晴明神社(京都)の御朱印帳!値段や御朱印の受付時間・初穂料も紹介
京都の晴明神社は、平安時代の陰陽師・安倍晴明を祀っている神社です。この記事では、京都の晴明神社の御朱印帳について詳しく紹介しました。御朱印帳だけでなく、値段や御朱印の受付時間・初穂料も紹介したので、京都の晴明神社に行く予定の方はぜひチェックしてください。
目次
京都・晴明神社の御朱印帳を紹介!
京都・晴明神社は、1007年に建てられた神社です。この記事では、京都・晴明神社で販売されている御朱印帳や値段、御朱印の種類・受付時間を紹介しました。
京都・晴明神社がどのような神社なのかも紹介したので、ぜひチェックしてください。
晴明神社とは?
ここからは、晴明神社とはどのような神社なのか、詳しく紹介していきます。
晴明神社の御祭神
晴明神社の御祭神は、安倍晴明御霊神です。安倍晴明は、平安時代の陰陽師で、境内に社紋である五芒星がいたるところに施されています。
安倍晴明は貴族に仕えていた人物で、993年に一条天皇が病に伏せたときに、祓を行います。すると、一条天皇は安倍晴明が行なった祓の後に、みるみる体調が回復したのです。
その後も、安倍晴明は1004年に起きた大規模な干ばつの際に、雨乞いを成功させるなどしました。
その雨乞いを成功させた翌年の1005年に、安倍晴明は85才でこの世を去りました。そうした功績を経て、一条天皇の勅命があり、京都の安倍晴明の屋敷跡に晴明神社が建てられたのです。
晴明神社のご由緒
晴明神社のご由緒を紹介していきます。
晴明神社は、先ほども紹介したように、一条戻橋のたもとにあったと言われている安倍晴明の屋敷跡に建てられました。
実は、現在の晴明神社は当初に建てられた神社とは異なっています。当時の清明神社は、境内が今よりも広大だったと言われています。東は堀川通り、西は黒門通り、北は元誓願寺通り、南は中立売通りまで続いていたのです。
ただ、晴明神社が建てられた後に、京都は度重なる乱が起きました。代表的なものが、1467年に起きた応仁の乱です。応仁の乱をはじめ、たくさんの戦火が清明神社を襲い、社殿はどんどん荒れてしまったのです。また、豊臣秀吉が行なった都市整備も影響し、晴明神社の規模は当初よりも縮小していったのです。
その後、清明神社の氏子らが中心となり、荒れてしまっていた社殿や境内の整備が行われました。現在の本殿は、明治38年・1905年に建てられたものです。1950年には境内が拡張され、堀川通に面するようになりました。
平成に入ると、「陰陽師・安倍清明」が題材となった小説や映画が続々と公開され、晴明神社も注目を集めました。そのため、晴明神社に全国からの参拝者が殺到したのです。
2005年には、安倍晴明没後1000年を迎え、安倍晴明千年祭が開催されました。
晴明神社のご利益
晴明神社のご利益について紹介していきます。晴明神社のご利益には、魔除け・厄除けがあります。
そのため、病気や怪我などの悩みを抱えている方、病気や怪我になりたくないという方が多く参拝しています。
フィギュアスケート選手の羽生結弦選手が2018年に開催された平昌オリンピックで安倍晴明を演じて金メダルを獲得したことは有名ですが、羽生結弦選手はオリンピック前に晴明神社に参拝していました。
晴明神社の御朱印帳を紹介!
