湯田中温泉街･渋温泉エリア(長野)周辺の観光スポット！おすすめ名所を紹介

湯田中温泉は開湯１３５０年を越える、信州を代表する温泉場です。文献に残る開湯は、1350年前(天智天皇の時代)、僧の智由が発見し、この湯を「養遐齢(ようかれい)」と名づけたとされています。「養遐齢」とは長命長寿のことです。

湯田中温泉の源湯は、地表近くからわき出していることもあり、古代より温泉地として人々を癒してきました。地中深くからわき出す温泉とは違い、湯田中温泉の街の中からわき出しています。

湯田中、新湯田中、星川、穂波、安代と５つの地区がある湯田中温泉街ですが、それぞれの地区にたくさんの源泉があります。一つの源泉から分けているわけではありませんので、様々な温泉を楽しむことが出来ます。

渋温泉は湯田中温泉街から歩いて20分のところにあります。この2つの温泉街をまとめて「湯田中渋温泉郷」と呼びます。

渋温泉では昔から、訪れる人を街全体でもてなす気風があります。宿でのんびりするのもよいものですが、石畳の小道を散策すれば、そこかしこに楽しい発見がいっぱいできます。路地を曲がるたびに素敵な出会いが待っています。

渋温泉は、全ての旅館の温泉と外湯が100％源泉かけ流しです。　

湯田中温泉街・渋温泉エリアは、長野電鉄長野線「湯田中駅」のすぐそばです。JR長野駅で乗り換えれば、特急で45分で到着します。

また、車の場合は上信越自動車道「信州中野IC」が最寄りのインターチェンジになります。「信州中野IC」から車で約20分で到着です。

それでは、ここから、湯田中温泉街・渋温泉エリア周辺の観光スポットを紹介していきます。まずは【ぶらり街歩き編】です。5つ紹介します。

湯田中温泉街・渋温泉エリア周辺の観光スポット【ぶらり街歩き編】1つ目は、「楓の湯」です。「楓の湯」は無料で利用できる足湯が人気の名所です。

湯田中駅の改札を出たら線路の反対側に「楓の湯」があります。建物はホーム上に建てられています。名称の「楓」は足湯の脇にある楓の大木にちなんで付けられました。その楓は一説によると樹齢400年とも言われています。「楓の湯」は掛け流し天然温泉です。

湯田中温泉街・渋温泉エリア周辺の観光スポット【ぶらり街歩き編】2つ目は、「梅翁寺・延命湯けぶり地蔵」です。「梅翁寺」には、足湯に浸かるお地蔵様がいらっしゃいます。

「梅翁寺」境内にいらっしゃる足湯につかったお地蔵様の肩や腰をお湯を浸した手ぬぐいでさすると、温泉の効能が伝わり「ピンピン・シャンシャン」になれると言われています。境内に源泉があります。

湯田中温泉街・渋温泉エリア周辺の観光スポット【ぶらり街歩き編】3つ目は、「湯宮神社」です。動けばご利益がある動き岩があることで有名です。 

神社裏山には「動き岩」と呼ばれている巨大な自然石があります。古くから御神力により一点を指で押すと動くとされ、これが動くとご利益があると伝えられています。 

湯田中温泉街・渋温泉エリア周辺の観光スポット【ぶらり街歩き編】4つ目は、「酒蔵美術館ギャラリー玉村本店」です。ギャラリーですが、グッズや酒も購入できます。

地酒「縁喜(えんぎ)」の醸造元「玉村本店」が、築百年の酒蔵をギャラリーとして再生し、3カ月に1度の展示替えで玉村コレクションを公開しています。清酒「縁喜」と志賀高原ビール・山伏、グラスやグッズの販売もしています。 

