アイスクリームダイエットで痩せる?効果や太りにくい食べ方・選び方を紹介
「体重を減らしたい」「メリハリのあるボディラインが欲しい」という人は、ぜひアイスクリームダイエットに挑戦してみましょう。実は、アイスクリームには痩せる効果が期待できるといわれています。そこでこの記事では、アイスクリームダイエットについて詳しくご紹介します。
目次
アイスクリームでダイエットしよう!
痩せるのは難しいのに、あっという間に太ってしまう・・・と嘆いている人はいませんか。
ダイエットは、自分に合った方法を見つけるのが難しく、ダイエットを始めて短期間ですんなりと痩せることができる人はごく一部。
しかも、ダイエット方法がとても多く、ダイエットを成功させるということ自体がとても難しいことなのです。
そこで、これまでダイエットに何度も失敗してきたという人におすすめの方法が「アイスクリームダイエット」です。
そこでこの記事では、アイスクリームを使ったダイエットがどうして痩せるのか、また、具体的にどのような方法でダイエットをするのかなどについてご紹介します。
ダイエットにおすすめ?アイスは太りにくい食べ物!
アイスクリームには糖分や脂肪分がたくさん含まれており、ダイエットには不向きな食品だと思われがち。
特に、乳脂肪分の高いものは、カロリーの高さも気になるため、一日の摂取カロリーを制限している人にとっては、アイスクリームの存在がはっきり言って「邪魔なもの」となってしまうでしょう。
しかし、実はアイスクリームは太りにくく、意外にもダイエットに適した食品なのです。
ただし、むやみやたらに好きなものを選んで、好きな時間帯に食べればいいというものではなく、あるポイントを押さえることが必要です。
ダイエット中のアイスの選び方
痩せるためにアイスクリームを食べるのであれば、あるポイントに注意してアイスクリーム選びをすることがおすすめです。
ダイエット中のアイスクリーム選びのコツをご紹介します。
乳脂肪分は12%以上
ダイエット中にアイスクリームを食べるなら、乳脂肪分が12%以上のものを選ぶようにしましょう。
アイスクリームは、「ラクトアイス」「アイスミルク」「アイスクリーム」と、乳脂肪分の量によっての3つの種類に分けられます。
最も乳脂肪分が高いのが「アイスクリーム」なので、パッケージをチェックしてみましょう。
乳脂肪分12%ってどんなアイス?
乳脂肪分の割合が高いアイスクリームは、アイスクリームの種類別のところに「アイスクリーム」と書いてあります。
アイスクリームの定義は、乳固形分 15.0%以上、うち乳脂肪分 8.0%以上のもの。ですから、種類別でアイスクリームと書かれているものを選べば、簡単に見つかります。
具体的にはどんなアイスクリーム?
市販のアイスクリームでは、「ハーゲンダッツ」や「レディボーデン」などが当てはまります。
乳脂肪分の割合は「ハーゲンダッツ」のバニラ味が15%、「レディボーデン」のバニラ味が乳脂肪分14%です。
なぜ脂肪分が高いアイスクリームが太りにくいの?
脂肪分の高いアイスクリームは、少量で満足感を得ることができます。また、栄養価が高く、健康的な肌や体づくりのために役立ちます。
ダイエットの大敵だと思われがちな脂肪分は、便秘を防いだり代謝アップを促したりなど、実は痩せるためにいい働きをしてくれる成分です。
ダイエット中でも適度な脂肪分を摂る方が高いダイエット効果を期待することができます。
アイスクリームの食べすぎはよくありません。しかし、適度に摂取すれば太りにくいものなのです。
バニラ味がおすすめ!
ダイエット中のアイスクリームには、バニラ味がおすすめです。
バニラには「バニリン」という成分が入っており、これが脂肪を減らすのに効果的だといわれています。
バニリンがダイエットのカギ!?
