イルミネーションデートのおすすめスポット！服装やプランのポイントも紹介

秋深くなると、そろそろイルミネーションの季節です。いざイルミネーションが始まると、とても一人ではもったいないでしょう。イルミネーションの始まる時間帯は、当然のことながら夕方暗くなり始めてからです。

この黄昏時はデートにとっては一番いい時間帯です。二人でてをつないで歩きながらイルミネーションを見上げれば、ロマンチックな気分が盛り上がってきます。イルミネーションは二人の仲を一気に近づけてくれるはずです。

こんな素晴らしいイルミネーションですが、一昔前は日本の中でも特定の場所でしか実施されていませんでした。

もともとは1900年4月30日に神戸沖で開催された観艦式で、夜間に各艦船が発光して海面を照らして素晴らしい景観を演じたことが発祥とされます。

その後東京や大阪でもイルミネーションが実施されましたが、現在では日本中でおしゃれなイルミネーションが実施されるようになったのです。地域別のおすすめスポットをチェックしてみましょう。

それではまずは、イルミネーションデートおすすめスポットの北海道･東北編を紹介しましょう。

白い恋人パークはスイーツの甘い香りが漂うデートスポットで、幻想的なイルミネーションのきらめきに包まれます。高さ10mのメインツリーや、電飾で光り輝くトナカイが引くサンタクロースのそりはインスタ映えする人気スポットになっています。

ちなみにそりには実際に乗れるので、素敵なクリスマス気分が味わえるのです。

青森県十和田市にある現代美術館前のアート広場には、約30万個の青色LED電球が設定されており、青一色に輝く光の絨毯のような幻想的な世界が現われます。そしてこのLEDに照らされたアート作品は昼間とは異なる表情を見せます。

デートスポットとしてもうってつけのロマンチックなイルミネーションです。

光のしずくイルミネーションは、復興の願いを込めて開催されます。福島駅東口広場とパセオ通りおよび周辺の中心市街地の街路樹が、約20万個のイルミネーションで鮮やかに輝くのです。笑顔や希望を取り戻せるようにとの願いが込められています。

ここでデートをしながら絆を深めましょう。

続いて関東･甲信越エリアのイルミネーションデートおすすめスポットを3箇所紹介しましょう。

東京駅前の丸の内エリアの冬の風物詩として人気のあるイベントが丸の内イルミネーションです。2020年で19年目を迎える恒例のイベントとなっています。約1.2kmの丸の内仲通りの220本を超える街路樹にLEDが約100万個輝きます。

しかもLEDの色は丸の内のオリジナルカラーである「シャンパンゴールド」なのです。ひときわ華やかな丸の内エリアをイルミネーションデートしたら夢見ごこちになるでしょう。

イルミネーションの季節になると、横浜のみなとみらい地区は広範囲に亘って光の海のようになります。もともとロマンチックなみなとみらい地区が、いっそうイルミネーションデートでおしゃれになります。

二人の仲もいっそう近くなるはずです。みなとみらい地区にはレストランも充実しているので、イルミネーションを見た後の予定もいろいろプランできます。

アルバート邸は群馬県の前橋市にある木造煉瓦造りの英国邸宅です。英国らしくイングリッシュガーデンもおしゃれです。ここが12万個のイルミネーションで華やかに彩られます。

特にクリスマス近くにはクリスマスデコレーションが施され、一層ロマンチックになります。デートには最高の雰囲気を楽しめるでしょう。

北陸･東海エリアのイルミネーションデートおすすめスポットを3箇所紹介しましょう。

2015年から開催されている伊豆高原のグランイルミは毎回好評を得ており、全国イルミネーションランキングで2年連続1位をとった実績もあります。さらにインスタ映えするといって独自の世界観やアトラクションで有名です。

高密度のLED600万球を用いて、お菓子や花畑、海底の生き物たちの世界が立体的に表現されています。体験型イルミから「立体験型イルミ」と進化したとされています。デートで伊豆高原へ行くのもロマンチックです。

