業務スーパーの米は美味しい?カルローズなどおすすめの種類を紹介
神戸物産の激安スーパーマーケット・業務スーパーでは、国産・海外産のお米も販売されています。主食として欠かせないお米を良心的な値段で買えるため、食費の節約に重宝します。業務スーパーのおすすめのお米や、美味しいご飯を食べる方法などをまとめてみました。
目次
業務スーパーの米は美味しい?おすすめの種類も紹介!
業務スーパーは、「良いものをより安く」をコンセプトに、加工食品や冷凍食品など多彩な商品を安価に販売している神戸物産のスーパーマーケットです。
自社グループの製造・仕入フローにより、流通経費を徹底的に削減したローコスト販売システムを確立。2000年頃に第1号店を兵庫県三木市にオープンして以来、順調に店舗数を増やし、今や飲食店経営事業者だけでなく一般客の間でも圧倒的人気を誇っています。
業務スーパーは、インスタントラーメンや缶詰などのレトルト食品だけでなく、お米も取り扱っています。日本の食卓に欠かせないお米をkg単位で安くまとめ買いできるため、食費を節約したい時に大変重宝します。
そこで今回は、業務スーパーで販売されているお米の特徴やおすすめの種類、美味しいご飯の作り方などをまとめてみました。業務スーパーのお米に興味のある方は、ぜひ参考にしてください。
業務スーパーの米は安い?
お米の専門店ではない業務スーパーでお米を買うと、一般の米屋より値段が高いのではないかといぶかしく思う方もいることでしょう。また、ご飯を炊く時にお米の品質が気になる方もいるはずです。
まずは、業務スーパーのお米の特徴について見ていきましょう。
複数原料米やブレンド米は低価格
業務スーパーで販売されているお米は、主に「単一銘柄米」と「複数原料米」の2種類に大別されます。
単一銘柄米とは、産地・品種・生産年度が同一のお米を袋詰めした商品のことです。コシヒカリ・ゆめぴりか・つや姫などのブランド米の単一銘柄米を使えば美味しいご飯を炊けますが、その分価格は高めです。
一方、複数原料米(ブレンド米)とは、産地・品種・生産年度のどれかが複数存在しているお米を袋詰めした商品のことです。人気生産地のお米と他の地域産のお米が混在しているため味は若干落ちますが、低価格で購入できるメリットがあります。ご飯の味をあまり気にしない方におすすめの商品と言えるでしょう。
外国産の米も安い
業務スーパーでは、日本産のお米だけでなく、海外産のお米も取り扱われています。
低コストで大量生産されている外国産のお米は、国産のお米より圧倒的に安いのが特徴的。ご飯代を節約したい時に最適な商品です。
ただし、外国産のパサパサしたお米は日本人の味覚に合わず、美味しいと感じづらいデメリットがあります。ブレンド米を購入する際は、国産と外国産を混ぜたものではないかチェックしておいた方が良いでしょう。
品質管理もしっかりしている
ディスカウントストアに対して、「販売価格を安く抑えるために、在庫管理コストを削減して劣悪な商品を販売しているのではないか」と警戒する方が少なくありません。
しかし、心配は無用です。業務スーパーは食の安全を確保するために、品質管理システムに要するコストを決しておろそかにしていません。厳しい基準を設定し、現地工場の環境や商品の品質検査を徹底しています。
また、「米トレーサビリティ法」に基づき、販売しているお米の産地情報も正確に記録・表示しています。消費者自身がお米の安全性を確認できるため、安心して美味しいご飯を炊くことができます。
業務スーパーでおすすめの米の種類3選!
