長野県の吊り橋を見に行こう!絶景ポイントやアクセス方法も紹介
多くの魅力的な観光地を有する長野県には、絶景の中に見事に溶け込む吊り橋や芸術的な形をした吊り橋など、おすすめのスポットがたくさんあります。そんな吊り橋が見られる長野県の絶景ポイントや吊り橋の魅力、アクセス方法などをご紹介致します。
目次
長野の絶景!美しい吊り橋を見に行こう
長野県に吊り橋を見に出かけませんか。たくさんの魅力的な観光地を有する長野県には、人気の吊り橋とその周辺の景色が楽しめる絶景ポイントや、見ているだけでもウットリする形が美しい吊り橋など、おすすめのスポットが多くあります。
この記事では、長野県の吊り橋の絶景ポイントや吊り橋の魅力、吊り橋へのアクセス方法などをご紹介致します。
長野県の自然
長野県は本州のほぼ中央に位置し、北海道を除いて岩手県、福島県に続いて3番目に広い面積を有しています。長野県の県庁所在地は長野市で、あの有名な善光寺があり、長野県は信濃という呼び方で親しまれています。
日本アルプスや日本の原風景が残る
そんな長野県は豊かな自然に恵まれ、日本アルプスや日本の原風景が残る絶景スポットが数多くあります。それらの長野県にある人気スポットを満喫するために、県内外からは多くの観光客が長野県を訪れます。
長野県のおすすめ吊り橋「河童橋」
上高地のシンボルとして有名な、長野県の上高地にある河童橋をご紹介致します。
上高地のシンボル
「河童橋」は、上高地のシンボルとして親しまれている、清流梓川にかかる木製の吊り橋です。人工物でありながらも、上高地の情景にピッタリとハマった自然の一部にさえ感じられる存在感を示しています。
最初の橋がいつ頃にかけられたかは定かではありません。その当時は、梓川の両岸から橋をせり出させる跳ね上げ式の橋でした。そして、明治43年(1910年)に、今のような吊り橋になりました。
その後老朽化にともなって昭和5年(1930年)、昭和32年(1957年)、昭和50年(1975年)にわたって度重なる架け替えが実施され、現在私たちが見ることができる河童橋は、平成9年(1997年)に新たに架け替えられた5代目の河童橋です。
ご存知の人もいるかもしれませんが、架け替えで取り外された3代目の河童橋の欄干を、小梨平にある上高地ビジターセンターの入り口付近で見ることができます。
そんな河童橋の名前には諸説の由来が存在します。一つは「かつて河童が住み着いていた深い淵があったから」という説。もう一つは「橋がなかったその昔、川を渡る人が衣類を頭に乗せている姿が河童に似ていたから」という説。そのほか諸説あります。
最初にかけられた時期もわからず、名前の由来も定かでない河童橋は、そういう理由からとても謎に包まれた橋と言えます。でも、上高地の人や上高地を訪れる人たちにとっては、上高地にはなくてはならない橋として深く心に刻まれています。
紅葉とのコラボレーションも美しい
現在の河童橋は、全長36.3m、幅3.1mのカラマツでつくられた吊り橋です。上高地の定番撮影スポットとして有名で、上高地を訪れるほとんどの観光客は、ここで記念写真を撮影します。
橋の上からはまるで絵葉書を見ているかのような穂高連峰の美しい山並みや、河童橋の下を流れる梓川の清き流れが見られます。そして、川辺にあるカラマツやケショウヤナギ青々として姿、振り向けば荒々しい焼岳を一望できます。
4月下旬の開山祭には、待ったましたかのごとく、訪れることを待ちわびたたくさんの人たちが上高地へとやってきます。7月頃には夏とは思えないほどの爽やかさが感じられ、特に、あたりを茜色に彩る紅葉と河童橋のコラボは、筆舌に尽くし難い美しさです。
河童橋へのアクセス方法
河童橋に出かける前にあらかじめ知っておいていただきたい、アクセス方法などの河童橋の基本情報をお伝え致します。
河童橋がある上高地はマイカー規制がおこなわれています。したがって、事前にバスやタクシーなどに乗り換える必要があります。
松本方面からなら沢渡駐車場、高山方面からなら平湯あかんだな駐車場に車を停めて、シャトルバス・タクシーで上高地へとアクセスします。また、上高地への直行バスなら乗り換えることなくスムーズなアクセスが可能です。
住所 | 長野県松本市安曇上高地 |
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電話番号 | ーーー |
営業時間・定休日 | 11月16日~翌4月下旬は閉鎖 開通期間中は無休 |
駐車場の有無 | 松本電鉄上高地線「新島々駅」周辺にあり |
アクセス |
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公式URL | 河童橋 |
長野県のおすすめ吊り橋「大出の吊橋」
日本の原風景の中に見事の溶け込んでいる、長野県の「大出の吊橋」をご紹介致します。
ジグソーパズルにもなった絶景