ここからは、晴明神社の御朱印帳を紹介していきます。御朱印帳に興味がある方は、ぜひチェックしてください。
御朱印帳の種類
晴明神社で販売されている御朱印帳の種類は、1種類です。
デザインは、晴明神社の境内のいたるところで見かける五芒星(晴明桔梗)が表紙に絵が描かれたシンプルなものとなっています。
御朱印帳の初穂料とサイズ
晴明神社で販売されている御朱印帳の初穂料は、2000円です。
晴明神社で販売されている御朱印帳のサイズは、縦18cm×横12cmとなっています。
御朱印帳は郵送などをしていただくことはできないので、晴明神社で販売されている五芒星(晴明桔梗)が表紙に絵が描かれた御朱印帳が欲しいという方は、ぜひ晴明神社に行って手に入れてください。
晴明神社でいただける御朱印
ここからは、晴明神社でいただける御朱印の種類や初穂料・授与場所・受付時間について紹介していきます。
御朱印の種類
晴明神社でいただける御朱印の種類は、1種類です。
御朱印の右側には、「京一條戻橋」と書いてあり、真ん中に「晴神社」と書かれその上に
五芒星(晴明桔梗)の判子が押されています。
晴明神社の御朱印は、オリジナルのクリアファイルに入れて授与されます。クリアファイル付き御朱印は、一人に付き一枚限りとなっているので注意してください。
初穂料・授与場所・受付時間は?
晴明神社の御朱印の初穂料は、500円です。晴明神社の御朱印は、御朱印帳に直接書いていただくものではなく、すでに書かれている御朱印の紙を自分で御朱印帳に貼るという書き置きタイプのものとなっています。
御朱印の授与場所は、授与所です。授与所は、晴明神社の二の鳥居をくぐってすぐ左手にあるのでわかりやすいです。御朱印の受付時間は、午前9時から午後5時30分までとなっています。
晴明神社の見どころ
ここからは、晴明神社の見どころを紹介していきます。
水が湧き出る「晴明井」
晴明神社の見どころ1つ目は、水が湧き出る「晴明井」です。「晴明井」は、晴明神社の二の鳥居をくぐって、四神門を通ってすぐ右手にある井戸です。手水舎の手前なので、わかりやすいはずです。
この井戸は、安倍晴明が「念力によって」湧き出させたと伝えられている井戸です。「晴明井」にも、五芒星(晴明桔梗)が刻まれています。晴明井の聖水は、無病息災・病気平癒などのご利益があるとされているので、一度の参拝で1回は500mlのペットボトルにこちらのお水を入れて持ち帰ることもできます。
晴明神社の「晴明井」は取水口・上部の石を動かすことができるようになっています。これは、毎年立春になると年の恵方が変わるためで、「晴明井」は取水口をその年の恵方に向けるようになっているのです。
そのため、絶対に晴明神社の「晴明井」の上部の石を動かしてしまうことがないようにしてください。
井戸の横には、柄杓型の北斗七星が石で描かれているので、こちらもぜひチェックしてみてください。
撫でて厄除け「厄除桃」
晴明神社の見どころ2つ目は、撫でて厄除けできる「厄除桃」です。「厄除桃」がある場所は、御本殿と末社・齋稲荷社の間です。
実は、陰陽道において、桃は魔除けや厄除けの果実とされています。それ以外にも、桃には長寿をもたらす力があると言われているのです。ひな祭りに桃の木を飾ると思うのですが、これは「邪気を払い長寿の力を持つ」とされている桃の果実にあやかったものです。
桃は2500年ほど前に、中国で栽培されていたことがわかっています。日本に桃が伝わったのは弥生時代以前で、そこから桃の力を使うようになったようです。
晴明神社の厄除桃を撫でると、厄除けができると言われています。人は、厄を気づかないうちに溜め込んでしまっているものです。そのため、晴明神社を参拝するのであれば、必ず忘れずに「厄除桃」を撫でて厄除けするようにしましょう。
有名人の絵馬がたくさん「絵馬舎」
晴明神社の見どころ3つ目は、有名人の絵馬がたくさんある「絵馬舎」です。「絵馬舎」で注目を集めている絵馬は、フィギュアスケートの羽生結弦選手の絵馬です。
晴明神社の「絵馬舎」には、羽生結弦選手が書いた絵馬が2つ飾られています。1つ目の絵馬は、羽生選手が2015年7月2日に晴明神社を参拝した際に書いたもので、「ケガなく、最後まで自分らしくできますように。」と書かれています。