業務スーパーに行けば、国産から海外産まで多彩な種類のお米を購入できます。近所に米屋が無い方にとって、業務スーパーは非常に頼りになる存在です。
ここでは、業務スーパーで購入できるおすすめのお米商品を見ていきましょう。
アメリカのお米「カリフォルニア産 カルローズ」
一つ目のおすすめのお米商品は、「カリフォルニア産 カルローズ」です。カルローズ米は1940年代にアメリカ合衆国のカリフォルニア州で開発された中粒種の米品種で、アメリカ国内だけでなく世界各国に輸出されて広く流通しています。
価格は、5kgあたり税抜1,200円。業務スーパーで売られているお米の中で突出して安い商品です。国産米とタイ米の中間のような味で、炒飯やピラフなどの料理に向いています。
そのまま炊けておすすめ「国内産の無洗米」
二つ目のおすすめのお米商品は、「国内産の無洗米」です。無洗米とは、一般的なお米と違って、とぎ洗いせずに炊けるお米です。お米の肌ヌカを工場であらかじめ取り除いているため、軽く水で表面を洗うだけで簡単に美味しいご飯を炊けます。
業務スーパーで販売されている「らくらくライス」は、全国から仕入れた国産米100%を使った無洗米。海外産のお米が苦手な方でも安心して購入できます。
価格は、5kgあたり税抜1,500~1,700円。家事や仕事が忙しくて料理に時間を割いている暇が無い方におすすめの商品です。
10kgでコスパ抜群「家庭応援米」
三つ目のおすすめのお米商品は、「家庭応援米」です。その名の通り、家計のやりくりに苦労している世帯の食費節約に貢献するために開発されたもので、国産のお米をブレンドすることで非常にコストパフォーマンスに長けた商品に仕上がっています。
価格は、10kgあたり税抜2,000円前後。ブレンド米ではあっても十分に美味しいご飯を炊けるので、お米のブランドにこだわらない方にピッタリです。
業務スーパーの米の選び方は?
業務スーパーは、価格の安さだけでなく品揃えの多さにも定評があります。初めて来店した方は、どのお米を買えば良いのか分からなくて迷ってしまうことでしょう。
ここでは、業務スーパーでお米を買う時の商品の選び方を解説していきます。
単一原料米か複数原料米かを選ぶ
一つ目の業務スーパーのお米の選び方は、商品の種類を確認することです。
すでに述べたように、業務スーパーには「単一銘柄米」と「複数原料米」の2種類があります。不慣れな方の場合、新潟産コシヒカリだと思って買ったら実はタイ米も混じっているブレンド米だった、というケースが珍しくありません。
単一原料米は、多少値段が高くなっても絶対に美味しいご飯を食べたい方向けの商品です。逆に、複数原料米は味より安さを重視する方向けの商品です。どちらを優先するのか、よく考えて商品を選びましょう。
サイズや銘柄をチェックする
二つ目の業務スーパーのお米の選び方は、銘柄やサイズを確認することです。
お米は、ブランドや生産地によって味が大きく異なります。高額な国産のお米は豊富な水分を含んでいて、簡単に美味しいご飯を作れます。一方、安価な外国産のお米はパサパサしていて、同じ調理法で炊き上げると不味く感じる恐れがあります。
外国産のお米を選ぶ場合は、炒め物料理に使うなど工夫を講じた方が良いでしょう。
また、サイズ選びも大切です。業務スーパーでは、主に「5kgサイズ」と「10kgサイズ」のお米がパッケージ詰めされて販売されています。大きいサイズの方がコストパフォーマンスに長けていますが、持ち帰りや保存に苦労するデメリットがあります。
そもそも、味の分からないお米をいきなり大量に購入するのはおすすめ出来ません。まずは小サイズのお米を買ってみて、味に納得したら次からは大サイズを購入すると良いでしょう。
業務スーパーの米のおすすめ保存方法は?
