新幹線の切符を払い戻ししたい!手数料やいつまでできるのかを紹介
新幹線の切符を払い戻ししなければいけなくなった場合、色々な疑問点がありますよね。この記事では、新幹線の切符を払い戻しする際に手数料がいくらかかるのか、払い戻しはいつまでできるのかを紹介しました。払い戻しがどこでできるのかも紹介しています。
目次
予定変更!新幹線の切符を払い戻したい時のポイント
予定が変更になって、新幹線の切符を払い戻ししなければいけなくなることがあります。
この記事では、新幹線の切符を払い戻しする時のポイントを紹介していきます。
有効期限内の切符なら払い戻しOK
まず、新幹線の切符を払い戻しできる条件ですが、有効期限内の切符であれば払い戻しすることができます。
乗り過ごしは払い戻しできないので、注意してください。
また、金券ショップなどで購入したバラ売り回数券などは、基本的に払い戻しできないのでこちらも注意してください。
払い戻しには基本的に手数料がかかる
有効期限内の新幹線の切符の払い戻しには、基本的に手数料がかかります。
ここからは、手数料について詳しく紹介していきます。
新幹線の切符を払い戻す時の手数料
ここからは、新幹線の切符を払い戻す時にかかる手数料について詳しく紹介していきます。
乗車券は220円
新幹線の切符を払い戻す時にかかる手数料ですが、乗車券は220円の手数料がかかります。
この記事でもお伝えしていますが、払い戻しできる新幹線の切符・乗車券は「使用開始前」かつ「有効期間内」でなければいけません。
「使用開始前」かつ「有効期間内」の新幹線の乗車券であれば、手数料の220円を引いた差額が払い戻されるということです。
片道乗車券であれば、手数料は1枚で220円かかり、往復・連続の場合であれば手数料は2枚まとめて220円です。
自由席特急券は220円
自由席特急券を払い戻す際にかかる手数料は、220円です。
払い戻すことができる自由席特急券は、「使用開始前」かつ「有効期間内」でなければいけません。
指定席特急券の手数料は出発までの残り日数で変わる
指定席特急券の手数料は、乗車券や自由席特急券とは異なり、「出発までの残り日数」で変わってきます。
列車出発日の2日前までに指定席特急券を払い戻しするのであれば、指定席特急券1枚につき払い戻し手数料が340円かかります。
列車出発日の前日から出発時刻までの払い戻し手数料は、指定席特急券の30%かかり、最低340円かかるようになっています。
運休•遅延は手数料がかからないことも
新幹線の切符を払い戻す時には基本的に手数料がかかりますが、運休や遅延をした場合には手数料がかからないこともあります。
ここからは、払い戻しの際に手数料がかからない時について紹介していきます。
状況によって異なるが基本的に手数料がかからない
状況によって異なってきますが、新幹線が運休•遅延をした場合には基本的には手数料がかかりません。
例えば、在来線に乗って乗り換えて新幹線に乗ろうとしていたのに、在来線が遅延して新幹線に遅れてしまうということもあります。
その場合には、JR側に問題があったということであれば、手数料がかからずに新幹線の切符が払い戻しされるのです。
出発後の遅延は到着が2時間以上の遅れで特急料金が払い戻しに
また、新幹線出発後に何らかのトラブルが発生して遅延してしまうということもあります。
この場合には、到着が2時間以上の遅れてしまった場合のみ、特急料金が払い戻しになります。この時、払い戻しされるのは特急料金のみで「乗車券」は払い戻しされないので注意してください。
出発後の遅延は「速さに対する対価」が払い戻されることになっていて、「移動に対する対価」の乗車料金は払い戻しされないのです。
出発後の遅延ならグリーン券は払い戻しされない
また、出発後に遅延してしまった場合には、「グリーン券」は払い戻しされないので注意してください。
これは、出発後に遅れてしまった場合でも目的地には移動できており、グリーン車のサービスを利用したとみなされるためです。
払い戻しはどこでできる?
