ダイソーの熱収縮チューブ!100均のサイズ・便利な使い方を紹介
100均のダイソーにある「熱収縮チューブ」は、配線の補強やカバーのためのアイテム。はさみとドライヤーがあれば簡単にDIYできる便利グッズです。この記事では、ダイソーの熱収縮チューブのラインナップや基本的な使い方、配線補強以外の活用方法についてご紹介します。
目次
ダイソーの便利な熱収縮チューブを紹介!
100均のダイソーでは、配線のカバーに便利な熱収縮チューブを気軽に手に入れることができます。
ダイソーの熱収縮チューブは、配線用としてだけでなく、ほかの用途にアレンジして使うこともでき、DIYグッズとして人気です。
この記事では、ダイソーで販売されている熱収縮チューブについて、どのような商品やサイズのものがあるか、また、どのように活用することができるかなど、詳しくご紹介します。
ダイソーの熱収縮チューブとは?
「熱収縮チューブ」とは、どのようなものかご存知ですか。もしかすると、DIY初心者の方には聞きなれないワードかもしれません。
そこでまずは、ダイソーの熱収縮チューブについて、基本的な知識からご紹介していきましょう。
プラスチック製のチューブ
100均のダイソーの熱収縮チューブは、プラスチック製の細い管。文字通り、熱を加えることで収縮するので、配線コードの補強やカバー、結束のために使われます。
ダイソーで販売されているものは、配線コードの直径が2㎜~10㎜程度のものに対応。サイズやデザイン違いで数種類発売されているので、取り付けたい部分にジャストサイズのものを選ぶことができるバリエーションが嬉しいポイントです。
配線コードのぐちゃぐちゃとしたところも、ダイソーの熱収縮チューブを使えば、誰もが簡単にきれいに仕上げることができるでしょう。
コードの補強に便利
ダイソーの熱収縮チューブは、配線コードの補強をするのに便利なアイテムです。
携帯電話やスマートフォンの充電コードやイヤホンなど、多くの電化製品に囲まれた私たちの身の回りには、常にたくさんのコードがあります。
毎日使うものだけに、配線やコードのカバーが劣化して中の線が断線してしまうなどのトラブルも起こりやすいもの。
それを防ぐために、ダイソーの熱収縮チューブは便利。ジャストサイズでカバーを密着させることで、見た目もきれいに仕上がります。
熱収縮チューブのさらなる使い方
ダイソーの熱収縮チューブは、配線やコードの補強だけでなく、むき出しの配線をカバーするものとして使ったり、コード類を結束したりするのものとしても便利です。
ダイソーにある熱収縮チューブは、直径サイズが最大10㎜のコードまで対応可能。コードでなくても、ワイヤーや工具のグリップなどをカバーするものとしても使えます。
熱収縮チューブの基本的な使い方とは?
- 熱収縮チューブを適度なサイズにカットする
- 熱収縮チューブを巻きたい箇所に取り付け、サイズを調整する
- ドライヤーの温風で熱を加える
- 指で形を整える
- 完成
熱収縮チューブは、取り付けたいところに対して少し長めのサイズにカットするといいでしょう。
巻きつけたいと思っているコードを通し、位置を固定。改めて長さなどのサイズを確認したらドライヤーの熱風を当てます。熱収縮チューブが少しずつコードに密着していくので、全体がジャストサイズに密着したところで温風をストップ。
最後に指で挟むようにしながら形を整えたら完成です。
チューブの太さについてサイズを確認しよう
ダイソーの熱収縮チューブは、コードのサイズに合わせてチューブのサイズ選びをします。コードのサイズに対してあまりにも大きなサイズのチューブを選ぶと、カバーしたいコードにうまくチューブが密着せず、きれいに仕上がりません。
綺麗な仕上がりのためには、ジャストサイズを選ぶことが必須。ですから、あらかじめ熱収縮チューブのサイズを確認して、必ずコードに合ったサイズのものを使うようにしましょう。
どのくらいの長さにカットするのがいい?
ダイソーの熱収縮チューブは、取り付けたいと思っている場所に対して1.2~1.3倍程度の長さに切っておくと安心です。熱収縮チューブを取り付ける前に何度か練習してみて、収縮具合を確かめてみるのもいいかもしれません。
ドライヤーを当てる時のコツは?
