポットを4か所ご紹介します。
秋の時期に見頃を迎える「紅葉」
四季折々に美しい自然の姿を見せる旧碓氷峠。新緑が芽吹き、花々が咲き乱れる春も、樹々を抜けて爽やかな風が吹く夏も、静謐な美しさを湛えた冬も、それぞれに見ごたえがありますが、碓氷峠見晴台に初めて行くなら、ぜひおすすめしたいのは、秋です。
燃えるような紅葉に染まった浅間山、剣ヶ峰、妙義連峰は、神々しいほどの美しさで、言葉も出ないほどです。
記念撮影におすすめ「長野と群馬の県境」
長野県と群馬県の県境にある碓氷峠見晴台。県境を示す木製の看板は、人気のフォトスポットです。看板の後ろに、奥の山が写り込むように撮影するのがおすすめです。ここからは、運がよければ雲海も見ることができます。
美しいサンセットが眺められる「夕暮れの絶景」
かつて外国人避暑客に、「サンセットポイント」と称えられた美しい日暮れの光景は、碓氷峠見晴台で一番のおすすめです。雄大な山にゆっくりと沈む夕日を眺めていると、時が経つのを忘れてしまいます。
休憩にピッタリ「しげの屋」
旧軽井沢から碓氷峠見晴台までのハイキングコースは、整備されているとはいえ勾配も険しく、歩ききるころにはへとへとになっているかもしれません。そんなときにおすすめなのが、創業300年以上を誇る老舗の甘味処「元祖力餅しげの屋」です。
中山道を行く旅人も食べたという「力餅」は、お店の名物で、ハイキングで疲れた体へのエネルギー補給におすすめです。甘味だけでなく、晴れた日には絶景が望めるテラスも、おすすめの一つです。
住所 | 長野県北佐久郡軽井沢町大字峠町2 |
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電話番号 | 0267-42-2402 |
営業時間・定休日 | 営業期間4月下旬~11月下旬 営業時間9:00~16:00(閉店時間は時期により異なる) 期間中不定休(年末年始は営業) |
平均予算 | 500円~ |
アクセス | JR北陸新幹線「軽井沢」駅からタクシーで15分 |
駐車場の有無 | あり |
公式URL | https://tabelog.com/nagano/A2003/A200301/20000432/ |
碓氷峠見晴台へのアクセス・行き方について
日本人なら、日本に足を踏み入れたなら、一度は見ておきたい碓氷峠見晴台からの絶景。江戸時代からは比べものにならないくらい便利になっていますから、機会を作ってぜひ訪れてほしいものです。
碓氷峠見晴台へは、アクセス方法もいろいろありますから、体力に自信がない人や、アウトドアが苦手な人でも大丈夫です。碓氷峠見晴台へのアクセス方法はこちらです。
バスでの行き方
名にし負う絶景は見たいけれど体力に自信がない、時間がない、山道は苦手、そんな人にはバスでのアクセスがおすすめです。4月下旬〜11月下旬まで、碓氷峠見晴台から旧軽井沢銀座、万平ホテル、東急ハーヴェストクラブを赤くて可愛いシーズンバスが運行しています。
料金は、大人片道500円、小学生以下300円で、往復割引もあります。所要時間は15分で1日の便数も9便〜11便あるのでスケジュールの詰まった観光客にもおすすめです。
問い合わせ先は、0267-42-0353(軽井沢交通バス)。路線や運行状況は変更になることもあるので、軽井沢赤バスのホームページを参照してください。
車での行き方
碓氷峠見晴台へは、車で行くこともできます。旧軽井沢からは10分から15分の距離ですが、観光シーズンや週末には渋滞するので、覚悟が必要です。
旧軽井沢銀座通りは、ゴールデンウィーク期間、7月15日~9月10日まで、それと5月~11月中の土日は、午前11時~午後6時までは歩行者優先道路となり車での交通が規制されます。観光マップなどでう回路の確認をしてください。
ハイキング(徒歩)での行き方
美しい碓氷峠を、時間をかけて堪能したい、自然の息吹を肌で感じたい、足腰には自信があるという人には、旧軽井沢から碓氷峠見晴台まで、約4kmに渡って整備されている、旧碓氷峠遊歩道コースがおすすめ。所要時間は、片道約1時間です。
澄みきった空気と爽やかな緑に包まれた散歩道は、癒し効果も抜群。森林浴を楽しみながらのハイキングは、おしゃれな街歩きとはひと味違った軽井沢の魅力を満喫できます。往復はきついという人は、帰りはバスを使うのもおすすめです。
旧碓氷峠遊歩道コースは、途中勾配が急なところもありますが、旧軽井沢を出てすぐに所にある二手橋、迫力満点のつり橋、「日本三大熊野」のひとつで、開運や縁結びのご利益があるといわれている人気のパワースポット熊野皇大神社など、見どころも満載です。
碓氷峠見晴台の基本情報
碓氷峠見晴台からの絶景を見に行きたい人のために、碓氷峠見晴台の基本情報をお知らせします。遊歩道も見晴台も、料金は無料で散策はいつでも自由です。
遊歩道とは言っても、ちょっとした登山にはなるので、滑りにくい靴、長袖長ズボン、帽子、タオル、飲み物、必要ならスティックなど、最低限の装備はして行きましょう。
夕暮れの見晴らしはぜひ目にしておきたいところですが、ハイキングコースは足場も良くないので、暗くならないうちに引き返しましょう。
住所 | 長野県北佐久郡軽井沢町峠町 |
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駐車場の有無 | なし(近隣に有料駐車場あり) |
ハイキングにおすすめの碓氷峠見晴台へ行こう
活火山として知られる浅間山や、ひそりと佇む剣ヶ峰、日本三大奇景のひとつに数えられる妙義山、「テーブルマウンテン」の異名を持つ離山など、雄大な自然に囲まれた大パノラマが楽しめる碓氷峠見晴台。
晴れた日には、南アルプスの山々や、八ヶ岳まで見ることができ、運がよければ雲海も見ることができる絶好のビュースポットです。
森林浴を楽しみながらのハイキングでも、おしゃれな観光バスに乗っても行くことができ、老若男女を問わず、誰でも絶景を堪能できます。綺麗な景色を眺めたくなったら、ぜひ碓氷峠見晴台を訪れてみてください。きっと癒されます。