新幹線の切符が払い戻しできる場所についても紹介していきます。
基本的には窓口で!返金は切符の購入方法に準ずる
新幹線の切符の払い戻しは、基本的には駅の窓口となっています。返金は購入方法に基づいて行われるようになっています。
つまり、現金で新幹線の切符を購入していた場合には、現金で払い戻しされます。クレジットカードで新幹線の切符を購入していた場合には、クレジットカード会社を通して払い戻しされます。
そのため、新幹線の切符を事前にクレジットカード払いしている場合には、新幹線に乗る場合に万が一のことを考えて切符を購入するのにしようしたクレジットカードを持っていくことをおすすめします。
また、遅延をしてしまったため、予定に大幅に遅れてしまいその日に切符の払い戻し手続きをすることができないということもあるかと思います。
遅延をした場合には、新幹線の切符の払い戻しのため窓口に人が殺到し、さらに時間がかかってしまうということもあります。そういった場合には、「遅延証明書」を受け取るか、払い戻し可能な新幹線の切符に「証明印」を駅員さんに押してもらっておきましょう。
「遅延証明書」を受け取るか、払い戻し可能な新幹線の切符に「証明印」を押してもらうことで、1年以内であれば後日払い戻しすることが可能になります。
旅行会社でクレジットカード使用で購入の場合は別!駅窓口で払い戻しできない!
また、旅行会社・旅行代理店でクレジットカードを使用して新幹線の切符を購入しているという場合もあります。
旅行会社でクレジットカードを使用して新幹線の切符を購入した場合には、駅の窓口で払い戻しをするということはできません。旅行会社で切符を購入した場合は、購入した店舗にいって払い戻しをお願いしてください。
この時、駅の窓口で新幹線の切符に「証明印」を押してもらうようにしましょう。1年以内に、新幹線の切符を購入した旅行会社の店舗に切符を持参することで、払い戻し可能となります。
払い戻しの手数料は、「証明印」の日付を基に計算されます。
ただ、パックツアーとして購入した割引切符の払い戻し手数料や払い戻しの方法は、旅行会社・代理店によって異なります。パックツアーとして購入した場合には、旅行会社や代理店に問い合わせるようにしてください。
旅行代理店や旅行会社で、現金で新幹線の切符を購入した場合には駅の窓口で払い戻しをすることが可能なので安心してください。
旅行会社・代理店で「クレジットカード」を使用して新幹線の切符を購入した場合には、駅の窓口で払い戻しは不可能ということです。
払い戻しで手数料がかかるのは嫌だから変更したい!変更は無料でできる?
ここまで説明してきたように、新幹線の切符を払い戻しする場合には、運休や遅延などの理由でない限り手数料がかかります。
ただ、払い戻しではなく別の新幹線に変更したいという場合には、1回まで手数料無料で変更が可能となっています。手数料無料で別の新幹線に変更する場合にも条件があり、「新幹線の切符が使用開始前であること」「同じ種類の切符であること」という条件があります。
別の新幹線に変更する場合に、既に購入している新幹線の切符との差額が発生する場合には、返金されたり追加料金を支払ったりします。
ただ、先ほども説明したように新幹線の変更は1回まで手数料無料となっているため、2回目以上の変更は通常通りの手数料が発生するので注意してください。
困ったら窓口で駅員に確認してみよう!
もし、新幹線の切符の払い戻しで困ったことがあれば、駅の窓口にて駅員さんに確認してみてください。
駅員さんに事情を説明すれば、丁寧に教えてくれます。何か疑問点がある場合には、ぜひ駅員さんに質問してみてください。
新幹線の切符の払い戻し条件や注意点を知ろう!
新幹線の切符を払い戻しする方法や、必要な手数料・いつまで払い戻しができるのかなどについて紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。
新幹線の切符は、基本的に駅の窓口で払い戻しをすることができます。必要な手数料は、乗車券は220円・自由席特急券は220円となっています。ただ、運休•遅延は手数料がかからないこともあります。
もし、新幹線の切符の払い戻しについて分からないことがある場合には、駅員さんに聞いてみてください。