スピリタスの飲み方!度数・ストレート飲みでの注意やカクテルレシピを紹介
世界最強のアルコール度数を誇るスピリタスをご存知でしょうか。スピリタスのアルコール度数は96度にもなり、ストレートでは飲むことができません。しかし、正しい飲み方で飲むと、美味しく飲めるお酒でもあるのです。そんなスピリタスの美味しい飲み方やレシピを紹介します。
目次
スピリタスの飲み方について紹介!
世界で最もアルコール度数が高いお酒として有名なウォッカであるスピリタスですが、実際に飲んだことがある、という人はあまりいないのではないでしょうか。アルコール度数96度を誇るスピリタスは想像しただけでも酔っぱらいそうですよね。
よく遊び半分でスピリタスをストレートで飲む人がいますが、非常に危険な行為なので絶対にストレートで飲んではいけません。ではどのようにして飲めばよいのでしょうか。この記事ではそんなスピリタスの美味しい飲み方について紹介していきます。
スピリタスの味や度数は?ストレートでの飲み方は危険?
アルコール度数96度のスピリタスは飲み方を間違えれば大惨事となってしまいます。しかし、適切に飲めば美味しく味わうことができるお酒でもあるのです。ここではそんなスピリタスがどのようなお酒なのか、ストレートで飲んだ場合どうなるのか紹介します。
スピリタスの度数は世界最強!
スピリタスのアルコール度数は96度です。この度数は世界中の数あるお酒の中でも最高値とされています。これは70回以上もの蒸留を繰り返すことでこのような高いアルコール度数になるのだそうです。
ちなみに映画などでアルコール度数が高いお酒を消毒液として使用していることもありますが、スピリタスを消毒用として使うのはおすすめできません。スピリタスはアルコール度数が高すぎるため、消毒する前に蒸発してしまうのだそうです。
もちろん、これほどアルコール度数が高いと非常に引火しやすい、という危険性があるため、遊び半分で火をつけようなどとは思わないでください。
スピリタスをストレートで飲むとどうなる?
スピリタスをストレートで飲むと、アルコールでのどが焼かれます。飲む量にもよりますが、おそらくしばらく声が出せなくなることでしょう。そのため、スピリタス自体の味が知りたいからといってストレートで飲んでも味わうどころではなくなるでしょう。
本場のポーランドでさえもストレートで飲む習慣ないそうで、ストレートで飲んでいる人がいたら、大笑いされるのだとか。そのため、スピリタスを飲む際はソフトドリンクなどで割りながら飲むことをおすすめします。
スピリタスを飲むときの注意点
スピリタスを飲む際の注意点について紹介します。スピリタスはアルコール度数があまりにも高いため、日本のお酒では考えられないような注意点がありますが、注意点を守れば美味しく飲むことができます。そんなスピリタスを飲む際の注意点について紹介します。
ストレートや一気飲みはしない
前記でも紹介しましたが、スピリタスをストレートで飲んではいけません。おそらくのどが焼けてしばらく悶え苦しむことになります。もちろん一気飲みは言語道断です。一気飲みはスピリタスに限らずお酒全般に言えることですが、危険度が違います。
酔いやすくなるという問題以前に体の中から焼かれるような痛みに苦しむことになるでしょう。アルコール度数96度のお酒の一気飲みは想像しただけでものどが焼けそうになりますよね。
タバコを吸いながら飲まない
タバコを吸いながらスピリタスを飲んではいけません。前記でも紹介した通り火気厳禁です。「直接火を付けなければ大丈夫なのでは?」と思う人もいるかもしれませんが、気化したアルコールに引火する危険性があるのです。
それが原因で過去に何度か事故が発生して大やけどを負った人もいます。スピリタスの傍ではタバコは吸わないようにしましょう。
スピリタスのおすすめの飲み方とカクテルレシピ
スピリタスのおすすめの飲み方と美味しく飲めるカクテルについて紹介します。ストレートでは飲めないスピリタスですが、カクテルにすることで、誰でも気軽に飲めるほどのお酒にもなるのです。
