ピカールの取扱店舗一覧！イオンのプティピカールやおすすめ冷凍食品も紹介

2016年11月に日本に初進出したフランスの冷凍食品専門店が「ピカール」です。フランス料理というと、格式高いレストランで食事をしなければいけない印象ですが、本場フランスの味を調理が簡単な冷凍食品で食べられるのがこのピカールの商品です。

普通の日本の冷凍食品に比べると若干割高ではあるものの、レストランに出てくるようなオシャレな食品が手軽に楽しめると大人気でおすすめです。

  冷凍食品というと、多くの添加物が入っている印象が強いです。しかしながらピカールでは、毎年50000回という分析検査を行っており、徹底した品質遵守がされています。更に、人口着色料や味覚増強剤などの使用をせず、化学合成添加物の使用を制限しているため、より自然の味を楽しめるよう工夫されています。

また、原材料の選定も厳しく、ピカールと提携している業者の94％は国際食品規格（IFS）などの食品安全基準の認定を受けており、70％はフランス国内でそれぞれ地方独自の生産技術を持っている業者です。しかも、冷凍食品では偏りがちになる栄養バランスにも配慮し、塩分や飽和脂肪酸が控えめになるようにして適切な栄養摂取をサポートできるよう考えられています。

  通常約1100種類の商品を提供しており、そのうち約200種類の新商品を販売しています。実は1つの新商品が販売されるまでに約8～10か月もの時間がかかるそうですが、なぜそんなにも多くの新商品を開発を毎年しているかというと、お客様のニーズに答えるためです。

季節に合わせての新商品ももちろんのこと、既存の商品でも、サイズや量、味を変えてみたりとよりニーズに合うよう改良をして新たに発売もしていますので、同じ商品でもリピート買いがおすすめです。

  フランスの冷凍食品専門店のピカールですが、2016年11月に青山骨董通り店に日本第1号店がオープンし、当初は様々なメディアで取り上げられていました。おしゃれな街青山に店舗があるのをご存じの方は多いと思いますが、その後着々と店舗は増えていっています。

  現在、ピカール直営店は東京・神奈川に14店舗あります。最初は青山や中目黒などの都心部を中心に店舗拡大をしていましたが、2019年からは23区外にも2店舗、そして神奈川にも初出店し、現在神奈川県内に3店舗あります。以前に比べて首都圏のベッドタウンに近いところに出店をしているので、高級住宅街の人の御用達というイメージから、一般の方が気軽に楽しめるイメージに代わってきています。

  フランスの冷凍食品会社ピカールですが、ピカールを運営するフランスの会社が日本に進出してきたわけではありません。日本人であればだれでも知っている大手スーパーのイオンがピカールと提携し、日本のピカールはイオンのグループ会社であるイオンサヴール株式会社が運営しています。

そのため、都内の極一部の店舗ですが、イオンのスーパー内にピカールの冷凍食品を取り扱っている場所があります。それが「プティピカール」です。イオンのスーパーでピカールの商品を買うことが出来るのは嬉しいです。

東京都内にあるピカールは、現在全部で11店舗です。そのうち9店舗は23区内の都会にありますが、2019年に新たにオープンした2店舗は、町田市の大型ショッピングモール内と、武蔵野市にある吉祥寺の駅ビル内と、23区外にも進出しました。まずは東京都内にある、それぞれの店舗の詳細をご紹介します。

  記念すべき日本進出第1号店だったのが、この青山骨董通り店です。住所は青山ですが、表参道駅から徒歩5分という好立地のため、おでかけ帰りに寄ることが出来る場所です。店舗規模自体は大きくはないですが、主要商品は購入可能です。

麻布十番店は、麻布十番商店街から1本入ったところになので、場所をしっかり確認してから行くことをおすすめします。こちらの店舗は、隣には、同じくフランスから進出してきた「ビオセボン」というオーガニックスーパーも入っています。ピカールもビオセボンも、イオン株式会社のグループ会社が運営しているため、両店舗ひとつの敷地の中にありますが、会計は別ですのでご注意ください。

新たな試みがスタートしたのが中目黒店です。この店舗では、国内初めてのイートインスペースの試験導入を行っているため、買ったものを備え付けのレンジにて調理し、カウンター席で食事をすることが可能です。場所柄、外回り中の昼食や、仕事帰りの夕食に利用が出来て便利です。

都心一歩手前にありながらおしゃれな街自由が丘にも店舗があります。商店街の途中の路面店で、おしゃれな街でありながら古くから都心部への高級ベッドタウンであり、家族層も多いので、比較的オーガニックの冷凍野菜なども豊富です。

