珠洲岬(聖域の岬)は日本三大パワースポット!青の洞窟・アクセスも紹介
石川県にある珠洲岬は日本三大パワースポットの1つです。「聖域の岬」という別名でも知られ、特に「青の洞窟」と呼ばれる場所には源頼朝にまつわる伝説も残されています。今回は珠洲岬の見所やアクセス方法について詳しく解説していきます。
目次
石川県にあるパワースポット「珠洲岬」を紹介!
石川県能登半島には、「珠洲岬(すずみさき)」という洞窟があります。ここは独特な地形になっており、ジェット気流が合流してパワーが集まっていく事からパワースポットとして有名です。
日本三大パワースポットの1つとしてご利益を授かろうと、県外や海外からも多くの観光客が訪れています。今回は珠洲岬の特徴、青の洞窟など見所について紹介していきましょう。
珠洲岬とはどんな場所?
珠洲岬は長野県の文杭峠、山梨県の富士山と並ぶ日本三大パワースポットの1つです。大地や海流から気が集まる場所として、珠洲岬には数々の伝説が残されてきました。これらも聖域の岬として人気が高い証拠と言えるでしょう。
最寄り駅の金沢駅から約2時間半とかなり離れていますが、その分素晴らしい絶景とパワーに出会える場所として人気があります。ここでは珠洲岬がどんな場所なのか、特徴について紹介しましょう。
別名「聖域の岬」とも呼ばれている
珠洲岬は「聖域の岬」という別名でも知られています。「よしが浦温泉 ランプの宿」の周辺に位置し、古くは出雲の国の神話「国盗り物語」にも登場していたようです。
珠洲岬とは能登半島の先端にある岬の総称であり、禄剛崎、金剛崎、長手崎などが含まれます。平成26年(2014年)8月には青の洞窟が整備され、パワーホール洞窟内へも歩いていけるようになりました。
日本三大パワースポットの1つ
日本三大パワースポットの1つとされる珠洲岬は、長い間誰も辿り着く事ができなかったと言われている場所でもあります。これだけ強大な力を授かれるパワースポットは日本でも数少ないようです。
岬に集まる大地の気流、南からの海流(暖流)、北からの海流(寒流)が一度に集まるので、得られるご利益も相当なものになるでしょう。
珠洲岬(聖域の岬)の観光の見どころ・魅力5選!
珠洲岬では青の洞窟を始め、見所に溢れています。海や光が溢れる幻想的な世界、自然に囲まれた絶景など、様々な景色を楽しめるのが特徴です。休憩スポットもあるので、散策に疲れた際は気軽に入ってみましょう。
ここでは珠洲岬観光の際、見所となる場所を5つ紹介します。珠洲岬の絶景は他県だとまず見る事ができない場所ばかりで、思わず目を奪われてしまいます。何度でも足を運びたくなるかもしれません。
青い世界が広がる「青の洞窟」
遊歩道の先にあるのが「青の洞窟」への入口です。普段は立ち入り禁止となっていますが、チケット購入時にヘルメットが渡され、それを被っている人は中に入る事ができます。
この洞窟には源義経にまつわる伝説が残されており、奥州に向かう際に強風を避けるべく逃げ込んだようです。全員で祈ったところ波が落ち着いて出航でき、「船隠しの洞窟」という別名でも呼ばれるようになりました。
記念撮影におすすめ「石彫モニュメント」
望喜楼の近くには「フレームストーン・夢の扉」 という石彫モニュメントがあります。真ん中の四角くくり抜かれた部分を覗き込むと、日本海の景色が一望できるので、記念撮影におすすめです。
2014年の北陸新幹線開通に合わせて造られたもので、「日本三大芸術祭」の会場としても利用されました。古代文化と現代を結ぶ夢の扉として、広く親しまれています。
絶景が眺められる「空中展望台」
ランプの宿の敷地内にある空中展望台です。空中にせり出した部分が約9.5mという高い場所で、展望台越しに一望できます。その光景は日本三大パワースポットの1つに恥じないと言えるでしょう。
高所恐怖症だと思わず震え上がってしまいそうですが、まるで宙に浮くような状態から見る景色は絶景なので一度ご覧になって下さい。青の洞窟や遊歩道など、他の見所へのアクセスにも便利です。
散策におすすめ「遊歩道」
展望台から左奥に進んで行くと遊歩道が見えてきます。そこから眺める景色も自然に溢れており、散策におすすめです。風を感じ、美しい海を眺めながら歩いているうちに強いパワーを感じられるでしょう。
ルート沿いはかなり変化に富んでおり、雄大な自然を満喫できます。岩礁地帯から自然林を抜け、更に砂浜に入ったりと豊富な観光スポットです。無料で入れるので、気軽に足を運んでみて下さい。
休憩にピッタリ「自然環境保護センター」
自然環境保護センターには休憩室が設けられており、散策途中での利用にピッタリです。アイスクリームやお菓子といった食べ物、パワーストーンのブレスレットといった一部のお土産はここでしか購入できません。
奥に進むとテラス席があり、ゆったりと日本海を一望できます。そのためくつろぎながら景色を眺めたい人には、こちらの方が向いているかもしれません。散策に疲れた時などは是非足を運んでみて下さい。
珠洲岬(聖域の岬)へ行くならランプの宿もおすすめ!
