ダイソーのハトメパンチ!100均のサイズや種類・付け方も紹介
穴が補強され、しかも立体感や高級感も演出できるハトメパンチ。高価なグッズに見えますが、100均のダイソーでもハトメパンチは手に入ります。100均ダイソーのハトメパンチの実力はいかに。サイズや付け方、穴の開け方や、ハトメパンチのおしゃれな使い方もご紹介します。
目次
ダイソーのハトメとハトメパンチを紹介!
一つ打つだけで、手作りのグッズや手持ちの小物が、ぐんとグレードアップするハトメパンチ。上級者向けの工具かと思いきや、100均のダイソーでも手に入る、意外と手軽なアイテムです。
失敗すると無駄になってしまうハトメパンチですから、ハトメパンチ初心者には、コスパ最高のダイソーのハトメパンチが超おすすめ。サイズもいろいろあり、使い勝手がいいと評判の、ダイソーのハトメパンチは、ハトメパンチ上級者の納得の高品質。
そんな100均ダイソーのハトメパンチの魅力を大公開します。100均のダイソーのハトメパンチで、ハトメパンチデビュー、してみませんか。
ハトメ・ハトメパンチとは?
パンチで穴を開けた紙や布の、穴の周りに、金属でぐるりと縁取りがあるのを見たことはありませんか?それが、ハトメで。ハトメを取り付けるための工具が、ハトメパンチ、英語では「eyelet punch」です。
ハトメパンチには、ハトメを付ける機能に限られたものと、穴を開けてハトメを付ける一連の動作が一度にできる一体型のものがあります。
ハトメは、もともとは穴の補強のために付けられたものですが、デザインのアクセントにもなり、立体感、高級感が演出できるので、手作り好き、クラフト好きな人たちの間で人気を集めています。「ハトメ」の語源は諸説ありますが、鳩の目のように見えるからという説が有力です。
ダイソーのハトメパンチが使える素材は?
ハトメパンチは、紙のほか、布やレザーに用いることが多いですが、ダイソーのハトメパンチは、どんな素材に使えるのでしょうか。ダイソーのハトメパンチは、パンチで穴が開けられる素材であれば、使うことができます。
具体的には、紙、布、レザー、ビニールなどです。クラフト用の造花なども加工できます。比較的脆弱な薄めの金属、例えばジャーポットの蓋などにもハトメパンチを使うこともできます。
布は、サテンやレースなど、極端に薄かったり、繊細な素材は破れてしまうので、ハトメパンチには向きません。最低でも1mmほどの厚みは欲しいところです。
ハトメは、多少厚みがある素材のほうがしっかりと付きますが、分厚いコーデュロイや、何枚も重ねたデニムなども、穴が開きにくく上手にハトメを付けるのは難しいです。
ダイソーで買えるハトメパンチと関連工具5選!
ホームセンターや文具店、工具店で取り扱うことが多いハトメパンチですが、100均のダイソーでも複数の種類のハトメパンチを取り扱っています。さっそく、100均のダイソーで手に入るハトメパンチや、その関連商品についてご紹介します。
取り付け簡単「片面用ハトメパンチ(4mmサイズ/7mmサイズ)
100均ダイソーで手に入るハトメパンチ、1種類目は、200円(税抜き)商品の「片面用ハトメパンチ」です。サイズは4mmと7mmの2種類です。ハトメパンチには、片面用と両面用がありますが、片面用ハトメパンチは、ハトメを裏返してみたときに、受けとなる座金がないことが特徴です。
片面用ハトメパンチは、取り付け方が簡単で、コスト面でも優れていますが、金具が割れやすく、強度、高級感には劣ります。裏にギザギザの金具が出ているので、何かに引っかかったり、怪我をする可能性もあります。
使い捨てアイテムや、ハトメが大量に必要なときには付け方が簡単でコストが抑えられる片面用ハトメパンチがおすすめですが、見た目や安全性を重視するなら両面用ハトメパンチがおすすめです。
コスパが高くて人気「両面ハトメパンチ(8mmサイズ/12mmサイズ)」
次にご紹介するのは、ハトメと裏側の受けとなる座金を装着することで、仕上がりが綺麗で強度も高くなる、「両面用ハトメパンチ」です。サイズは8mmと12mmで、比較的大きな穴を開けたいときに便利です。
