"うまい棒の味の数は全種類で30以上？販売中のうまい棒を一覧で紹介 "

ちいさな男の子（女の子でも）が、おもむろにセロハンの袋を破ると、1本の、太目なスナックが顔を出します。お母さんが見守る中、男の子（女の子でも）はさも、もったいない様子で、右や左からうまい棒を眺めまわします。

やがて意を決したように、男の子（女の子？）が大きく口を開け、ひと口ガブっとかじると「みるみる笑顔になって」と、うまい棒のイメージからはそんな光景が浮かびます。

「うまい棒」は、「リスカ株式会社」で製造され、「株式会社やおきん」が販売している棒状のスナック菓子です。発売開始は1979年で「チーズ味」「カレー味」「なっとう味」など種類は多数（30種類程度）あります。

種類が豊富で、値段も安価（10円）であることから、子供や若者に人気のあるスナック菓子です。値段が「10円」と固定価格での販売であり、原価も「8円」と固定のため、原材料費の変動には「内容量（大きさ）」で対応しているようです。

小さい「お子さん」にお菓子を与える際、お父さんお母さんがまず心配されるのは、「原材料は、何が入ってるの？」ということでしょう。ごもっともです、袋の裏面に記載されている「原材料と添加物」は下段の通りです。

なお、他に注意したいことは、「めんたい味」はピリッと辛く「小さい子には不向き」なことや、一部製品に小麦、大豆、ゼラチンを含む、とあり「アトピー」などアレルギーを持つお子さんには、注意が必要です。

名称～スナック菓子、内容量～6g、コーン（アメリカ、遺伝子組み換えでないもの）、糖類（ブドウ糖、砂糖）、パプリカ、オニオンパウダー、パン粉、タンパク加水分解物、たら調味パウダー、食塩、赤トウガラシ、調味料（アミノ酸等）香料、パプリカ色素、甘味料（スクラロース）＊一部に小麦・乳成分・大豆・ゼラチンを含む

早速、どんな種類のうまい棒があるのか見ていくことにしましょう。「うまい棒の味一覧」で紹介する順番は、まず販売当初から現在まで、消えずに残って人気のある「定番の味」10種類、からです。

つづいては、現地に行ってはじめて手に入る、3種類の「ご当地限定うまい棒」の紹介です。パッケージの袋の「デザイン」や、「味」にご当地ならではの工夫がみられます。

最後に紹介するのは、うまい棒が毎年、その「季節」でしか販売しない「レアものうまい棒」5種類になります。「クリスマス」や「ハロウイン」限定でぜひ購入したい、見逃せないうまい棒が勢ぞろいします。

広島に行った際、カープファンの「友だち」「上司」へのおみやげでおススメは、広島カープの選手がプリントされた、「広島限定」のうまい棒です。選手一人一人紹介されていて、「カープファン」なら大喜び請け合いです。

牛タンといえば「仙台」ですが、うまい棒「牛タン塩味」は東北限定で販売されています。まるで牛タンをかじっているような、風味と肉汁の食感がこの「牛タン塩味」の特徴です。

2018年6月発売開始、うまい棒「さとうきび味」は 黒糖のコクのある甘味に、うっすら塩味も感じます。甘しょっぱ味のうまい棒で、沖縄限定で販売されています。

買占め大作戦なるものが、2月14日が近づくとネット上を賑わす、うまい棒の「バレンタイン」限定版です。ネット販売で、30本入りが244円（1本8円）で売られたりと、安くなるのも特徴です。数ある種類で少数派の「甘系」です。

数量限定・ショップ限定で2019・12月に発売された「お年賀うまい棒」です。3柄混載30本入りが1袋450円（税別）で販売されます。インターネットでは（1袋30本入り×2）の値段が1,742円（税・送料込み）でした。

上のうまい棒は、入学・就職シーズンにぴったりの、「さくら」に「おめでとうございます」と祝辞の書き込みが入った、うまい棒です。

毎年、クリスマスシーズンに、パッケージをクリスマスバージョンに一新して販売されます。味は、「チョコ味」と「コーンポタージュ味」の2種類があります。

つづいては、毎年盛り上がるいっぽうの「ハロウイン」ですが、このハロウインに合わせて、限定販売されるハロウイン版「うまい棒」があります。

販売元の「やおきん」では、パッケージだけでなく従来のコーンポタージュ味を、ハロウイン用にアレンジした「ハッピーコンポタ味」を、1袋（30本入り）300円でセット販売します。

豪華になった「プレミアム」版のうまい棒です。価格は20円になって包装の袋もゴージャス感が漂います。 「明太子味」「モッツァレラチーズ&カマンベールチーズ味」は2014年、「和風ステーキ味」は2015年の発売開始です。 

10円（1本）の安値感から脱して、グレードを高めて発売されたうまい棒「プレミアム」（1本20円）です。「和風ステーキ味（わさび風味）」には、「大人用のうまい棒」かなと思わせる高級感があります。

こちらは、レギュラー版のうまい棒「チーズ味」を、さらに大きく（9ｇにアップ）美味しくした「プレミアムうまい棒」リッチ＆クリーミーの「モッツアレラ＆カマンベールチーズ味」です。（20円）

中身が「9グラム」になって、ボリュームもアップした「プレミアムうまい棒」、レギュラー版よりも1.5倍大きくなった「明太子味」のプレミアムは、明太子パウダーもたっぷりかけられて、「めんたい風味」がさらに増して、一層おいしくなりました。

レビューの結果は、うまい棒の一番人気は「たこやき味」でした。他のうまい棒より、工程で手をかけているだけあり、表面をうっすらとコーティングされていて、割りにくいのですが、たこ焼き風味の甘じょっぱいソース味がたまりません。

上の「まずい棒」は、正確にはうまい棒の「類似商品」にあたります。あの「銚子電鉄」が販売元のスナック菓子で、袋の表面には「経営状況がまずか・・・（泣き）」とコピーが入っています。

現在、「チーズ味」「コーンポタージュ味」「濡れ煎餅味」が15本入り600円（税別）、スーパーまずい棒の「炭火地鶏味」が15本入り690円（税別）で販売されています。本家「ぬれせんべい」との相乗効果もあり、売上もなかなか好評のようです。

うまい棒には、家族や友人同士で楽しめる様、たくさんの種類の「味」が用意されています。しかし本記事の中でも、紹介しきれなかった種類や「味」は他にも多数あります。

例えば、激辛の「はばねろ味」や、正体不明の「エイリアン味」「ドラゴン味」などがあります。これらのうまい棒は、パーティーでの余興のクイズや、ゲームなどの「罰ゲーム」に加えたらどうでしょう。