パーク獅子吼からゴンドラでスカイ獅子吼へ!ふれあい館・バーベキューも紹介
標高約650mの獅子吼高原麓に広がるパーク獅子吼。パーク獅子吼にはふれあい館やバーベキュー施設などがあります。獅子吼パークからゴンドラに乗って、獅子吼高原山頂に向かうとスカイ獅子吼があり、美しい扇状地が見渡せます。1日自然の中で楽しく過ごしてみませんか。
目次
ゴンドラ乗り場があるパーク獅子吼について紹介!スカイ獅子吼も!
標高約650mの獅子吼高原の山頂に向かうには、ゴンドラに乗る必要があります。ゴンドラに乗って向かう獅子吼高原山頂には、スカイ獅子吼が広がっています。
スカイ獅子吼は、冬季シーズンはスキー場として使われていた場所を縮小して、夏季シーズンに人工芝ゲレンデ・高原カートなどのレジャー施設や、パラグライダーなどスカイスポーツの基地等として利用するようになりました。
そんなスカイ獅子吼に向かうゴンドラ乗り場の周辺には、地場産業の育成と観光事業の再開発を目的として、パーク獅子吼が整備されました。
ここでは、そんな伝統的な地場産業や風習などを紹介する施設やイベント施設などが点在する、パーク獅子吼について紹介していきます。また、スカイ獅子吼の見どころもお伝えします。
パーク獅子吼とはどんな場所?
パーク獅子吼とはどんなところなのでしょうか。詳しく見ていきましょう。
ゴンドラ乗り場周辺にある総合施設
パーク獅子吼は、スカイ獅子吼に向かうゴンドラ乗り場周辺に広がるレジャーエリアです。恵まれた自然の中で地場産業の紹介や、人々の交流の場として作られました。一面に緑の芝生が広がっています。
「獅子ワールド館」「ふれあい館」「7★Cafe(ナナホシカフェ)」「造り物の館」などの施設があります。また、期間限定ですが、バーベキュー施設も解放されます。
ゴンドラに乗って絶景のスカイ獅子吼にも行ける
パーク獅子吼は、スカイ獅子吼に向かうゴンドラ乗り場周辺に広がるレジャーエリアと紹介しました。そのため、パーク獅子吼で過ごしたついでにゴンドラに乗ってスカイ獅子吼に行くことができます。スカイ獅子吼には、ゴンドラでしか行けません。
スカイ獅子吼では、標高650mの高原から、教科書に出てくるような美しい扇状地が見渡せます。タイミングが良ければ、加賀平野から遠く日本海まで一望することも可能です。
ゴンドラは、パーク獅子吼が営業されている10:00~17:00の間、運行されています。登り最終は30分前までです。定休日は火曜と冬季になります。
ゴンドラの料金は、大人往復 710円、片道500円。小人往復 300円、片道250円となります。犬の同乗も可能です。追加料金はいりませんが、しっかり抱くかゲージが必須になります。また、団体割引、障がい者割引がありますので、乗る前に確認してみて下さい。
パーク獅子吼の見どころ5選!
それでは、パーク獅子吼の見どころを紹介していきましょう。5つ紹介します。
休憩にピッタリ「ふれあい館」
パーク獅子吼の見どころ1つ目は「ふれあい館」です。
「ふれあい館」は無料の休憩所です。急な雨の雨宿りや日差しを避けてのお弁当タイムなど、誰でも自由に利用することができます。
また、館内には「7★Cafe(ナナホシカフェ)」があります。お昼をここで済ませるのも1つの楽しみです。おすすめは特製のカレーとサイホンで淹れたコーヒーです。
なお、すり鉢型のステージを利用したミニコンサートや発表会などにも活用されています。タイミングが良ければ、ミニコンサートを見ながら休憩ができたりしますよ。
世界中の獅子が集まる「獅子ワールド館」
パーク獅子吼の見どころ2つ目は、「獅子ワールド館」です。
日本一の大きさの夫婦獅子頭が展示されている「獅子ワールド館」は入場無料です。
1階では、白山市の名産品や民芸品が販売されています。また、同じく1階に設置された休憩コーナーは、木で造られた温か味のあるテーブルや椅子とお洒落な空間になっています。2階には先に紹介した、日本一の木彫りの夫婦獅子頭や、世界各国から集められた獅子が展示されています。
獅子ワールド館は、獅子頭そのもののルーツをたどり、民族文化の中で生きてきた獅子をテーマに展示が進められています。展示スペースの2階を見学したあとは、1階の休憩スペースでゆっくりしてはいかがでしょうか。
