戸隠キャンプ場は長野の人気スポット！コテージやバンガローも紹介

長野県は山岳地帯や高原が豊富なので、人気のキャンプ場がたくさんあります。そのなかでも特に人気のある戸隠キャンプ場を紹介しましょう。

それではまず、長野県の戸隠キャンプ場の特徴をいくつか紹介します。

戸隠キャンプ場は、妙高戸隠連山国立公園の中にあります。ここは標高1200mという高地なので夏でも涼しいのです。さらにすぐ近くには迫力のある戸隠連峰を臨むことができ素晴らしい景色を楽しみながらキャンプができます。

妙高戸隠連山国立公園は2015年3月27日に上信越高原国立公園から分離してできた、新しい国立公園です。エリアは新潟県と長野県にまたがっています。面積は39772ヘクタールにもなっているのです。

主な名所としては、妙高山と焼山および妙高高原、赤倉温泉および周辺の温泉、黒姫山･戸隠山･飯縄山と飯縄高原です。さらに野尻湖とその周辺、雨飾山と周辺の小谷温泉、雨飾温泉などです。

戸隠キャンプ場は総面積22ヘクタールという広さがあり、日本屈指の充実した施設と規模を誇るキャンプ場です。名ばかりのキャンプ場ではなく各種のキャンプサイトの他にもコテージやバンガローもあります。

戸隠キャンプ場は、広大なスペースの中でゆったりとキャンプが楽しめます。

戸隠キャンプ場は車の乗り入れはもちろん、ペットの同伴も許されていますので、ペットと共に自由にキャンプを楽しめます。初心者からベテランまで心ゆくまでゆったりとキャンプ体験を楽しめるのが戸隠キャンプ場の魅力です。

約22ヘクタールの日本屈指の広さのフィールドがある戸隠キャンプ場は、眺望抜群でしかも充実した設備やレンタル品が揃っており、初心者からベテランの熟練者まで楽しめます。

戸隠キャンプ場にはコテージやバンガローも含めて、さまざまな宿泊スタイルが用意されているので、希望に応じて選べます。

まずはキャンプをする際に選べる、戸隠キャンプ場の充実の3つのサイトを紹介しましょう。

オートキャンプサイトはオープンサイトで350サイト以上が区画なしで利用できます。当日受付で空いているところが利用できるのです。戸隠連峰を背景にして白樺やミズナラの林に囲まれた爽やかなビッグキャンプフィールドです。

フリーサイトなので好きな場所でゆったりとキャンプを満喫できます。

区画サイトは事前に予約ができるサイトとなっています。スペースを確保する心配が不要なので、安心してキャンプ場へ行けます。この区画サイトは50区画が用意されています。

電源水道付サイトは予約優先のサイトです。AC電源と上水道を備えており、芝生サイトと砂利敷の駐車スペースを含めて約200平方メートルの区画です。

トレーラーやキャンピングカーはもちろん、普通車のゆったりとしたオートキャンプにも最適です。この電源水道付サイトは8区画用意されています。この充実ぶりはコテージやバンガローの快適さに匹敵するでしょう。

貸別荘タイプのコテージは予約が必要です。森の別荘気分でコテージに滞在したいという人には最適です。コテージ内は木のぬくもりと快適な空間があり、ファミリーや初心者でも安心して気軽にアウトドアレジャーが楽しめます。

コテージの間取りは洋間6畳と和室8畳となっています。この素敵なコテージは全部で6棟あり、キッチン(ガス台、レンジ、冷蔵庫、食器類)、寝具、バス、水洗トイレが完備されているのです。快適なコテージライフが期待できるでしょう。

バンガローも要予約となっています。白樺林の中に点在するクラシックスタイルのバンガローです。コテージと異なり電源や照明の設備はありませんが、テント代わりとしてリーズナブルに滞在できるのです。

バンガローの室内の間取りは板間が1.5畳で畳の2段ベッドが2組あり、最大で5名が宿泊できます。このバンガローは全部で28棟用意されています。

戸隠キャンプ場にはコテージやバンガロー以外にもログキャビンがあります。ログキャビンも要予約となっています。ここは木の香りが心地良いログハウスとなっているのです。照明やAC電源付で、快適なアウトドアライフを満喫できます。

ログキャビンの間取りはフローリングの洋室7畳、デッキが1.5畳です。5人宿泊できるログキャビンが31棟と、バリアフリーで5人宿泊用が2棟用意されています。バリアフリーのタイプがあるのはお年寄り等にも優しい配慮です。

戸隠キャンプ場の周辺にも、楽しいレジャーが体験できるのおすすめスポットがありますので紹介します。

戸隠キャンプ場に隣接している戸隠牧場には、広大な敷地の中でのんびりと過ごしている牛や馬をすぐ近くで見ることができます。実際の牛や馬を見たら子ども達も感動してしまうかも知れません。

さらに戸隠牧場の中には、かわいい動物とふれあえる「ふれあい動物広場」があり、子ども達に大人気のスポットとなっています。ここには小動物がいろいろいるので、実際にふれあってかわいがってあげることができるのです。