業務スーパーで大量のお米を購入したら、保存の仕方にも気を付けましょう。多くの方は常温環境でそのまま放置していますが、お米は繊細な食品なので気温・湿度の変化によって味が劣化してしまう恐れがあります。
ここでは、業務スーパーのお米のおすすめ保存方法を見ていきましょう。
冷蔵庫での保存がおすすめ
一つ目のお米のおすすめ保存方法は、冷蔵庫内での保存です。お米は高温多湿の環境に置いておくとカビやひび割れを生じやすく、品質が劣化してしまいます。特に、夏場は害虫が湧くため、袋を破られてお米を食い散らかされる恐れもあります。
できるだけ温度・湿度の低い環境がお米の保存に適しているので、家庭内では冷蔵庫がベストです。冷蔵庫の野菜室内なら低温・低湿で直射日光も当たらず、害虫が湧く心配もありません。
これまでお米を室内に放置していた方は、冷蔵庫内で保存してみてください。買い溜めしても、長期にわたって美味しいご飯を炊けるはずです。
炊いたご飯はアルミホイルで包む
二つ目のお米のおすすめ保存方法は、アルミホイルでのラッピングです。炊き上げた後、食べきれずに残ってしまったご飯を保存する場合、多くの方はサランラップをかけて冷凍庫に入れていることでしょう。
この方法でも悪くはありませんが、ご飯の品質を重視するならサランラップの上からさらにアルミホイルで包んでください。アルミホイルを巻くことで、ご飯の水分をキープして乾燥による劣化を防げます。
ただし、ご飯が完全に冷え切ってからアルミホイルで包んでも意味はありません。ある程度余熱がとれた段階でサランラップ・アルミホイルで包み、早めに冷凍庫に入れてください。解凍すれば、好きな時に再び美味しいご飯を食べられます。
業務スーパーの米・ご飯を使ったおすすめレシピ2選!
海外産のお米が混在している業務スーパーのお米を購入した場合、お米をといだ後に1~2時間ほど水に浸しておくと、パサパサしたお米が水分を吸って美味しいご飯を炊けるようになります。
手間暇かけて対応している時間が無い場合は、海外産のお米に合った料理を作ると良いでしょう。レシピを工夫することで、乾燥したお米でも美味しい料理に仕上げられます。
ここでは、業務スーパーのお米を使ったおすすめレシピを見ていきましょう。
簡単に作れる「チャーハン」
一つ目のおすすめレシピは、中華料理の王道・炒飯です。炒飯は強火で炊き上げて作るため、乾燥した海外産のお米でも手軽に美味しく仕上げられます。幸い、業務スーパーでは「チャーハンの素」という商品が販売されていて、初心者の方でも簡単に炒飯を作れます。
まずは、ごま油を引いたフライパンで卵を炒め、その上からご飯とチャーハンの素を入れましょう。豚肉、タマネギ、ニンジン、ネギなどの具材が入っていて、そのまま加熱調理するだけで炒飯が完成します。
あらかじめ味付けされている香味油だけでは物足りない方は、自分で調味料を追加してアレンジすると良いでしょう。
お昼ご飯におすすめ「トマトリゾット」
二つ目のおすすめレシピは、イタリア料理の定番・トマトリゾットです。お米を加熱調理するリゾットも、炒飯やピラフと同様、海外産のお米に適しています。業務スーパーにはリゾットのインスタント食品が販売されていて、作り方も簡単です。
鍋に500ml程度の水、お米、インスタントリゾットを入れ、混ぜ合わせながら中火で加熱。ご飯の硬さを調節しながら弱火で15分ほど煮て、トマト缶の具材と混ぜ合わせれば完成です。
低カロリーで抗酸化作用のあるリコピンが豊富なトマトリゾットは、美味しい上にとてもヘルシーな料理。日々のお昼ご飯におすすめです。
業務スーパーのお米で美味しいご飯を作ろう
今回は、業務スーパーのおすすめのお米や美味しいご飯の作り方などを紹介いたしました。
業務スーパーで購入できる安価なお米も、工夫次第で美味しい料理に仕上げられます。食費を節約したい方は、ぜひ本記事を参考にして業務スーパーのお米をチェックしてみてください。