大きな造り物が見られる「造り物の館」
パーク獅子吼の見どころ3つ目は、「造り物の館」です。
「造り物の館」は、「ほうらい祭り」でかつがれた高さ5mの「造り物(武将などの手作り人形)」を翌年の祭りまで展示しているところです。
「ほうらい祭り」は白山市指定無形民俗文化財に指定されているお祭りで、平家物語に出てくる神輿の凱旋を、金運アップで知られる神社・鶴来金剱宮(きんけんぐう)で祝ったのが起源とされています。金劔神社(きんけんじんじゃ)の神事として約800年前から開催されているお祭りであり、歴史ある行事となっています。
「ほうらい祭り」の見どころは、「造り物」と呼ばれる山車。巨大な人形に収穫された五穀をあしらったもので、神輿と共に練り歩く様子は迫力満点です。
その「ほうらい祭り」で神輿と共に練り歩く「造り物」が、5~6体展示されているのが、「造り物の館」なのです。入場料は無料です。
期間限定で楽しめる「バーベキュー広場」
パーク獅子吼の見どころ4つ目は、「バーベキュー広場」です。
「バーベキュー広場」には、6人掛けのテーブルが10卓あります。屋根付きの「バーベキュー広場」なので、雲行きが怪しくなっても心配することなく、バーベキューが楽しめます。
また、食材の手配が面倒だと言う場合は、パークセットというものがあり、それを予約すれば食材を用意してくれます。
パークセットは、1人前1,500円で、牛・豚・鶏・ウインナー・野菜・焼きそばがセットになっているものです。更に1人前2,000円のシーフードセットもおすすめです。こちらは、パークセットにいか・海老・帆立貝が追加されます。そして、各セットには、たれ・塩コショウ・皿・箸・コップがつきます。
1卓(6人掛)を利用したい場合、 鉄板・網・フライ返し・炭・着火がサービスで付いて、2,850円です。また、別に施設料として1人300円が必要です。幼児は無料です。
営業期間は、4月~11月で、営業時間は、10:00~16:00となっています。予約・受付は獅子ワールド館、076-273-8449まで。
アスレチックで遊べる「池辺いこいの広場」
パーク獅子吼の見どころ5つ目は、「池辺いこいの広場」です。
「池辺いこいの広場」には、長い滑り台など子供が遊べる遊具をはじめ、アスレチックの設備が整っています。子供が思いっきり体を動かして遊べる場所です。
特に長い滑り台は子供達に大人気です。
パーク獅子吼以外のスカイ獅子吼の見どころ4選!
続いて、スカイ獅子吼の見どころの紹介です。
大自然の中で飛べる「パラグライダー」
スカイ獅子吼の見どころ1つ目は、「パラグライダー」です。 獅子吼高原の標高約650mからの空中散歩を楽しむことができます。
スカイ獅子吼では、初心者でも「パラグライダー」が楽しめるように、「スカイ獅子吼パラグライダースクール 」が開校されています。
体験コースには、プロのパイロットと二人乗りで、空中散歩をする、「タンデムフライト」があり、「パラグライダー」初体験の人には、この「タンデムフライト」がおすすめです。インストラクターと2人乗りパラグライダーで約10~15分程度フライトが楽しめます。
料金は、保険料・消費税込みで1人10,000円。受付・説明・移動・フライト・ランディングまでおよそ1時間程度かかります。インストラクターにパラグライダーの操作などは全て任せられますので、安心して風を感じて空中散歩をしましょう。天候の不良によるキャンセルは無料なのも嬉しいところです。
また、自分でパラグライダーを操作したい人・できる人には、「1日体験コース」がおすすめです。
「1日体験コース」は、パラグライダーの基本操作のレクチャーを受けた後、数m~数10mの高度から、初めての飛行にチャレンジします。
料金は、1人8,800円で別途保険料600円が必要になるので、合計金額は、9,400円です。
「獅子吼スカイパラグライダースクール」では、日本パラグライダー協会のカリキュラムに沿った講習で、各種のパラグライダーライセンスを取得することも可能です。
簡単な体験から本格的なライセンス取得まで、スカイ獅子吼の「パラグライダー」は大きな魅力です。
愛犬と一緒に遊べる「ドッグラン」
スカイ獅子吼の見どころ2つ目は、広い「ドッグラン」です。