ダイソーの両面用ハトメパンチの価格は、500円(税抜き)と、100均としては高価ですが、工具店などで売られている本格的な両面用ハトメパンチは、安いものでも1000円以上しますから、かなりお値打ちです。
セットになって便利「打撃型ハトメパンチセット」
100均ダイソーで取り扱っている、ハトメの関連商品の一つに、「打撃型ハトメパンチセット」があります。打撃型ハトメパンチセットは、ストロー状の付属の打ち棒で素材に穴を開け、ハトメの金具を取り付けるキットです。打撃型ハトメパンチのサイズは、8mm、10mm、12mmの3種類です。
握力でハトメを取り付けるパンチ型とは違い、打撃型は力が入りやすく取り付け方が簡単です。しかも、パンチではさむ事ができない場所に穴を開ける事ができるので、用途が格段に広がります。
手軽さ、取っ付きやすさという点ではパンチ型に軍配が上がりますが、取り付け方が簡単で、女性の力でも楽にハトメを装着できるので、打撃型も人気があります。
あると便利「穴あけポンチ」
穴を開けるための道具なのに、なぜ商品名が「パンチ」ではなく「ポンチ」なのかは謎ですが、ハトメパンチを使うときに一緒にあると便利なのが、筒状の金属棒の「穴あけポンチ」です。打撃型ハトメパンチセットには、最初から入っています。
書類をまとめるときによく使われる2つ穴の穴開けパンチを代用にすることもできますが、穴の大きさがハトメに合わないことも多いです。ハトメパンチをよく使う人なら、ハトメのサイズに合わせて「穴あけポンチ」を何種類か揃えておくといいですね。
たっぷり入ってお得「スチールハトメ替え玉」
ホッチキス(Stapler)の針と同じで、ハトメパンチのハトメは、消耗品です。楽しくなってガチャンガチャンとハトメを打っていると、あっという間になくなってしまいます。ハトメパンチにいくつかおまけで付いていますが、基本的には別売りのハトメを購入する必要があります。
消耗品にかかるコストはけっこうバカにならないものですが、ダイソーなら、別売りの替え玉ハトメもたっぷり入ってお得です。
ダイソーのハトメパンチの使い方
いかがですか?ダイソーのハトメパンチ。低価格で手軽に手に入るハトメパンチにかかわらず、用途は多様でハトメの取り付け方も簡単。クラフトファンに人気があるのも当然です。
今までハトメパンチに興味がなかった人も、だんだんハトメパンチを打ってみたくなってきたのではないでしょうか。
ここからは、実際にダイソーのハトメパンチを使うときの準備や使い方、ハトメの上手な付け方や綺麗に仕上げるコツなどをご紹介していきます。
準備するもの
ハトメパンチを使ってハトメを付けるときに準備するものは、まずはハトメとハトメパンチ。たくさんつける場合は、ハトメの替え玉も用意しておきましょう。そして下穴を開けるための道具。ダイソーの「穴あけポンチ」があると便利です。ハトメのサイズと下穴のサイズは合わせてください。
「穴あけポンチ」は、叩いて素材に穴を開けますから、金槌やハンマーなども必要です。怪我の防止のため、軍手もあるといいかもしれません。テーブルや床を傷から守るために、段ボールや新聞、タオルもあるといいでしょう。最後に、ハトメを付けたい紙や布などの素材です。
ハトメパンチの付け方手順
では、実際にハトメを取り付けてみましょう。初めてだと緊張するかもしれませんが、何回かやっているうちにスムーズにハトメを取り付けられるようになります。そもそも取り付け方はそれほど難しくはないので、気楽にチャレンジしてみてください。
①下穴をあける
まず初めに、ハトメを取り付けたい素材に、ハトメと同じサイズの穴を開けます。目的のサイズに丸く穴を開けられるなら、方法は何でもかまいません。
ただ、数が多かったり、切りにくい素材だったりすると、面倒で嫌になってしまうかもしれないので、ここはパンチや、「穴あけポンチ」などの便利グッズを活用しましょう。
②ハトメをセットする
素材に綺麗に穴が開いたら、ハトメをセットします。片面用のハトメパンチならハトメのみ、素材の表からハトメを差し込み、裏に突起が出るようにします両面用のハトメパンチなら表面のハトメと裏面の座金で素材を挟みます。