「大出の吊橋」は、長野県の白馬村の源流から、新潟県を経由して日本海へと注ぐ姫川にかかる吊り橋です。アルプスの白馬三山(白馬岳、杓子岳、白馬鑓ヶ岳)をバックにした光景は、あまりの絶景であるがゆえに数々のジグソーパズルにもなった人気の橋です。
かつては木造吊り橋でしたが、平成14年の架け替えの際に鉄の橋へと変更されています。情緒が感じられるのは木造の方ですが、たとえ鉄の橋へと切り替わっても、周りの風景に何の違和感もなく溶け込んでいます。
橋の近くには駐車場が整備され、絶景を眺められる一等地へと続く遊歩道も設けられています。また、大出のつり橋から姫川下流両岸の一体が大出公園として整備されています。そこには、絶景を見ながらコーヒーが楽しめるカフェが建っています。
日本の原風景として写真家に愛されている
茅葺き屋根の民家と水車小屋、そして大出の吊り橋が一緒に見られるその光景は、現代日本では滅多にお目にかかれない奇跡的なビュースポットです。
その日本の原風景との言えるどこか懐かしい情景をカメラに収めるために、全国から多くの写真家がここ大出のつり橋を訪れます。また、この情景をいつまでも記憶にとどめようと、スケッチをする人の姿も見られます。
長い冬が明けて雪が消え桜が咲く春、青々とした新緑と美しい清流の流れが心地よい夏、あたりを茜色に彩る秋、そして白馬の山々に雪が降り積もる冬など、年間を通して移りゆく四季の魅力を存分に楽しめます。
大出の吊橋へのアクセス方法
大出の吊り橋に出かける前にあらかじめ知っておいていただきたい、アクセス方法などの大出の吊り橋の基本情報をご説明いたします。
公共交通機関を利用して大出の吊り橋に出かけるなら、JR大糸線に乗車し白馬駅で下車します。そこから徒歩約15分で大出の吊り橋に到着です。
また、車で出かけるなら、長野自動車道「安曇野IC」あるいは上信越自動車道「長野IC」から車で約60分でたどり着くことができます。大出の吊り橋付近には駐車場が整備されているので、マイカーでも安心して出かけられます。
住所 | 長野県北安曇郡白馬村 |
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電話番号 | 0261-72-7100 |
営業時間・定休日 | 24時間 |
駐車場の有無 | 有り |
アクセス | ・長野自動車道「安曇野IC」から車で約60分 |
公式URL | 大出の吊橋 |
長野県のおすすめ吊り橋「奈良井木曽の大橋」
長野県塩尻市にある「奈良井木曽の大橋」をご紹介致します。
樹齢300年以上の檜を使用
「奈良井木曽の大橋」は、清流奈良井川にかかる美しい曲線をモチーフにした木造の橋です。樹齢300年以上の檜を使った奈良井木曽の大橋は、橋脚を持たない木製の橋としては日本有数のスケールを誇ります。
橋の下の複雑な木組みの様子からは、熟練した匠の技を垣間見ることができます。昼間は美しい風景の中に溶け込む情緒ある風景、日没後にはライトアップされる幻想的な橋の情景が堪能できます。
美しいアーチで観光客も多い
奈良井木曽の大橋は美しいアーチを描き、その美しさを目の当たりにしようと多くの観光客が訪れます。アーチの両端は階段状になっているので、足を滑らすことなく橋を渡ることができます。
この奈良井木曽の大橋がある一体は道の駅奈良井木曽の大橋として整備され、広大な芝生公園で旅の疲れをゆっくりと癒せます。道の駅とはいえ売店や食事処はありません。しかし、道の駅奈良井木曽の大橋を眺めながら、のんびりとしたひとときを満喫できます。
近くには中山道の宿場町であった、昔の面影が残る建物が立ち並ぶ奈良井宿もあるので、足を運んでみてください。
奈良井木曽の大橋へのアクセス方法
奈良井木曽の大橋に出かける前にあらかじめ知っておいていただきたい、アクセス方法などの奈良井木曽の大橋の基本情報をご紹介致します。
奈良井木曽の大橋へは、公共交通機関を利用していくならJR中央本線「奈良井駅」から徒歩約5分で到着です。
車なら中央自動車道「伊那IC」から車で約30分、長野自動車道「塩尻IC」から車で約40分でたどり着けます。奈良井木曽の大橋がある場所は道の駅として整備されているので、マイカーでも安心して出かけることができます。
住所 | 長野県塩尻市奈良井1343-49 |
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電話番号 | 0264-34-3160 奈良井宿観光案内所 |
営業時間・定休日 | 24時間 |
駐車場の有無 | 有り |
アクセス | ・JR中央本線「奈良井駅」から徒歩5分 ・長野自動車道「塩尻IC」から車で約40分 ・中央自動車道「伊那IC」から車で約30分 |
公式URL | 奈良井木曽の大橋 |
長野県の吊り橋を見に行こう!
長野県にあるおすすめの吊り橋をご紹介致しました。たくさんの観光地を有する長野県には、美しい絶景が楽しめるおすすめの吊り橋が多くあります。ご紹介した中から、あなたが気になる吊り橋へ長野県の絶景を満喫しに出かけましょう。