金沢の寿司は小松弥助で決まり!予約方法や値段•おすすめメニューを紹介
石川県金沢市にある小松弥助は、極上の寿司が食べられる人気のお店です。寿司の味やご主人の人柄などのおかげで、全国的にその名前が知れ渡り、石川県内はおろか日本全国から美味しい寿司を味わうために、金沢の小松弥助に足を運びます、
目次
金沢の名店「小松弥助」で美味しい寿司を食べよう
金沢の名店「小松弥助」で美味しい寿司を食べませんか。石川県金沢市のJR金沢駅のすぐ近くにお店を構える小松弥助は、極上の寿司が味わえるお店とあって日本全国から多くの人が金沢を訪れます。
この記事では、金沢の人気寿司店・小松弥助をご紹介致します。創業者の森田一夫氏の魅力やおすすめのメニュー、アクセス方法なども合わせて見ていきましょう。
小松弥助とは?
石川県金沢市にある有名寿司店「小松弥助」は、寿司通の間では知らない人がいないとまで称される金沢の人気寿司店です。小松弥助は、なぜそれほどまでに全国的に有名になったのでしょうか。まずは、金沢の小松弥助についてご紹介致します。
1967年に開店
小松弥助の主人である森田一夫氏が寿司の世界に身を投じたのは、若干15歳の頃でした。石川県の寿司店で修行を重ね、1967年の36歳の時に石川県小松市に小松弥助を開店します。
そして、寿司の旨さや森田氏の立ち振る舞いなどが評判となり、小松弥助の名は全国へと知れ渡りました。その後の1998年、石川県金沢市片町に所在するAPAホテル(現在のアパホテル金沢片町)1Fに「小松弥助」は移転します。
その当時の小松弥助は、高級感が感じられると言うよりも、どちらかと言えば親しみが感じられる雰囲気が店内には満ち溢れていました。やがて森田氏の評判を聞きつけ、多くの著名人が行き着ける人気の寿司店へと発展していきました。
2015年に惜しまれつつ閉店
全国的に金沢の小松弥助の名前が知れ渡り、評価もされ盛況を極めていたにもかかわらず、2015年、小松弥助はファンに惜しまれつつ閉店しました。
閉店の理由は、「これまでの職人生活を顧みる時間がほしい」、「若い職人の寿司を食べて刺激を受けたい」といったことだそうです。
しかし、理由はそれだけではなかったようです。心で寿司を握るとも言われるほど、寿司に絶大なる情熱を傾けてきた森田一夫氏らしい理由として「多忙により心と一緒に握れなくなってしまった」ということも言われています。
ファン待望!2017年に営業を再開
2017年、約2年ほどの空白期間を経て、小松弥助はJR金沢駅前という金沢の中心地において営業を再開させます。そして、待ってましたとばかりに森田一夫氏の寿司を求めて、日本全国から石川県金沢市までやって来ました。
2015年に忙しすぎることを理由に閉店したという経緯があるため、主人や弟子の人たちはひとりひとりのお客様を心から大切にもてなしています。
その優しい心遣いが新たなるお客様の評判を呼び、さらなるリピーターが増えています。そのため、これまで以上に予約が困難なお店となりつつあっても、小松弥助のファンは全国に増えつつあります。
寿司職人•森田一夫氏について
先ほども少し触れましたが、金沢で人気の寿司店「小松弥助」を取り仕切る、寿司職人・森田一夫氏についてご紹介致します。
約70年も寿司を握り続けた職人
寿司通の人なら、小松弥助の主人の名前を知らない人はいないのではないでしょうか。それほど寿司業界に大きな功績を残している人の一人です。
小松弥助の主人である森田一夫氏は、約70年もの長い期間にわたって寿司をにぎり続けてきた寿司業界のレジェンド的存在です。そして現在もなお金沢において、絶品の寿司が食べられるお店の主人として活躍しています。
全国に根強いファンがいる
森田一夫氏が15歳に寿司に道に飛び込み、石川県小松市に小松弥助を始めたのは、ご紹介したように36歳の時でした。
しかし、そのような若い年齢にもかかわらず「寿司を心で握る」「立ち振る舞いが良い」「繊細な人柄」「働きぶりの店舗が抜群」「食材の味を活かす味加減」といった特徴が多くの人の評判を集めました。
そのため、全国には森田一夫氏の根強いファンがいて、事あるごとに極上の寿司を堪能しに石川県にやってきては小松弥助を訪れます。
小松弥助の寿司を一度でも食べたことがある人は納得していただけると思います。森田一夫氏の握る寿司は、どれも美味しいと評判です。寿司で使われるシャリには絶妙な量の酢が調合され、酸っぱすぎることがなく独特な食感を醸し出しています。