石畳に料亭というイメージの神楽坂にも店舗があります。実は神楽坂、フランス人学校などもあるため、フランス人率が高いエリアです。1階・2階とフロアが分かれており、場所柄狭そうな印象ですが、内部は十分に商品があります。

日本国内では初めて本格導入したイートインスペースがある店舗です。レンジの備え付けはもちろんのこと、代官山駅前の通りを望めるカウンター席と、テーブル席があります。ドリンクの販売もしており、購入したレンジで調理可能な商品と共に店内で食事が出来ます。 

そのほか、フランスワインなども販売しています。デザートとドリンクのセットも販売しており、手軽に利用が出来ますのでおすすめの店舗です。 

広尾の商店街、広尾散歩通り内にオープンした広尾店は、常時約300種類の商品を取り扱っています。道路に面する敷地は狭いですが、奥行きがあり内部が深い店舗です。周辺のマダムのみならず、仕事帰りに購入される方も多い店舗です。

もともとはイオンのスーパー内で「プティピカール」としてピカール商品を取り扱っていましたが、2017年に個別レジを導入して、直営店としてリニューアルオープンしました。イオン内の専門店となっているので、他の食品などのお買い物と合わせて購入できるので便利です。また、イオン内にあるので、駐車場があるのも利点です。

首都圏のベッドタウンエリアである武蔵小山店。駅近の商業施設にあるため、買い物のついでに購入が可能で利便性が高い場所です。単身者向けに、簡易的なイートインカウンターも設置されています。

東京23区外で初めての出店となったのがキラリナ京王吉祥寺店です。吉祥寺駅に直結した駅ビル内の出店ということもあり、利便性の高い店舗です。JR中央線および京王線沿線にはこれまでなかったため、武蔵野市・三鷹市・府中市・調布市などの家族世帯が多いベッドタウンの需要が見込まれる店舗です。

 東京23区外出店2店目は、町田市に2019年11月13日に開業した南町田グランベリーパークという大型商業施設内にあります。グランベリーパークは、六本木から移転開業したスヌーピーミュージアムや、国内初のひつじのショーンビレッジ＆カフェがあることで注目を浴びています。

大型商業施設なので、巨大な駐車場もあり、冷凍食品のように重い商品でも、電車に乗る必要がないので買い物がしやすい店舗です。

2019年3月にオープンした横浜ベイクォーター店を初めとし、2019年に神奈川県に進出したピカールですが、現在神奈川県内に3店舗あります。3月に横浜ベイクォーター店、6月に武蔵小杉店、11月に横浜元町店と続々とオープンしています。

神奈川県で初めての出店となったのが、横浜ベイクォーター店です。横浜ベイクォーターは、横浜駅東口のみなとみらい側に2006年にオープンした比較的新しい大型商業施設です。おしゃれなカフェやパン屋、レストランが入っており、地元住民の中でも「おしゃれな店が揃う」商業施設として認知されています。

こちらの店舗は比較的狭く、人気の商品を中心に商品展開をしています。こちらにも簡易的なイートインスペースがあります。

 神奈川県進出2店舗目が、首都圏でもタワーマンションが立ち並ぶ新興ベッドタウンである武蔵小杉の店舗です。こちらの店舗は、周辺の家族層向けと、単身者向けと分けて商品展開をしています。こちらも駅近の立地で、かつタワーマンションが立ち並ぶエリアにあるため、周辺の住民には嬉しい店舗です。

神奈川県内3店舗目は、横浜元町商店街「横浜元町ショッピングストリート」内にオープンした店舗です。実は元町は、ピカールの本場フランスのショッピングストリートなど、ヨーロッパの7都市のショッピングストリートと姉妹提携をしています。

チョコのゴディバや同じくフランスのオーガニックスーパーであるビオセボン、革製品のキタムラの本店や、スタージュエリーの本店もあるストリートですので、買い物を楽しむついでに購入が可能です。

イオン内でピカールの冷凍食品を取り扱っているプティピカールが設置されているイオンのスーパーは現在都内2店舗です。野菜などの食料品と一緒に、スーパー内で同じレジで購入が可能です。

新しく移転された豊洲市場のすぐ隣にある、都内海側の再開発エリア内にあるイオン東雲店内に、プティピカールがあります。ここのプティピカールの最大の利点は、24時間営業であることと、大型駐車場があることです。商品数は直営店に比べてかなり少ないですが、いつでもピカールの商品を購入することが出来ます。

