Grab(グラブ)はタクシー配車アプリ!登録方法・使い方などを紹介
海外旅行に行った際に考えるのが現地での移動手段です。やはり便利なのはタクシー移動。そんな時に使いたいのがタクシー配車アプリのGrab(グラブ)です。今回は、海外でタクシーを利用する際に便利なGrab(グラブ)、アプリの使い方についてご紹介します。
目次
タクシー配車アプリGrab(グラブ)とは?
シンガポールに本社を置くGrab(グラブ)は、東南アジアを中心として利用されているタクシー配車アプリです。無料でダウンロードできるアプリなので、旅行で一時的に使う際にも気兼ねなく使えます。
Grab(グラブ)に登録している運転手の顔写真なども見ることができるので、初めて訪れる国で利用する際にも比較的安心して使うことができるのも魅力です。今回は、そんな便利アプリ Grab(グラブ)と、使い方についてご紹介します。
タクシー配車アプリGrab(グラブ)の利用可能エリアを紹介!
Grab(グラブ)は東南アジアの国々で普及しているアプリです。シンガポール、カンボジア、インドネシア、マレーシア、ミャンマー、フィリピン、タイ、ベトナムで使われています。
Grab(グラブ)アプリが使われている国でも、特に大きな都市で使われています。少し田舎に行くと、Grab(グラブ)が使えなくなることがあるので注意が必要です。例えば、ミャンマーでは大都市ヤンゴンとマンダレーでしか使えません。
Grab(グラブ)の公式サイトに、上記の国のどの都市で使われているか具体的に記載されているので、訪れる都市で使われているか事前に調べておくのが安全ですよ。
タクシー配車アプリGrab(グラブ)の登録方法!
Grab(グラブ)を使う際には、まず登録作業をしなければいけません。ここからは、Grab(グラブ)の登録方法をご紹介します。旅行前にやっておくと安心なステップもあるので、要チェックですよ。
①アプリをダウンロード
まず初めにGrab(グラブ)アプリをダウンロードしましょう。iPhone、アンドロイドのどちらでも無料でダウンロードすることができます。
Grab(グラブ)の系列アプリが何個か出てきますが、白い背景に緑の字で「Grab」と書かれているものをダウンロードします。アプリをダウンロードする作業は、日本でネット環境が整っているうちにやっておくと安心です。
②アカウント登録
次にアカウントを登録します。GoogleアカウントかFacebookと連結させる方法もありますが、ここでは電話番号で登録する方法をご紹介します。
現地でSIMカードを購入する予定がない方は、日本にいる間に日本の電話番号を使って登録しましょう。電話番号がある国を選んでから、+81のあとに最初の0を抜いた日本の携帯電話の番号を打ち込みます。
続いてSMSに届いたコードを、アプリ上の画面に打ち込みます。次にメールアドレスを登録します。プロモーションなどを受け取ることができるようになりますよ。
現地でSIMを購入する予定の方は、現地でSIMを挿しこんでからアカウント登録するのがおすすめです。現地の番号で登録していると、ドライバーが直接連絡を取りたい時に電話をかけてくることができるようになります。
アプリの使用中の位置情報の利用を許可します。この設定で、GPSで地図上の自分の位置を確認出来て便利です。ドライバーの位置と比較することもできるので、地理感の無い場所ではマストです。
続いて、顔写真を登録します。自分の顔写真をドライバーには見えないように設定することもできます。これで登録は完了です。さっそく使ってみましょう!
③クレジットカードの登録は現地で行おう
クレジットカードを登録しておくと、言葉が通じない国でドライバーとお金のやり取りをしなくて良いのでより便利です。ただ、日本国内ではエラーが出て登録できないので、現地についてから登録しましょう。
Grab(グラブ)アプリを開いて、左側のメニューバーを開きます。1番上の「GrabPay」をタッチし、カード番号を入力します。クレジットカードの登録にもSMS認証が必要なので、メッセージが届くようにしておきましょう。
認証コードを入力したら完了です。これでGrab(グラブ)アプリを使う際にクレジットカードで自動引き落としを使うことができます。
タクシー配車アプリGrab(グラブ)の使い方!
