サードウェーブコーヒーとは?日本でも広がる?おすすめの理由は?
アメリカ発祥のサードウェーブコーヒーが、日本でも流行り始めています。この記事では、サードウェーブコーヒーとは一体なんなのか、日本でサードウェーブコーヒーを楽しむことができるコーヒーショップやローソンのコーヒーについて紹介しました。
目次
サードウェーブコーヒーについて紹介!
2019年あたりから日本で流行り始めた、サードウェーブコーヒーについて知っていますか?今さらサードウェーブコーヒーについて人に聞けないという方のために、この記事で詳しく説明していきます。
サードウェーブコーヒーとは?
サードウェーブコーヒーという言葉を聞いたことがありますでしょうか?サードウェーブとは「第3の波」という意味で、コーヒーの流行りのことを言います。
サードウェーブコーヒーは、主にアメリカのコーヒー文化のことを言って、アメリカの影響を受けやすい日本でもサードウェーブコーヒーが流行ってきているのです。
サードウェーブコーヒーの特徴には、ハンドドリップであることがまず挙げられます。1杯ずつ丁寧にコーヒーを淹れるのが流行っているということです。
それだけでなく、サードウェーブコーヒーは高品質な豆・シングルオリジン・浅煎りの豆が特徴で、コーヒー豆の風味や品種、さらには産地まで楽しむというコーヒーの飲み方を言います。
コーヒーを1杯ずつハンドドリップで淹れるというのは、昭和の日本の喫茶店でよく見られたため、サードウェーブコーヒーは昭和回帰と言われることもあるようです。
ファーストウェーブ
「サードウェーブ」があれば当然、「ファースト」と「セカンド」があります。ファーストウェーブコーヒーは19世紀後半に起きました。
当時は、大量生産かつ大量消費の社会が広まりつつあったため、コーヒーが庶民でも楽しめる飲み物になったのですがコーヒーの品質は低下していってしまったようです。
セカンドウェーブ
庶民に広まってはいったけれど、それと同時に品質が低下していったファーストウェーブコーヒーは、1960年代にセカンドウェーブコーヒーが流行ったことで廃れることとなります。
セカンドウェーブコーヒーは、ファーストウェーブとは違って深煎りの品質を重視したものでした。このセカンドウェーブコーヒーの流れの中で、爆発的人気を集めたのがスターバックスコーヒー・タリーズコーヒーです。
一時期日本でも流行りましたが、スタバなどのコーヒーショップのロゴ入りプラスチックカップを片手に歩くのがカッコイイというイメージがつき始めたのもセカンドウェーブコーヒーの時期だったようです。
サードウェーブコーヒーがおすすめの理由
ここからは、サードウェーブコーヒーがおすすめの理由について詳しく説明していきます。サードウェーブコーヒーについてより深く知りたい人は、読み進めてみてください。
地域ごとの風味や味わいを楽める「シングルオリジン」使用
サードウェーブコーヒーの特徴は大きく分けて3つありますが、1つは地域ごとの風味や味わいを楽める「シングルオリジン」を使用していることです。
「シングルオリジン」とは、原産国や生産地・処理方法までがしっかりと明確になっているコーヒーのことで、他のコーヒーとブレンドされていないコーヒーになります。一言で言うと、ブレンドをしていないコーヒーのことです。
シングルオリジンでは、原産国だけでなく農園まで絞ることもあるため、農園ごとの生成処理方法などの違いから生まれる味わい・風味も楽しめます。
「シングルオリジン」のコーヒーは、地域ごとに異なるコーヒーの風味を楽しむことができるため、コーヒー好きは「シングルオリジン」にこだわっている人が多いです。
豆本来の味が楽しめる「浅煎り」
深煎りのコーヒーがトレンドだったセカンドウェーブコーヒーとは真逆で、サードウェーブコーヒーの特徴は浅煎りです。浅煎りだと、コーヒー豆が持つ本来の強い酸味・果実感・甘みを楽しむことができます。
浅煎りのコーヒーは、コーヒー豆本来の味に大きく左右されるため、それぞれのコーヒー豆の個性的な味を楽しむことができるのです。
生産者から高品質な豆を直接取引できる
サードウェーブでは、コーヒー豆の「直接取引」を重視する傾向も強いです。
これまでは、コーヒー豆が生産者から消費者に届くまでに、生産者の生豆輸出会社や消費国の生豆輸入業者といった仲介業者が入っていました。
