ダイソーのアクリル板が使える!サイズや接着・カットの便利グッズも紹介
どんなものでも100円で揃うダイソーは、数ある100均の中でも人気の高いお店。数々のヒット商品を生み出しているダイソーの中で今注目されているアイテムの一つがアクリル板です。この記事では、ダイソーのアクリル板のアレンジ方法についてご紹介します。
目次
ダイソー(100均)のアクリル板を紹介!
店内の商品のほとんどが100円で販売されている人気の100均「ダイソー」。毎月のようにたくさんのヒット商品を生み続ける、100均会のパイオニア的存在です。
さて、100均のダイソーで、今、最も話題になっているアイテムの一つがアクリル板。さまざまなアレンジで、インテリアや生活に活かすことができるとして注目されています。
ここでは、100均のダイソーで販売されているアクリル板について、いろいろなアレンジや活用例なども含めてたっぷりとご紹介していきましょう。
アクリル版とは?
アクリルは、プラスチックの一種です。アクリル樹脂という素材を板状に加工したもののことで、DIYに適した素材として、今注目を集めています。アクリル板には、さまざまな特徴やメリットがあります。
透明度が高い
アクリル板は、光線透過率が高く、ガラスと同程度、もしくはガラスを越えるほどといわれます。表面に多少の傷がついても透明度が損なわれにくいことが特徴です。
加工しやすい
アクリル板の最も大きなメリットは、加工のしやすさ。耐衝撃性は高いにもかかわらず、カッターなどで簡単にカットすることができるので、初心者でも扱いやすい素材です。
アクリル板は、万が一割れてしまっても、ガラスのように細かな破片が飛び散ることなく、安全性が高いことも利点です。
耐久性が高い
ほかのプラスチック製品に比べて耐久性が高いことがメリット。マイナス40度からプラス65度くらいまで、約100度の温度差に耐えてくれます。
屋外でも難なく使うことができるので、インテリアやエクステリアなど幅広く活用することが可能です。
ダイソーのアクリル板は200円
どんなものでも100均のダイソーですが、アクリル板は200円(税抜き)です。
ダイソーに陳列されていると少々高く感じますが、ホームセンターで販売されているものは500円程度からという場合がほとんどなので、圧倒的にリーズナブルだといえるでしょう。
ただし、ダイソーのものはホームセンターで販売されているものに比べるとサイズが小さめ。しかし、だからこそ自宅でDIYに挑戦する人に使いやすく、200円という手ごろで気軽に購入することができます。
ダイソーのアクリル板の種類やサイズ
100均のダイソーで販売されているアクリル板には、さまざまな種類のものがあります。ダイソーにあるアクリル板の種類とサイズについてご紹介します。
定番の透明タイプ「アクリル板クリア」
最もベーシックなアクリル板がクリアタイプ。100均のダイソーにありながら価格は200円ですが、それでもよく売れる人気の商品です。
透明なので、写真立てや小物入れ、ディスプレイケースなどにおすすめ。また、棚、クローゼットの中の仕切りにも使いやすいでしょう。
サイズ | 290㎜×210㎜ 厚さ2㎜ |
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価格 | 200円(税抜き) |
ラインナップ豊富「透明カラーアクリル板」
100均のダイソーにあるカラーアクリル板の色には、レッドやブルー、イエローなどがあります。
クリアタイプと比べると店頭にある数が少なく、すべてのカラーが揃っていない場合や、お店によっては陳列されていないこともあります。
色鮮やかなので見た目に美しく、お部屋のアクセントとしておすすめ。プレイスマットとしてもおしゃれです。
サイズ | 290㎜×210㎜ 厚さ2㎜ |
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価格 | 200円(税抜き) |
黒板風に使える「黒色アクリル板」
置くだけでおしゃれなブラックカラーのアクリルボード。白やゴールドなどのカラーペンを使って文字やイラストを描けば、カフェ風に演出することができます。ブルックリン風やビンテージスタイルなど、おしゃれなお部屋にピッタリ。
ダイソーの人気商品なので、売り切れてしまっていることも多く、もし見つけた時にはすぐに購入することがおすすめです。