プティピカールがあるもう1つの店舗は、イオンモール東久留米店です。こちらは24時間ではないですが、やはりピカール直営店よりも夜遅くに購入ができ、大型の駐車場があることが利点です。また、場所柄ピカール直営店へに行くには遠いエリアですので、地元エリアの方は身近にピカール商品を楽しめます。

 これまで店舗をご紹介しましたが、ここからはピカールの商品、おすすめ冷凍食品をご紹介していきます。フランス料理の冷凍食品といわれても、どんなものがあるか、初めての場合はどれを買えばいいかわかりません。ですので、ピカール初めての方は是非購入してみていただきたいもので、リピーターにも定評がある商品をご紹介します。

食事の前菜としても、お菓子にも、お酒のお供にも、と幅広く使えて便利なのがモッツァレラチーズスティックのフライです。ピカールの商品は、レンジでチンするだけの簡単なものもありますが、ピカールらしい冷凍食品といえば、ひと手間加えることです。

この商品ですが、レンジでチンではなく、オーブン・トースターで焼くか油で揚げるというひと手間が必要です。オーブン・トースター・揚げる方法のどれをとるかで仕上がりも変わってくるので、お好みに合わせての調理が可能でおすすめです。

フランスといえばパンが美味であることで有名です。有名なフランスのパン屋さんも日本に上陸していますが、ピカールのミニクロワッサンであれば、冷凍食品ですので、比較的安価でいつでも手軽に出来立てを食べることが出来ます。

オーブンで20分焼くので、一般的な冷凍食品よりも手間がかかりますが、その分出来立ての一番おいしい状態で食べることが出来ます。

ピカールの冷凍食品と言えばこのミニクロワッサン！というほど、多くの方がリピートして購入するおすすめ人気商品です。

変わって今度はデザートを紹介します。フランスのおいしいデザートも手軽に楽しめるピカール商品の中でも、1、2位を争う商品がこのミニエクレアです。こちらは冷蔵庫に3時間ほどいれて解凍するだけで食べることが出来ます。

手軽さもさることながら、本場のおいしさを楽しめ、更に季節によって異なる味の商品が出るので、リピートする中でも様々な種類を楽しめておすすめです。そして、1箱12個も入っていますので、家族全員で楽しんだり、パーティーなどでも使える商品です。

1人前分の食事の冷凍食品として人気があるのがこのラザニアです。レンジもしくはオーブンで調理ができますが、おすすめはオーブンを使うことです。ラザニア表面に敷き詰められたエメンタールチーズに焼き色がついて香ばしくいただけます。不動の1位はこのサーモンとほうれん草ですが、その他季節によって他の野菜などを使った商品も販売されています。

ピカールとプティピカールの店舗がありますが、どちらの店舗に行ってみようか迷っている方に、ピカールとプティピカールの違いをお伝えします。実は「プティ」とはフランス語で「小さい」という意味です。その名の通り、イオン内にあるプティピカールは、通常の直営店に比べると商品が少ないのです。

ピカールの商品をたくさん見て選んでみたい方は、ピカール直営店に行くことをおすすめします。一度手軽に試してみたい、という方は、プティピカールにもピカールを代表する目玉商品は取り扱っていますので、プティピカールが入っている東雲店・東久留米店が近い方はそちらでお試ししてみてもよいかと思います。

ピカール直営店も、プティピカールも、現在東京都と神奈川県にしか店舗がありません。そのため、大阪など関西方面の方や、その他の地域にお住まいの方は店舗に出向くのは難しいと思います。そんな方におすすめなのがピカールのオンラインショップです。

常時約400種類の中から商品を選ぶことができ、季節限定の商品なども手に入り、かつ割引商品「promotion」の購入も可能です。自宅でゆっくりと選ぶことができ、かつ冷凍食品だからと帰宅までの時間に気を遣う必要もありませんので便利です。

ただし、冷凍食品ですので、クール便での配送となるため、かなり送料が高いです。エリアにもよりますが、関東・関西エリアの少量注文で安くて960円、それ以上の量だと1470円かかります。規定額以上での送料無料サービスもありませんので、友人などと一緒に購入することをお勧めします。

フランスの冷凍食品専門店ピカールをご紹介しました。続々と店舗を拡大しているので、高級なレストランではなく、自宅で手軽にフランスの料理を食べてみたい、おしゃれな料理を試してみたいとお思いの方におすすめです。東京都・神奈川県にお住まいの方は、是非ピカールの店舗に足を運んでみてください。

ひと手間加えるだけで楽しめる本場フランスの料理の他、比較的安価で安全安心の野菜ミックスなど、普段の調理にも使える冷凍食品もあります。見ているだけでフランスの家庭の食事を覗くことが出来るピカールを是非お試しください。