首を振るようにして、均等に熱風が当たるようにゆっくり進めましょう。大風量にセットするのではなく、弱風から始めるのがポイント。
熱収縮の具合を見ながら少しずつ熱を加えていくと、うまくいきます。
ドライヤー以外でも熱することができる
熱収縮チューブを熱する時に、はんだごてを使う人もいます。加減しながらチューブにあて、全体の形を整えるように収縮させていきます。
細かな部分の作業に使いやすいと人気です。
防水性はない
100均のダイソーにある熱収縮チューブには、防水性はありません。ですから、配線コードの防水カバーとして使うことはできないので、あらかじめ知っておきましょう。
ダイソーで買える熱収縮チューブ3選!
熱収縮チューブというものがどのようなものか、お分かりになりましたか。ここでは、100均のダイソーで販売されている熱収縮チューブのラインナップをご紹介します。
カラフルなカラーが揃う「配線カバー」
ダイソー(100均)で買える熱収縮チューブの中でも最もスタンダードなものが、「配線カバー」です。対応コードが、「2~3㎜」のものと「2~6㎜」のものの2種類あります。
青、赤、黄などカラフルなカラーが揃っているので、線の種類に合わせて使い分けることができ、とても便利。
たくさんある配線にわかりやすく色づけしたいという人にもおすすめです。
対応コード | 2㎜~3㎜、2㎜~6㎜(2種類) |
---|---|
長さ | 10cm |
長さが欲しい時におすすめ「配線カバー ロールタイプ」
長さのある熱収縮チューブが欲しい人には、ロールタイプの熱収縮チューブがおすすめ。ダイソーでは、長さ3mの熱収縮チューブが立った100円で販売されています。
色は黒のみ。一つ買っておけばしばらくなくなることがないので安心です。
2㎜~3㎜のケーブルに対応しています。
対応コード | 2㎜~3㎜ |
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長さ | 3m |
太さが欲しい時はこれ「配線カバー 10mm」
10㎜の熱収縮カバーは、100均のダイソーの中でも最も直系の大きなサイズ。たくさんの配線をまとめたり、ホースの補修をしたりするときにおすすめです。
対応コード | 10㎜ |
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価格 | 100円(税抜き) |
ダイソーの熱収縮チューブの便利な使い方5選!
100均のダイソーにある熱収縮チューブは、さまざまなアレンジをすることでさらに便利に使うことができます。
ここでは、ダイソーの熱収縮チューブの活用法についてご紹介します。
スマホの充電コードの補強
毎日使うスマートフォンの充電コードは、他の電化製品についているコードよりも速いスピードで劣化してしまいがち。毎日触るものであることに加え、持ち歩く人はバッグやポーチの中で擦れてしまい、汚れも目立つようになります。
特に、ケーブルと端子を繋いでいる部分は、コード覆うチューブが破れやすく、中のケーブルがむき出しになったままの危険な状態で使っている人も少なくありません。
そこで役に立つのが、ダイソーの熱収縮チューブです。全体を覆うように補強カバーとして使えば、耐久性が上がり、長く安全に使うことができるようになります。
ペンチやニッパーなど工具の滑り止めに
ペンチやニッパーの持ち手がつるつるとしていると、手に力が入らずに使いにくいでしょう。そのような時にはぜひ、100均のダイソーにある熱収縮チューブでカバーをつくってみてください。
グリップ力が上がり、手になじむ感覚が格段に良くなる、おすすめのアレンジです。
ドライバーやのこぎりなどの工具の持ち手カバーとしてもぜひおすすめ。あらゆる工具が、ダイソーの熱収縮カバーで使いやすく生まれ変わります。
水道用ホースの修繕として
水道用のホースは、外に放置しておく時間が長いと気温や紫外線で劣化してしまいます。また、長く時間が経つと品質が変わり、硬くなって破れてしまうことも。
ホースは、ホームセンターで購入すると2,000円~3,000円と高価なので、買い替えは億劫。だからといって、そのまま使い続けるには不便だし、どうしていいものか悩みの種になってしまうでしょう。
ダイソーの熱収縮チューブを使えば、破れたり弱くなったりしたホースの一部分を、ピンポイントで補修することができます。
釣り用のアシストフックに
