世界遺産の絶景ランキング！海外･日本の美しい大自然の景色も紹介

一度は行ってみたいと思っている世界遺産があるのではないでしょうか。たくさんある世界遺産の中で、海外や日本にある絶景スポットとして知られる世界遺産をご紹介します。

年間を通して世界中の人が足を向け、その世界遺産に酔いしれる場所ばかりなので、旅行に出かける前の参考にしてください。

最初に、海外にある世界文化遺産をご紹介します。この文化遺産は、歴史的にも価値のある場所で、多くの観光客が訪れる人気スポットになっています。中でも人気のある5か所をランキングでご紹介します。

スペインにある「トレド」は平原地帯の丘の上にある古代都市です。その昔、城塞都市として栄え、中世時代に建てられたイスラム教、ユダヤ教、キリスト教の歴史的建造物がたくさん残っています。

またマニエリスムの画家エル・グレコが暮らしていた街です。街の中にあるビサグラ門はムーア様式、太陽の門はムデハル様式で建てられており、旧市街への入り口となっています。旧市街にはソコドベール広場があり、多くの人がこの広場でおもいのまま時間を過ごしています。

歴史的にも有名な「万里の長城」は、中国を統一した新の始皇帝の時代のものと言わrています。「世界7大奇跡」のひとつと言わているだけあって、現代まで約2,000年にわたって保存されているものです。

現在は、この万里の長城を訪れ、実際に歩いてみることもできますが、あまりにも長いため、一部だけが公開されている状態になっています。

ピザの斜塔で有名になった「ピサのドゥオモ広場」も、有名な世界遺産となっています。歴史は古く、紀元前までさかのぼることになります。このピサ地方は、ローマ帝国の軍港として栄えた場所です。

鐘楼、大聖堂、礼拝堂、墓所の四大建築があるピサのドゥオモ広場は、現在でも状態がよく保存されていることから、奇跡の広場とも呼ばれています。有名なこの広場に足を向けたなら、ピサの斜塔の前で写真を撮るのが定番になっています。

イタリアのトスカーナ州の州都である「フィレンツェ」には 、ルネサンス時代の数多く建築が残っている、歴史的にも価値がある場所です。

その中でも、特に見ごたえがある観光スポットになっているのが、ブルネレスキの設計によるテラコッタ タイル張りのドームと、ジョットの鐘楼で有名なドゥオーモです。また、アカデミア美術館にはミケランジェロの「ダビデ像」やダヴィンチの「受胎告知」などの有名な美術品が展示されています。

フランスの中でも、最も美しい場所として知られている「モン・サン・ミシェル」は、一度は行ってほしい海外の世界遺産です。世界遺産としては、「モン・サン・ミッシェルとその湾 」として登録されているだけあって、島だけではなく、湾自体も世界遺産として知られています。

この場所で撮れるムール貝や牡蠣は絶品とされています。大自然を肌で感じながら、美味しいムール貝と牡蠣をいただきましょう。

次に、世界遺産の中でも絶景として知られている、有名な5つの世界遺産をご紹介します。あまりにも絶景なので、一度は足を運んでみて損はありません。

ニュージーランドを代表する国立公園を含む自然遺産で、14ものフィヨルドが作り出す絶景を見ることができるスポットです。

最高峰マウント・クックを湖の彼方に見ることができるエリアは、多くの観光客が足を止めて、写真撮影を行う場所となっています。透明の湖に映るマウント・クックも見逃さないでください。

赤道直下のエクアドル領の島々で、多くの自然が残っている世界遺産の場所となっています。

その昔、ダーウィンが「種の起源」を著すきっかけになった場所と言われていて、多くの自然や動物が独自の進化を遂げた場所となっています。現在でも、多くの自然を目することができますし、珍しい動物などに出会える場所として人気の世界遺産スポットとなっています。