サイズ | 290㎜×210㎜ 厚さ2㎜ |
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価格 | 200円(税抜き) |
インテリアにもおすすめ「乳白色アクリル板」
どんなインテリアになじみやすい乳白色のアクリル板は、キッチン、リビングなどどこに置いても使えて便利。北欧風、ナチュラル風、和風など、どんなお部屋にも違和感なくマッチします。
棚や引き出しの中の中身を見せたくないときの目隠しとしてもおすすめ。
ほんのり透けるタイプなので、裏からライトを当てるとぼんやりと柔らかな光を放ち、間接照明用のカバーとしても使うことができます。
サイズ | 290㎜×210㎜ 厚さ2㎜ |
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価格 | 200円(税抜き) |
薄くて加工しやすい「PPシート」
PPシートとは、プラスチック製の薄いシートのこと。100均のダイソーで販売されているPPシートは、100円です。
折り曲げたりカットしたりなど家庭にあるはさみやカッターで簡単に加工することができます。
サイズ | 331㎜×245㎜、390㎜×550㎜など |
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価格 | 100円(税抜き) |
ダイソーのアクリル板のカット方法
100均のダイソーで販売されているアクリル板をうまくカットする方法についてご紹介します。
準備するもの
- アクリルカッター(プラスチックカッター)
- 定規
- カッターマット
アクリル板をカットするためには、専用のアクリルカッターやプラスチックカッターがあると便利。紙を切るためのカッターでは、カッターの刃の強度不足でかけてしまうことがあるので危険です。できれば専用のものを使うのといいでしょう。
定規はなるべく長さのあるものが便利。30センチ以上のものを使うと、きれいにカットすることができます。
あと、あると便利なのがカッターマット。刃に強い力をかけたい時に安定しやすく、安全にカットすることができます。カッターマットがない場合は、厚手の段ボールでも代用可能です。
切り方の手順
では、実際にダイソーのアクリル板をカットしてみましょう。準備したものを手元に用意して、いざ実践です。
①カッターで切り込みを入れる
アクリル板の上に定規を当て、カットしたい部分にはを当てて切り込みを入れます。1回目は軽く選をつける程度に、2回目は少し強めに刃を当てて溝を作るイメージで行いましょう。
アクリル板の半分程度まで溝をつけることができればOKです。
②机などの角で割る
アクリル板の溝部分の両端を持ち、机の角や段差のあるところにコンと当てます。あまり強く力を入れすぎると思ったように割れないばかりか、割れた部分がとがってしまったり、思わぬところが割れてひびが入ってしまったりなど失敗する可能性があるので気を付けましょう。
アクリル板を割る時は、軽い力で当てる程度で大丈夫です。
ダイソーのアクリル板を使った作品例
ダイソーのアクリル板を使ってアレンジすることのできるアイテムはたくさんあります。ここでは、ダイソーに限らず、アクリル板を使ったアレンジ実例をご紹介しましょう。
ネームプレート
アクリル板を小さくカットして、カラーペンで文字やイラストを入れたネームプレート。結婚式の手作りアイテムとして人気で、披露宴会場のゲストの席に置く席札として、多くの人に活用されています。
アレンジ自在で、自分たちの個性を演出できるので人気。ハンドメイドのウェルカムグッズを計画しているプレ花嫁さんには特におすすめです。
ウェルカムボード
自宅の玄関前や披露宴会場の入り口などでお客様をもてなすためのウェルカムボード。ダイソーなど100均のアクリル板を使って手作りするのが人気で、SNSにはたくさんの手作りウェルカムボードがアップされています。
注文すると数千円から数万円するウェルカムボードも、自作すると数百円程度で完成するので、とてもリーズナブル。
文字やイラストのほか、ドライフラワーや造花などで思い思いに装飾でき、幅広いアレンジを楽しめます。
アクリルケース
アクリル板をカットして貼り付けることで、好きな形に小物入れを作ることができます。引き出しの中や家の中のちょっとした隙間など、欲しいところにジャストサイズで作ることができるのでとても便利。
