手作りガーランドの作り方！フラッグや布などおすすめ素材や実例を紹介

気軽に飾ることができるガーランドは、部屋の雰囲気を明るくしたい時にぴったりのインテリアアイテムです。ハンドメイド初心者でも、ガーランドは様々な素材を使って手作りすることができます。

今回は、そんな手作りガーランドの作り方やアイデアについて、細かく紹介していきましょう。ガーランドの手作りに興味がある人は、ぜひ参考にしてみてください。

ガーランドは、紐に様々な形のフラッグや、ドライフラワーなどを付けたインテリアグッズのことを指します。古代エジプトでも神殿や柱などに巻かれていたとされており、古代ギリシャやローマでも使われていました。

元々は勝利の知らせや神事のために使われていましたが、徐々にお祝いのための装飾品として使われるようになったのです。古代ギリシャやローマでは、ガーランドを恋人同士がプレゼントするという習慣もあったとされています。

ハンドメイドに慣れていない人は、ガーランドを手作りすることに、不安を覚えやすいでしょう。しかし、紙素材のフラッグを並べるだけの手作りガーランドは、ハンドメイドに不慣れな人でも簡単に作ることができます。

以下では、紙の素材のおしゃれな手作りガーランドの作り方を、3つ取り上げましょう。

ハンドメイド初心者におすすめの、紙素材の定番手作りガーランドには、ペーパーナプキンでフラッグを作る「ペパナプガーランド」が挙げられます。上品でカラフルなデザインが多いペーパーナプキンは、意外と使用しきれずに余ってしまいがちでしょう。

そんなペーパーナプキンを有効活用できる手作りガーランドでもあります。作り方は、ペーパーナプキンを三角形のフラッグ型に折り、端を紐にセロハンテープで留めることを繰り返すだけです。

色味やデザインが異なるペーパーナプキンを交互に並べると、より楽しい雰囲気のガーランドに仕上がるでしょう。

折り紙ガーランドも、紙素材の作りやすい手作りガーランドの1つです。100均で気軽に入手できる種類豊富な折り紙を使えば、コスパ良くかつ簡単に様々なデザインのガーランドを手作りできるでしょう。

例えば、細長く切り揃えた折り紙を輪のように丸めてホッチキスで留めていくだけという作り方でも、パーティーにぴったりの豪華なガーランドとなります。また、折り紙を三角にカットしたフラッグを、紐にカラフルに並べてテープで留めるだけで、定番デザインのガーランドも短時間で作ることが可能です。

さらに、折り紙でこいのぼりの鯉や雪の結晶などをハサミやのりを使って作り、その折り紙作品を紐に並べるだけで、オリジナリティのあるガーランドになるでしょう。子供とも安全にかつ気軽に作れる折り紙ガーランドを、ぜひ親子で楽しんで作ってみてください。

文字や絵柄を転写する時に便利なトレーシングペーパーも、実は手作りガーランドにぴったりの素材なのです。独特の透け感があるトレーシングペーパーを使うことで、繊細で美しいガーランドに仕上がります。

作り方は、折り紙やペーパーナプキンで作るガーランドとほぼ同じです。好みの形にカットしたり折ったりしたトレーシングペーパーを、紐にテープで固定するだけで完成します。

簡単な作り方でもエレガントに見せることができるトレーシングペーパーガーランドは、ウェディングアイテムとしても人気です。

以下では、素材の質感を最大限に活かせる手作りガーランドの作り方を、3つ紹介していきましょう。様々な素材で個性的なフラッグのガーランドを手作りしたい人は、ぜひ以下で取り上げる作り方を参考にしてみてください。

元々はカーテンを留めるためのバンドに付いていた装飾品「タッセル」も、手作りガーランドのフラッグとして使える素材です。入手しやすい紐や毛糸などでは、より簡単な作り方でタッセルガーランドを作ることができます。

まず、毛糸や紐は10cmほどの大きさの厚紙に、好みの厚みになるまで巻きましょう。そして、短い毛糸や紐で左右一方の部分で硬く留め結び、片方の輪となっている部分をカットします。

根元部分から1cmほど下の位置で、別の紐をきつく巻き付け結んだら、ガーランド用タッセルの完成です。その後の作り方は、好みの数のタッセルを作り、好きな順番で紐に結んでいくだけです。花紙やリボンでも可愛く手作りできるでしょう。

作り方が簡単なおすすめ手作りガーランドには、「リボンガーランド」も挙げられます。フラッグ部分の素材は、好みのカット布を長く裁断したパーツのみなので、だれでも簡単に手作りできるでしょう。

リボン上にカットした布は、端部分を紐に結びつけていきます。作り方はシンプルですが、たくさんのリボンフラッグパーツをカラフルに並べることで、ゴージャスな印象のガーランドになります。

オーガンジー柄のリボンやレース素材のリボンなども合わせて使うと、よりおしゃれな印象のガーランドになるでしょう。ぜひ、様々な柄のカット布を使って、挑戦してみてください。

気軽に手作りできるキュートなガーランドには、「コットンボールガーランド」が挙げられます。クラフト用の細めの紐や毛糸で作ったコットンボールを、フラッグとして使うおしゃれ可愛いガーランドです。