しかし、カクテルにするとは言え、スピリタスを使うことに変わりはないため、高めのアルコール度数であることに留意し、飲む量に関しては注意する必要があります。
初心者におすすめ!「パールハーバー」
真珠湾の名で知られるパールハーバーというカクテルがあります。メロンリキュールとパイナップルジュースで作るカクテルで、メロンリキュールの鮮やかな緑とパイナップルジュースがマッチして非常に飲みやすいカクテルとなっています。
また色合いも綺麗でバーによっては2層に分かれていることもあり、混ざり合う様子を楽しみながら飲むのもおすすめです。いきなり自分で作るのは難しいため、最初はバーなどで味わってみてはいかがでしょうか。
また、グラスにレモンやライムの切り身を刺したり、サクランボを乗せてもおしゃれです。しかし、飲みやすいとは言えアルコール度数は高めなので飲みすぎには注意が必要です。
お酒が苦手な人でも飲める「ブラッティメアリー」
ウォッカとトマトジュースを使って作られるブラッティメアリーは、ウォッカの量を調整すれば、お酒が苦手な人でも容易に飲むことができます。作り方も簡単で、トマトジュースとウォッカを混ぜるだけなので初めての人でも気軽に作れます。
また、レモンやライムを絞ってもおいしく飲むことができるためおすすめです。名前の由来ですが、かつてプロテスタントを迫害していた16世紀のイングランドの女王メアリー1世の異名に由来しているとも言われています。
ちなみにウォッカではなくジンをベースとしたカクテルをブラッディ・サムといいます。
上級者向け!「ショットガン」
お酒が苦手な人にはとてもおすすめできる飲み方ではありませんが、ショットガンという飲み方があります。テキーラを飲む際の飲み方として知られているショットガンですが、ウォッカでも行われることがあります。
作り方はお酒と炭酸水を1:1で混ぜるだけです。飲む前に一度テーブルにグラスをたたきつけ、混ぜ合わせてから飲むという飲み方で知らているかもしれませんが、必ずたたかなければならない、というルールはありません。
ちなみに炭酸水で割るとは言え、アルコールが非常に強いお酒なので、上級者向けの飲み方と言えるでしょう。
スピリタスを使ったおすすめレシピ
スピリタスを使ったレシピを紹介します。スピリタスはアルコール度数が非常に強いお酒ですが、それを利用することで、非常においしいレシピを作ることができるのです。また、お酒が苦手な人でも味わえるレシピもあるので是非参考にしてください。
初心者にもおすすめ!スピリタスを漬けた「果実酒」
スピリタスを使えば、イチゴやみかん、レモンなどの果実酒を作ることができます。基本的な作り方はスピリタスに果物と砂糖を入れて、1か月ほど冷蔵庫で寝かします。寝かしたらそのままグラスに注いで飲むことができます。
寝かしたことでアルコール度数は低くなっていますが、日本酒などと比べると非常に高いため、お酒が苦手な人はそれからさらに割ることをおすすめします。また、梅酒を作る際にもスピリタスはおすすめです。
一手間で大人の味わいに!「はちみつレモンケーキ」
お菓子作りにお酒を使うことは良くありますが、スピリタスを含めたウォッカは一部例外を除き、基本的に特別な味がするわけではありませんし、アルコール臭を除けば臭いがするわけでもありません。
そのため、お菓子作りのためにはウォッカをつかってレモンの果実酒であるリモンチェッロというお酒を作り、はちみつレモンケーキの上からかけます。はちみつの甘みとレモンの香りとアルコールが相まって大人の味のケーキを楽しむことができます。
スピリタスは飲み方に気を付ければ美味しく飲める
スピリタスの美味しい飲み方やおすすめのカクテル、おすすめのレシピなどについて紹介しました。スピリタスはアルコール度数96度という高さを誇るため、手が出しにくいお酒ではあります。また、飲み方を間違えると非常に危険なお酒でもあります。
しかし、美味しいカクテルや果実酒を作るための材料にもなる上、美味しいレシピを作ることもできるため、お酒が好きな人には一度は味わっていただきたいお酒でもあります。
スピリタスを飲む際はストレートで飲まない、火の近くでは飲まないといった注意点を守り安全に飲みましょう。