湯田中温泉街・渋温泉エリア周辺の観光スポット【ぶらり街歩き編】5つ目は、歴史的な有名旅館である「歴史の宿金具屋」です。

「歴史の宿金具屋」は、今では希少な、木造四階建て数寄屋造りの「斎月楼」を持ち館内には露天、鎌倉、ローマ、岩窟風呂など泉質性状が異なる大小8つの内湯があります。

文化財に指定された「斉月楼」「大広間」など昭和初期の古き良き木造建築は、当館創業以来の歴史と格式を感じさせてくれることでしょう。

自慢の温泉は、豊富な自家源泉から引湯したかけ流しの極上のお湯です。

続いて、湯田中温泉街・渋温泉エリア周辺の観光スポット【グルメ編】の紹介です。2つ紹介します。

 湯田中温泉街・渋温泉エリア周辺の観光スポット【グルメ編】1つ目は、「手打蕎麦うどん玉川本店」です。「手打蕎麦うどん玉川本店」は、風情ある街並みにぴったりのそば屋です。

渋温泉笹の湯の斜め前にあるそばの名店です。契約栽培の玄そばを毎朝必要な分だけ石臼自家製粉し、ていねいに手打ちをしています。そばを注文すると頼めるそばのデザートも人気です。 

湯田中温泉街・渋温泉エリア周辺の観光スポット【グルメ編】2つ目は、「HAKKO YAMANOUCHI」です。

「HAKKO YAMANOUCHI」は、ランチも美味しいビアレストランです。8つの発酵食品と信州の地元食材をふんだん使ったメニューをランチ、ディナーともに楽しむことができます。 　

続いては、湯田中温泉街・渋温泉エリアでおすすめお土産の紹介です。3つ紹介します。　

湯田中温泉街・渋温泉エリアでおすすめお土産1つ目は、「はやそばもち(羽田甘精堂)」です。

羽田甘精堂の「はやそばもち」は、山ノ内町内産のそば粉を使った冷たいお餅に、信州味噌と練りごまの甘いたれを包んだ、羽田甘精堂だけのオリジナルの和菓子です。

湯田中温泉街・渋温泉エリアでおすすめお土産2つ目は「うずまきパン(小古井菓子店)」です。 　 

小古井菓子店の「うずまきパン」は、渋温泉の人たちには馴染み深いパンです。マーガリンをたっぷり使用した生地に、カスタードクリームでくるっと渦巻き模様が描かれています。 

湯田中温泉街・渋温泉エリアでおすすめお土産3つ目は「サバタケ(道の駅北信州やまのうち)」です。

初夏(6月上旬～7月上旬)にしか採れない山菜の「根曲がり竹(正式名：千島笹)」とサバの水煮缶詰を入れた味噌汁を食べる風習があります。それを商品化した「サバタケ」が道の駅北信州やまのうちので購入できます。  

最後に、湯田中温泉街・渋温泉エリアから車で1時間圏内の人気観光スポットの紹介です。2つ紹介します。

湯田中温泉街・渋温泉エリアから車で1時間圏内の人気観光スポット1つ目は、「竜王マウンテンパークSORA terrace」です。

「竜王マウンテンパークSORA terrace」は、長野県北志賀竜王スキーパークにある雲海を眺める眺望テラスです。「山頂からの絶景を訪れた方にゆっくり見てほしい」との想いから誕生しました。

世界最大級の166人乗りロープウェイで標高1770mの「竜王マウンテンパークSORA terrace」に向かいます。「SORA terrace cafe」も併設されており、絶景と食事やドリンクを一緒に楽しめます。

湯田中温泉街・渋温泉エリアから車で1時間圏内の人気観光スポット2つ目は、「地獄谷野猿公苑」です。

「地獄谷野猿公苑」は、昭和39(1964)年開苑以来、ニホンザルの興味深い生態を間近で観察できる場所として、広く世界中の人々に愛されています。温泉に入る野生のニホンザルをすぐそばで見られることで有名です。

湯田中温泉街・渋温泉エリアを観光する時には、湯田中温泉観光協会のマップが大変便利です。「湯めぐり温泉手形」のページへ飛んでマップをダウンロードしておきましょう。　

湯田中温泉湯めぐり参加施設一覧が地図で一目で分かります。

歴史ある湯田中温泉街・渋温泉に足を運んで、人気の観光スポットに出かけてみましょう。心も体も満たされるでしょう。