そして、2つ目の絵馬は、羽生選手が2017年6月4日に晴明神社を参拝した際に書いたものです。そこには、「思い描く演技ができますように、そして私の演技がきっかけで皆さんに幸せがおとずれますように」と書かれています。
この後、羽生結弦選手は右膝の大怪我を負ってしまいましたが、2018年の平昌オリンピックで見事金メダルを獲得しました。
それ以外にも、晴明神社にはたくさんの有名人の絵馬があるので、ぜひ「絵馬舎」に飾られている絵馬をチェックしてみてください。
伝説の橋「一条戻り橋」
晴明神社の見どころ4つ目は、伝説の橋「一条戻り橋」です。「一条戻り橋」は安倍晴明と縁が深い橋で、源頼光の四天王のひとりである渡辺綱が、鬼女の腕を切り落とした場所としても知られています。
「一条戻り橋」は、元々は「土御門橋(つちみかどばし)」という名前の橋でした。しかし、平安期に活躍していた漢学者・三善清行(みよしきよつら)が亡くなった際に起きたことで、名前が変えられたのです。
亡くなった三善清行を納めた棺が「土御門橋(現在の一条戻り橋)」を差し掛かったころに、三善清行の八男・浄蔵が駆けつけました。浄蔵は修行に出ていたため、父・三善清行に別れを告げることができなかったのです。
父・三善清行に別れを告げられなかったことを悔やみ、悲しんだ八男・浄蔵は「どうか父に息を吹き返してほしい」と願いました。その願いは届けられ、亡くなったはずの父・三善清行は息を吹き返したと言われています。
現在でも、「戻る」ことを嫌って嫁入りや葬式の列は、この橋を渡らないという風習が残っています。
樹齢300年の御神木
晴明神社の見どころ5つ目は、樹齢300年の御神木です。晴明神社の御神木は楠(クスノキ)で、昔は虫よけの樟脳の原料とされていました。
楠には「魔除け」の意味もあります。ぜひ、300年前からある晴明神社の御神木のパワーを感じてください。
晴明神社へのアクセス
晴明神社へのアクセス方法を紹介していきます。晴明神社の住所は、京都府京都市上京区晴明町806です。
JR京都駅から向かう場合は、9番「一条戻橋・晴明神社前」で下車してください。そこから歩いてすぐ晴明神社に着きます。阪急烏丸駅や地下鉄四条駅から向かう場合は、12番「一条戻橋・晴明神社前」で下車してください。こちらも歩いてすぐ着きます。
京阪三条駅から向かう場合は、12番・59番「堀川今出川」で下車してください。そこから歩いて2分ほどで着きます。
地下鉄今出川駅から向かう場合は、歩いて12分ほどで着きます。車・タクシーで京都駅から向かう場合は、20分ほどで着きます。
住所 | 〒602-8222 京都府京都市上京区晴明町806 (堀川通一条上ル) |
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電話番号 | 075-441-6460 |
拝観時間 | 9:00〜16:30 |
アクセス | 【JR 京都駅より】9番「一条戻橋・晴明神社前」下車 徒歩すぐ 【阪急 烏丸駅、地下鉄 四条駅より】12番「一条戻橋・晴明神社前」下車 徒歩すぐ 【京阪 三条駅より】12番59番「堀川今出川」下車 徒歩約2分 【地下鉄】今出川駅より徒歩約12分 【車・タクシー】京都駅から約20分 |
駐車場の有無 | 無し 近くにコインパーキング有り |
公式URL |
晴明神社(京都)の御朱印帳や御朱印を手に入れよう!
晴明神社(京都)で販売されている御朱印帳や値段、御朱印の受付時間・初穂料について紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。晴明神社は安倍晴明が祀られている神社として有名で、多くの有名人や芸能人が訪れている由緒ある神社です。
晴明神社で販売されている御朱印帳の種類は1種類で、デザインは晴明神社の境内のいたるところで見かける五芒星(晴明桔梗)が表紙に絵が描かれたシンプルなものとなっています。御朱印帳の初穂料は2000円です。
晴明神社でいただける御朱印の種類は1種類で、御朱印の右側には「京一條戻橋」と書いてあって、真ん中には「晴神社」と書かれその上に五芒星(晴明桔梗)の判子が押されています。
晴明神社の御朱印は書き置きタイプのもので、オリジナルのクリアファイルに入れて授与されます。御朱印の初穂料は500円です。ぜひ、晴明神社の御朱印帳や御朱印を手に入れてください。