登録が完了したら、さっそくGrab(グラブ)を使ってタクシーを呼んでみましょう。使い方はとっても簡単です。ここからは実際の使い方をご紹介します。
①迎えに来て欲しい場所と目的地を指定
アプリを開くと青いピンと赤いピンが出てきます。青いピンが出発地、赤いピンが到着地になります。それぞれのピンの隣のマスに、出発地、到着地の施設名などを打ち込むと、検索結果が出てくるので、そこから自分が行きたい場所をクリックします。
具体的な場所の名前が分からない時は、地図から行きたい場所を選ぶこともできます。右上のブックマークを押すと、地図が出てくるのでそこからピンを移動して設定します。この際、GPS機能が使えると場所が分かりやすくて便利です。
②車種・支払方法の選択
次に車種を選択します。基本的には最もベーシックなGrabTaxiを選んでおけば大丈夫です。もう少しゆったりした車や、綺麗な車を選びたい時は、GT Plusがおすすめです。
また、場所によっては車のほかに三輪タクシーのトゥクトゥクが選べます。ふつうの車のタクシーよりも少しお値段が安くなるので、少し節約したいという方におすすめですよ。
最後に支払方法を選択します。クレジットカードを登録している方は、クレジットカードの決済を選んで完了です。
③プロモーションコード入力(クーポンがあれば)
プロモーションコードがあったら、ここで使います。使い方は簡単です。クーポンコードを打ち込みます。そうすると、すでに出てきた値段に値引きが反映されます。特に、初めてGrab(グラブ)でタクシーを手配する際は、プロモーションがついていることがあるのでチェックしましょう。
また、アプリのメールボックスの中にも色々なお得情報が届いていることがあるので要チェックです。プロモーションコードが届いていることもありますよ。
④ドライバーを検索&到着まで待つ
最後に確定ボタンを押すと、最寄りのタクシードライバーがヒットします。タクシードライバーの顔写真と、車のナンバーが出てくるので、出発地でそのナンバーのタクシーが来るのを待ちます。
GPS機能があると、ここでもドライバーがどこからやってくるのかを見ることができるので安心ですよ。たまに混んでいるところや、目印が分かりにくいところだとドライバーから電話がかかってくることがあります。
ドライバーが到着したら、一応自分のアプリ画面を見せて本人か確認しましょう。あとは乗り込んで目的地に着いたら完了です。
タクシー配車アプリGrab(グラブ)の料金について!
海外でタクシーをチャーターすると、高い値段を吹っ掛けられることが多いのが難点です。Grab(グラブ)の使い方に通じているなら、その心配がなく、安心して乗ることができるのもメリットの一つ。ここからは、Grab(グラブ)の料金についてご紹介します。
目的地登録の際に料金を確認する
Grab(グラブ)では、目的地を設定して完了ボタンを押した後に料金が出てきます。外国人価格などもなく、現地での平均的な価格が出てくるので安心です。プロモーションコードがあるならより安くなります。
ただ、場所にもよりますが通勤ラッシュの時間帯、熱帯地域ではスコールの時、など、利用者が多い時に価格が少し高くなる傾向があります。
また、ちょっとでもお得にする使い方として、ピンの場所を少し移動しただけで少し値段を安くすることもできます。もし一緒に旅行している方がいるなら、ちょっとずつピンをずらして価格を比較してみましょう。
キャンセル料について
急に目的地を変えたい、やっぱりタクシーに乗るのはやめたい、という時にはリクエストをキャンセルしましょう。ドライバーがまだ見つかっていない段階でキャンセルする時は、特になにか必要な手続きはありません。
すでにドライバーが見つかっている状態の時は、リクエストをキャンセルするとキャンセル理由を入力する必要があります。それを入力したら完了です。キャンセル料は発生しません。
ただ、何度も立て続けにキャンセルしていると、ドライバーがヒットしにくくなったり、一時的にキャンセル機能が使えなくなったりするので注意が必要です。ピンの設定に間違いがないかしっかり確認してからリクエストしましょう。
タクシー配車アプリGrab(グラブ)のメリットとデメリットは?