③ハトメパンチで取り付ける
下穴にハトメを合わせ、ハトメパンチで挟んだら、ハトメパンチのグリップをしっかりと握って、ハトメを取り付けます。このとき、ハトメパンチの上下を間違えないように気をつけてください。打撃型のハトメパンチの場合は、金槌やハンマーで打ちつけて装着します。
打撃型は、取り付け方自体は簡単ですが、慣れないうちは力加減がわからないかもしれません。初めは叩く力が弱すぎて上手くつかないなんて失敗もあるかもしれませんが、すぐにちょうどいい加減がわかってきます。
失敗を恐れずにトライできるのも、コスパがいい100均のハトメならではです。
綺麗に仕上げるコツ
ハトメパンチは、比較的扱いやすい工具で、ハトメの取り付け方も簡単ですから、初心者でも失敗しにくいのですが、それでも綺麗に仕上げるにはコツがあります。
ハトメの取り付け方で失敗が多いのが、ハトメが割れてしまうこと。これは、力のかけ方が均一でないことが原因です。ハトメをきれいに取り付けるには、一気に力をかけることが大切です。
グリップ式ならグリップを躊躇わずに一気に握ること。けっこう力がいるので、片手ではなく、両手でしっかりと握り込んでください。打撃型なら上から真っ直ぐに金槌やハンマーを打ち下ろすことを心がけてください。
ダイソーのハトメパンチの活用アイデア
ハトメパンチは穴の強度を高めるだけでなく、ファッションのアクセントや、小物のおしゃれ度アップにもおおいに役に立ちます。世のおしゃれ上手さんたちが、ハトメパンチをどのように利用しているのか、その具体例をご紹介していきます。
なるほど、と膝を打ちたくなるような、目から鱗のハトメパンチ活用アイディア、きっと真似してみたくなります。
レジャーシートのペグ穴に
遠足やピクニック、BBQ、キャンプ、花見にと大活躍のレジャーシート。風で捲れてしまうのを防ぐために、石やペットボトルを重石にしているのをよく見かけますが、ペグ穴があれば簡単に固定できて便利です。
ペグ穴付きのレジャーシートなら問題ありませんが、比較的安価なレジャーシートには、ペグ穴がないことが多いです。そんなときはハトメパンチの出番です。ただレジャーシートの穴を開けただけだと、破れることは目に見えていますが、ハトメを取り付けておけば、そんな悲劇とは無縁です。
レジャーシートの面積が広ければ広いほど、丈夫なペグ穴が必要になります。ペグの太さに合わせて、ちょうどいいサイズの穴を開け、ハトメを取り付けてください。
手作りタグ
手作りのアクセサリーや小物をバザーやネットで売る人も多いですが、タグが付いているだけで、一気に高級感が上がります。そのタグも、ただのパンチ穴だけのものと、ハトメが付いているものとを比べると、違いは一目瞭然です。
ちょっとしたプレゼントにも、ハトメ付きの手作りタグが添えられていると、好感度が上がります。たいした手間をかけずにこれだけグレードがアップするハトメパンチは、本当に優れものです。
100均ダイソーのハトメパンチなら、コストもそれほどかからないのでぜひおすすめです。費用対効果がこれほど高いアイテムも珍しいです。しかも付け方も簡単で失敗が少ないとなれば、ハトメパンチを使わない手はありません。
玉紐付き封筒
レザーや厚紙と一緒に封筒にハトメを付けて、玉ひも封筒を手作りするのも素敵です。パーティや結婚式の招待状などに利用すれば、人目を引くこと請け合いです。ブックカバーにアレンジするのもおすすめです。
ポーチをリメイク
何の変哲もないポーチでも、ハトメを装着するだけでおしゃれに大変身。ハトメを付ければ、100均のポーチも高見えします。飽きてしまったポーチ、流行遅れのバッグ、地味な帽子などもハトメパンチでおしゃれグッズに蘇らせましょう。
ダイソーのハトメパンチを使ってみよう!
知っている人は知っているけれどいまいち地味な存在のハトメパンチ。使ったことがない人も多いでしょうか、これほど使いやすくて効果が高いアイテムもなかなかありません。初めてでも簡単に扱えるので、これを機会にぜひトライしてみてください。