絶品の寿司が食べられることや、その上森田氏の人柄も相まって、東の「すきやばし次郎」、西の「小松弥助」と称され、寿司好きなら知らない人がいないと言われるほどの有名店となっています。
小松弥助の予約方法
金沢の小松弥助は、ふらっとお店に出かけても、残念ながらお寿司は食べられません。小松弥助は完全予約制のため、あらかじめ予約が必要です。ただし、予約制といってもほかの寿司屋とは少し事情が異なります。
常連客を大切にしていて新規予約が難しい
閉店前の小松弥助は、予約がなければ店を利用できませんでした。しかし、あまりの人気で予約さえ困難を極めていました。閉店直前は、なんと3ヶ月前からの予約なら可能というほどの人気ぶりでした。
営業が再開された今でも、電話予約なしでは小松弥助の寿司が食べられません。しかし、誰でも予約が可能というわけではありません。予約するにはある条件が必要です。それは、常連さんによる紹介制という条件です。
かつて「多忙により心と一緒に握れなくなってしまった」という理由でお店を閉めてしまいました。そのため、再開後は常連さんを中心にもてなしたいということから、小松弥助では「紹介制」により常連さんの紹介のみ予約が可能となりました。
つまり、小松弥助で寿司が食べられるには、まずは常連さんがお店に予約し、その際に同伴として紹介してもらい、一緒にお店に出かけることが最低条件です。まさに、人気の高級寿司店ならではの予約方法です。
このような、手間がかかる予約をしてでも小松弥助の寿司が食べたいのなら、まずは、小松弥助に寿司を食べに出かけてことがある人を当たってみましょう。そうすれば、念願の小松弥助のうまい寿司を味わうことができます。
運が良ければ当日もOK!電話で空席確認
とは言え、身近に常連さんがいない人は、小松弥助の寿司を永遠に食べられません。しかし、どうしても食べたいなら、ダメでもともとという軽い気持ちで、お店に電話で空席確認をしてみてください。
人気の高級寿司店だけに滅多に起こることではありませんが、もし運が良ければ、その日のうちでも小松弥助の寿司が食べられることがあります。たまたま予約が入ってなかったとか、急な予約のキャンセルが出たなどの、少ない機会に望みを託してみてください。
小松弥助のおすすめメニュー
金沢の小松弥助には、基本的にはメニューがありません。あえてメニューと言うのであれば、お任せコースのみがこちらのメニューと言えるでしょう。
その時期に旬と言われる魚介類を長年の経験により厳選し、おすすめ料理として自信を持って提供しています。そのため、何が出てくるかわからないワクワク感を感じながら、お店自慢の寿司が堪能できます。
ここでは、それらの自慢のメニューから、多くの人から旨いと絶賛される小松弥助のおすすめメニューをご紹介致します。
①いかの握り
最初のおすすめメニューの「いかの握り」は、三枚におろして細切りにした赤いかの握りです。このように調理することで、もちもちとしたいかの食感がより感じられ、いかの甘みが十分引き出されます。
あらかじめゴマ・塩・すだちがふりかけられているため、醤油をつけずにいただきます。一口食べれば、いかの心地よい食感とともに、ゴマの香ばしさと絶妙な塩加減で、とても美味しい握り好きが堪能できます。
小松弥助のシャリは、強すぎることなくどちらかと言えばやや弱めの握りです。その絶妙な握り具合により、口の中に入れると一気に溶けていきます。ネタとの相性が抜群で、どこかさっぱりしているので、お酒と一緒にいただくのにぴったりです。
②炙りトロの握り
次にご紹介するおすすめのメニューは、「炙りトロの握り」は、肉厚のトロを絶妙な炙り具合で仕上げた、噛むほどにトロの旨みを堪能できる絶品のお寿司です。
煮切りと絞ったすだちでいただけば、炙られたことによりほんのりとした香ばしさと、ギュッと凝縮された絶妙な甘みを堪能できます。
味はもちろん見た目も美しく、ほんのりとした鮮やかな赤みが、寿司の旨さをさりげなく主張しています。炙りトロの握りは、お手頃な価格のおすすめの基本コースでいただくことができます。
③マグロの漬け
小松弥助の「マグロの漬け」は、これまでの漬けの概念を一気にくつがえされる至極の逸品です。あまり漬けが好きでない人でも、これをいただけば感動すること間違いありません。