仲介業者が入ることで、コーヒー豆を買い叩かれてしまい、苦しむ生産者はとても多かったのです。
しかし、コーヒー豆を生産者とコーヒーを消費する国の会社とで「直接取引」することで、生産者はコーヒー豆を正式な値段で売ることができます。
サードウェーブコーヒーの「直接取引」は生産者を守り、コーヒーを消費する国の会社と生産者の信頼関係を高めているのです。
サードウェーブコーヒーが飲める東京のお店
ここからはサードウェーブコーヒーが飲める東京のお店を紹介していきます。
東京に4店舗構える「ONIBUS COFFEE(オニバスコーヒー)」
東京に4店舗構える「ONIBUS COFFEE(オニバスコーヒー)」は、サードウェーブコーヒーが楽しめるお店として人気です。
オニバスコーヒーは、2012年に世田谷区奥沢からスタートした坂尾篤史氏がオーナーバリスタを勤めるコーヒーショップで、コーヒー豆の素材の透明性を大切にし多ショップです。
それだけでなく、産地・精製製法・焙煎・淹れ方までこだわり抜いたコーヒーを提供しています。
世田谷区奥沢のショップは奥沢駅から97メートルのところにあるので、徒歩1分で行けて便利です。オニバスコーヒーで、サードウェーブコーヒーを楽しんでみてください。
住所 | 東京都世田谷区奥沢5-1-4 |
電話番号 | 03-6321-3283 |
営業時間・定休日 | 9:00~18:00 日曜営業 |
平均予算 | ランチ:〜999円 |
アクセス | 奥沢駅から97m 東急目黒線奥沢駅より徒歩1分 |
駐車場の有無 | 無し |
公式URL |
セレクトショップ「THE COFFEESHOP(ザ・コーヒーショップ)」
セレクトショップ「THE COFFEESHOP(ザ・コーヒーショップ)」 は2013年11月に、コーヒー抽出マシンの「Steampunk(スチームパンク)」を日本で初めて導入したことでも有名です。
世界中からセレクトしたシングルオリジンのスペシャルコーヒー豆はもちろん、コーヒーグッズも販売しています。
また、富ヶ谷のショップでは自家焙煎所を稼働していて、こちらもコーヒー好きにはたまらない空間です。ドイツ・プロバット社の焙煎機でコーヒーを焦がすことなく焙煎し、風味や甘みを閉じ込めて飲み心地の良いコーヒー豆が作られています。
THE COFFEESHOP(ザ・コーヒーショップ)は代官山駅から547メートルのところにあり、渋谷駅新南口から行くのが一番近いです。毎日営業していて営業時間は10時から19時になります。
住所 | 東京都渋谷区富ケ谷2丁目22-12 |
電話番号 | 03-6407-1344 |
営業時間・定休日 | 10〜19時 |
平均予算 | ランチ:〜1000円 ディナー:〜1000円 |
アクセス | 代官山駅から547m JR埼京線渋谷駅新南口より徒歩5分 JR山手線渋谷駅より徒歩8分 東急田園都市線代官山駅より徒歩7分 東急バス渋71「鉢山中学校東」の バス停より徒歩2分 |
駐車場の有無 | 無し |
公式URL |
サードウェーブコーヒーが気軽に飲めるローソンのMACHI café
サードウェーブコーヒーが気軽に飲めるとして人気なのが、ローソンのMACHI caféです。
ローソンのMACHI caféでは、世界の農園から厳選したサードウェーブコーヒーを販売しています。そのため、コーヒー好き・コーヒー通の人を唸らせるほどの味がコンビニで楽しめると大人です。
また、値段もかなり押さえて提供しています。コーヒー専門店では1000円を超えるサードウェーブコーヒーを、ローソンでは半額の500円で提供していたこともありました。
サードウェーブコーヒーを楽しめるコーヒーショップが近くにないと言う方は、ローソンのMACHI caféで飲んでみてください。
サードウェーブコーヒーを味わおう
サードウェーブコーヒーについて説明してきましたが、いかがだったでしょうか?サードウェーブコーヒーは、コーヒー本来の味や地域ごとの風味の違いを楽しむことができます。
近くにサードウェーブコーヒーを楽しめるコーヒーショップがないという方は、ローソンのMACHI caféでもサードウェーブコーヒーを提供しているので、そちらで飲んでみてください。