「ドッグラン」は、標高約650mと高いところにある「ドッグラン」です。人も犬も入場無料で利用できます。
スカイ獅子吼に向かうゴンドラは、犬はしっかり抱くかゲージに入れれば無料で犬を乗せることができます。愛犬と一緒にゴンドラに乗って広々としたスカイ獅子吼の「ドッグラン」で愛犬を思い切り遊ばせてあげるのもいいですね。
犬がストレスフリーになるだけでなく、その姿を見ている飼い主も心が癒されるでしょう。愛犬同士、飼い主同士も自然と仲良くなること間違いなしです。
いろんな犬がいます。そんな犬達が楽しく遊べるよう、ルールやマナーを必ず順守するようにしましょう。なお、スカイ獅子吼の「ドッグラン」は、柵の強度や高さが大型犬に対応はしていないので、小型中型犬用のドッグランとなっています。ご注意ください。
旧ゲレンデを周回する「カート」
スカイ獅子吼の見どころ3つ目は、「カート」です。
「カート」は、旧ゲレンデを周回できる自動運転の乗り物です。自動運転なので、子供でも安心して運転手気分を楽しめます。天空のコースを一回りしながら思い切り自然を満喫しましょう。
料金は1人300円です。保護者と同乗する小学生未満幼児は無料です。
大人も一緒に楽しめる「そりゲレンデ」
スカイ獅子吼の見どころ4つ目は、「そりゲレンデ」です。
「そりゲレンデ」では、そりを借りて滑り下ります。風を切って滑り降りれば気分も爽快です。そりというと子供の遊びのように思いますが、大人も十分に楽しめます。子供と一緒に童心に返ってそりを楽しんでみましょう。
レンタルそりは1台500円で借りられます。
パーク獅子吼・スカイ獅子吼ではイベントも開催!
「パーク獅子吼」と「スカイ獅子吼」では、その敷地内でイベントも開催されます。「獅子吼高原アウトドアFes」と銘打って、毎年工夫を凝らしたイベントになっています。
例えば2019年には『木と森に親しむアウトドアフェス「もりもりの森」』が開催されました。
フラダンスや参加型のけん玉ステージ・子供たちが自由に遊べるしかけが満載のアウトドアステージをはじめ、木を使った食器や家具・小物などが集まるお買い物コーナー、木のおもちゃ作り・ドライフラワー作り・薪割り体験ができるワークショップコーナー、地元の食材を使った料理が楽しめるアウトドアキッチンコーナーなど、自然と触れ合えるコンテンツが目白押しでした。
また、今年の、「獅子吼高原アウトドアFes」は、『森のふれあい音楽会』が開催されます。
「パーク獅子吼ふれあい館」前芝生広場での県内アーティストによる屋外フェスをはじめ、ゴンドラで山頂に登っての植樹体験、高原全体を巡るクイズラリーが実施されます。更には、誰もが気軽に森を巡れるバリアフリー木道の敷板にイラストやメッセージを書く『~ぬくもりの木道づくり~のボードペインティングブース』も設けられます。
このように「パーク獅子吼」と「スカイ獅子吼」でのイベントは大人から子供まで一日中楽しめること間違いなしです。
パーク獅子吼へのアクセス
「パーク獅子吼」は獅子吼高原の麓に広がっているとお伝えしました。そのため、最寄りの公共機関からの徒歩でアクセスするのは厳しいです。最寄り駅である、北陸鉄道鶴来線「鶴来駅」からでも車で10分程度かかります。
「パーク獅子吼」へのアクセスは、車の利用が必要です。
住所 | 石川県白山市八幡町リ110 |
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電話番号 | 076-273-8449 |
営業時間・定休日 | 営業時間 10:00~17:00(冬季は~16:00)
定休日 火曜日(冬期間:火・金曜日) |
料金 | 無料 |
アクセス | 北陸自動車道「白山IC」から車で30分 JR北陸線「金沢駅」から車で50分 JR北陸線「松任駅」から車で30分 JR北陸線「美川駅」から車で40分 北陸鉄道鶴来線「鶴来駅」から車で10分 |
駐車場の有無 | あり |
公式URL |
パーク獅子吼で楽しい日を過ごしてみよう!
自然の中にある「パーク獅子吼」。丸一日楽しむことが可能です。また、「スカイ獅子吼」へも「パーク獅子吼」からゴンドラに乗れば簡単に行くことができます。
大自然の中で大人も子供も1日、大自然を満喫してみませんか。