ある研究結果があります。
バニリンを含む紀州産梅干しを摂取すると小腸で吸収され、脂肪を蓄えている脂肪細胞に刺激を与えます。その刺激によって、脂肪細胞が燃焼し、小さくなることで体重が減少することが期待されます。
「バニリン」は、梅干しにも含まれている成分です。バニリンを含む梅干を食べることでもダイエットに効果が期待できるといわれています。
ダイエット中のアイスの食べ方
アイスクリームの食べ方や量に工夫すれば、ダイエット中にアイスを食べても太りにくいといわれています。具体的にご紹介しましょう。
1日80~120gまで
アイスクリームのカロリーは、一般的に100グラムで180キロカロリー程度です。
感触で摂取するカロリーは、1日で200キロカロリー前後が理想なので、アイスクリームでいうと80グラムから120グラム程度が理想。
あまりに少ないと満足感を得られずにストレスになってしまうし、120グラム以上だとカロリーを摂取しすぎてダイエットになりません。
食べる時間帯は朝から15時がベスト!
アイスクリームを食べる時間帯は、できるだけ早い時間がおすすめ。できれば、午前中から15時くらいに食べるのがベストです。
食べても太りにくい時間がある
私たちの体には「食べても太りにくい」時間帯があります。
人の体には「BMAL1(ビーマルワン)」という時計遺伝子があり、BMAL1の分泌が多いと脂肪が合成されやすくなるため、太りやすくなります。
BMAL1(ビーマルワン)の分泌量は、朝起きた直後からどんどん下降し、午後2時ごろに最も低くなります。
午後2時以降はどんどん分泌量が上昇し、夜中にはピークに。
つまり、ダイエット中に甘いものや脂肪分の多いものを食べるなら、午前中から午後3時頃までが最も適しているといえるでしょう。
アイスのダイエット効果は?
アイスクリームを食べることで期待できるダイエット効果には、どのようなものがあるのでしょうか。
代謝のアップ
冷たいアイスクリームを食べると、体が冷えます。
すると、冷えた体を温めようと血流がアップし、代謝もアップ。代謝がよくなれば、脂肪燃焼効果を期待することができます。
代謝アップはダイエットに不可欠
太りにくい人には、代謝のいい人が多いです。
これは、体の中の血液やリンパがうまく循環することで、体に溜まった余分な水分や老廃物、脂肪分などが排泄物や汗となってうまくデトックスされるから。
逆に、太りやすい人には、冷え性だったり便秘だったり代謝の悪い人が多く、代謝の悪さがさらなる肥満につながります。
代謝が悪く、体の中にすべてがため込まれるようになると常に体がむくんだ状態になります。
さらに、脂肪細胞に余分な水分や老廃物がくっついて肥大化することでセルライトに発展。セルライトは一度できてしまうとなかなか解消することができず、見た目の凹凸やボディラインの崩れ、体重増加を招いてしまいます。
新たなセルライトを作らないためには、日々のデトックスが大切。さらに、代謝を上げて脂肪を燃焼させることが痩せるダイエットにつながります。
リラックス効果
これまで数々の人気アイスクリームを販売している森永乳業と杏林大学医学部の古賀良彦教授の研究で、「アイスクリームにはリラックス効果がある」という結果が発表されました。
脳にリラックス効果のあるものとして有名なものに「カフェイン」が挙げられますが、小さな子供の体には負担が大きく、カフェインが苦手だという人も多いため、誰にでも摂取できるものではありません。
アイスクリームは、老若男女問わず、誰にでも食べられるもの。手軽に味わえるアイスクリームにリラックス効果があることが分かったことは、大きな発見です。
おすすめは「朝アイス」
朝、すっきり爽快な気分で一日を始めたいのであれば、「朝アイス」がおすすめ。
アイスクリームのリラックス効果によって爽快な気分になれることに加え、アイスクリームに含まれる糖分が脳の栄養となり頭の回転が速くなったり明るい気持ちになったり、快調な一日のスタートにいい影響をもたらすのだそうです。
朝早いとぼーっとしてしまうという人も、アイスを食べることで少しは目覚めがよくなるかもしれません。
アイスクリームを食べてダイエットを目指そう
ダイエットの大敵だと思われがちなアイスクリームは、実は、上手に摂取すれば痩せる効果を期待できる食品です。
脂肪分の高いものを少量、午前中から午後3時までのできるだけ早い時間に食べることで、健康的で美しいボディづくりに役立てることができるでしょう。
アイスクリームダイエットを実践する時は、規則正しい生活と栄養バランスのいい食事が基本です。
日常にうまくアイスクリームを取り入れて、理想の体を目指してください。