100均のダイソーの熱収縮チューブは、釣りをする人たちが愛用するおすすめのアイテムです。自作のアシストフックをDIYするためのグッズとして、便利に活用されています。
靴紐の保護に
100均のダイソーの熱収縮チューブを靴紐の端に巻いて使う、おすすめのアイディア。靴ひもを通す前に取り付ければ、紐を通すのが簡単になり、短時間でセットできます。
熱収縮チューブの色を靴の色とリンクさせたり、アクセントカラーとして使ったりするのもおすすめ。カラフルな配線コードを使えば、靴ひもをファッショナブルにデコレーションすることもできます。
ほかにもまだある!ダイソー熱収縮チューブの活用法
先にご紹介した5つの使い方だけでなく、ダイソーの熱収縮チューブにはさらにいろいろなおすすめの使い方があります。個性的なアイディアをいくつかご紹介しましょう。
外れやすいボールチェーンの補強に
キーホルダーについているボールチェーンは、よく外れてしまいがち。少し力を加えて引っ張るだけで外れてしまうので、大切なキーホルダーをなくしてしまった悲しい経験をしたことのある人も多いと思いでしょう。
100均のダイソーの熱収縮チューブをボールチェーンのつなぎ目に取り付けることで、外れるのを防いでくれます。また、ボールチェーン全体に巻き付ければ、どこかに引っかかてしまっても簡単にちぎれることはありません。
コードの色分けに
配線コードの色は、たいてい白か黒。色々な配線のある場所では、どれがどの配線コードなのか混乱してしまうでしょう。
ダイソーの熱収縮チューブを使えば、わかりづらい配線の種類を色で見分けることができます。配線のゴチャつきに悩んでいる人には特におすすめしたいアイディアです。
メガネのテンプルカバーに
長年眼鏡を使用していると、眼鏡を支えるテンプル部分やその後ろのモダン部分がべとついてくるなど、劣化してきてしまいます。
しかし、買い替えるとなるとなかなかお気に入りを見つけるのが難しく、何よりお金がかかることがネックになるでしょう。
そこで、そのような時には、ダイソーの熱収縮カバーを使うのがおすすめ。テンプルの色に合わせてチューブを選ぶと、傷んだ部分をきれいにカバーすることができます。
熱収縮チューブを使う際の注意点は?
ダイソーの熱収縮チューブを使う時の注意点についてご紹介します。
ドライヤーで加熱する時は均一に
熱収縮チューブをドライヤーで加熱する時には、均一に熱風を当てるようにするのがうまくいくコツ。
どこか一部分だけ過熱してしまうと、後からバランスを取ろうと他の部分を加熱してもなかなか均等な仕上がりになりません。
長さに余裕を持ってカットする
100均の熱収縮チューブは、チューブを取り付けたい場所に対して、長さに余裕をもってカットするのがおすすめです。
はじめからジャストサイズでカットすると、熱を当てた時に収縮することで長さが短くなり、覆いたかった部分を覆いきれずに失敗してしまう可能性があります。
火傷の事故に注意
ダイソーの熱収縮チューブを取り付ける時は、火傷に注意してください。限定した箇所にドライヤーの熱風などを当てて加熱するので、その部分だけが周りに比べて高温になり、大変危険です。
加熱中や加熱直後は特に危ないので、気を付けましょう。
火傷を防ぐためのコツとは?
どうしても火傷が心配な場合は、軍手を履くのがおすすめ。ただし軍手は、ナイロン製のものでは熱で溶けてしまう可能性があるので、コットン100%のものにしましょう。
ケーブルなど細いものを掴む時には、割り箸やシリコン製のトングが便利です。
ダイソーの熱収縮チューブがある売り場は?
ダイソーの熱収縮チューブは、配線コードなどを取り扱う付近にあります。お店によっては、工具売り場やカー用品売り場などにある場合があるので、一度探してみてください。
熱収縮チューブは、売り切れてしまっていることも多い、ダイソーの人気商品です。もし何度探してみても見つからない場合は、スタッフの方に聞いてみましょう。
ダイソーの熱収縮チューブを便利に活用しよう
100均のダイソーには、ホームセンターなど工具を専門に売るお店でしか扱っていないような「熱収縮チューブ」まで揃います。
ダイソーの熱収縮チューブは、配線コードを補強するだけでなく、日常のあらゆるシーンで活躍してくれる便利なアイテム。現時点で特に使い道が思いつかなくても、きっと役に立つので、見つけた時にはぜひ手に入れることがおすすめです。
ダイソーの熱収縮チューブを上手に活用して、毎日を便利な暮らしに役立ててください。