イースターバニーの意味とは?イースターにはなぜうさぎや卵?
イースターと言えば、イースターバニーやカラフルな卵が登場するポップなお祭りで、日本でもクリスマスやハロウィンに次いで楽しまれています。今回はイースターに欠かせないイースターバニーとは何なのか、なぜ卵が出てくるのか、イースターについてご紹介します。
イースターバニーの意味について紹介!
春になると各地でパステルカラーの可愛らしい装飾をしたイースターのイベントが開催され、日本でもイースターをイベントとして楽しむ人が増えてきました。
特にディズニーランドやディズニーシーではクリスマスやハロウィンと並ぶ人気イベントであり、イースターのうさぎや卵を用いた「うさたま」というキャラクターも季節を感じさせてくれるキャラクターになりました。
日本でもよく見るようになったイースターバニーやイースターエッグですが、実はイースターについてよく知らないという人は多いはずです。今回は、イースターとは何なのか、なぜうさぎや卵が登場するのかをご紹介します。
イースターバニーとは?
4月に行われるキリスト教の復活祭で、一部ではクリスマスよりも重要な行事として扱われているイースターですが、日本ではカラフルなイースターエッグと可愛らしいイースターバニーが登場するポップなお祭りだと思っている人が多いでしょう。
そもそもイースターとは、十字架にかけられて亡くなったイエス・キリストが3日目に復活したことを祝う「復活祭」であり、宗教的には非常に重要な日として各地でイベントが行われます。
イースターバニーはそんな復活祭で卵を運んでくる重要な役割を担っていますが、基本的に西方教会の風習であり、東方教会ではイースターバニーの風習はありません。
イースターバニーの起源は、ドイツのルーテル教徒であり、野ウサギが裁判官役を演じたところ子供たちの反応が良かったことからイースターバニーが定番化したと言われています。
また、イースターバニーはカラフルなイースターエッグやキャンディをバスケットに入れて、イースター前日に子供たちに届けるとも言われています。
イースターにうさぎや卵が出てくるのはなぜ?
イースターがキリスト教にとって大切な復活祭であることや、イースターバニーが登場した経緯についてはご紹介しましたが、そもそもなぜうさぎや卵が登場するのかもしっかり理解しておきましょう。
春の時期に行われるお祭りだから可愛らしいうさぎとカラフルにペイントした卵を飾るだけではなく、うさごと卵にそれぞれ意味があります。
うさぎと卵の意味を知っていれば、イースターの可愛らしい飾りも意味があるものだと感慨深く感じることができるはずです。
イースターバニーとイースターエッグの関係性
キリストの復活を祝うイースターですが、イースターのキャラクターにうさぎと卵が用いられているのは、うさぎと卵それぞれに意味が込められているからです。
まずうさぎは、動物の中でも非常に多産であり子孫繁栄を意味することから、復活祭にふさわしい動物として考えられています。
可愛いだけではなく、イースターを祝う多くの人の子孫繁栄や豊穣を祝い願うシンボルとして自宅のディスプレイに迎え入れてはいかがでしょうか。
イースターバニーと並んで外せないのが、カラフルにペイントされたイースターエッグです。アメリカではイースターエッグを隠して卵探しゲームを楽しんだり、卵転がしゲームを楽しむなど、卵にちなんだイベントも多いです。
卵には、生命誕生の意味が込められていますので、キリストの復活にふさわしいシンボルとして卵は外せません。最近はプラスチックの卵を使うことが多いですが、本来は生卵を使って生命誕生を祝っていました。
イースターエッグは生命誕生、イースターバニーは子孫繁栄の意味があるので2つを合わせて「生命の復活と繁栄」を祝うシンボルとして、イースターに欠かせない存在となりました。
カラフルなイースターで子孫繁栄をお祝いしよう
日本でもイベントとして人気となったイースターですが、本来どのようなお祝いなのかを知らない人は多いです。
キリストの復活を祝った特別な一日を、イースターバニーとイースターエッグでカラフルに楽しくお祝いしてみましょう。