ここまででGrab(グラブ)アプリの使い方をご紹介してきました。東南アジアの旅行の際には欠かせないアプリですが、やはりメリットもあればデメリットもあります。ここからは、Grab(グラブ)のメリットとデメリットをチェックしてみましょう。
メリット
先ほども触れましたが、海外でタクシーをつかまえるさいには、普通よりもかなり高い外国人価格をとられることが多いです。Grab(グラブ)を使えば、その心配がないのが1番のメリットです。また、目的地を説明しなくても、ドライバーが自分でたどり着くことができ、言葉が通じなくても安心です。
また、Grab(グラブ)は大きな会社なので、そこに登録しているドライバーもある程度の基準を満たしていて、より安全にタクシーに乗ることができます。降車後にドライバーを5つ星で評価するので、多くのドライバーが良い評価を得ようとしっかりした接客をしてくれます。
また、もしタクシー内に忘れ物をした、などの場合もアプリにタクシードライバーとナンバーの記録が残るので、すぐに連絡をして届けてもらうことができます。慣れないことが多い海外でより安心してタクシーを利用できますよ。
デメリット
Grab(グラブ)アプリのデメリットは、やはり地元の人が自分でタクシーをつかまえるよりも少し高いということです。より安全に乗れる保険料だと思えば微々たるものですね。
また、自動でタクシードライバーがヒットするので、自分がいる場所から遠い場所の人がヒットしてしまった場合、出発地にタクシーが到着するまでに時間がかかることがあります。
また、入り組んだ場所だと、ドライバーが出発地を探すのに時間がかかる場合もあります。急いでいる時などには致命的かもしれませんね。
Grab(グラブ)でタクシーを素早く見つけるためのコツ!
上記でも触れたように、たまにタクシードライバーが遠くから来たり、出発地が見つけられなくて時間がかかることがあります。飛行場に行かなければなど、時間が無い時はより手早く見つけたいですよね。
そんな時におすすめなのは、自分が出発する5分前くらいからGrab(グラブ)アプリでリクエストをしておくことです。万が一まだ自分が出発地に到着していないとしても、ドライバーはその場所で待っていてくれます。
また、出発地をより見つけやすい場所に設定することもおすすめです。例えば有名なデパートや、目印になる建造物があるところだと、ドライバーにも説明しやすいですよ。
Grab(グラブ)は女性1人旅でも安心して使える?
女性の一人旅でタクシーを使う際にもGrab(グラブ)を使うのがおすすめです。使い方も簡単ですし、なによりGrab(グラブ)アプリには、緊急事態の時に押す「emergency」ボタンがあります。万が一タクシー内で危険を感じたら押すことができます。
また、目的地に到着したら、ドライバーはきちんとリクエストを終了させなければいけませんし、Grab(グラブ)を使って乗車した記録はすべて残るので、女性が一人でも比較的安全に乗れるようになっています。
ただ、やはり現地の治安の状態によって状況は変わりますし、どの国でも夜に一人でタクシーに乗るのは安全とは言えません。明るい時間帯に、なるべく人が多い場所で使用するようにしましょう。
海外でタクシーに乗るならGrab(グラブ)を利用してみよう!
東南アジアの便利なタクシーアプリのGrab(グラブ)をご紹介してきましたが、いかがでしたか?無料で安心して使えるGrab(グラブ)は、より快適に海外旅行を楽しむうえで欠かせません。使い方をマスターして、楽しくて便利な旅行にしましょう!