なばなの里は中京圏の一台レジャー施設である「長島スパランド」の関連施設として、イルミネーションの素晴らしさで定評があります。

会場内には、メインテーマエリア、水上イルミネーションエリア、200mトンネルエリアなどの趣向を凝らしたイルミネーションエリアが複数あり、それぞれが圧巻です。

夏季に開催されるイルミネーションなので、冬季と異なり寒くないのがデートにも持って来いでしょう。

はままつフルーツパークイルミネーションは、フルーツをテーマに約300万球の電球が輝くイルミネーションです。長さ150mの光のトンネルはきらびやかです。

また約30社の企業･団体が参加する「イルミュージアム」は音･水･光のコラボの日本最大の噴水ショーとなります。

その他にも高さ15mのくすのきツリーや光の階段、レインボーストリートなど見どころがたっぷりあり、デートスポットとしておすすめです。

最後に紹介するのは、九州･沖縄エリアのイルミネーションデートおすすめスポットです。

ハウステンボスイルミネーションは、「全国イルミネーションランキング」で6年連続1位を受賞した、世界最大の1300万球の「光の王国」です。白銀の世界では、1万個のクリスタルで飾られた高さ15mのツリーもロマンチックな夜を演出します。

さらに運河の水上エンターテインメントショーの「ウォーターマジック」やカラフルな傘から光が降り注ぐ「光のアンブレラストリート」などが街全体を輝かせます。

まさに夢の国のイルミネーションが体験できる素敵なデートおすすめスポットです。

グラバー園は、長崎南山手にあり約30万球のLEDイルミネーションと約7mの特大ツリーが園内を飾ります。また園内からは世界新三大夜景にも選ばれた長崎の夜景を一望できるのです。

異国情緒溢れるひとときを満喫できるデートスポットです。

沖縄にある東南植物楽園のイルミネーションは、沖縄だけに冬季でも寒すぎず散策できるのがメリットです。ここは植物園なので温かみのあるイルミネーションが楽しめます。180万球の輝きが園内の木々や遊歩道を幻想的にライトアップするのです。

光のトンネルやツリーハウス、光の絨毯などの美しい風景はインスタ映えします。ディナー付のプランでは、できたての料理が好きなだけ楽しめるオーダーバイキングも味わえます。デートには最高のシチュエーションを提供してくれます。

いろいろと楽しく魅力的なイルミネーションデートですが、このイルミネーションが開催されるシーズンは晩秋から年末あるいはバレンタインデーあたりまでです。この時期の日本はどこも寒い季節となり、それなりの対策が必要です。

その他にも考慮すべきことがありますので、3つのポイントを示しましょう。

イルミネーションの会場は、街路に沿ってかなり長い距離を歩くことになります。なまじイルミネーションが魅力的なものだから、見とれて二人でそぞろ歩きをしている間に、足が疲れてきたことに気が付くでしょう。

このためヒールのある靴を履いていたら、楽しめるものも楽しめなくなりかねません。イルミネーションデートを十分に満喫するためには、歩きやすい靴を選んでおきましょう。

イルミネーションが開催される時期は、寒い時期が多いです。しかも、発光するという事情から夕方にスタートせざるを得ません。このため、昼間の時間帯から比べると気温が下がってきます。

基本的に夜間のデートだという認識のもとで、マフラーやカイロ等も含めて防寒対策はしっかりとしておきましょう。

美しいイルミネーションを堪能したら、気が付くとお腹もすいてきて、しかも身体も冷えているでしょう。当然このあとは、おしゃれなレストランでディナーを楽しむというプランが待っているべきです。

イルミネーション会場によってはかなり遅い時間まで開催している所もありますので、デートプランの一環として、次の店を予め決めておき、計画的に行動するのがおすすめです。

イルミネーションの開催される季節はクリスマスに向けての時期が多いです。そしてこの時期はデートにも最高のシーズンです。寒さをものともせずに、美しく光り輝くイルミネーションを前にすれば、いやがうえにもムードは盛り上がります。

白い息を吐きながらも、豪華なイルミネーションに見とれていると、心の中から暖かくなってきます。デートの時にはもちろん手袋を取って手をつないで、イルミネーションを愛でましょう。

イルミネーションデートは必ず二人の間をホットに盛り上げてくれるでしょう。