収納用としてつくるなら、中身のわかりやすいクリアや乳白色のアクリル板を使うことがおすすめです。
キーホルダー
好きなイラストや文字を描いたり、2つのアクリル板の間にお気に入りの写真やモチーフを挟んだりなど、自分だけのキーホルダーを作ることができます。
金具などのパーツは、100均や手芸店などで別にそろえることが必要。格安でおしゃれなキーホルダーが完成します。
フォトフレーム
アクリル板を2枚重ねて作るフォトフレームは、初心者の人にも簡単にできるアクリル板アレンジ。
作り方は、アクリル板を2枚重ねてネジで留める方法と、重ねたアクリル板の周りに木などでフレームをつける方法の2パターンあります。
ブラックやカラーもののアクリル板の上に写真を置き、その上からクリアのアクリル板を重ねる2色使いもおすすめです。
イラストオブジェ
アクリル板の上に好きなイラストを描いて飾ることができるようにしたアレンジ。紙に描かれた絵とは違う、シャープで洗練された印象のオブジェになります。
ダイソーのアクリル板に使える便利グッズ
ダイソーのアクリル板をアレンジする時に便利なグッズをご紹介します。
カットの必須アイテム「カッター」
カッターは、アクリル板をカットする時に欠かせません。PPシートや薄いアクリル板であれば、紙を切るものでも代用することができますが、きれいに仕上げようと思うなら、アクリル板専用のものを使うことがおすすめ。
100均のダイソーでは「プラスチック板用カッター」という名前で販売されています。
刃先がかぎ針状になっており、硬いアクリル板もスムーズにカットすることができます。
丈夫で使いやすい「金物定規」
定規は、プラスチック製のものでもいいですが、できるだけ金物定規を使うことがおすすめ。
アクリルカッターを使う時、プラスチック定規だとカッターの刃が定規を傷つけてしまう可能性があります。また、プラスチック定規にはが引っかかり、まっすぐ線を引けないことも。
金属製のものだとそういった心配がなく、スムーズにまっすな線を引くことができるので便利です。
アクリル接着剤
アクリル板をアレンジする時には、アクリル板のための専用接着剤を使いましょう。しっかり貼り付けられるので、きれいに仕上がります。
接着剤よりも手軽「グルーガン」
DIYを始める人にはぜひはじめに揃えてほしいアイテム。狙ったところにピンポイントで接着剤をつけやすく、しかも仕上がりがきれいです。
深さのある小物入れや、細かな部分が多いアレンジの時には特に役立ちます。
【番外編】100均のセリアにもアクリル板はある?
ダイソーと並んで人気が高い100均といえば、セリアです。セリアにもダイソーと同じくらいたくさんの商品が充実していますが、セリアにはダイソーのアクリル板と同じような商品があるのでしょうか。
ここでは、100均のセリアでアクリル板が販売されているのかどうか、また、セリアにあるとすればどのようなものが売られているのかについてご紹介します。
セリアで入手可能なアクリル板は写真立てのみ
セリアには、ダイソーと同じようなアクリル板は残念ながらありません。セリアで唯一アクリル板といえるのが、写真立てです。
セリアの写真立てにはアクリル板が使われていますが、すでに完成品として販売されているので、アレンジの範囲は限られます。
下敷きのようにシンプルなアクリル板で自在にDIYしたいのなら、セリアではなく、ダイソーに行く方が確実でしょう。
代用品はPPシートがおすすめ
セリアでは、ダイソーのようなアクリル板は売っていませんが、代用品として使うことができるPPシートがおすすめです。セリアのPPシートは、100円。
セリアのPPシートは薄くて軽く、カッターやハサミなどでカットすることができるので、誰にでも簡単にアレンジを楽しむことができます。
幅広く使えるダイソーのアクリル板を活用しよう!
ダイソーのアクリル板は、自分好みの小物やインテリアの目隠しなど、いろいろなアレンジをして使うことができる工作アイテムです。
たった200円と、リーズナブルに手に入れることができるのもポイント。幅広く使うことのできるダイソーのアクリル板は、完売していることも多いので、見つけた時にはぜひ率先して手に入れることがおすすめです。
ぜひ、ダイソーのアクリル板でさまざまなアレンジを楽しんでください。