「よしが浦温泉 ランプの宿」は、天正6年(1578年)に創業した廻船問屋が元になっています。当時は現在より絶壁の入り江にあり、出入りも非常に困難なものとされていたようです。
そのため全面的な改装工事ができず、部分的に少しずつ改築を重ねていく事で宿泊客を増やしていきました。450年以上経った今でも一部は創業当時のままなので、所々に風情を感じさせます。
宿泊におすすめのホテル「よしが浦温泉 ランプの宿」
ランプの宿まで行くには、崖上にある駐車場から専用の送迎車に乗って行くのがおすすめです。そこから急な坂道を下っていくので、自家用車やレンタカーでお越しの際はご注意下さい。
駐車場からは部外者立ち入り禁止となっており、車を降りた先にはプライベート感溢れる非日常の滞在が始まります。客室は全席オーシャンビューであり、露天風呂では水上に浮かんでいられる気分を味わえる事からも宿泊にピッタリです。
住所 | 石川県珠洲市三崎町寺家10-11 |
電話番号 | 0768-86-8000 |
アクセス | 鉢ヶ崎からバス乗車、霞ヶ浦停留所下車後、徒歩15分 |
駐車場の有無 | あり |
公式URL | テキスト |
珠洲岬(聖域の岬)への行き方・アクセス
珠洲岬まで行く際、最寄りの停留所までバスで行くのがおすすめです。金沢市からだと「珠洲特急線」バスで「すずなり館前」まで移動し、「木の浦線」バスに乗り換えて「蘆ヶ浦」で降ります。
途中でいくつか分かれ道がありますが、道なりに進んで行けば珠洲岬まで辿り着くので、迷う事はほぼないでしょう。最寄りのバス停から先は1km程歩いていき、岬の方に歩いていけば到着です。
ランプの宿は絶景スポットという事もあって人気が非常に高く、予約が取れない場合もままあります。休日に利用する際は早めに足を運んだ方がいいでしょう。
住所 | 石川県珠洲市三崎町寺家10-11 |
電話番号 | 0768-86-8000 |
料金 | (空中展望台)大人:500円 |
アクセス | 能越道のと里山空港ICから車で80分 |
駐車場の有無 | あり |
公式URL |
透明度が非常に高いみかづきヶ浜
珠洲岬から行ける場所では、能登半島のプライベートビーチと言える「みかづきヶ浜」もおすすめです。海の透明度が非常に高く、晴れた日にはエメラルドグリーンのグラデーションを一望できます。
思わず海水を手で掬ってみたくなる程に美しく、人がいない時期を見計らって訪れる人も多いようです。能登半島を観光する際にはみかづきヶ浜にも足を運び、その美しさや海の透明度を実感していきましょう。
珠洲岬でご利益を授かろう!
珠洲岬は入り組んだ独特の形状をしており、青の洞窟や空中展望台などの見所も豊富です。大地と海から集まるジェット気流が合流し、相当な量になる事からパワースポットとして信仰を集めています。
県外や国外からもご利益を得ようと、多くの観光客が珠洲岬を訪れています。距離があるので車を使う方が良く、市街地の観光もできて一石二鳥です。日本三大パワースポットと言われる珠洲岬に足を運んでみましょう!