漬けとシャリの間には中落ちを忍ばせ、上には少しのこのわたが乗せられています。一口食べれば、漬けのねっとりモチモチとした重量感のある食感とともに、中落ちの脂の旨味とこのわたのほどよい塩気が絶妙なハーモニーを奏でます。
漬けダレは、梅しそ昆布を加えて3日ほどかけてじっくりとつくられるそうです。それにより、昆布のコクのある風味がしっかり味わえる漬けダレに仕上がっています。熟練の手間暇とアイディアが感じられる、小松弥助ならではのおすすめマグロの漬けを堪能してください。
④穴子の握り
4つ目のおすすめメニューの「穴子の握り」は、笹の上にのせて蒸した穴子を熱々塩と柚子で締めた白焼きスタイルでいただきます。シャリの上には、穴子が折り重なるように二重に乗っているため、穴子の旨味を存分に感じられます。
口の中に入れれば穴子のふわふわとした食感が楽しめます。そして、ギュッと凝縮された甘みがシャリと一体となって口の中でほぐれていきます。この味は、単なる穴子握りの範疇を超え、芸術品といっても過言ではありません。
小松弥助の穴子握りを初めて口にした多くの人が、筆舌に尽くし難い感動を感じられるでしょう。小松弥助に出かけたら、ぜひあなたご自身で極上の穴子握りを心ゆくまで堪能してください。
⑤うなきゅう
5つ目のおすすめメニュー「うなきゅう」は、惜し気もない量の焼きあがったばかりのうなぎと、細切りのきゅうりを海苔でくるんだお寿司です。
厳選された有明産の海苔に包まれた焼きたてのうなぎは、あまりにも熱くて手に持てないほど。頬張るごとに、うなぎの香ばしい香りときゅうりのシャキシャキ感が楽しめます。
そして、海苔のパリッとした食感はとても歯触りがよく、ふんわり香る磯の香りがたまりません。小松弥助自慢のうなきゅうで、うなぎ・きゅうり・海苔が奏でる三重奏を心ゆくまで堪能してください。
⑥コハダの握り
最後のおすすめメニュー「コハダの握り」は、昔から江戸の人々から愛され続ける、江戸前鮨を代表する握りの一つです。そのため、お店や握り手の力量がはっきり現れるとも言われています。
小松弥助のコハダの握りは、艶があってピカピカに輝き、見た目の美しさはほかのコハダと比べても群を抜いています。光り物特有の臭みが感じられず、締め具合が絶妙のため、酸っぱすぎることなく素材の味をふんだんに感じられます。
丁寧な包丁さばきでおろされたコハダは、大きすぎることなく食べやすい大きさにカットされています。まさに小松弥助ならではの熟練の職人による、絶品のコハダの握りです。これであれば、たとえ光り物が苦手な人でも、いくつでも美味しく食べられるでしょう。
金沢•小松弥助へのアクセス方法
小松弥助に出かける前にあらかじめ知っておいていただきたい、アクセス方法などの小松弥助の基本情報をお伝え致します。
金沢駅から徒歩約5分
小松弥助は、金沢駅から徒歩約5分のところにあるためとてもアクセスに優れています。近くにはコインパーキングがあるので、マイカーでの来店も可能です。
営業時間は、11時30分から13時まで、13時から14時30分まで、14時30分から16時までの3パターンで完全予約制です。
住所 | 石川県金沢市本町2-17-21 金沢茶屋別館 1F |
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電話番号 | 076-231-1001 |
営業時間・定休日 | 11:30~13:00 13:00~14:30 14:30~16:00の完全予約 |
平均予算 | ランチ 20000円〜30000円 ディナー 2000円〜30000円 |
駐車場の有無 | 無し 近隣にコインパーキング有り |
アクセス | JR「金沢駅」から徒歩約4分 |
公式URL | 小松弥助 |
金沢の名店・小松弥助で極上の寿司を堪能しよう!
石川県金沢にある有名寿司店「小松弥助」をご紹介致しました。小松弥助は、常連の人からの予約による紹介でのみ利用できる、全国的にその名が知られる人気寿司店です。
小松弥助に行けば、これまで味わったことがないような極上の寿司が堪能できます。基本的なメニューはなく、全て熟練の職人により吟味されたおすすめのお寿司が味わえます。
ぜひ、小松弥助を利用した人を見つけて、極上の寿司を堪能してください。もし運が良ければ、電話確認をして当日でも食べられることがあります。