運が良ければ、産まれたばかりの子羊を見る事も出来るかもしれません。とにかく自然の中で暮らしている動物たちに親しむにはちょうどよい広場です。

キャンプを楽しみながら渓流釣りも楽しめるのが戸隠キャンプ場の魅力です。夏休みには戸隠キャンプ場近くを流れる天然の清流「さかさ川」で「親子渓流釣り教室」などのイベントも企画されています。

戸隠の釣り名人から渓流釣りのコツを教えてもらえる絶好のチャンスなので、ホームページなどで確認して申し込んでみましょう。きっとなかなか体験できない渓流釣りについて面白い話を聞かせてもらえるはずです。

さかさ川には川魚が沢山泳いでいます。個人で釣りを楽しみたい場合には、キャンプセンターで販売している北信漁協の入漁券を購入して下さい。渓流で釣りあげた魚をバーベキューで食べれたら、忘れられない思い出になるでしょう。

戸隠神告げ温泉湯行館は戸隠神社中社前から東に入り、戸隠スキー場中村ゲレンデ前にあります。このため、冬季のスキーシーズンになるとスキー客でごった返しになるほどの混雑です。またここは飯縄山登山コースとチビッ子忍者村への入口でもあります。

露天風呂は残念ながらありませんが、温泉からは美しい木々の緑に戸隠の自然を楽しめます。お湯は肌がしっとり、すべすべになる湯として定評があり、無色透明で温度は少し高めです。

浴室はガラス張りなので中から野鳥などが飛んでいるのを見られます。さらに休憩スペースも広くとってあるのです。また館内には「安兵衛」という蕎麦屋もあり、お風呂上がりに絶品戸隠蕎麦を楽しむ事もできます。

戸隠キャンプ場には、リピーター多数の知る人ぞ知るグルメスポットがあります。順番にご紹介していきましょう。

お蕎麦を頼むと野菜の天ぷらがサービスで付いてくる「白樺食堂」、天ぷらもお蕎麦も美味しいと人気です。気取らない昭和レトロな雰囲気も味わえ、サービスのお新香も箸休めに好評です。

地元の人も勧める程の実力派である「手打ちそば岳」は、戸隠キャンプ場内にあります。ここからの景色もご馳走の一つと、テラス席も設けており、蕎麦を食べながら極上の時間を楽しめるお店です。

戸隠で採れた季節の素材を使った天ぷらも、美味しいと評判です。鴨のローストもおすすめです。

戸隠に来たら必ず寄るというリピーターが多い「カフェフルーリー」は、地元の食材で作るケーキが人気のお店です。なかでも人気なのが「そば粉のケーキ」と「ルバーブのタルト」です。

そば粉のケーキは香ばしい香りが食欲をそそります。トッピングにはフルーリー自慢のソフトクリームが乗っていて、メープルシロップとの相性も抜群です。食物繊維が豊富なルバーブのタルトは爽やかな酸味と香りが癖になりそうなデザートです。

小腹が空いているならば、桜のチップの香り豊かな自家製ベーコンがトッピングされたオリジナルピザがおすすめです。その他、自家製ソーセージ、パスタなら、なすのアラビアータなど、おすすめメニューも豊富に揃っています。

戸隠キャンプ場へは電車･バスを利用する場合には、まずJR長野駅まで出て来る必要があります。東京からならば北陸新幹線1本で、名古屋からは中央線特急しなの1本で行けます。大阪からは東海道新幹線で名古屋まで出て特急しなのに乗換えです。

長野駅からはアルピコバスの戸隠キャンプ場行に乗れば約1時間で到着です。車で行く場合は、最寄りのインターチェンジは信濃町ICになります。信濃町ICからだと車で30分で戸隠キャンプ場に到着できます。

東京方面からは圏央道または関越道で藤岡JCT経由上信越道で信濃町ICで降ります。名古屋方面からは中央道で岡谷JCT経由で長野道で更埴JCTを通り上信越道へ出ます。新潟方面からは北陸自動車道で上越JCT経由で上信越道へ出ましょう。

駐車場の注意としては、ウェルカムハウス前の駐車場は受付をする人専用なので、長時間の駐車はできません。また登山で利用する人は必ず登山者用の無料駐車場を利用します。施設内への無断駐車や受付なしで車で場内入場は禁止です。

アウトドアの楽しみ方の中で一番人気があるのは、キャンプでしょう。友人達や家族連れでキャンプをすると自然を楽しみながら料理やたき火などもできて、素敵な夜を過ごせます。一度キャンプを味わうとリピーターになるのもうなづけます。

日本には各地にキャンプ場がありますが、キャンプ場のメッカとして人気のある長野県の中でも、戸隠キャンプ場は一目おかれる存在です。ここは施設スペースが広大なことと、施設が充実していること、運営がしっかりしています。

戸隠エリアは登山客も多いので、さまざまなキャンプスタイルが見られます。初心者からベテランまで全ての人が満足できる戸隠キャンプ場でアウトドアライフを満喫し、楽しい思い出をたくさん作りましょう。