アルゼンチン側とブラジル側の2つの国にまたがっている「イグアス国立公園」は、有名な滝がある世界遺産の場所です。イグアスには、幅2.7㎞、高さ60～80mを越える、大小300の滝を見ることができます。

世界的にも有名な滝で、「世界三大瀑布」のひとつなので、ぜひ絶景を自分の目で見てみましょう。

「グランド・キャニオン国立公園」の名前を知らない人はいないというくらい、有名な世界遺産のスポットです。アメリカ南西部を流れるコロラド川がえぐりだした、約400㎞の大渓谷を見ることができます。

大自然の迫力を見ると同時に、深さ1.6㎞も掘り出した自然の力に圧倒されることでしょう。見ごたえのある海外の世界遺産を探している人におすすめです。

海外の世界遺産として人気になっているスポットは、「グレート・バリア・リーフ」です。オーストラリアの北東部にあるサンゴ礁で、全長約2,000㎞にも及ぶきれいなサンゴ礁を見ることができます。

インスタ映えスポットにも鳴っていて、青々と広がる海に、白く残るサンゴ礁が美しく映ります。

海外だけでなく、日本にも世界遺産として知られる場所がたくさんあります。中でも、日本の文化遺産として残っている絶景スポットをご紹介します。

2004年に世界遺産に登録された「紀伊山地の霊場と参詣道」 は、日本を代表する絶景のスポットとなっています。特徴は文化的な景観があることで、山や森などの自然が高く評価されています。

紀伊山地の3つの霊場である「吉野・大峯」、「熊野三山」と「高野山」という三大宗教霊場を含んでいますし、多種多様な41件にのぼる遺産を文化財を見てまわることができる場所でもあります。

日本でいちばん美しいお城と言われている「姫路城」は、400年の歴史を振り返ることができる世界遺産の場所でもあります。白漆喰総塗籠造りの鮮やかな白の城壁が特徴となっていて、５層7階の天守閣が特徴となっています。

現在でも姫路城にのぼることができるので、世界遺産の観光に訪れたら、ぜひ姫路城に入場してみましょう。現在の天守閣は1609年に建築されたものと言われ、400年以上の歴史に触れることができます。

海の中に佇む鳥居が目印となっている「厳島神社」も、海外からその姿をひと目見ようと訪れる観光客で人気の世界遺産となっています。厳島神社は参拝や結婚式、祈祷を願う人が多く訪れる場所となっています。

厳島神社までは、フェリーで渡ることができます。また神社には文化財としての見どころが満載なので、時間をとってゆっくり見てまわりましょう。

次にご紹介するのは、日本の中にある絶景世界遺産です。海外から訪れる人もいるほど、有名になっている世界遺産なので、機会を作ってでもぜひ訪れて欲しい場所です。

手つかずの自然が残っている「屋久島」は、鹿児島からフェリーで渡る場所にあります。年間4,000～10,000ｍｍもの多雨に恵まれている場所なので、多種多様な植物が育っています。中でも、屋久杉は世界的に有名な樹木となっていますし、海岸付近のガジュマルなども見てまわることができます。

秋田県と青森県にまたがる白神山地も、絶景が見られる世界遺産として、海外から観光客が訪れるエリアとなっています。この白神山脈は、山の姿だけでなく、世界最大級の原生ブナなどを見ることができます。

自然生体系が良く保たれているので、この白神山脈を訪れる際には、マナーを守って登山することが求められています。散策コースや登山コースが用意されているので、ガイドの指示に従って安全に白神山地を散策しましょう。

北海道の大自然を見ることができる「知床」も、絶景世界遺産です。広々とした自然を見ることができる「知床八景」は見ごたえがありますし、クルーズ船に乗って、海から知床を見ることも可能です。

海外と日本にある絶景が見られる世界遺産や、文化を知ることができる世界遺産をご紹介しました。一度は行ってみたい絶景世界遺産などを見つけることができたでしょうか。ぜひ機会を作って訪れてみてください。