作り方も楽しいので、子供にも喜ばれるでしょう。材料は小さめの水風船と細めの紐や糸、水で少し薄めたボンドと筆のみです。まず膨らませた風船に、ボンド水に浸した紐や糸を、巻きつけていきます。

後は、筆でボンドを風船の表面に塗り込み、風船を乾燥させましょう。乾いたら風船を割れば、コットンボールフラッグパーツの完成です。コットンボールは紐に等間隔に並べて固定します。

コットンボールの大きさは、風船の大きさで調性できるので、ぜひ様々な大きさのコットンボールフラッグを作って楽しんでみてください。また、コットンボールを作る際には、紐や糸の間隔がなるべく均等になるようにすると、より綺麗なコットンボールに仕上がります。

作り方の工程が複雑そうな個性派ガーランドも、実は簡単に手作りすることが可能です。以下では、意外な素材でフラッグ部分を作り上げる、個性的な手作りガーランドの作り方を紹介しましょう。

思い出の写真をフラッグ素材に使う「フォトガーランド」は、一風変わったガーランドを手作りしたい人におすすめです。お気に入りの写真を、木製のクリップやカラフルなクリップで紐に留めていくだけでも、いつまでも眺めていられる素敵なガーランドになります。

また、4枚ほどの小さめの封筒と写真、折り紙やボンド、テープなどを用意すれば、アルバムのようなガーランドを手作りできるでしょう。まず、封筒に写真を張り付け、折り紙や色ペンなどでデコレーションします。

その封筒の開け口にガーランドの糸を挟み込み、テープでしっかり固定すれば、アルバム風のフォトガーランドの完成です。封筒は縦に並べて固定すると、よりおしゃれな雰囲気になります。

紙コップを素材として活用する、インパクト抜群のガーランドも、簡単な作り方で作ることができます。まず、ハサミとカッター、ボンドと紙コップ、LED電球を用意しましょう。

折り紙やペンで装飾した紙コップの底部分に、小さい十字の切れ込みをいれて、その中心からLED電球を通します。出来上がった紙コップのフラッグパーツを、紐にセットしていけば完成です。

可愛いミニランプのように仕上がるので、キャンプやパーティーを盛り上げてくれるガーランドになるでしょう。紙コップに可愛い形の窓を作っておくと、よりキュートなガーランドに仕上がります。

独特の可愛い形をした松ぼっくりも、手作りガーランドにぴったりの素材となります。まずは、松ぼっくりと紐、毛糸を用意しましょう。松ぼっくりは虫対策のために、煮沸した後にしっかり乾燥させておきます。

色の劣化を防ぎたい人は、さらにニスを塗り込んでおきましょう。その後の作り方は、毛糸で松ぼっくりを縛り、ガーランドの紐に結び付けていくだけです。松ぼっくりのナチュラルで素朴な雰囲気は、ガーランドを優しい印象にしてくれます。

また、松ぼっくり自体にスプレーや絵の具で色付けして、よりカラフルで楽しい松ぼっくりガーランドにすることも可能です。松ぼっくりをグリーンに色付けし、様々な小さいパーツで装飾すれば、ミニクリスマスツリーのガーランドにすることもできるでしょう。

手作りガーランドは、デコレーションの幅が広いので、アイデア次第で雰囲気が大きくことなる手作りガーランドを作ることができるでしょう。以下では、手作りガーランドの装飾におすすめのアイデアを、3つ詳しく紹介していきます。

紙素材のガーランドをさらにおしゃれに仕上げたい人には、シールがおすすめです。最近では、100均や文房具店でもカラフルでバリエーション豊かなデザインのシールが続々登場しています。

そのシールをフラッグ部分に貼るだけで、一気にガーランドをより楽しい雰囲気に刺せることができるでしょう。ハロウィンやバレンタインデーなど、イベントに特化した可愛いシールもたくさん販売されています。

それらのシールをたくさん使えば、シンプルなガーランドも、イベントを盛り上げてくれるガーランドに変身させることができるでしょう。

手作りガーランドを、少しムーディーでおしゃれな雰囲気に変えたい人には、「フェイクグリーン」を活用したデコレーションをおすすめします。

フェイクグリーンを少しカットしたパーツを、フラッグの間に結び付けるだけでも、ナチュラルで大人な雰囲気のガーランドに変わるでしょう。フェイクグリーンをガーランドの紐に絡ませるだけでも、ゴージャスな雰囲気になります。

ガーランドで癒しの空間を作りたい人にも、おすすめの簡単装飾方法です。

クオリティの高いガーランドデコレーションを楽しみたい人には、LED電球を駆使したアレンジ方法をおすすめします。フラッグの間にLED電球を取り付けるだけで、暗い場所でも存在感のある綺麗なガーランドに仕上げることができるでしょう。

また、トレーシングペーパーで作った小さい風船型フラッグの中に、LED電球を入れ込めば、幻想的に輝くガーランドランプにできます。また、コットンボールのフラッグに入れても、おしゃれなランプ風ガーランドになるでしょう。

今回は、気軽にチャレンジできる手作りガーランドの作り方を、細かく紹介しました。部屋を明るい雰囲気に変えてくれるガーランドは、手作りするとより自分らしいものにすることができるでしょう。

部屋をおしゃれにしたいと考えている人は、ぜひ今回取り上げた簡単な手作りガーランドで、部屋をおしゃれにデコレーションしてみてください。